2013/07/27 - 2013/07/29
141位(同エリア588件中)
scomitcheeseさん
- scomitcheeseさんTOP
- 旅行記122冊
- クチコミ79件
- Q&A回答135件
- 119,858アクセス
- フォロワー11人
ヨルダン観光の代表格、ぺトラとワディラム。
ちょこっとアカバ。
もう行くのも最後かな?と思いつつ
また行きました。
ただ、ラマダン中は初めてです。
ちゃんとお昼ご飯食べられるかな?
何度行ってもまた行きたくなります。
どちらか一方だけもう一度行けるとしたら、
どちらを選ぶでしょうか?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 1.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ぺトラ入口近くのホテルに早めにチェックインし、部屋で持ってきたおにぎりで腹ごしらえ。予約したホテルにはランチのサービスはないし、レストランはラマダンで昼間は閉店。水も道中で補給して臨みます。
入口からシーク入口まで約1.5キロ弱はだらだらとした下り坂。
左手にローマっぽいオベリスクの墓が見えてきます。
馬に乗ることもできます。
というか、ベドウィンが乗れ、乗れとうるさいぐらい声をかけてきます。
ヨルダン一うるさい客引きがぺトラ。悪名高いと言ってもいいでしょう。
馬に乗るのは帰りの人が多いです。
若い女性は特に注意が必要です。
馬に乗った客の後ろに乗って、腕をおなかに回してきます。
見るところ、殆ど若い女性客にはベドウィンが後ろに乗っています。
お客がセクハラって気づいていればいいけど。
帰りに乗りましたが、3JDでゲートまで行くと言ったのに、途中で降ろして「バクシーシ(チップをくれ)」と。何言ってんだよ、こんなところで降ろしたくせに!! -
シーク入口
シークとは裂け目という意味で、まさに長い年月をかけて大地が水や風でけずった裂け目の道が約1.2キロ続きます。
雨が降れば、川と化すシーク。
昔の人は、川にならないようにシークのところどころにダムを造り、
シークの両脇に溝を作っていました。少しだけ残っています。
ここは馬車の縄張り。
黄色やオレンジに輝く回廊を歩くのは楽し。 -
裂け目は高いところで100m。
下から見上げると、空を鋭利に切り裂く岩に見えますね。 -
裂け目の向こうにインディージョーンズのエルハズネ(宝物殿)がチラリと見えると、興奮します。
何度見てもテンションあがる一瞬です。
本当はハズネに朝日が当たる時間が一番きれい。
この日は午後の到着となりました。 -
う〜〜ん!来た来た!
-
なかなか1枚の写真に納まりません。
-
ローマ時代より前からインド〜地中海の交易の途上にあり、ナバタイ、遊牧民のベドウィンの人たちの都でした。
細い裂け目は、死海のあるヨルダン渓谷へ降りる数少ない道で、ここで通行料を取って栄えていたそうです。
その後大地震でナバタイが衰退し、ローマ帝国の傘下へ。
ハズネもエドディリもローマ時代の彫刻だと言われています。 -
ローマの後、ビザンチンの遺跡として教会跡が少し残っていますが、その後西洋人がやってきて発見するのは1812年のこと。
それまではベドウィンの人たちが隠していたのでしょうか、それとも砂漠化して西洋人には近づきがたかったのでしょうか。
ハズネは修復されて今の形になりました。 -
ハズネからローマ劇場、大寺院跡、博物館までは約2キロ、ラクダかロバに乗れます。
-
ここの砂絵の砂は人工着色していないと職人が言っておりました。
希望すれば名前を入れてくれます。
職人だけベドウィンぽくない顔をしていましたね。 -
ラクダの絵を描くところ。
全部書き終えたら、砂が動かないように押し固め、最後に一番上を糊付けして完成です。
行きがけに頼んでおくと、帰りに渡してくれます。 -
日陰もなく暑いところを歩きます。
ここはぺトラで一番広い道路。
小さな日陰におばあさんが座って手招きします。
日陰に入って座りなって。
お茶飲んでいきなって。
で、お茶呼ばれました。
かわいいおばあさんです。 -
大寺院跡へ登る階段。
空へつづく道が多いぺトラ。 -
エリハビス城あと。高さ20mもあるでしょうか?崩落激しいため立ち入り禁止です。
-
博物館からエドディリまで約2キロは登りです。
ここはろばのなわばり。ここでも客引きがすごいです。
岩の模様が素敵です。 -
砂岩の階段。人が踏んで少し削れたところに
黄色や黒の砂が現れます。 -
陰で一休み。
半分くらい登ったかな。 -
ぜひ写真をアップしてごらんください。
自然の造形美が楽しめます。
みとれます。 -
約1時間?覚えていませんがエドディリ到着。
ハズネより二回りくらい大きいです。 -
こんなに離れても一番上が写真に入らない!
