2012/10/12 - 2012/10/15
95位(同エリア2367件中)
ぱぶさん
ハワイの親戚の子供(3世)、と言っても、もうリタイアクラスの年配夫妻であるが、2010年8月以来2度目の来日をされ、ぱぶさんも再会を楽しんだ。現在ロードアイランドに住んで居られ、旦那さんはアイビーリーグの大学教授で今年はサバティカルで京大に見える。前回東京をご案内したが、今回は広島(宮島・平和公園)と山口(ぱぶさんの故郷であり、親戚の娘=ご夫人、Cさんのおばあさんのふるさとでもある)を見たいと言うことでご一緒することなった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- タクシー JALグループ 新幹線
PR
-
東京からJALで広島入りしたぱぶさんと京都からの親戚ご夫妻は広島駅・新幹線口にあるグランビア・ホテルで会う。夕食はウエルカム・ディナーとして酔心本店(立町)に行く。広島駅近くに住み、ディナーに参加してくれた、ぱぶさんの兄の紹介を含め、郷土会席を一緒に楽しんだ。
-
翌日は1日宮島見学なのでたっぷり時間があり、沿線風景を楽しみながら宮島まで市内電車でゆっくり出掛けた。宮島口よりフェリーで宮島に近づく。
-
島に上陸すると旦那さんは、早速鹿から激しい歓迎のお迎えを受けた。持っていたパンフを鹿に取られてしまい、周りの人も微笑んでいる!(*^_^*)
-
厳島神社に近づく途中で朱色の大鳥居を背景に決めスナップを一枚。
-
神社の廻廊を進み社殿にお参りしたり、おみくじ引いたり、スナップを撮りぶらぶらする。
-
途中、この様な景色もある。現在の規模の社殿は1168年に平清盛によって造営され、潮の干満で刻々と様相を変える独特なもので潮が満ちるとまるで海に浮かぶ竜宮城のよう。
-
高舞台は御本社祓殿の前にあり、ここで舞楽などが奉奏される。青銅製の燈籠は火焼前(ひたさき)と呼ばれるようである。
-
他にも近くには能舞台もある。貴重な海上の能舞台で、足拍子の度に大きく共鳴する構造とのこと。
-
更には、途中立ち止まり広島名物の焼き牡蠣をトライした。そして、世界遺産の山、弥山(みせん)に向かう。紅葉谷公園を散策し宮島ロープウエーで中間の榧谷(かやたに)駅までは循環式(スキー場のリフトの様に小さい8人乗りを沢山引いている)、乗り換えて獅子岩までは交走式(大型30人乗りで客車は上り下り交互に動く)とロープウエーを乗り継ぐ。
-
イチオシ
獅子岩展望台からの瀬戸内海の景色はすばらしい!(その1)
-
獅子岩展望台からの瀬戸内海の景色はすばらしい!(その2)
-
弥山(みせん)を下りてから麓の豊国神社(千畳閣)に足を止め、天正15年(1587)秀吉の命で安国寺恵瓚(あんこくじえけい)が建立した島内最大の建物を見学する。内部は857畳敷きのフロアーで鴨居まわりには船や祈願の絵馬がびっしり貼りつけてある。
-
この神社の外に立つ桧皮葺きの屋根と朱塗りの柱や垂木のコントラストが青空に映える五重塔を見あげる。
-
フェリー乗り場までの帰りは表参道商店街をとおり、お土産を買い、宮島定番のもみじ饅頭を喫茶店に寄り頂く。色々な店の特徴ある餡もバラエティー豊。コーヒーに出来たてのもみじ饅頭もおつなものである。
-
帰りの風景は潮もかないぬ、いざ漕ぎいでな!である。
-
広島には市電でなくJRで帰り、夕方広島お好み焼きの店が沢山集まっているお好み村の様な所に行く。ビルの何階もお好み焼き屋を見て回り、この画像の様に外人さんがたくさん入っている店に入る。
-
特注のネギ大盛りはこの様。
-
生ビールと広島お好み焼きを楽しんだ三人。
-
次の日は原爆ドームと平和記念公園をゆっくり散策する。最初はドーム。
-
公園内には沢山のモニュメントがあるがこれらには付随して平和の祈りとしての沢山の千羽鶴が掛けられている。
-
