2013/07/11 - 2013/07/11
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ぺこにゃんさん
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延暦寺のある比叡山山頂は,京都の市街地より気温が5〜6度も低くいため,真夏でも快適に過ごすことができます。
東塔から西塔まで歩いてきましたが,吹き抜ける風が気持ちよくて,天然のクーラーが効いているようでした。
山頂まではケーブルカー・ロープウェイを使用できるので,涼みに出かけてはどうでしょうか。
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比叡山延暦寺は三度目になります。
私はいつものごとく歩いて山頂までやってきました。
山登りの過程はすっ飛ばして,ケーブル比叡の先にあるスキー場跡から旅行記を始めましょう。 -
比叡山人工スキー場は2002年に閉鎖されました。
建物やリフトを動かす機械は撤去されず,そのまま残っています。 -
そんなスキー場跡を眺めながらハイキングコースを歩き,つつじヶ丘を目指します。
前方に見える山は横高山・水井山でしょうか?
山の向こうには大原の集落が見えていました。 -
つつじヶ丘に到着。
名前のとおり,五月にはつつじが咲きます。 -
展望台のそばには石仏がずらっと並んでいます。
さすが信仰の山だけある。 -
先へ進むと「国家鎮護」と刻まれた石碑のようなものがありました。
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さらに進むと,「史蹟延暦寺境…」と書かれた石柱が建てられています。
地面に埋まった文字が気になりますが,ここはすでに延暦寺。
(比叡山全域が延暦寺の境内なので,とっくに足を踏み入れているわけですが…) -
深い木々の中を進んでいくと…
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写真では見えないですが,比叡山ドライブウェイの道路に出てきます。
ちょうど東塔と西塔の間あたりですね。
直進すれば東塔,左の橋を渡れば西塔です。 -
この日は延暦寺三塔(東塔,西塔,横川)のうち,東塔と西塔を巡るつもりできました。
まずは東塔へ。
弁慶水の前を通っていくと料金所がありますので,そこで入山料550円を払います。
■弁慶水
千手水,千寿水など多くの異称を持つ閼伽水。
奥比叡八景の一つ。 -
さらに先へ進むと,戒壇院に到着します。
■戒壇院
僧侶が大乗戒(規律)を受ける比叡山中で最も重要なお堂。
伝教大師最澄の存命中には実現せず,没後7日目に嵯峨天皇より勅許が下り,天長5年(828年)第一世義真座主によって創建されました。 -
和様・唐様両様式を合わせ持つということで,印象に残る色彩をしています。
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周囲に植えられている楓とのコラボが美しい。
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早くも色付いた楓。
延暦寺の紅葉は個人的にはお気に入りなのですが,山上は環境が平地と異なるので見頃が読みづらいのが欠点ですね。 -
■大講堂
1964年に山麓坂本の讃仏堂を移築したものです。
本尊は大日如来で,その左右には比叡山で修行した各宗派の宗祖の木像が祀られています。 -
周囲に植えられているのはシャクナゲです。
ゴールデンウィークあたりに綺麗に咲きます。 -
■開運の鐘
大講堂の脇にあるのが開運の鐘。
50円で誰でも撞くことができます。 -
賽銭箱の前には「連打禁止」の注意書きが。
こういうことをわざわざ書かないといけないのが悲しいですね。 -
開運の鐘前の已講坂を下ったところに牛さんがいました。
どこかで天神様を祀っているのかなぁ。 -
已講坂を登っていく人を日々見送っています。
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総合案内所・無料休憩所のある「一隅を照らす会館」から坂道を下ると延暦寺の総本堂である根本中堂があります。
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10時過ぎに訪れたのに,人がいない…
独り占めしているようで得をした気分♪ -
■根本中堂
延暦寺を開いた伝教大師最澄が延暦7年(788年)に創建した一乗止観院が元となっています。
現在の姿は徳川家光公の命で寛永19年(1642年)に竣工したもので,8代目らしいです。
ご本尊である薬師如来像の前には,1200年間灯り続けている「不滅の法灯」も安置されています。 -
根本中堂の建物は日本で三番目に大きな木造建築物だとか。
周囲を回廊と高い木々に囲まれているためか,そういう実感が沸かなかったです。
ちなみに国宝に指定されています。 -
根本中堂の撮影の定番といえば,文殊楼前からの撮影ですね。
急勾配の階段を登って振りかえると… -
根本中堂を見下ろすアングル。
定番中の定番ですが,つい撮りたくなる写真です。 -
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■文殊楼
延暦寺の山門にあたります。
慈覚大師円仁が中国五台山の文殊菩薩堂に倣って創建したものです。
楼上には学問の仏様として崇拝されている「知恵の文殊菩薩」が祀られています。
山門といっても比叡山坂本から徒歩で本坂を登ってこない限りは,最初にここに来ることはないですけどね。 -
文殊楼周辺も青もみじが綺麗なところです。
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文殊楼の横には亀らしき動物の石造があります。
この動物は「贔屓(ひいき)」と言う想像上の動物です。
竜の子とされ,重い物を背負うことを好み,甲羅に建つ石塔は永遠不滅と言われています。
なので,お仕置きされているわけではありません。 -
根本中堂・文殊楼を見終えたあとは,休憩所で飲み物を購入し,しばし休憩。
近くに置いてあった消防車が気になったので近寄ってみました。
自衛消防団があるみたいです。
山の上なので,もしものときの準備は怠っていないということですね。 -
消防車の前には紫陽花が咲いていました。
満開の紫陽花とカラカラに枯れてしまった紫陽花が共存するという奇妙な光景。 -
已講坂を引き返します。
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東塔の最後に阿弥陀堂のあるエリアへと移動します。
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法華総持院の阿弥陀堂(右)と東塔(左)。
青空に朱が美しく映えます。