-
さらに上のビューポイントを目指します。
あらあら、禁止なのに登っている人がいます。
真ん中の一番上にも上っていました。
右側からぴょんと飛び移ります。
大丈夫かな?以前落ちてなくなった人がいるそうです。
この身の軽さはローカルピープルでしょう。 -
ビューポイントには、ウードを奏でるベドウィンが待っていました。
甘いお茶を呼ばれます。
眼のふちに黒い刺青を入れ、眼を大きく見せるのがここの男性のお化粧。
私たち、旅の者の名前を入れた歌を歌ってくれた。
アンマンにも住んでいたという。ここの方が好き。アンマンは嫌いだって。
その言葉通り、彼の眼はすごい怒りで満ちていたと思いました。
何に怒っているんだろう?
楽しく会話をしていても決して笑わない目の表情。 -
エドディリからの下り道。
ここもシークに見える。
遠くにベドウィンの村が望めました。
ぺトラで売り子をしている人たちはほとんどあの村から通ってきているのです。 -
翌日、ベドウィンの村にも寄ってみました。
大寺院やビザンチン教会が望める景色のいいところです。
初めて来ました。
村の道で、子どもがおもちゃの鉄砲で車に向けて発射。 -
ぺトラからアカバまでは約2時間の車の旅。
暑い!じゃなく熱い!40℃はあろうかと思うほど。
アンマンにある巨大国旗はヨルダンの旗ですが、
アカバにあるのはパレスティナの国旗です。
目の前はイスラエルのエイラート、狭い湾の向こうはエジプトです。 -
目的は昼食。ワディラムへの道を急ぐため、ホテルでの食事は見合わせました。
アカバ在住の友人に尋ねたら、レストランは開いていないけれど、マックは開いていると教えてくれたので、行きました。売ってはくれるけれど、テイクアウエイのみ。
外は40℃の暑さだし、ラマダン中は公での飲食は控えないと職務質問を受ける可能性があります。なので、絶食中の運転手には涼しい店内で休んでもらい、急きょ車を新聞紙で囲ってこっそりそれも急いで食べました。こんなにまずいマックは初めてでした!警察来なくてよかった。
すごく怪しいです、わたしたち。 -
アカバからワディラムへ車は急ぎます。
と、いつもは止まっているのしか見たことがないヒジャーズ鉄道の貨車が北上しているではありませんか!
ヒジャーズはオスマントルコ時代にサウジアラアのメディナからシリアダマスカスまで作られた鉄道ですが、バスやトラックでの輸送にとって代わりあまりうごいていませんし、もちろんシリアへは行けません。 -
ワディラムへ行く途中の踏切で待つことにします。
-
通り越していった貨物列車を再び追い抜き、今度は小さな駅で待ちます。
右のは止まっている蒸気機関車です。
線路の上から、近づいてくる電車を写真にとるなんて初めてですよ―!
