遺跡に、自然に・・・五島列島を散策してみました。

2009/10/24 - 2009/10/25

　 長崎県の西方に浮かぶ島『五島列島』。この神秘的な島を1泊2日で散策してみました。遺跡に自然に・・・その見どころの多さに驚かされました。もちろん、海の幸や「五島牛」も美味しかったですよ！

エリア 五島列島(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は1泊2日の「五島列島」の旅です。まずは、飛行機で「福江空港」へ。そこからバスに乗って観光開始です。

ここは「福江港ターミナル」です。ここ「五島列島」南部の島「福江島」から北部の島「中通島」まで、まずはフェリーで向かいます。

島南部の港からバスで移動。車窓から見えた「中通島」の風景です。このような美しい海岸線を見ながら、島を北上していきます。

さすが「五島列島」です。各所で教会を見ることが出来ます。キリスト教の人多いんでしょうね、きっと。

島北部にある「有川港多目的ターミナル」です。この地区では、その昔、捕鯨が盛んであったことから、鯨の骨格標本など見ることが出来ました。それにしても、鯨って本当大きい！
それはともかく、ここから、またバスに乗り換えて、北を目指します。

「頭ヶ島」に到着です。今では陸続きになって、多少は行きやすくなった島ですが、やっぱりバスで行くのは大変でした。

今回の「五島列島」の旅で、一番行きたかった場所が、ここ「頭ヶ島教会」です。西日本唯一の石造の教会で国重文の建物です。本当に素晴らしい建物でした。「国宝でもいいんじゃない？」と思うくらいでした。

教会内も可愛らしくて・・・この素晴らしい教会、もっと宣伝した方がいいですよ！物凄い観光資源だと思いました。

「頭ヶ島教会」のすぐ近くには「キリシタン墓地」もありました。ここも晴天に映えてよかった！

再びバスで、先ほど乗り換えた「有川港」に戻ってきました。バスの乗り換え時間があったので、近隣を少し散策、「海童神社」を発見しました。何と鳥居に鯨の骨を使用していました。さすが捕鯨の町です。

同じく「有川港」にあった「鯨見山」からの光景です。このように山頂から、鯨の姿を探していたとのことです。

「有川港」にあるお店屋さんでは「鯨肉」が売っていました。種類も豊富で「さすが！」と思いました。

ちょっと離れていて分かりづらいですが「青砂ヶ浦教会」です。これまた国重文の建物なんですよ！

「福江島」に戻ってきて、まず訪れたのが、ここ「明人堂」。ここは、あの倭寇の大頭目「王直」が建立した廟の跡に建てられたものだと言われています。

さて、旅も2日目。まずは江戸時代最後に建てられたと言われる「福江城」から観光開始！なかなか見事な石垣が残っていましたよ！

「武家屋敷通り」です。数百ｍにおよぶ街並みが残っています。

「五島列島」で一番有名な観光スポットと言えば、やっぱりここ「堂崎天主堂」になるのでしょうか・・。しかし、意外に建物としては、県指定有形文化財になっているに過ぎないんですよねぇ〜。

さて「福江港ターミナル」のすぐ前にあるお店「うま亭」で腹ごしらえ。地元でも人気の飲食店のようで、多くの人が昼食を食べていました。「五島牛」が美味しかったですよ！

この「大瀬崎灯台」のある地は、まさに絶景でした！海蝕断崖がず〜っと続くこのエリアは、まさに「日本の果て」という感じがして、どこか寂寥感を感じてしまいました。

最後に来たのがここ「五島家墓地」。日が沈みかけていたので、墓地というのに、いっそう寂しげな感じが満ちていました。その名の通り「五島藩」藩主たちのお墓がある場所です。