2度目のエジプト　マイナー攻め！　観光2日目：メイドゥーム、サッカラ

2013/05/01 - 2013/05/07

2012年、ツアーにて念願の地エジプトへ！
とっても満足な旅でしたが、日本発着のツアーで回れない所も行きたい！！
ってことで個人手配で2度目のエジプトへ行ってきました。

日数の都合上、訪問箇所はまだまだ少ないですが、
なかなかツアーではカバーされていない部分に行ってきたつもりですので
興味ある方は参考にしてください。

行きたいところを挙げて旅行会社にスケジュールを組んでもらい
タクシーと通訳（考古学博物館は除く）を手配しました。
通訳は悩んだのですが、マイナーな所へ行くので英語は通じないかも…と思い手配しました。
結果、言語の問題以外でも手配は正解だったと思います。一人って寂しいのでね（笑）

5/1: 夜、日本発
5/2: 早朝、カイロ着。ギザ観光
5/3: メイドゥーム、サッカラ観光
5/4: ファイユーム観光
5/5: 考古学博物館
5/6: カイロ発
5/7: 日本着

エリア メイドゥーム(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルから1時間程でメイドゥーム着！

スネフェル王のピラミッド。真正ピラミッドとも。

中に入れます。
距離はそこまで長くないですが狭いので何度か頭を打ちました。

見上げると当時の木材が残っている、と聞いてはいたのですが
当時はすっかり忘れており確認を忘れました…。
見上げはしたのになあ…。

ピラミッド東側にある葬祭殿。

内壁に古代の落書きあるとのことでしたが分かりませんでした。
なんといっても暗いので探すには明りが必要。

石碑もありますが風化して石の塊と化してます。

近くには17号のマスタバがあります。
石棺があるだけですが、そこに辿りつくまでが大変です。
距離は短いですが、匍匐前進ぽくなったりまさに探検家の気分になれます。
ペンライト程度はあったほうがいいです。そして服がかなり汚れました。

17号のマスタバの説明。

さらにガイド本いわく北600m先には有名なラーホテプとネフェルト夫妻の座像（※）が見つかったマスタバもあるのですが
開いてないので入口みるだけ、という言葉と暑い中600mという距離に諦めました。
この後のサッカラを考えると無茶できませんでした。

※…考古学博物館32号室に展示されています。

サッカラ着！メイドゥームから2時間はかかりました。
サッカラは広いです。
全部まわりたい人は一日は考えたほうがいいかも。


まずはテティ王のピラミッドへ。
緩やかに下っていきます。
内部には有名なピラミッドテキストがあります。

同じくピラミッドテキストがあるウナス王のピラミッドは閉鎖中。

テティ王のピラミッド近くには
カゲムニのマスタバとメレルカのマスタバがあります。
前者は去年行ったので後者に行きたかったのですが閉鎖中でした。

2012年から解放されたセラペウム。

地下に巨大な空間があり雄牛のための巨大な石棺が沢山あります。
けっこう感動しました。運ぶのは勿論ですが、あの石棺を作るのも大変だろうなあ。

ティのマスタバ。

地上は中庭だったり供物室だったりがあります。
奥のセルダーブは必見。

中庭から埋葬室に繋がる竪坑があります。
埋葬室には石棺があるくらい。
写真撮ってやるから石棺の中に入れ、と門番に言われましたが
そんな罰当たりなと思い遠慮しました。

ティのマスタバからジェセル王の階段ピラミッドへ向かう途中に展示されていたもの。

察するにグレコローマンやプトレマイオス朝時代のもの？。

新王国時代の墓です。

2012年にマヤの墓、ホルエムヘブの墓が解放されたので今回行ってきました。
その他にもあるみたいですが、把握できていません。気付かず行っている墓があるかもしれないです。

マヤの墓。
カラフルではないですがシンプルな美しさの彩色がされている埋葬室は必見です。

写真はないですが、イムホテプミュージアムも行きました。
行く価値あると思います。展示物も勿論ですが冷房効いてて涼しいしトイレもあります。
ただちょっと暗すぎ？と思いました。


サッカラ総括：
地球の歩き方には2012年にクアヌヘテプとニアンフクヌムのマスタバ、イルカプタハのマスタバも開放されたとありますが閉鎖中でした。
マヤの墓、ホルエムヘブの墓も「行きたい」と言って初めて開けてくれました。（通訳さんいなかったら行けなかったかも…）

そしてようやく行けたホルエムヘブの墓（だったと思う）も肝心の壁画の部分は木で覆われていて南京錠がかかってます。
見たいと言えば開けてくれるのでしょうが何度も言わなきゃいけないのと既に暑さで疲れ切っていたので言う気が失せました。