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ずっと行ってみたかったイタリア・ボローニャ国際絵本原画展。昨年の夏に板橋区立美術館で巡回展を観に行き、(絶対来年、イタリアの本会場に行ってみよう)と心に決めていた。<br /><br />が…日程が近づくにつれ 楽しみな反面不安が押し寄せた。なぜかって??ボローニャの情報が少ないのと、イタリアに行ったことがある人が口々に「スリが多いから気を付けてね」「えー女1人で行くの?絶対辞めた方がいいよ」etc...<br />そんな事を言われるもんだから余計心配になってきた。<br /><br />いよいよ出発の日。羽田空港の早朝便だった為、羽田空港近くの東横INNに前泊。<br />お蔭で翌朝スムーズに空港へ着くことができた。<br />羽田→ロンドン間での飛行機(ブリティッシュエアウェイズ)が遅延するハプニングはあったものの心配だったヒースロー空港での乗換もスムーズに行き、いよいよボローニゃ到着!<br />ボローニャ行の機内で、ボローニゃ絵本展に出展するという陽気なアメリカ人のイラストレーターと隣同士になり、「あなたも絵本展に行くの?」と話しかけたことから世間話をして、緊張が一気に溶けた。日本では経験できないような様々な人との出会いが旅の醍醐味。<br /><br />ボローニャへは夜に到着。見知らぬ土地での夜に公共交通機関に1人で乗りたくなかったこと、着いてからホテルまでどう行くかを考えるのが億劫だった為、日本にいる時に空港から市内ホテルまで送迎サービスをしている会社を探した。ホテルの送迎サービスがあれば一番助かるが、全てのホテルに送迎サービスがあるわけではない。<br />結局ソッレヴァンテツアーという会社の送迎サービスを予約した。日本人女性とイタリア人男性の夫婦が営む旅行会社で、現地でのホテルの手配やボローニャの近郊都市への半日観光など様々なサービスをしている会社だ。メールや電話でのやり取りは日本語で大丈夫だったので、とても心強かった。<br />夜のタクシーは本数が少ないのか、タクシー乗り場は長蛇の列・・。本当に事前にタクシーを予約してよかった・・。次回ボローニャに行く際も絶対この会社の送迎サービスを使うと思う。<br /><br />Sol Levante Tour(ソッレヴァンテツアー)<br />http://sollevantetour.net/sogei_bologna.html<br /><br />ホテルの部屋もモダンで清潔でしかも広く、障害者用の部屋だった為バスルームの広さに驚いた!部屋でWifiも使え、持って行ったパソコンで滞在中に家族等とSkypeをすることが出来た。ホテルの朝食も美味しくて、快適そのもの。<br /><br />今回の旅の目的は、ボローニゃ国際絵本原画展に行くこと。このホテルを選んだのは、絵本展会場まで無料のシャトルバスサービスがあること。さっそくレセプションでホテル⇔見本市間のシャトルバスを利用したい旨を伝え部屋番号と時間帯を言い、滞在中毎日シャトルバスを予約した。ちょっと残念だったのが、シャトルバスの運転手が見本市会場の入り口と反対側の駐車場で車を止めてしまった為、メインエントランスまで30分位歩かないといけなかった事と、帰りのバスの停留場所が分からず、結局タクシーで帰った日もあった。<br /><br />ボローニャ国際絵本原画展は、想像以上に会場が広く1日では回り切れず、期間中前日毎日足を運んだ。世界中の色々なデザイン・コンテンツの絵本が一堂に集まり、世界中の出版関係者やイラストレーターも大勢。会場を歩き回り、色んな出版社のブースに入ってみるだけでテンションが上がる。会場内で販売しているアイスクリームやピザがとても美味しく、(さすが美食のイタリア)と勝手に納得してしてしまった。<br /><br />ボローニャ国際絵本原画展:<br />http://www.itabashiartmuseum.jp/art/bologna/index.html<br /><br />Bologna Children’s bookfair:<br />http://www.bookfair.bolognafiere.it/en/home-page-bologna-childrens-book-fair/878.html<br /><br />絵本展の後は路線バスに乗り、街に出かけてみた。<br />若者向けの店やカフェが沢山あるインディペンデンス通りなど、ポルティコと呼ばれる柱廊が連なる街並みをただ歩くのがとても楽しかった。<br />地元の若者に勧められた店にも行ってみた。<br />Trattoria del rosso というレストランである。ランチが10~20ユーロで食べれて、安くて美味しいということで地元でも人気のようだ。店員さんがジュードロウ似でイケメンだったのも印象的(笑)。<br /><br />Tattoria del rosso <br />Via Augusto Righi 30<br />Bologna, Italy 40126<br />Tel 39 051 236730<br />http://www.bolognaitalyrestaurants.com/<br /><br />また、市内観光バスのようなバスを見つけたので、思い切って乗ってみた。<br />25ユーロくらいだったかなあ。でも色んな名所を一度に回れるので効率が良かった。丘の上から見た街並みが褐色色に染まっていて綺麗だった。<br /><br />せっかくココまで来たんだからと、躊躇していた斜塔へ登ってみた。<br />ガイドブックにも「狭くて暗い急な階段を長時間登らなければならず、キツイ」と書いてたのだが、勇気を振り絞って・・。<br />97メートルの塔とのことだが、階段の狭さと暗さで途中で嫌気がさしてきた・・。あまりに急で下を見るとめまいがしそうだったので、上だけを見て<br />楽しいことを考えながら登った。<br />1人で登っているのは私だけだった。途中すれ違う人に「だれか上で待ってる人はいるのかい?」と聞かれ、答える気力がなかったため「イエス」とだけ答えてみた。<br /><br />・・・ようやく頂上へ。言葉で表しようがない達成感と爽快感。<br />高い場所から見た褐色的に染まった歴史的建物が沢山残る街並みを眼下に見た。この景色は一生忘れないだろう。<br /><br />1人旅で不安な事も多かったが、本当に楽しく、素晴らしい滞在となった。<br />他の大都市に比べ、ボローニャの情報が少ないのが残念だが、より多くの人にボローニャへ行ってもらいたいと思った。<br /><br /><br />

