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(日程)<br />6月18日(火) 札幌→成田(17:25)→シアトル(10:55)→(国境)→バンクーバー(バンクーバー泊)<br />6月19日(水) バンクーバー→カムループス→バンフ (バンフ泊)<br />6月20日(木) バンフ滞在「大雨による通行止めで動けず」(バンフ泊)<br />6月21日(金) バンフ→レイクルイーズ→ゴールデン→レベルストーク往復(バンフ泊)<br />6月22日(土) バンフ観光(バンフ泊)<br />6月23日(日) バンフ→レイクルイーズ→コロンビア大氷原→ジャスパー→カムループス(カムループス泊)<br />6月24日(月) カムループス→(国境)→シアトル(シアトル泊)<br />6月25日(火) シアトル(13:30)→成田(6/26 16:00)<br />6月26日(水) 成田→札幌帰宅<br /><br />(航空券)全日空シアトルスペシャル(新千歳⇔成田含めて10万6千円)<br /><br /><br />**カナディアンロッキードライブ旅行(その6)より続く** <br /><br />24日午後3時25分、 「アルダーグローブ」国境検問所に着いた。レーンが3つほどの小さな検問所だったが、前に車が2台並んでいるだけで空いていた。(直ぐに順番が回ってきた)<br /><br />車に乗ったまま(高速の料金所みたい・・ただ、その前に一旦停止させられて写真をパシャリと取られたが・・)アメリカ入国審査を受けた。 何か複雑な手続きや、入国税なるものを取られるのかな?という可能性も考えていたのだが・・あっさりと再入国できた!<br /><br />パスポートとともに、帰国便を示した旅程表(全日空に発行してもらった)を呈示したのが良かったようだな・・(初日のバンクーバーでのカナダ入国の際も、あっさり入国出来たし・・) これがないと、根掘り葉掘り聞かれた上に、事務所に連れて行かれて色々手続きさせられるのかもしれない。<br /><br />アメリカ入国後、すぐに給油をした。(アメリカの方がカナダより約3割も安いから、ガソリンをほぼ使い切って国境を越えた)ここで必要量を読み間違えて入れすぎた・・ <br /><br />尚、ここからは、アメリカフリーウエイ5号線まで30分ほどで一本道だった!(ベリンハムという街で乗ることが出来た。インターの番号は256) <br /><br />最短距離で国境を越えられるはずの「アボッツフォード」に「USボーダー」の案内がない理由がわかった。 ここは、地元住民も頻繁に利用するから(ガソリンを含めアメリカの方が総じて物価が安い)常に混雑しているのだ・・(国境待ち時間表示もエフタロウが超えたアルダーグローブは5分となっていたが、アボッツフォードは20分だった) だから、ここを利用しないよう敢えて案内を出してないようだ・・ <br /><br />それに対して、「アルダーグローブ」は、待ち時間も短いし、道も一本道でわかり易い。次回があるのなら・・またここを利用しよう!(尚、この検問所のオープン時間は8時から24時まで)<br /><br />その後、何回か休憩所に車を止めて休みを取りながら、事故らないように必死に?走った。シアトル中心部を避けて405号を走るつもりだったのだが、真っ直ぐ5号を走ってしまったようで、渋滞に遭ってしまった。(日本の渋滞ほど酷くなかったが・・) そして19時前に、ようやくシアトル空港そばのホテル(スーパー8)に無事到着。<br /><br />ただ、前述の通り、ガソリンを入れすぎたのでまだ100KM以上走れる・・これは、レンタカー会社の「丸儲け」になるから、なんか癪にさわる・・(レンタル時に満タン分を先に支払っているから満タン返しをする必要がない) 帰国前にシアトル市内をドライブして使い切ろうかとも考えたが、余計なことをして事故ってしまったら大変なので、それは止めておくことにした。(この余剰分はレンタカー会社へのチップだ!と自分に言い聞かせた)<br /><br />後は、ホテルの周りを散歩しただけで就寝。夕食は、近くのセブンイレブンで特価(2個3ドル)のホットドックがあったのでそれを食べてしまった。(帰国前最後の夕食なのに・・)<br /><br />余談であるが、ホテルの隣にカジノがあった。