尾瀬 水芭蕉と温泉　２０１３年初夏②

2013/05/29 - 2013/05/30

５月２９日曇り時々雨

今朝は、そのうち行こうと思っていながら、何故か延び延びになっていた尾瀬に向かいます。

昨夜は雨音で、目が覚めた位のドシャブリ、、、。
あ～、明日が思いやられると思いつつ再度眠りにつきましたが、
朝になると、曇り空でした♪

エリア 武尊・尾瀬・片品(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0

朝、７時に他の１人旅の方と計３人、宿の若旦那に戸倉バス停まで送ってもらいました。
広い戸倉バスターミナルの一番奥に鳩待峠行きのシャトルバス、タクシー乗り場があります。駐車場(２４時間毎１０００円）、日帰り温泉施設などがあります。
自販機で片道９００円のチケットを購入。人数が揃い次第、すぐに出発します。案内されたのは、バンタイプのシャトルバスです。
定期バス、シャトルバス、タクシーすべて同料金です。

峠からしばらく歩くと雪が残っていました。２０Ｍ位ですが、木道が隠れているので要注意です。

可憐な水芭蕉が現れてきます、、、。

期待しながら進みましたが、水芭蕉はあまり有りません。

鹿に水芭蕉が食い荒らされて、土地がやせてきて、段々無くなってきているそうです。

遠くに少し咲いている位です。

でも、所々に、、、。

生憎の曇り、時々雨、、、すかっと青空なら木々の緑が美しいのでしょう。

でも、人も少なくて、静かで幻想的です。それに暑くないので、爽やかな気分で歩けます。

牛首分岐を過ぎたあたりに、木道に近い処にも、群生地が現れます。

靄がかかり素晴らしい景色です。

キレイ〜！
そろそろお腹が空いてきたので、大きなおにぎり２個とゆで卵とお漬物のお弁当をいただきます。でも、雨が降ってきましたぁ、、、。

今日のお宿は法師温泉。移動があるので、竜宮小屋でＵターンです。
お昼を過ぎると、急に人が増えました。修学旅行の中学生や、向かいからはツアーの団体が大勢です。

尾瀬山の鼻ビジターセンターまで、戻ってきました。鳩待峠まで登りの山道になります。

ルートは、すべて整備されていて、大変歩きやすくなっていますが、やはり、山。
雪解け後や雨などで、大変滑りやすく危険です。私も登山靴なのに、２回も滑りました。途中、担架で運ばれている人もいました。

この時期も、装備に配慮が必要です。

鳩待峠から帰りは、シャトルタクシーとなり戸倉バスターミナルに戻り迎えの連絡をいれ、オーキッドの待つ宿の駐車場へ。午後３時半、法師温泉へ向かいます。

移動に２時間をみていましたが、沼田インター〜月夜野インターの高速利用だとそんなにかからないとのことでした。
それならと、途中寄り道、、、梅田屋旅館で飲んで美味しかった地酒の発泡酒水芭蕉と飲んでみていないけど、勧められた皇海山（すかいさん）を地元酒屋で購入。尾瀬ッこ市場、白沢道の駅などを覗いてから、法師温泉へ、、、。

山間にある昔のままのお宿です。

登録有形文化財の
法師温泉長寿館

前から行って見たかった温泉のひとつ、法師温泉長寿館。
三国峠方面国道の途中から、秘湯の温泉らしく山の中を奥深く進みます。

度々、映画やテレビに登場する有名旅館。
この時期でも泊まり客はかなり多そうでした。ツアー・バスもきていました。

自然な雰囲気を残した中庭を囲むように建てられています。
さすがに良い温泉です。

広い敷地に川が流れています。

朝日旅行日本秘湯の会の冬・春季キャンペーンで５月末までは、１０１２５円です。
殆どの部屋は２階ですが、特別価格のためか、私等は３階の洗面所ありですが、トイレ無しでした。食事も差があるのかな？(笑）

偶然、夕に朝にとお風呂でご一緒の温泉好きな方とふたり、女性タイムで貸切状態、、、あの高名な長寿の湯で、情報交換、、、。
もっとランク上でないと、彼等の部屋の１７５００円の普通料金でもトイレも洗面所も無しだそう、、。
二人で出た料理を口を揃えて挙げあったら、殆ど同じ、、、茶碗蒸しとデザートのスイカがないだけ。
彼女、そりぁ、お得よぉ！と大笑いでした。

また、どこかの温泉でお会いするかもね！とお別れのご挨拶。

５月３０日曇り、小雨、午後時々、どしゃ降り。

翌朝、とくに予定もないし、ゆっくり出発。
さてどこに行こう、、、時折小雨、曇り、、、。
近場の”いこいの里”に。
昔の街道を村おこしでキレイに整備したようです。

整然としています。

平日、人影もなし、、、。

沼田に戻り、人気の川場田園道の駅（かなり広くて大がかり)に寄り、それから、家にまだあるからと買わなかった”とちのきの蜂蜜”が気になり、再び道の駅白沢へ。野菜も数種類購入しましたが、当然ながら、すごーく新鮮！一味違いました♪

さて、どこに行こうか、、、地図をみて天狗の寺がある。

迦葉山。どしゃぶりの中、結構山ん中です。
同じ天狗寺、小田原の大雄山に似ています。

山を降りた門前にこぎれいなソバ屋、
”生そば、下山”がありました。
建物は新しいのですが、３代目という謙虚なご主人はイタリアンシェフみたいな風貌。夫婦ふたりで切り盛りしているそうです。

かなり細麺のニ八そば、からみ大根の搾りがウリのようなので、こちらと普通のそばを注文。どちらも美味でした。舞茸天ぷらと野菜の盛り合わせもたっぷりあり◎
機会があれば、又寄りたいです。

満足して帰宅の途へ、、、。