女1人でボローニャ国際絵本原画展に行ってきた~

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2013/03/24 - 2013/03/30

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bekibeki

bekibekiさん

ずっと行ってみたかったイタリア・ボローニャ国際絵本原画展。昨年の夏に板橋区立美術館で巡回展を観に行き、(絶対来年、イタリアの本会場に行ってみよう)と心に決めていた。

が…日程が近づくにつれ 楽しみな反面不安が押し寄せた。なぜかって??ボローニャの情報が少ないのと、イタリアに行ったことがある人が口々に「スリが多いから気を付けてね」「えー女1人で行くの?絶対辞めた方がいいよ」etc...
そんな事を言われるもんだから余計心配になってきた。

いよいよ出発の日。羽田空港の早朝便だった為、羽田空港近くの東横INNに前泊。
お蔭で翌朝スムーズに空港へ着くことができた。
羽田→ロンドン間での飛行機(ブリティッシュエアウェイズ)が遅延するハプニングはあったものの心配だったヒースロー空港での乗換もスムーズに行き、いよいよボローニゃ到着!
ボローニャ行の機内で、ボローニゃ絵本展に出展するという陽気なアメリカ人のイラストレーターと隣同士になり、「あなたも絵本展に行くの?」と話しかけたことから世間話をして、緊張が一気に溶けた。日本では経験できないような様々な人との出会いが旅の醍醐味。

ボローニャへは夜に到着。見知らぬ土地での夜に公共交通機関に1人で乗りたくなかったこと、着いてからホテルまでどう行くかを考えるのが億劫だった為、日本にいる時に空港から市内ホテルまで送迎サービスをしている会社を探した。ホテルの送迎サービスがあれば一番助かるが、全てのホテルに送迎サービスがあるわけではない。
結局ソッレヴァンテツアーという会社の送迎サービスを予約した。日本人女性とイタリア人男性の夫婦が営む旅行会社で、現地でのホテルの手配やボローニャの近郊都市への半日観光など様々なサービスをしている会社だ。メールや電話でのやり取りは日本語で大丈夫だったので、とても心強かった。
夜のタクシーは本数が少ないのか、タクシー乗り場は長蛇の列・・。本当に事前にタクシーを予約してよかった・・。次回ボローニャに行く際も絶対この会社の送迎サービスを使うと思う。