(アメリカでは、カジノ合法のラスベガスのあるネバダ州以外では、地元のインディアンだけにカジノ経営を認めている州がある。) アメリカで人気のブラックジャックの台がたくさんあるなあ・・と思っていたら、なんと・・全て「スパニッシュ21」だった! これは、予め10のカードが抜いてある(あるのは1から9とJQK)からブラックジャックに成りにくく・・すこぶる客側が不利だ! (その分、客側にいろんな勝ちオプションを付けてはいるが・・それでも不利!) こんなのやったら、「鴨ネギ」になってしまうから・・やらずにとっとと退散した。 それにしても・・インディアンって結構「がめつい」んだなあ!<br /><br /><br />25日昼13時半の便で帰国する。朝8時に起きて朝食を取り、ホテルの部屋でのんびり過ごした後、11時過ぎにホテルを出発し、レンタカーを返却した。シアトル空港には各レンタカー会社を全て集めた総合施設があり、「CAR RETURN」の案内に従って進めばよい。 返却手続きは、前回ロサンゼルスで借りた時と同様、係員がポスシステムを使って車を確認するだけ・・あっという間に終わった。 (すぐに、点検、洗車、給油をされて次の客に貸されるようシステム化されている。日本のレンタカーもこのように合理化されれば良いのに・・)<br /><br />空港へは、レンタカー総合施設と空港ターミナルを結ぶ連絡バスで送ってもらった。 そして、全日空機にチェックイン・・ 座席は、今回も(*)プレミアムエコノミーの広い座席だ!<br /><br />しかし、ここから手間取ることになる。 アメリカでは、6月下旬から学休期間となり、子供連れの旅行客が多いのだ・・ 出国手続きと検査が長蛇の列・・これで1時間も掛かってしまった! おかげで、(*)インターナショナルラウンジにたどり着いたのは、搭乗15分前。慌ててラウンジ内で食事を取ることに・・ また、このラウンジは、ANA他5社ほどで共同運営しているのだが、この便が最後・・ 係員がもう片付けを始めている・・早々に退散させられてしまった。もっとゆっくりしたかったのに・・<br /><br />(*)エフタロウは、ANAのスーパーフライヤーズ会員でスターアライアンス(ANAの所属する航空連合)ゴールドメンバーである。その為、プレミアムエコノミーにアップグレードされたり、ラウンジが使用できる。<br /><br />飛行機に搭乗すると、客はまばらだったので、ゆったりと乗ることができた・・ 機材はB777だ・・ANAとしては、この路線には真っ先にB787(B777より小型)を導入する予定だったらしい・・しかし、昨今のB787の不具合の影響で、未だ出来てないとのこと・・ B777では、需要に対して機材が大きすぎるので、ガラガラとなり採算がとれないだろうなあ・・(乗る側にとっては空いてる方が有り難いが・・) <br /><br />シアトル空港を飛び立ってから、3時間ほどしたとき、外を見たら陸地が見えた・・ 確認してみたら、何とアラスカだ!! 今まで何度もアメリカには行っているが、ロスやサンフランシスコだった為、アラスカ上空を通過することは無かった。 (シアトルは北のほうだから、このルートに成るのだろうなあ) アラスカを見るのは初めてである! しかもよく晴れている。 そして遥か彼方には・・雪を戴き白く輝いて高くそびえる山が・・「おお!マッキンリー!!」 まさかマッキンリーが見えるなんて・・思いもよらなかった! 飛行機に何度も乗っているエフタロウであるが、流石に興奮してしまった・・<br /><br />その更に3時間後、カムチャツカ半島を掠めながら、千島列島に沿うように飛行機は進む。 ここは、常に悪天候?だから、カムチャツカと北千島は残念ながら見えなかった。 しかしその後、まだ残雪が残る島影がいくつか見えてきた! 中千島の島々だ! 後で地図で確認したのだが・・シムシル(新知)島とマツワ(松輪)島だ!<br /> <br />国後島は、根室の納沙布岬から見たことはあるのだが、他の千島の島々を見るのも初めてである!こちらにも感動して、しばし見とれてしまった。(残念ながら択捉島は曇ってて見えなかったが・・)<br /><br />午後3時過ぎ、予定よりも早く成田空港に到着した。 いやあ・・シアトル便の景色は素晴らしいなあ! 次回アメリカに行くことがあるのなら、またシアトル便にしたい! 帰国便はずっと昼だから・・晴れていれば素晴らしい景色が堪能出来る!(右側の窓側座席限定だが・・)<br /><br />成田のANAアライバルラウンジで、おにぎりや味噌汁を食しながら過ごした後、18時50分の新千歳行きの便に乗り継ぎ、21時頃に到着、札幌自宅には22時半頃帰着した。 