貧乏旅行

2013/05/24 - 2013/05/27

スクート航空が２０％OFFキャンペーンを実施していた為、東京⇔台北往復チケットを購入
出来るだけ出費を抑えるため、宿泊は現地の安宿を利用。
お茶と茶器の購入と温泉に入ることだけを目的とした旅行です。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

往復航空運賃（燃油サーチャージ込み）＋手数料・税金で24,438円
往路出発時間は12：10でちょうど良いのですが、復路の出発時間が6：50とかなり早いのが難点ですね。

黄色いボディが可愛らしいです。

写真は黄色の座席（空席）ですが、自分の座っていた青色の座席も窮屈な感じはありませんでした。いたって普通の座席です。ウトウトしているうちに桃園国際空港に着きました。

空港到着まで台北市内まで行こうか、新北市板橋区に行こうか迷っていましたが、これまで行ったことない板橋で宿をとることに決め、大有バスのチケットを購入。乗客はあまりいませんでした。

板橋の終点を待たずに府中駅近くのバス停で下車。
運転手さんにMRT府中駅の方向を尋ねると丁寧に教えてくれました。
しかも、自分が違う方向へ歩いているのをバスから見ていたらしく、
バスを止め、私のところまで走ってきてくれて、府中駅の方向を再度教えてくれました。台湾の人は本当に優しいですね。

今日の宿は事前にネットで調べていた南国賓館。1泊500元
ほとんど情報がなかったのでとりあえ行ってみることにしました。
ちょうど林家花園の近くです。

通りから一本奥に入ったところにありました。
フロントには水っぽいおばちゃんが一人いて、「休憩かい」といきなり言われ、
その後、外出から戻ってきたときにも旦那さんらしき人に「休憩かい」と同じことを言われました。
やっぱりこの手の宿は連れ込み専門のようです。

部屋は汚いです。汚さよりもタバコの匂いがひどくて、一晩だけでも結構つらかったです。シーツはちゃんと取り替えてあるようでしたが、枕は微妙な感じです。床にはちっちゃなゴキブリもいました（これは台湾なら仕方がないですね）。

完全にNGだったのがこの掛け布団？クロゼットに丸められて置いてあったのですが、薄汚れていて、適度に湿っていて、ダニの住処にはもってこいという感じでした。さすがに使えませんでした。

シャワーと洗面台とトイレ。お湯はちゃんと出ました、清掃はされているようですがやっぱり汚いです。500元だから仕方がないかなって言うのが口癖になってしまいました。

夜はMRT石碑駅まで移動し、バスで行義路４で下車、山之林spa温泉美食餐庁に行って来ました。以前にも来たことがあるところですが、最近改装されとてもきれいになったと聞いていたので、今回も行って来ました。期待通りの素敵な温泉で、景色もよく、お風呂も広くて、入浴料も200元と手ごろです。ここはお勧めです！旅の疲れが一気に癒されました。（画像はお店のホームページから）

2日目の早朝。府中を散策です。
安宿のすぐ近く、通りを隔ててお寺（接雲寺）があります。

接雲寺の門

その真向かいが小さな公園になっていて、仏像が並んでいます。

そのからちょっと歩くと、林家花園です。
風情があります。

入り口付近。早朝だったのでまだ開いていませんでした。

林家花園に沿って散歩

散歩の途中で食べた中華風サンドウィッチがすごく美味しかったです。

朝市。すごく活気があります。
この通り以外にもいくつも大きな朝市が集まっていて、
台湾人パワー全開です。

散歩終了後、台北駅に移動。安宿が集まる一帯にある「忠信旅社」へ行ったのですが、なぜかフロントには誰もいなくて、朝ごはんを買いに行って戻ってきた宿泊客もフロントに預けた鍵をもらえず、部屋に入ることが出来なくて困っていたので、この宿は諦めました。そこで、よくネットでも紹介されている「迎賓旅社」に行きました。オーナーらしきおばちゃんが「今は部屋が埋まっているから12時にまた来て」とのことでした。

荷物を預けるために駅地下にあるコインロッカーを初めて利用。
電子式で鍵が必要ないのですが、荷物を受け取る際に必要となる暗証番号がついた紙が出てくるので、失くさないように注意が必要。
ロッカー番号を入力し、お金おを投入した後、少しの間ロッカーのドアを手で押さえておくと鍵がかかります。
料金は小型3時間20元、大型3時間50元・70元

重たい荷物を預け、先ずは「徳芳茶業」へ行きました。
お茶屋さんのある通りの入り口にあるお寺。尼さん集団がお経を唱えていました。

半年前にも来ていたのでオーナー夫人が私の顔を覚えていてくれました。
阿里山茶1000元／斤を２斤購入

12時近くになったので、再び「迎賓旅社」へ。
一泊600元
オーナーのおばちゃんは少し日本語ができます。
お客さんには日本人も多いそうです。

部屋はすごくきれいです。
古いですが清掃が行き届いていて、大満足。
昨日の宿が最悪だった為、一段ときれいに思えました。
台北市内は公共施設内での禁煙活動が盛んで、安宿であっても
原則禁煙のようです。部屋は全くタバコの匂いがしませんでした。