Sol Levante Tour(ソッレヴァンテツアー)
http://sollevantetour.net/sogei_bologna.html

ホテルの部屋もモダンで清潔でしかも広く、障害者用の部屋だった為バスルームの広さに驚いた!部屋でWifiも使え、持って行ったパソコンで滞在中に家族等とSkypeをすることが出来た。ホテルの朝食も美味しくて、快適そのもの。

今回の旅の目的は、ボローニゃ国際絵本原画展に行くこと。このホテルを選んだのは、絵本展会場まで無料のシャトルバスサービスがあること。さっそくレセプションでホテル⇔見本市間のシャトルバスを利用したい旨を伝え部屋番号と時間帯を言い、滞在中毎日シャトルバスを予約した。ちょっと残念だったのが、シャトルバスの運転手が見本市会場の入り口と反対側の駐車場で車を止めてしまった為、メインエントランスまで30分位歩かないといけなかった事と、帰りのバスの停留場所が分からず、結局タクシーで帰った日もあった。

ボローニャ国際絵本原画展は、想像以上に会場が広く1日では回り切れず、期間中前日毎日足を運んだ。世界中の色々なデザイン・コンテンツの絵本が一堂に集まり、世界中の出版関係者やイラストレーターも大勢。会場を歩き回り、色んな出版社のブースに入ってみるだけでテンションが上がる。会場内で販売しているアイスクリームやピザがとても美味しく、(さすが美食のイタリア)と勝手に納得してしてしまった。

ボローニャ国際絵本原画展:
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/bologna/index.html

Bologna Children’s bookfair:
http://www.bookfair.bolognafiere.it/en/home-page-bologna-childrens-book-fair/878.html

絵本展の後は路線バスに乗り、街に出かけてみた。
若者向けの店やカフェが沢山あるインディペンデンス通りなど、ポルティコと呼ばれる柱廊が連なる街並みをただ歩くのがとても楽しかった。
地元の若者に勧められた店にも行ってみた。
Trattoria del rosso というレストランである。ランチが10~20ユーロで食べれて、安くて美味しいということで地元でも人気のようだ。店員さんがジュードロウ似でイケメンだったのも印象的(笑)。

Tattoria del rosso
Via Augusto Righi 30
Bologna, Italy 40126
Tel 39 051 236730
http://www.bolognaitalyrestaurants.com/

また、市内観光バスのようなバスを見つけたので、思い切って乗ってみた。
25ユーロくらいだったかなあ。でも色んな名所を一度に回れるので効率が良かった。丘の上から見た街並みが褐色色に染まっていて綺麗だった。

せっかくココまで来たんだからと、躊躇していた斜塔へ登ってみた。
ガイドブックにも「狭くて暗い急な階段を長時間登らなければならず、キツイ」と書いてたのだが、勇気を振り絞って・・。
97メートルの塔とのことだが、階段の狭さと暗さで途中で嫌気がさしてきた・・。あまりに急で下を見るとめまいがしそうだったので、上だけを見て
楽しいことを考えながら登った。
1人で登っているのは私だけだった。途中すれ違う人に「だれか上で待ってる人はいるのかい?」と聞かれ、答える気力がなかったため「イエス」とだけ答えてみた。

・・・ようやく頂上へ。言葉で表しようがない達成感と爽快感。
高い場所から見た褐色的に染まった歴史的建物が沢山残る街並みを眼下に見た。この景色は一生忘れないだろう。

1人旅で不安な事も多かったが、本当に楽しく、素晴らしい滞在となった。
他の大都市に比べ、ボローニャの情報が少ないのが残念だが、より多くの人にボローニャへ行ってもらいたいと思った。


旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
航空会社
ブリティッシュエアウェイズ JAL
旅行の手配内容
個別手配
  • 滞在先はコスモポリタンボローニャ。市内中心部から遠いの以外は文句のつけどころがない。部屋も広く、ベッドも一人なのに大きすぎじゃ!!

    滞在先はコスモポリタンボローニャ。市内中心部から遠いの以外は文句のつけどころがない。部屋も広く、ベッドも一人なのに大きすぎじゃ!!