尚、成田からの飛行機および新千歳空港からの電車では、ずっと寝てた。 この時間はシアトルの深夜だから・・やはり時差ぼけだ・・<br /><br />帰宅後直ぐに寝たが、午前3時には目が覚めた。(シアトル朝11時) 前回のアメリカ旅行でも経験済みだが・・しばらく、こういった生活リズムになるのだろう・・夕方6時には、眠たくなるから、無理せず早めに寝よう・・そして早朝に起きて、朝の時間を有効に使おう! まあ1週間もしたら、元に戻るだろう。<br /><br />・・と思っていたのだが、帰国後10日たった7月5日現在・・未だ直っていない!(朝3時に目が覚める)時差ぼけ解消は何時の日のことか?<br /><br /><br /><br />(まとめ)<br /><br />旅行自体を思い立ったのが6月上旬で、やはり準備不足だったか・・その上、夏のバカンスシーズンの前の比較的安い時期にという思いで、旅行日程を前倒しした結果、悪天候に遭遇し交通障害も喰らうことになってしまった。<br /><br />当初予定していた、アメリカ北西部は周れず終い。カナディアンロッキー観光も、旅程ぎりぎりでメインエリアの道路の通行止めが解除され、辛うじて「こなす」ことが出来たが、好天とまでは行かなかった。(もし、ここさえも行けなければ、激しく後悔して帰国する羽目になっていた。)そこでも、観光スポットをいくつか飛ばしてしまうし・・←準備不足の影響が出た。<br /><br />総費用は24万円で収まった。(当初予算は25万円)でもこれは、豪雨で動けない日もあり、観光しきれずお金が「使えなかった」為で、良いことではない。<br /><br />レンタカーは、前回のアメリカ旅行と同様、代行会社を通じて安く手配した。7日間で2万円強とレンタル時に支払うロードサービス代(約6ドルX7日)と満タン分の燃料費(約50ドル)だった。尚、ナビは別料金で、前回付けずに道を間違えたことがあり、どうしようか悩んだのだが結局付けなかった。(その分、今回は事前にネットで地図をしっかり見てノートに書き写したりしたので、特に問題はなかった。)<br /><br />飛行機は、ANAでシアトル往復で特別料金設定があり、札幌⇔成田往復も含めると割安だったのでそれにした。機材もB777で空いており、特に帰国便はアラスカ上空を飛んだのでとても景色が良く大満足であった。(ただ、機材がより小さいB787になった後は、混むことになるのだろうなあ・・)<br /><br />食事は、今回も悩むことになってしまった。やはり、ハンバーガーやコンビニスナックばかりになった。ただ、この状況に耐え切れずに?入った日本料理店が予想に反して良かったので助かった。(今後はチップを嫌がらず、たまにはレストランに寄る様にしようと思う。)<br /><br />ホテルは、カナダは夏ということもあり?アメリカよりも割高だった。また総じて物価はカナダの方が高い。(カナダ旅行は贅沢なのかな?) ホテルの事前予約は、最初の3泊と帰国前日しかしなかったが、結果的にはこれが幸いした。 悪天候の中、「じたばた」することになったが、旅程変更を柔軟に出来、カナディアンロッキーだけは周ることが出来た。<br /><br />車での走行距離は、計3500KMほどだったと思う。カナダのガソリンは当初想定よりも高かった。(アメリカより約3割高い) 次回は出来るだけアメリカ滞在中に満タンにしておきたい。 <br /><br />カナダの道は、片側1車線が多いのだが、それでも時速100KM前後で走れる。今回は洪水の影響で迂回した大型トラックに悩まされたのだが、通常は、交通量は少なく景色も素晴らしい・・また走りに行きたい・・(というか、もう二度と日本国内でドライブ旅行が出来ない「体」になってしまった・・日本の片側1車線の一般道で100KM出したら「一発免停!」だもんなあ・・)<br /><br />今回、エフタロウとしては、反省の多い旅行になってしまった。しかしカナダの大自然はスケールが大きくて、とても素晴らしい! 行けて良かったという気持ちでいっぱいだ・・また行きたい!(今回「やり残し感」いっぱいだから、近い将来、必ずや再び訪問したいと思っている!) <br /><br />(追記)<br />今年9月3日〜13日の日程で、カナダとアメリカにリベンジ観光に行ってしまいました!(うちカナダは9月3日〜5日)続編をアップしました。 <br /><br /><br />

