《南仏の夏　15日間　ドライブの旅　2007》　?26　鷲の巣村巡り　サン・ポール・ド・ヴァンス　村まるごとアートな空間

2007/07/15 - 2007/07/15

2007年7月15日はニースから　フレジュス、グルドン、ヴァンスと周り　最後に立ち寄った　サンポール･ド･ヴァンス。

観光客用に　おめかししたような　鷲の巣村　サンポール・ド・ヴァンス。

好き嫌いの　賛否両論はありますが　ワクワクする　街歩きが　楽しめて　それはそれで　素晴らしい街並みを堪能できる　村だと　思います。

村ごとが　お洒落な雰囲気に包まれて　暮れ行く一日の　素晴らしい締めくくりとなりました。

2009年に　再訪した時の　日記は　下記に↓
http://4travel.jp/traveler/aaaymds/album/10557436/

行程
7/5 リヨン泊
7/6 リヨン泊
7/7 オランジュ泊
7/8 アヴィニョン泊　リル・シュル・ラ・ソルグ日帰り
7/9 アヴィニョン泊　アルル日帰り
7/10 マザン泊　アルル近郊の向日葵を眺め　フォンティーヌ・ヴォークリューズ、ゴルド、セナンク(ラヴェンダーの時期なので)、ボニュー、マザンに戻る
7/11 マザン泊　ヴェントゥー山、セニョン、行く予定ではなかった　ボリーの村と　ペルヌ・レ・フォンテーヌに寄り道　マザンに戻ります。
7/12 マザン泊　シュトー・ヌフ・ドゥ・パフ、ヴェゾン・ラ・ロメーヌ　日帰り
7/13 エクサン・プロヴァンス泊
7/14 ニース泊　エクサン・プロヴァンスから　ヴァランソール経由　ムスティエ・サントマリー、ヴェルドン渓谷、ニース入り。
7/15 ニース泊　フレジュス、グルドン、トゥレット・シュル・ルーをチラ見、ヴァンス、サンポール・ド・ヴァンス、ニースに戻る。
7/16 ロンドン泊　ニースからエズ、モナコ、マントン、ニスに戻り　ロンドンへ移動　

エリア サン=ポール(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

とても　アーティステックな　中世の村です。

城壁の入り口付近にある　広場で ペタンクに　興じる　人達。

様々な芸術家が　引き寄せられた　その街並みを散策するのが　楽しみです。

ペタンク、見ていると　結構単純ですが　楽しいです。

マルク・シャガールが　人生の２０年を過ごし　没した村。

見上げると　これから　くぐっていく城壁が聳え立ちます。

攻めに対抗していたんでしょうね。　入り口に備えられた大砲が　昔を偲ばせます。

城壁を潜るあたりから　期待感に心ときめきます。

わぉ〜　石畳が　ステキ。

数ある　鷲の巣村の中でも特に美しい村　と　ガイドブックに　載っている通り
アトリエや　ギャラリーが軒を　連ねます。

街全体がギャラリーです。

サン・ポールの教会

これは　どなた？

あちこちに　この村と　縁のある　芸術家の顔が　プリントされた　旗が　掲げられています。

教会の　鐘楼も　簡素なロマネスク様式、シンプルさが　この街の雰囲気に一味加えています。

十字架がデザインされた　この空間も　とてもアートです。

目を皿のようにして　閉まりかけるギャラリーの ウインドゥを　覗き　片っ端から　カメラに　納めます。

芸術家が　引き寄せられた　この村に 私も　魅了されてしまいました。

路地を　ウロチョロする私を　ジーと見つめる　この視線。

何気ない　一瞬も　ここでは アートに変身するようです。

路傍の石に至るまで　気が抜けません。　芸術作品が　ゴロゴロ。

石造りの住居エントランス、扉、雰囲気があります。

石の壁、窓、お花や　絡まるツタや　すべての物、日差しの影までもが　印象的です。

住居の扉の上に　貼り付けられた　蝉。　
南仏のシンボルです。

幸福のシンボルと呼ばれている蝉は、南仏にしか生息していないそうです。

住人の人たちの　立ち話。

ちゃんと両替機もあります。

オリーブオイルお店。

あちこちの村に立ち寄るたびに　探していた 　バルサミコ酢。
１２年物以上のは　なかなかなくて　ここサン・ポールで　見つけました。

併せて　風味抜群オリーブオイルも購入。

旅が長くなるにつれて　どんどん荷物が重くなります。

徐々に日が落ちて　ライトが点灯し始めます。

サンポール･ド･ヴァンスは　観光客用に　おめかししたような　鷲の巣村ですが
こんなにワクワクする　街歩きが　楽しめて　それはそれで　ステキです。

素敵な　作品を　ウィンド越しに 眺めながら　
まだ　開いていた　お店で　お買い物。 　ここで　３０分ほど　雑談。

ご夫婦で所有の　この店を　開く以前はノルマンディーに住んでいたそうで
この　サン・ポールに魅せられて　結婚してすぐ移ってきたそうです。

この店を買う為に　借りたお金も
とうに　返し終わった、今や　快適な　暮らし。

うらやましぃ限りです。

ご夫婦と　記念撮影。

どこからか　何かのインスピレーションが　沸いてくるような　そんなサン･ポールの街歩きも　お終い。

店を閉められた　このご夫婦と　一緒に　サンポールを　下り　入り口の辺りで　別れます。

もう既に　９時半。　

かつて　名立たる芸術家たちが　通ったという ホテル・ラ・コロンブ・ドール

夕暮れまで　この辺りに　駐車していた 観光客の車と　入れ違いに　
どんどん　集まってくる高級車。
　
この夜の晩餐に　ホテルへと吸い込まれて行くお洒落な　カップル達。

何だか　そこだけ　世界が違う　って感じでした。　

サン･ポールの　夜景を振り返りながら　車を走らせます。

サンポールを　１０時にでて　夜の　ニースを　車で眺めながら
宿に着いたのは　１１時２０分。

充実の一日は　過ぎていきました・・・

明日の昼過ぎには　レンタカーを　返す為 午前中に　エズ〜モナコ〜マントン　と　
回る予定です。