北スペイン周遊旅 5.　サンティリャーナ・デル・マルで、中世の町並みを愛でる

2013/06/05 - 2013/06/05

　14年ぶりに歩いたサンティリャーナ・デル・マルの町並みは、前よりずっと可愛くなっているように感じました。(もっとも、前回の記憶に、あまり自信がないのですが)
　何より驚いたのは、こんな小さな町なのに、レストランがとっても充実してました。それで、私が勝手に憶測したのは、サンセバスチャンが、フランス人の保養地として発展して、スペイン料理がどんどん進化して、その流れが、この小さな町にまで押し寄せているのかな、ということでした。
　サンセバスチャンから、あまり離れていないから、グルメの風が、ここまで吹いてきたのではないでしょうか。それゆえ、小さな町なのに、建物はしっかりメンテナンスされて、前より磨かれている印象でした。そして、町の小さなレストランは、セットメニューのランチの種類をたくさん出しているのです。ふつうなら、数種類なのに、10種類近くものチョイスを見たのは、初めてでした。多くの店が、種類豊富に出しているから、町の中での競争があったのかもしれません。

　観光化しすぎた印象だったので、半信半疑で、そのひとつに入りましたが、なかなか美味しかったです。それに、ちょっと高い目という印象にもかかわらず、昼時には、店が満員になってました。
　そんな所に、町の元気さを見ました。

　前回はパラドールに泊まりましたが、あまり強い印象がなかったので、今回は、違うホテルを選びました。小さなホテルですが、インテリアが素晴らしい。思わず、あちこちの写真をとって遊びました。

　ということで、多くは語りません。
　中世の町並みの写真、楽しんでいただけたら幸いです。

エリア サンティリャーナ・デル・マル(スペイン)

ホワイトアスパラの前菜

パエジャの前菜

赤ピーマンにキノコを詰めたものに、マッシュルームのソース

タラの白身魚の中に、魚介類をつめて

定番のプリンの生クリーム

緑あふれる中庭でいただいたのですが、その雰囲気もステキでした。

店の正面。

メニュー・デル・ディア、その日のセットメニューの内容が、この細かさで、なかなかのレベルです。少し高い目といっても、15ユーロで、ワインも水もついてますから、大満足のランチでした

石畳の静かな道が続きます。
メインストリートは、ほんの短い部分ですが、その周囲をふくめて、まあまあの規模をもっています。

おみやげ屋さん

ロマネスクの教会の軒下の彫刻って、とってもユニークで、人間味があふれているんですよね。

陽がかげってくると、ますますステキ