カナディアンロッキードライブ旅行(その7+まとめ→リベンジ観光に続く) カナダアメリカ国境→シアトル空港→成田→札幌帰宅

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2013/06/24 - 2013/06/26

541位(同エリア1121件中)

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6

エフタロウ

エフタロウさん

(日程)
6月18日(火) 札幌→成田(17:25)→シアトル(10:55)→(国境)→バンクーバー(バンクーバー泊)
6月19日(水) バンクーバー→カムループス→バンフ (バンフ泊)
6月20日(木) バンフ滞在「大雨による通行止めで動けず」(バンフ泊)
6月21日(金) バンフ→レイクルイーズ→ゴールデン→レベルストーク往復(バンフ泊)
6月22日(土) バンフ観光(バンフ泊)
6月23日(日) バンフ→レイクルイーズ→コロンビア大氷原→ジャスパー→カムループス(カムループス泊)
6月24日(月) カムループス→(国境)→シアトル(シアトル泊)
6月25日(火) シアトル(13:30)→成田(6/26 16:00)
6月26日(水) 成田→札幌帰宅

(航空券)全日空シアトルスペシャル(新千歳⇔成田含めて10万6千円)


**カナディアンロッキードライブ旅行(その6)より続く** 

24日午後3時25分、 「アルダーグローブ」国境検問所に着いた。レーンが3つほどの小さな検問所だったが、前に車が2台並んでいるだけで空いていた。(直ぐに順番が回ってきた)

車に乗ったまま(高速の料金所みたい・・ただ、その前に一旦停止させられて写真をパシャリと取られたが・・)アメリカ入国審査を受けた。 何か複雑な手続きや、入国税なるものを取られるのかな?という可能性も考えていたのだが・・あっさりと再入国できた!

パスポートとともに、帰国便を示した旅程表(全日空に発行してもらった)を呈示したのが良かったようだな・・(初日のバンクーバーでのカナダ入国の際も、あっさり入国出来たし・・) これがないと、根掘り葉掘り聞かれた上に、事務所に連れて行かれて色々手続きさせられるのかもしれない。

アメリカ入国後、すぐに給油をした。(アメリカの方がカナダより約3割も安いから、ガソリンをほぼ使い切って国境を越えた)ここで必要量を読み間違えて入れすぎた・・ 

尚、ここからは、アメリカフリーウエイ5号線まで30分ほどで一本道だった!(ベリンハムという街で乗ることが出来た。インターの番号は256) 

最短距離で国境を越えられるはずの「アボッツフォード」に「USボーダー」の案内がない理由がわかった。 ここは、地元住民も頻繁に利用するから(ガソリンを含めアメリカの方が総じて物価が安い)常に混雑しているのだ・・(国境待ち時間表示もエフタロウが超えたアルダーグローブは5分となっていたが、アボッツフォードは20分だった) だから、ここを利用しないよう敢えて案内を出してないようだ・・ 

それに対して、「アルダーグローブ」は、待ち時間も短いし、道も一本道でわかり易い。次回があるのなら・・またここを利用しよう!(尚、この検問所のオープン時間は8時から24時まで)