浴室には浴槽があり、お風呂にも入れます。
水周りもきれいでした。

部屋の窓から路地が見えます。

この扇風機が蚊対策に大活躍。部屋には冷房もありましたが、扇風機しか利用しませんでした。

午後から陶器を見に鶯歌へ。

鶯歌老街に集まっている茶器店を見たのですが、良い物は値段も結構します。
壊れても後悔しないくらいの安い茶器が欲しかったので、駅前にある陶器市場で茶器を購入。茶器以外にもお茶を販売している店舗が多かったです。
デザインを選ばなければ茶杯は1個10元〜や携帯用の茶器セットは500元くらいから購入できます。

購入品…茶壺（陶器製）1個200元、茶杯6個100元、茶海1個100元

今日の温泉は行義路温泉にある皇池温泉御膳館
入浴料250元
露天風呂のみ
人気のある温泉らしく、お客さんがとても多かったです。
（画像はネットから借用）

以前から食べたかった駅弁。台北駅の地下にありました。
100元の素菜弁当が美味しかったです。

3日目。午前中に陽明山にある国際大旅館へ。
ここの温泉は源泉を薄めずに使用しているため、温泉成分がとても濃いです。
1回の入浴時間は3〜5分間とし、1時間を越えないようにと注意書きが張られています。
入浴料100元

陽明山バスは写真奥にあるセブンイレブン前で止まります。
国際大旅館は写真の左側に位置します。

入浴後公園内を散歩

公園の奥まったところに公共温泉があります。
ちょうど清掃時間で中は見られませんでした。
入浴料は無料のようです。

午後はMRT忠孝新生駅近くの希望公園に設置された農産物の特売所に行きました。地方の農産物が手ごろな値段で手に入るそうです。お茶を販売している店舗も多いと聞いて期待していきましたが・・・
お茶については1斤300元くらいの安いお茶もありましたが、大半は高級なお茶ばかりで、全く手が出ませんでした。早々に退散。

夕方より再び行義路温泉へ。
桜岡温泉会館を利用。
入浴料250元
露天風呂ではないのですが、浴室からの眺めが最高で、特に台北市内の夜景が一望でき、101ビルも良く見えます。
浴室は少し狭いのですが、清掃も行き届いていてとてもきれいです。
他の温泉施設のロッカー利用料が20元かかるのに対して、ここは無料で使用できます。（画像はお店のホームページから借用）

最終日は6時50分の飛行機のため、前日に台北駅23：20分発のバスに乗り桃園空港へ移動しました。国光客運の桃園行きバスは最終が0：20分、始発は1：40分からあるようです。始発についてはバスターミナルの電光掲示板に出ていただけで、ホームページには始発4：30となっていたので、正確な情報かはわかりません。
スクートは第1ターミナルを利用しています。
第1ターミナルは出発ロビーより待合ロビーの方がソファーもあって過ごしやすいですが、冷房が異常に利いており、冷蔵庫並みの冷え方で、防寒対策をしていかないと風邪を引いてしまいそうです。私はあまりの寒さに身の危険を感じ、ビルの外に出て体を温めました。

待合ロビーの天井にかかっていた龍。

この旅行記へのコメント （2）

• みなみんさん 2014/07/14 22:52:28

  おお、同士がおられた。台北の温泉にまた行きたいこの頃です。

  はじめまして。
  旅行記一気に読ませていただきました。
  台湾貧乏旅行、特にScootで行って帰りは桃園野宿というのは同士ですな。
  次回行くときは賓館泊も考慮に入れます。釜山では賓館にも泊まってます。
  信義路の温泉は秋田の玉川温泉と同じと聞きました。川湯温泉に入った
  時には、玉川温泉でのピリピリ感がなかったのですが、やはり埋めている
  ようですね。次回は陽明山の源泉掛け流しに行きたいと思います。
  マレーシアのイポーやジョージタウンもいいとこですよ。
  今後もよいご旅行を。旅行記楽しみにしています。

  taotailangさん からの返信 2014/07/19 10:28:10

  RE: おお、同士がおられた。台北の温泉にまた行きたいこの頃です。

  メッセージありがとうございました。
  台北の温泉は手軽に行ける割りに結構本格的な温泉が多いので、
  台湾を旅行するときの楽しみの一つです。
  その中でも陽明山の国際大旅館のお湯はびっくりするくらい「濃い」ので、
  是非挑戦してください。
  マレーシアへの旅行を考えているのですが、クアラルンプールから近くて、大都市でなく、観光地化されていなくて、それでいてマレーの文化を味わえるそんな都合の良い町をさがしていたらイポーの町が候補に挙がりまして、
  コタ・モレスビさんのブログにたどり着いたわけです。
  とても参考になりました。ありがとうございました。