  • 価格の割に良い部屋だった。<br />

    価格の割に良い部屋だった。

  • 障害者用で広ーいバスルーム。やけに孤独感を感じた。。

    障害者用で広ーいバスルーム。やけに孤独感を感じた。。

  • ホテルから無料のシャトルバスに乗り、ボローニゃ絵本展会場へ!<br />ヒースローからのボローニャ行の機内で隣だった、アメリカ人のイラストレーターと編集者と会場でもバッタリ!

    ホテルから無料のシャトルバスに乗り、ボローニゃ絵本展会場へ!
    ヒースローからのボローニャ行の機内で隣だった、アメリカ人のイラストレーターと編集者と会場でもバッタリ!

  • ネットで事前に絵本展チケットを買っておいたが、ボローニャ展に応募するだけで落選しても期間中全日無料で入場可能なInvitationが出発直前にメールで送られてきた。余分に買ってしまったよおおお〜。

    ネットで事前に絵本展チケットを買っておいたが、ボローニャ展に応募するだけで落選しても期間中全日無料で入場可能なInvitationが出発直前にメールで送られてきた。余分に買ってしまったよおおお〜。

  • イラストレーターたちが自由に作品等を貼れるウォール。

    イラストレーターたちが自由に作品等を貼れるウォール。

  • ちゃっかり自分の作品も貼ってみました。嬉しいことに1日目の帰る頃には殆ど無くなってました。勝手に他の人のポスカが自分が持ってきたクリアファイルに入っていたり、グチャグチャに・・・。

    ちゃっかり自分の作品も貼ってみました。嬉しいことに1日目の帰る頃には殆ど無くなってました。勝手に他の人のポスカが自分が持ってきたクリアファイルに入っていたり、グチャグチャに・・・。

  • スウェーデンの絵本たち。。

    スウェーデンの絵本たち。。

  • 毎年、取り上げられる国があり今年はスウェーデンでした。スウェーデンに関する絵本や、イラストレーターの作品が沢山展示されていた。

    毎年、取り上げられる国があり今年はスウェーデンでした。スウェーデンに関する絵本や、イラストレーターの作品が沢山展示されていた。

  • 期間中、会場中心部のイラストレーターズカフェにて、様々なレクチャーが随時行われています。

    期間中、会場中心部のイラストレーターズカフェにて、様々なレクチャーが随時行われています。

  • 今年の入選作品。

    今年の入選作品。

  • 日本人の作品が多かったのが印象的!

    日本人の作品が多かったのが印象的!

  • テンション上がる会場!

    テンション上がる会場!

  • 構図がとても気に入った作品。

    構図がとても気に入った作品。

  • はたまたテンション上がる会場。

    はたまたテンション上がる会場。

  • みなさん童心に戻ります。1人でも楽しくなってきた・・・

    みなさん童心に戻ります。1人でも楽しくなってきた・・・

  • ベルギーの出版社ブース。

    ベルギーの出版社ブース。

  • てんとう虫の表情がとってもかわいかった絵本。

    てんとう虫の表情がとってもかわいかった絵本。

  • 帰る頃には、イラストレーターズウォールがいっぱいに!!!

    帰る頃には、イラストレーターズウォールがいっぱいに!!!

  • やっと来たぞ〜!以前出版系会社で働いてた時から行ってみたかったボローニゃ絵本展!!

    やっと来たぞ〜!以前出版系会社で働いてた時から行ってみたかったボローニゃ絵本展!!

  • 楽しい会場!あらゆるブースがおもちゃ売り場のよう!

    楽しい会場!あらゆるブースがおもちゃ売り場のよう!

  • ホテルのロビーにて。夜はバーに様変わり。

    ホテルのロビーにて。夜はバーに様変わり。

  • 飛び乗った市内観光バスからの眺め。

    飛び乗った市内観光バスからの眺め。

  • ポルティコだ!

    ポルティコだ!

  • なんかパフォーマーのような人がこんなところに・・

    なんかパフォーマーのような人がこんなところに・・

  • NISSANがある!何だかうれしくなってきた!

    NISSANがある!何だかうれしくなってきた!

  • ちょっと高いところから見下ろした風景・・

    ちょっと高いところから見下ろした風景・・

  • 色んな種類の下着がお手頃に売ってた

    色んな種類の下着がお手頃に売ってた

  • バイバイボローニゃ!また来るね!

    バイバイボローニゃ!また来るね!

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