その後、何回か休憩所に車を止めて休みを取りながら、事故らないように必死に?走った。シアトル中心部を避けて405号を走るつもりだったのだが、真っ直ぐ5号を走ってしまったようで、渋滞に遭ってしまった。(日本の渋滞ほど酷くなかったが・・) そして19時前に、ようやくシアトル空港そばのホテル(スーパー8)に無事到着。

ただ、前述の通り、ガソリンを入れすぎたのでまだ100KM以上走れる・・これは、レンタカー会社の「丸儲け」になるから、なんか癪にさわる・・(レンタル時に満タン分を先に支払っているから満タン返しをする必要がない) 帰国前にシアトル市内をドライブして使い切ろうかとも考えたが、余計なことをして事故ってしまったら大変なので、それは止めておくことにした。(この余剰分はレンタカー会社へのチップだ!と自分に言い聞かせた)

後は、ホテルの周りを散歩しただけで就寝。夕食は、近くのセブンイレブンで特価(2個3ドル)のホットドックがあったのでそれを食べてしまった。(帰国前最後の夕食なのに・・)

余談であるが、ホテルの隣にカジノがあった。(アメリカでは、カジノ合法のラスベガスのあるネバダ州以外では、地元のインディアンだけにカジノ経営を認めている州がある。) アメリカで人気のブラックジャックの台がたくさんあるなあ・・と思っていたら、なんと・・全て「スパニッシュ21」だった! これは、予め10のカードが抜いてある(あるのは1から9とJQK)からブラックジャックに成りにくく・・すこぶる客側が不利だ! (その分、客側にいろんな勝ちオプションを付けてはいるが・・それでも不利!) こんなのやったら、「鴨ネギ」になってしまうから・・やらずにとっとと退散した。 それにしても・・インディアンって結構「がめつい」んだなあ!


25日昼13時半の便で帰国する。朝8時に起きて朝食を取り、ホテルの部屋でのんびり過ごした後、11時過ぎにホテルを出発し、レンタカーを返却した。シアトル空港には各レンタカー会社を全て集めた総合施設があり、「CAR RETURN」の案内に従って進めばよい。 返却手続きは、前回ロサンゼルスで借りた時と同様、係員がポスシステムを使って車を確認するだけ・・あっという間に終わった。 (すぐに、点検、洗車、給油をされて次の客に貸されるようシステム化されている。日本のレンタカーもこのように合理化されれば良いのに・・)

空港へは、レンタカー総合施設と空港ターミナルを結ぶ連絡バスで送ってもらった。 そして、全日空機にチェックイン・・ 座席は、今回も(*)プレミアムエコノミーの広い座席だ!

しかし、ここから手間取ることになる。 アメリカでは、6月下旬から学休期間となり、子供連れの旅行客が多いのだ・・ 出国手続きと検査が長蛇の列・・これで1時間も掛かってしまった! おかげで、(*)インターナショナルラウンジにたどり着いたのは、搭乗15分前。慌ててラウンジ内で食事を取ることに・・ また、このラウンジは、ANA他5社ほどで共同運営しているのだが、この便が最後・・ 係員がもう片付けを始めている・・早々に退散させられてしまった。もっとゆっくりしたかったのに・・

(*)エフタロウは、ANAのスーパーフライヤーズ会員でスターアライアンス(ANAの所属する航空連合)ゴールドメンバーである。その為、プレミアムエコノミーにアップグレードされたり、ラウンジが使用できる。

飛行機に搭乗すると、客はまばらだったので、ゆったりと乗ることができた・・ 機材はB777だ・・ANAとしては、この路線には真っ先にB787(B777より小型)を導入する予定だったらしい・・しかし、昨今のB787の不具合の影響で、未だ出来てないとのこと・・ B777では、需要に対して機材が大きすぎるので、ガラガラとなり採算がとれないだろうなあ・・(乗る側にとっては空いてる方が有り難いが・・) 

