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【2010年10月9日土曜日】濃霧⇒晴<br /><br />今日は、、、<br />未明の3時に(スロベニア・リュビリャナの5☆ホテル)「Grand Hotel Union」をチェックアウトし、呼んで貰った車(「メルセデス560」)にてツアー合流場所に向かった。<br /><br />合流場所に入って来たツアーバスは、(始発の「セリエ」から)既に満席に近く・・・<br />我が予約席にも、17、8名の女性グループが占有していた!<br />少し嫌な予感がした《BEOGRAD EXPRESS-RAZPIS》ツアー(PALMA社主催)のスタートであった。<br /><br />クロアチア経由セルビアの首都「ベオグラード」まで陸路8時間のバスの旅であり、途中2時間毎を目途にトイレ休憩が入る由。<br /><br />バスが発車するや否や、“嫌な予感”は現実のものとなった。<br />車内の飲酒・飲食は一応禁止となっている!と言うツアーコンのアナウンスにも拘らず・・・<br />ワインを回し、放談が始まった。<br />その会話の断片から推測するに、、、<br />女工達(セリエは、繊維工場も多い)の職場グループらしいが・・・<br />観光目的で、セルビアに往くのではない様な?!感じが頭を過ぎった(彼女達の本当の目的は、翌日にハッキリした)。<br /><br />そんな途中のパーキングでは、小額の両替を行って置いた(“20ユーロ”⇒“2,070ディナール”に)。<br /><br /><br />北をドナウ河に西をサバ川に遮られているベオグラード市街に入ったバスの窓越しに、、、<br />1999年のNATOの空爆による戦禍も未だ生々しく残るビルに眼を奪われながら・・・<br />他の欧州の都市と見比べて、どこか薄汚れた無機質のビルが立ち並でいるだけの気分での最初の訪問ポイントは、市南部で旧市街を見下ろす高台に在り、花の家と呼ばれる「故旧ユーゴスラヴィアの大統領ヨッシプ・ブロス・チトーの墓所」であった(7ヶ国と国境を接し、6つの共和国から成り、5つの民族が住み、4つの言語を話し、3つの宗教を信じ、2つの文字を使うモザイク国家と言われた旧ユーゴースラビアをレジスタンスの指導者チトーが一つの国に纏めて来たのであるが・・・<br />彼の死後、国は分裂し文化的・宗教的対立から内戦が続き、コソボの悲劇を招くに至った)。<br /><br />その墓所は、生前彼が愛した温室の中にあり、かつて守っていたと言う衛兵の姿も今はなく!<br />旧ユーゴ時代は、国民の英雄として、統合の象徴として、広く国民から愛された巨星も、今は(我々の様な海外客以外の)訪れる人は少なく、驚くほど閑散としていた。<br /><br /><br />次には、、、<br />今では、市民の憩いの場になっているが、数知れない戦闘が繰り返されたドナウ河とサバ川が合流する丘の上の「カレメグダン公園」であった(この地を制する為には、欠く事の出来ない軍事上の要衝だった)。<br />カレメグダンは、ベオグラードの街そのものであった。トルコ語で、カレメグダンとは city field(カレは町、メグダンは野)の意味であり、中世のどの都市同様、城壁を有した堅固の城塞になっていた。<br />入り口付近は、正に市民憩いの公園といった感じで、又、道端では、東欧特有のスカーフを頭から被ったおばあちゃんが、手作りのレース等を売っていた。<br /><br />公園の至る所には、胸像が在り、「王の門」(King&#39;s Gate)を抜ければ、高さ14mのベオグラードのシンボル第1次世界大戦勝利記念塔(The Victor)が現れた。<br />トルコ皇帝の名前に由来して、トルコが構築したスタンボル門を抜けると、白い時計塔が見え、手前の空掘りには、第2時世界大戦の際に使用された戦車や大砲等が展示されていて、子供達の格好の乗り物になっていた。<br /><br />公園の中には幾つかの見所が在ったが、ここカレメグダンの見ものと言えば、高台から眺めるドナウの流れである。ドイツの黒い森を源流とし、中欧の大地を延々と流れて来たドナウ河が、アルプスの麓から流れ出て、バルカン半島の中央を脈々と流れ来るサバ川と、此処で合流し、東へと方向を変えるのである。そしてこのドナウ河の向こうには、遥かオーストリアの都ウィーンまで延々と続いている大平原パンノニアが広がっている。<br /><br />公園内を一通り巡った後は暫しの自由時間となり、ベオグラードのシャンゼリゼと評され、高級ブティクやカフェが並び、昔も今もユーゴスラビアに於ける流行の発信基地になっているらしい「クネズミハイロバ通り」に歩を進め、此処の喫茶店「VIA DEL GUSTO」で一息入れた(コーヒー一杯:“155ディナール”=約150円)。<br /><br /><br />今日の観光を終えて、ホテルに向かう車窓からは、今はその面影も無い昔のメイン通りや、美容整形で有名な?シリコーン通りとかが観察出来た。<br /><br />夕食は、、、<br />近場に適当な店を発見出来ず、今宵のHotel「SRBIJA」内の綺麗な店内のレストランでアラカルトをビールを含めて9品オーダーしたが、満足出来る内容の割りにその料金(税18%込み)「2,150ディナール」の安さに改めて感激すると共に・・・<br />このツアーに参加の17、8名の女性グループの本当の目的が解った!?気がした一日であった(ホテルの部屋のフロアーも、夜遊び?に出掛けた彼女達とは全く別で・・・)。。。<br />

