2013/06/22 - 2013/06/22
595位(同エリア1249件中)
まりあさん
ひと月の旅も終わりにさしかかり、飛行機の発着地のポルトに向かいます。
結果的に旅程のほとんどはスペイン内で、到着日と出発日の、ほんの数日だけがポルトガル滞在になりました。
もともと、空港のホテルに3泊して、電車で町に出ようかとも考えたのですが、やっぱり町中に宿を取りたいと思い、少し前に予約を変更しました。ネット予約、少し高い目でも、キャンセル可能なプランで予約します。めったに変更しないのですが、こういう時には、キャンセル可能が便利です。
サラマンカからポルトの移動は、360キロと長かったのですが、まあこの頃までには慣れるだろうとの判断でした。そして、サラマンカからポルトへの道路は、スペイン側は、無料の田舎高速で、ポルトガル側は有料だけど設備も案内も整っていました。
念のため、早い目にホテルを出て走った日曜の朝。ほとんど交通利用はなく、すいすいと空港ホテルに着いて、レンタカーを返却して、大きい荷物は空港のホテルに預けて、二泊分の荷物だけで、町に向かいます。
と、ホテルは満室なようで、掃除ができるまで待ってねと言われ、荷物を預けて、早い目のランチに出かけました。
12時頃はまだ、レストランが開かない時間なので、カフェ・レストランという分類の店に行きました。
ここ、カフェ的に利用しやすく、でも料理はけっこう本格的で、町では、信頼されている店のようでした。
ランチの後は、月曜日は閉館してしまう美術館にまず行くことにしました。
日曜日の町、それも昼過ぎ頃って、シエスタの時間帯だし、細い道は静まり返って、すれ違う人がちょっと恐そうな人だと緊張してしまいます。ポルトガル、リスボンでも感じたのですが、基本的には治安はOKというものの、不良っぽい若者の集団や、麻薬中毒かも、という目の恐い人は、チラホラいました。
美術館は、がら〜んとして、ほとんど人がおらず、それも当然ながら、まあまあの見応えはありましたが、たいしたこともなかったです。
今回は、スペイン側も田舎町が多かったので、美術館にはあまり恵まれませんでした。教会の中には、素晴らしいものがたくさんありましたし、町並みはそれぞれ個性的で大感動でしたが、美術館はイマイチでした。
そして、ポルトの町も、町並みは、印象的でした。スペインとはまた違います。
過去に繁栄したけど、今は貧しい、みたいな印象でしょうか。それゆえ、古い華美な装飾の建物はたくさんあるのですが、それが今は、建物がゆがんでいたり、すすけていたり、壊れかけていたり・・・
でも、そのアンバランスなゆがみがまた、いいんですよね。整然としすぎていない個性、とでもいうのでしょうか。
今回、ポルトガルの北部は、また別の機会にじっくりと訪れたいとつくづく思います。
さて、美術館のあと、いったんホテルに戻ってから、再び、じっくり町歩きを始めると、あれれ、何やら祭りのようです。
まず、気がついたのは、カラフルなプラスチックのハンマーを売っている店が多いこと。
そして、歩道や路上で、イワシを焼いている店が大量にあること。
観光案内所で尋ねると、日曜月曜は連休で、とくに日曜の深夜にクライマックスを迎える、San Joan祭だそうです。そして、私にも、ハンマーをプレゼントしてくれて、「これで、誰の頭を叩いてもいい日なのよ。そして、伝統的にイワシを焼いて食べる日なの」と説明されました。
川の方へと歩いていくと、もうあちこちでイワシを焼いていて、その煙がもうもうとたちこめて、町全体がかすんでいました。ハンマーを持っていると、通行人の子供たちに、頭を何度か叩かれました。東洋人が珍しいのか、目の色を輝かせて、頭を叩きにきました。
ハンマーは柔らかいので痛くはないのですが、唐突に叩かれるとびっくりします。なので、ハンマーをリュックの中にしまうと、もう叩かれなくなりました。どうやらハンマーを持っていると、参戦意欲あり、とみなされるようです。
では、そんなポルトの町の写真、お楽しみください。
表紙の写真は、ニンニクの花です。昔は、ニンニクの花は、魔除けの力があるので、これで人の顔をなでていたそうです。それが、後に、ハンマーで頭を叩くことに、とってかわられた、という歴史があるそうです。
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ポルトの町並み、エレガントな建物がたくさんあり、昔は華やかだったんだろうな、と感じさせます。でも、今はそれが、ちょっと煤けた印象もあり、繁栄と浮き沈みを感じさせました。
でも、その人間臭さが、なんともいえない魅力を放ってます。 -
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町で見かけたニンニクの花です。
ニンニクは苦手ですが、花はきれいなんですね。 -
そして、これ。
この光景があちこちで見られました。
最初は、趣味の悪いオモチャが好きなのね、と思ったは大きな間違いでした。
ニンニクの花に代わって、使われるようになったこのハンマー。一時は、伝統的でない、という理由で、お上が使用を禁止して、罰金制度もできたらしく、にもかかわらず、人々はこれを使い続けたそうです。なんか、民の気構えが入っていて、いいですね。 -
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オシャレな商店街にある、歴史あるカフェだそうです。
残念ながら、祭りのために閉まってました。 -
ポルトガルといえば、青い色のタイル、アズレージョですが、それをふんだんに使った教会や建物がたくさんありました。
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そして、このイワシを焼いている所が、とにかく多いのでした。
イワシ以外にも、伝統的にこの祭りの日に食べるものがあるそうです。 -
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この雑多な町並みが、なんともいえません。
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民家でも、レストランでも、見渡すと、あちこちでイワシを焼いてます。
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ドゥエロ川に出ました。河口に近いからか、川幅はでかく、もともとポルトの名前は、港の意味。昔から、港町として繁栄したのでしょう。
今は、この川沿いにたくさんの飲食店が並んでいるそうです。
そして、川からぐんと坂道が広がり、複雑な旧市街を形成しているようです。 -
橋の上から見下ろすと、お尻がこそばゆくなります。
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なんかもう、町全体が、魚を焼く煙で、もうもうとしてきました。
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河岸沿いの飲食店でも、イワシをやってるのかな。
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橋に準備された花火です。
日曜の深夜に、この祭りはクライマックスを迎えるようで、陽が沈む時間になると、人は、どんどんどんどん、この河岸めざして、増えてきました。 -
橋の上は、電車も走っていて、人が通れるのは、ほんの少しのスペースです。
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橋を渡り切った所に、ロープウェイがあり、河岸の下へと降りていけるようです。
ちょうど夕陽の時間帯、ロープウェイで往復してみることにしました。 -
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ロープウェイから民家が覗けますが、そこでもやっぱりイワシ焼きと、ハンマー合戦です。
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町に灯りがともりはじめました。
が、あまりに人が増えてくると、疲れそうだな、と感じて、そこそこで退散しました。
ホテルのルーフトップで、Vinho Verdeを飲んでいると、あちこちからあげられた気球が夜空を舞ってました。
たくさんの人の願いを乗せた気球は、旅愁をかきたてました。 -
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河岸のレストランは、皆、行列ができてましたが、ホテル近くのバルもまた、イワシをやっていて、イワシ3匹とポテトとピーマンのセットが、5ユーロ。
ちょっと祭り気分を感じながら、食べてみました。 -
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観光案内所でもらったハンマー。
裏側は緑色、なかなか凝ったハンマーです。たたくと、ピコピコと可愛い音が出ます。
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