シアトル空港を飛び立ってから、3時間ほどしたとき、外を見たら陸地が見えた・・ 確認してみたら、何とアラスカだ!! 今まで何度もアメリカには行っているが、ロスやサンフランシスコだった為、アラスカ上空を通過することは無かった。 (シアトルは北のほうだから、このルートに成るのだろうなあ) アラスカを見るのは初めてである! しかもよく晴れている。 そして遥か彼方には・・雪を戴き白く輝いて高くそびえる山が・・「おお!マッキンリー!!」 まさかマッキンリーが見えるなんて・・思いもよらなかった! 飛行機に何度も乗っているエフタロウであるが、流石に興奮してしまった・・

その更に3時間後、カムチャツカ半島を掠めながら、千島列島に沿うように飛行機は進む。 ここは、常に悪天候?だから、カムチャツカと北千島は残念ながら見えなかった。 しかしその後、まだ残雪が残る島影がいくつか見えてきた! 中千島の島々だ! 後で地図で確認したのだが・・シムシル(新知)島とマツワ(松輪)島だ!
 
国後島は、根室の納沙布岬から見たことはあるのだが、他の千島の島々を見るのも初めてである!こちらにも感動して、しばし見とれてしまった。(残念ながら択捉島は曇ってて見えなかったが・・)

午後3時過ぎ、予定よりも早く成田空港に到着した。 いやあ・・シアトル便の景色は素晴らしいなあ! 次回アメリカに行くことがあるのなら、またシアトル便にしたい! 帰国便はずっと昼だから・・晴れていれば素晴らしい景色が堪能出来る!(右側の窓側座席限定だが・・)

成田のANAアライバルラウンジで、おにぎりや味噌汁を食しながら過ごした後、18時50分の新千歳行きの便に乗り継ぎ、21時頃に到着、札幌自宅には22時半頃帰着した。 尚、成田からの飛行機および新千歳空港からの電車では、ずっと寝てた。 この時間はシアトルの深夜だから・・やはり時差ぼけだ・・

帰宅後直ぐに寝たが、午前3時には目が覚めた。(シアトル朝11時) 前回のアメリカ旅行でも経験済みだが・・しばらく、こういった生活リズムになるのだろう・・夕方6時には、眠たくなるから、無理せず早めに寝よう・・そして早朝に起きて、朝の時間を有効に使おう! まあ1週間もしたら、元に戻るだろう。

・・と思っていたのだが、帰国後10日たった7月5日現在・・未だ直っていない!(朝3時に目が覚める)時差ぼけ解消は何時の日のことか?



(まとめ)

旅行自体を思い立ったのが6月上旬で、やはり準備不足だったか・・その上、夏のバカンスシーズンの前の比較的安い時期にという思いで、旅行日程を前倒しした結果、悪天候に遭遇し交通障害も喰らうことになってしまった。

当初予定していた、アメリカ北西部は周れず終い。カナディアンロッキー観光も、旅程ぎりぎりでメインエリアの道路の通行止めが解除され、辛うじて「こなす」ことが出来たが、好天とまでは行かなかった。(もし、ここさえも行けなければ、激しく後悔して帰国する羽目になっていた。)そこでも、観光スポットをいくつか飛ばしてしまうし・・←準備不足の影響が出た。

総費用は24万円で収まった。(当初予算は25万円)でもこれは、豪雨で動けない日もあり、観光しきれずお金が「使えなかった」為で、良いことではない。

レンタカーは、前回のアメリカ旅行と同様、代行会社を通じて安く手配した。7日間で2万円強とレンタル時に支払うロードサービス代(約6ドルX7日)と満タン分の燃料費(約50ドル)だった。尚、ナビは別料金で、前回付けずに道を間違えたことがあり、どうしようか悩んだのだが結局付けなかった。(その分、今回は事前にネットで地図をしっかり見てノートに書き写したりしたので、特に問題はなかった。)

飛行機は、ANAでシアトル往復で特別料金設定があり、札幌⇔成田往復も含めると割安だったのでそれにした。機材もB777で空いており、特に帰国便はアラスカ上空を飛んだのでとても景色が良く大満足であった。(ただ、機材がより小さいB787になった後は、混むことになるのだろうなあ・・)

食事は、今回も悩むことになってしまった。やはり、ハンバーガーやコンビニスナックばかりになった。ただ、この状況に耐え切れずに?入った日本料理店が予想に反して良かったので助かった。(今後はチップを嫌がらず、たまにはレストランに寄る様にしようと思う。)