セルビア《ベオグラード》:スロベニアから現地ツアーに参加して・・・。

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2010/09/29 - 2010/10/29

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旅空黄昏

旅空黄昏さん

【2010年10月9日土曜日】濃霧⇒晴

今日は、、、
未明の3時に(スロベニア・リュビリャナの5☆ホテル)「Grand Hotel Union」をチェックアウトし、呼んで貰った車(「メルセデス560」)にてツアー合流場所に向かった。

合流場所に入って来たツアーバスは、(始発の「セリエ」から)既に満席に近く・・・
我が予約席にも、17、8名の女性グループが占有していた!
少し嫌な予感がした《BEOGRAD EXPRESS-RAZPIS》ツアー(PALMA社主催)のスタートであった。

クロアチア経由セルビアの首都「ベオグラード」まで陸路8時間のバスの旅であり、途中2時間毎を目途にトイレ休憩が入る由。

バスが発車するや否や、“嫌な予感”は現実のものとなった。
車内の飲酒・飲食は一応禁止となっている!と言うツアーコンのアナウンスにも拘らず・・・
ワインを回し、放談が始まった。
その会話の断片から推測するに、、、
女工達(セリエは、繊維工場も多い)の職場グループらしいが・・・
観光目的で、セルビアに往くのではない様な?!感じが頭を過ぎった(彼女達の本当の目的は、翌日にハッキリした)。

そんな途中のパーキングでは、小額の両替を行って置いた(“20ユーロ”⇒“2,070ディナール”に)。


北をドナウ河に西をサバ川に遮られているベオグラード市街に入ったバスの窓越しに、、、
1999年のNATOの空爆による戦禍も未だ生々しく残るビルに眼を奪われながら・・・
他の欧州の都市と見比べて、どこか薄汚れた無機質のビルが立ち並でいるだけの気分での最初の訪問ポイントは、市南部で旧市街を見下ろす高台に在り、花の家と呼ばれる「故旧ユーゴスラヴィアの大統領ヨッシプ・ブロス・チトーの墓所」であった(7ヶ国と国境を接し、6つの共和国から成り、5つの民族が住み、4つの言語を話し、3つの宗教を信じ、2つの文字を使うモザイク国家と言われた旧ユーゴースラビアをレジスタンスの指導者チトーが一つの国に纏めて来たのであるが・・・
彼の死後、国は分裂し文化的・宗教的対立から内戦が続き、コソボの悲劇を招くに至った)。

その墓所は、生前彼が愛した温室の中にあり、かつて守っていたと言う衛兵の姿も今はなく!
旧ユーゴ時代は、国民の英雄として、統合の象徴として、広く国民から愛された巨星も、今は(我々の様な海外客以外の)訪れる人は少なく、驚くほど閑散としていた。


次には、、、
今では、市民の憩いの場になっているが、数知れない戦闘が繰り返されたドナウ河とサバ川が合流する丘の上の「カレメグダン公園」であった(この地を制する為には、欠く事の出来ない軍事上の要衝だった)。
カレメグダンは、ベオグラードの街そのものであった。トルコ語で、カレメグダンとは city field(カレは町、メグダンは野)の意味であり、中世のどの都市同様、城壁を有した堅固の城塞になっていた。
入り口付近は、正に市民憩いの公園といった感じで、又、道端では、東欧特有のスカーフを頭から被ったおばあちゃんが、手作りのレース等を売っていた。

公園の至る所には、胸像が在り、「王の門」(King's Gate)を抜ければ、高さ14mのベオグラードのシンボル第1次世界大戦勝利記念塔(The Victor)が現れた。
トルコ皇帝の名前に由来して、トルコが構築したスタンボル門を抜けると、白い時計塔が見え、手前の空掘りには、第2時世界大戦の際に使用された戦車や大砲等が展示されていて、子供達の格好の乗り物になっていた。

公園の中には幾つかの見所が在ったが、ここカレメグダンの見ものと言えば、高台から眺めるドナウの流れである。ドイツの黒い森を源流とし、中欧の大地を延々と流れて来たドナウ河が、アルプスの麓から流れ出て、バルカン半島の中央を脈々と流れ来るサバ川と、此処で合流し、東へと方向を変えるのである。そしてこのドナウ河の向こうには、遥かオーストリアの都ウィーンまで延々と続いている大平原パンノニアが広がっている。

公園内を一通り巡った後は暫しの自由時間となり、ベオグラードのシャンゼリゼと評され、高級ブティクやカフェが並び、昔も今もユーゴスラビアに於ける流行の発信基地になっているらしい「クネズミハイロバ通り」に歩を進め、此処の喫茶店「VIA DEL GUSTO」で一息入れた(コーヒー一杯:“155ディナール”=約150円)。


今日の観光を終えて、ホテルに向かう車窓からは、今はその面影も無い昔のメイン通りや、美容整形で有名な?シリコーン通りとかが観察出来た。

夕食は、、、
近場に適当な店を発見出来ず、今宵のHotel「SRBIJA」内の綺麗な店内のレストランでアラカルトをビールを含めて9品オーダーしたが、満足出来る内容の割りにその料金(税18%込み)「2,150ディナール」の安さに改めて感激すると共に・・・
このツアーに参加の17、8名の女性グループの本当の目的が解った!?気がした一日であった(ホテルの部屋のフロアーも、夜遊び?に出掛けた彼女達とは全く別で・・・)。。。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
旅行の手配内容
個別手配

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