シトー派　モルトメール修道院

2013/05/20 - 2013/05/20

歴史的建造物にも指定されている、モルトメール修道院（Abbaye de Mortemer）は　オート・ノルマンディー地方、ウール（Eure）県に　位置している。

リヨン・ラ・フォレ（LYONS-LA-FORET）から　4キロと言われたけど、どんどん　森の中に入っていくので　道を間違えた？なんて思っていたところに　到着。

受付兼チケットブースになっている小屋の中では　暖炉があって、時代をタイムスリップしたような　建物。入る前から　すでに　感動（笑）

敷地内は　広い芝生が広がっていて、ちょっと　お散歩するのに　いい感じ。でも、小雨だったので、靴も靴下もびしょびしょで、サラはドロドロ・・・

ところで　この修道院は　（建物を見るまで気がつかなかったんだけど）すでに崩壊されていて　修道院の建物の裏手には　大聖堂の跡しか残っていなかった。12世紀に建てられたこの修道院（大聖堂）は　フランス革命の時に　壊されてしまったそう。

私個人的には　修道院が　丸々残っている姿よりも　この遺跡のほうに　歴史の重みを感じる。当時は、ここに　チャペルがあったのか、とか　想像しながら　遺跡を見てまわった。

修道院の裏手には　大きな池があって ガチョウが　たくさん　放し飼いになっていた。しかも　ちょうど　繁殖期なのか、子供たちが　親の後ろをついてまわっていて　すごく　かわいい！！！ちょっと　近づこうとしたら　親が「シャーシャー」って音を出して威嚇をしてくる。子を守ろうとするのは　人間も鳥も同じ！

今回、私たちは　博物館の方には　入らなかったけど、この修道院には　色々幽霊や伝説の話があって、その関連のものが　たくさん展示されているそう。次回は　ちょっと　怖いけど　のぞいてみたい気も・・・

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 1.0

リヨン・ラ・フォレ（LYONS-LA-FORET)から　どんどん　山の中へ

修道院って　もっと　立地的に高い場所に　建っていることが多いから、てっきり　道を　間違えたのかと思った・・・

ぽつんと　建っている建物が　入り口兼お土産物屋兼チケットブース

普通のチケット売り場なんだけど、大型の暖炉で　大きな薪を燃やしてる

エアコンや　ヒーターに慣れてしまっているだけに　暖炉とかみるだけで「おぉ〜」って思ってしまう

ここで　働いていた　お姉さん、親切に色々説明してくれて、私の質問にも　的確に答えてくれた

なんか　ちょっと　大きめな　家みたいなのが見えるなぁ、と思ったら　あれが　修道院

修道院の敷地内、及び公園だけのチケット（6ユーロ）
修道院の博物館入場込みのチケット（9ユーロ）
ガイディングつき（＋3ユーロ）

私たちは公園だけのチケットを買ったけど、案内の書かれたファイルを　入り口で　貸してもらいました

敷地内にあった　子供用の遊び場？

すっかり気に入って　何度も　家に入ったり、滑り降りたり、ここから　離れないサラ・・・

入り口入ってすぐ右手に　何か小屋があると思ったら　中は　水車

けっこう　すごい勢いでまわってた

ちゃんと　使えそうな感じだったけど　どうなんだろう？

お天気がよかったら　芝生の上で　思いっきり　遊ばせて　あげたかったけど、小雨なので　サラは　ドロドロ・・・

私も　すでに　靴の中まで　水で　びちょびちょ・・・

この木、日本産って書いてあったんだけど、なんていう木？？

この木、根っこのほうは　壁と一体化してる

植物ってすごいね。

これも　壁に食い込んでるけど　ちゃんと　育ってる！

モルトメール修道院
（Abbaye de Mortemer）

1134年にヘンリー1世によって設立

この修道院には　幽霊が出るという噂や　伝説が残っており、それに関連した部屋が博物館として見れるようになっている。

ヘンリー1世の娘、マチルダ（ヘンリー5世の妻）の幽霊が　遺跡、修道院の回廊を　さまよっていると言われているそうですが・・・

鳩小屋（Colombier de mortemer）

もともとは　12世紀に造られたものだけど、17世紀に再建造されたそう

18、19世紀には　牢獄としても使われていた　

この中では　説明の案内のアナウンスが流れていた

実は　これを見るまで、この修道院が　すでに　破壊されているとは　気がつかなかった・・・

修道院の裏手には　かつては　大聖堂があって、フランス革命によって　破壊されたんだそう

あっ、遺跡の横手の建物で　ロバが　飼われてる

ロバとか　馬、牛と　相性のいいネルソン

ネルソンが　近づいて　声をかけたら　寄ってきた　人懐っこいロバ

教会（L'EGLISE ABBATIALE）は　87X42mと　かなり広かったらしい

今は　壁と柱だけになってしまったけど、当時の様子を思い浮かべながら　遺跡を見てまわりました

Dortoir

1134年‐イギリス王ヘンリー1世が　シトー派の修道院として　ここにモルトメール修道院をつくった

この地で　50人の修道士が　自給自足の禁欲生活をしていた

Armarium et Sacristie

遺跡の裏手には　ガチョウのファミリーが　たくさん　住んでいて　子供たちが　ヨチヨチ　親について歩く姿が　かわいい

もっと　気候が　よければ　池の周りの散歩も気持ちいいんだろうなぁ

記念撮影で　1枚　パチリ

サラにとっては　歴史も　遺跡も関係ないよね・・・
雨でも　晴れでも　思いっきり　遊ぶ

翼廊のあったあたり？

これは　なんだろう・・・？

当時は、このあたりにゴシック・スタイルのチャペルがありました

パパと仲良くお手てをつないで　公の道（CHEMIN DES DUCS)を歩く

ぱっと見　水道橋みたいじゃない？？

修道院と回廊

気まぐれで立ち寄ってみたんだけど、遺跡が　なかなか見応えがあって　予想以上に　楽しめた。

シトー派の修道院なので　質素かつ簡素な装飾の教会だったそうです

もう十分ドロドロ　びちゃびちゃなのに　喜んで　水たまりに入っていく・・・

今年は　絶対に　長靴を買おう・・・

入り口　入ってすぐ左手に　トイレがあるのはいいんだけど、めちゃくちゃ狭い。

ちょっと　太った人は　絶対扉を閉めれないと思う・・・

ついでですが、帰り道、ノルマンディーの牛さんたちに遭遇

牛も　雨を気にするのか　木の下で　雨宿り

モ〜