ホテルは、カナダは夏ということもあり?アメリカよりも割高だった。また総じて物価はカナダの方が高い。(カナダ旅行は贅沢なのかな?) ホテルの事前予約は、最初の3泊と帰国前日しかしなかったが、結果的にはこれが幸いした。 悪天候の中、「じたばた」することになったが、旅程変更を柔軟に出来、カナディアンロッキーだけは周ることが出来た。

車での走行距離は、計3500KMほどだったと思う。カナダのガソリンは当初想定よりも高かった。(アメリカより約3割高い) 次回は出来るだけアメリカ滞在中に満タンにしておきたい。 

カナダの道は、片側1車線が多いのだが、それでも時速100KM前後で走れる。今回は洪水の影響で迂回した大型トラックに悩まされたのだが、通常は、交通量は少なく景色も素晴らしい・・また走りに行きたい・・(というか、もう二度と日本国内でドライブ旅行が出来ない「体」になってしまった・・日本の片側1車線の一般道で100KM出したら「一発免停!」だもんなあ・・)

今回、エフタロウとしては、反省の多い旅行になってしまった。しかしカナダの大自然はスケールが大きくて、とても素晴らしい! 行けて良かったという気持ちでいっぱいだ・・また行きたい!(今回「やり残し感」いっぱいだから、近い将来、必ずや再び訪問したいと思っている!) 

(追記)
今年9月3日〜13日の日程で、カナダとアメリカにリベンジ観光に行ってしまいました!(うちカナダは9月3日〜5日)続編をアップしました。 


旅行の満足度
4.5
ホテル
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配
  • カナダアメリカ国境の「アルダーグローブ検問所」を通過して直ぐのアメリカ側のガソリンスタンド 1ガロン(約3.8L)=3.85ドル <br /><br />因みに、カナダのガソリンはアメリカよりも3割ほど高い。(カナダはリッター表示)

    カナダアメリカ国境の「アルダーグローブ検問所」を通過して直ぐのアメリカ側のガソリンスタンド 1ガロン(約3.8L)=3.85ドル 

    因みに、カナダのガソリンはアメリカよりも3割ほど高い。(カナダはリッター表示)

  • 宿泊したシアトル空港側のホテルの隣にあるインディアン経営のカジノ。<br /><br />アメリカで人気の「ブラックジャック」の台がたくさんあるなあ・・と見ていたら、なんと全て「スパニッシュ21」だった!(これは10のカードが予め抜いてあり、ブラックジャックに成りにくく、客側がすこぶる不利!)<br /><br />インディアンって結構「がめつい」んだなあ・・<br /><br />こんなところに居たら「鴨ねぎ」になってしまうので、打たずに早々に退散した。

    宿泊したシアトル空港側のホテルの隣にあるインディアン経営のカジノ。

    アメリカで人気の「ブラックジャック」の台がたくさんあるなあ・・と見ていたら、なんと全て「スパニッシュ21」だった!(これは10のカードが予め抜いてあり、ブラックジャックに成りにくく、客側がすこぶる不利!)

    インディアンって結構「がめつい」んだなあ・・

    こんなところに居たら「鴨ねぎ」になってしまうので、打たずに早々に退散した。

  • 帰国に際して前泊したシアトル空港側のホテル「スーパー8」

    帰国に際して前泊したシアトル空港側のホテル「スーパー8」

  • シアトル空港のレンタカー会社を全て集めた総合施設と空港との連絡バス

    シアトル空港のレンタカー会社を全て集めた総合施設と空港との連絡バス

  • シアトル空港のインターナショナルラウンジ(ANAと他5社ほどで共同運営)

    シアトル空港のインターナショナルラウンジ(ANAと他5社ほどで共同運営)

  • シアトル空港の写真(ラウンジから撮影)<br /><br />尚、写っている飛行機は、デルタ航空のB747でエフタロウの搭乗機ではありません・・

    シアトル空港の写真(ラウンジから撮影)

    尚、写っている飛行機は、デルタ航空のB747でエフタロウの搭乗機ではありません・・

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