遠く離れていても心臓がドキドキしましたよ。
遠くに見れるけれど、どんどん近づいてくるんだから。 -
世界の車窓から。
アカバを出発した貨物列車は、ワディラムの小さな駅に到着です。
機関士のおじさんたちが手招きします。
機関室に招いてくれます。
おじさん2人で操縦しているのです。
「どこまで行くの?」
「マアンまでだよ。」
2人がコーヒーを飲めというので、
「サーイム(絶食)じゃないの?」と聞くと
「暑いし、仕事中だから無理だよ」って。
そうだよね。
貨物は死海で取れるリン鉱をマアンからアカバ港まで運ぶのだそう。
今は運びに行くところなんですね。
長いヒジャーズの中でもちゃんと動いているのはここだけ。 -
ひとりのおじさんは家はアンマン、もう一人は北部のアジュルンだそうです。
「遠いね」
「うん。仕事だからね。数日働いて数日休みになるんだ」
機関室から記念写真です。 -
じゃあね、バイバイ。
貨物列車はマアンを目指します。 -
だから旅はやめられないって最高に思う瞬間です!
-
ワディラムの岩山が見えてきました。駅からはすぐです。
-
この場所は映画「アラビアのロレンス」に出てきますよ。
-
今回はマッダッラーのキャンプに泊まり、砂漠ツアーに行きます。
-
キャンプが違うと、連れて行ってくれるところも少し違うのがわかりました。
ここは初めて来た、ハザリ渓谷。
ここもシークですね。ひとひとり入れるかどうかの狭いシーク。 -
川だったか、雨が降るときには川になったと思います。
これは水が流れた跡でしょう。 -
渓谷の奥から入口を臨みます。
-
甌穴(ポットホール)の跡でしょうって、友人が教えてくれました。
-
結構年代物のトヨタピックアップの荷台にゆられて
砂漠ツアーはつづきます
運転手兼ガイドは中学生くらいの男の子。
一般車の入らないワディならではですね。
しかしこれまでで一番説明がへたくそでした。
だし、全くやる気なし。
なので、他のツアーのお兄さんが説明してくれるのを聴いていました。
ダメだね〜もっと勉強しなくちゃ。 -
赤い砂漠の轍の跡を車は走ります。
-
大砂山、サンドダーネ。
-
この山には登ったことがありません。
砂で足を取られてあまり気持ちのいいものではありません。
ただ、眺めだけはいいです。 -
ワダックの石橋。
-
-
あとはキャンプまでひた走ります。
-
キャンプに荷物をおろし、甘い紅茶をいただいたら、今度はサンセットポイントへ連れて行ってくれます。
-
夕陽でさらに赤みを増す山々。
-
夕日はあっという間に沈みます。
-
空の色と
-
雲に映る夕焼けを楽しんだら
-
非常におなかがすきました。
-
夕やみがせまるキャンプ。
今日のお客は5人でした。
ムハンマドが太鼓をたたいて歌ってくれたけど、ウードは弾けないみたいでした。残念!
アルギーレ(水タバコ)が回ってきて、ふううっとふかす〜
ああ、リラックス!
テントにはねずに、仲良しになったクラウディアとともに外のアラビーマットに厚い毛布をぐるぐる巻きにまいて、流れ星を見ながら、就寝しましたとさ。 -
朝!大変、もう夜が明ける。
急いでカメラを向けます。
もう向こうの山には日がさしています。
キャンプの裏山に登れるところまで登ってみます。 -
クラウディアも登ってくるみたい。
-
子どもの運転手と交代したムハンマドは砂漠のど真ん中、アラビーマットをひいてまだご就寝のよう。
-
風が岩に空けた岩のアート。
-
イチオシ
-
白いラクダは、去年落駝(ラクダ)しそうになったいたずらっこ。
恐怖が蘇り、乗るのはやめにしました。 -
-
今日はおとなしかったなあ。
-
30分のラクダ体験。おじさんもこの前のおじさんと一緒でした。
-
-
ワディラムからの帰り道。
道路脇にも群れを発見。 -
-
それにしても大きいですね。
-
もう一度行くならぺトラかワディラム、どっちがいいですかって
もちろんワディラムです!
日本に帰るのが近づいている人の殆どは、ヨルダンの中でもワディラムを選ぶようです。
さて、あと1回行けるかな?
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ペトラ(ヨルダン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
68