■阿弥陀堂
昭和12年(1937)に建立された,壇信徒の先祖回向の道場です。 -
■東塔
伝教大師最澄が国宝的人材づくりの旗じるしとして,全国6ヶ所に建てられた宝塔のひとつ。
大師出家得度1200年を記念して復興再建されました。 -
東塔を真正面から。
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東塔の相輪と飛行機雲。
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東塔はここまで。
続いて西塔へと向かいます。 -
比叡山ドライブウェイに架かる橋を渡ったところの正面に山王院。
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その左手の階段を下っていきます。
東塔から西塔は基本下りなので,十分歩いて行けます。
ただ,この階段が曲者で,一段が30〜50cmぐらいあります。
手すりがあるとはいえ苦労しますよ。 -
イチオシ
階段の途中で振り返って。
高い木々により作り出される陰陽が美しいです。 -
階段を下り終えた先にあるのは浄土院です。
■浄土院
伝教大師最澄の御廟がある浄土院は,弘仁13年(822年)入寂された大師の遺骸を,慈覚大師が仁寿4年(854年)ここに移して安置した場所です。
東塔地域と西塔地域の境目に位置し,所属は東塔地域になります。 -
浄土院の中に入ります。
庭園の白砂には渦巻が描かれていました。 -
浄土院は十二年籠山の修業の場。
僧が毎日,生身の大師に仕えるごとくに奉仕しています。 -
流れ落ちる水。
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静寂の中,水しぶきの音が響き渡ります。
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庭には紫陽花などの花が植えられていました。
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十二年籠山の修業は過酷なイメージがありますので,少しほっとする光景でした。
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扉の意匠をよくみると…ハート型?
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イチオシ
山門から下ってきた階段を眺めます。
ここも紅葉の時期は美しいところです。 -
さて,伝教大師最澄の御廟はというと,写真の本堂の裏手にあります。
気付かない方が多いようですね。 -
御廟です。
ひっそりとした雰囲気が神聖な場所であることを想起させます。 -
御廟前に咲く夏椿。
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イチオシ
木々の影が幾何学的な模様を作り出していました。
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本堂の意匠に注目してみました。
ところどころ鮮やかな色彩でデザインされています。 -
これは蓮の花でしょうか。
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本堂に掲げられる「浄土院」の扁額。
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本堂右手にはウツギの花が咲いていました。
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片隅で咲いていた白い花。
風が吹くたびにハラハラと花びらを落とします。 -
ヤマボウシの花のようです。
色々な花が咲いており,延暦寺の中でも良い意味で異質な場所だと思います。 -
では,浄土院を後にして西塔へと向かいます。
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浄土院前の石垣は赤錆びたような色をして特徴的です。
前を通るたびに気になります。 -
浄土院周辺には竹林があります。
比叡山内ではあまり見かけないかも。 -
こちらは瓦で作った水路。
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夏椿がちらほら咲き。
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燈籠が並ぶ道を歩いていくと…
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西塔に到着です。
右手の階段を下ると椿堂,まっすぐ行くと常行堂・法華堂です。 -
まっすぐ進むと五重照隅塔。
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箕淵弁財天社。
東塔の無動寺弁財天,横川の箸塚弁財天と共に比叡山三弁財天の一つに数えられています。 -
イチオシ
緑に囲まれます。
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親鸞聖人ご修行の地。
親鸞聖人は,この地にあった聖光院で念仏三昧の行を行ったと言われています。 -
先へ進むと左右に同じ形をしたお堂が現れます。
左が常行堂,右が法華堂です。
弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担ったとの言い伝えから,「にない堂」とも呼ばれています。 -
■常行堂
四種三昧のうち,常行三昧を修す阿弥陀如来を本尊とします。 -
常行堂をバックに青もみじ。
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■法華堂
法華三昧を修す普賢菩薩を本尊とします。 -
このあたりで写真を撮っていると,突如目の前にスズメバチが!
これはさすがにビックリしました。
50cm前でホバリングするんですもの。
怖かった〜 -
気を取り直して…
にない堂の廊下をくぐったところで見返して撮影。 -
階段を下っていくと…
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転法輪堂(釈迦堂)が姿を現します。
■転法輪堂(釈迦堂)
ご本尊の釈迦如来にちなんで釈迦堂とも呼ばれます。
延暦寺に現存する最古の建築物で,もとは三井寺の園城寺の金堂でしたが,豊臣秀吉が文禄四年(1596年)に西塔に移築しました。 -
もう一か所,横川エリアが残っていますが,時間の都合上ここまで。
太陽が高くなると気温も上がってきますので,午前中に訪れるのがいいですね。
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