こちらは高さ9mのブロンズ像、最頂部に折り鶴を持つ少女の像が立っている。2歳で被爆し12歳で白血病で亡くなった佐々木禎子さんの同級生らの呼びかけで作られたもの。この像をCさんは御指定で今日ここに来て立つ。
-
平和の鐘を旦那さんが突く。
-
イチオシ
この公園のハイライト、原爆死没者慰霊碑。屋根アーチの中に平和の池、平和の灯、原爆ドームが収まっている。
-
平和記念資料館(東館、本館)を見学し、ちょっと遅いランチとなった。
-
公園周辺で一休み。元安川にかかる元安橋の近くにあるイタリアンのオープン・カフェ Caffe Ponte でランチした。
-
平和公園の後はお城を見たいと言うので、車で広島城に行き、天守に登り景色を眺める。広島はお年寄りに優しい、すなわち、60歳以上はお城も県立美術館と縮景園のコンビも無料である!ぱぶさんお勧めの日本庭園・縮景園も大いに楽しんだ様である。今日は明日の予定に備え、夕方岩国まで行き、ホテルに入る。
-
朝、予約していたタクシーがホテルに迎えてくれ、まず、錦帯橋に向かう。五連の優美な曲線を描く全長193mの錦帯橋は日本三名橋の一つ。春夏秋冬いつ見ても周りの自然に映える素晴らしい橋である。この橋の遠景には山の上に岩国城も見える。橋は延宝元年(1673)3代藩主吉川広嘉(きっかわひろよし)が架橋、2度の再建の後、2004年に現在の姿となった。ゆっくり橋を歩いて渡り、河川敷にも降り、近くの佐々木小次郎の像も見る。
-
ロープウエーでお城に登り、その岩国城はこの様。
-
イチオシ
天守閣からの錦帯橋、錦川の鳥瞰図は素晴らしい!
-
これからぱぶさんの田舎、周防大島に向かう。瀬戸内海に浮かぶ金魚の形をした、周防大島(屋代島:やしろ島)には大島大橋を渡る。橋を渡ってすぐ近くの飯の山(263m)から瀬戸内の景色を見て貰いCさんのおばあさんの田舎を瞼に焼き付けて貰う。
-
一寸遅めであるが、金魚の形をした大島の真ん中あたりの峠の茶屋の様な場所にあり、席からの眺めも良く、おつくりや煮魚、釜飯の豪華コース定食も食べられる「海賊麦」と言うレストランで食事する。スナップは釜めし。
-
昔は田んぼであり、その後みかん畑、今は何もないぱぶさんの田舎の家があった場所である。記念にCさんご夫妻をここでスナップする。(おばあちゃんの田舎に立ったのだ!)
-
ぱぶさんが子供のころ住んでいた家のすぐ隣であった祇園様神社にぱぶさんお参りする。毎年7月20日ころ賑やかなお祭りがあり、ぱぶさん達はお神輿や青年団の臨時の氷屋(小学校のグランドに舞台をもしつらえたカヤ囲いの広く大きな小屋)や色々なお祭り行事を子供心に楽しんだものである。この後、周防大島の金魚のしっぽの位置にある戦艦陸奥の記念館まで行き、急ぎ館内を見学。また、本場ワイキキ・ビーチには比べるべくもないが、周防大島の片添ヶ浜海水浴場とサンシャイン・サザーン・セトのホテルも急ぎ足で見て、一路岩国駅まで帰る。山陽本線岩国−広島間はCさん夫妻、ぱぶさんも一緒だったので、この間に二泊三日に撮り貯めたスナップ200枚ほどの画像をカメラのSDメモリーから旦那さんの小型PCに移す。広島駅からは新幹線で別々の座席(車両)となりCさん夫妻は京都まで、ぱぶさんは名古屋までと別れる。
-
おまけ
後日、ロードアイランドには、ぱぶさんの3枚にまとめたこの旅行のコラージュ・ストーリー画像をメールで送ってあげた。ご夫妻からはこの旅行が大変楽しかったこと、また、画像も大いに気に行ったとのご返事があった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- みーままさん 2013/05/16 17:37:35
- 厳島神社行って見たい!
- 楽しい良い旅でしたね!
岩国城・・・昔から有りましたか?昔昔岩国へ行った時には無かった様な?
錦帯橋も綺麗に成った様な気がしました。
久々に行って見たいなぁ〜と思います。私の母方の実家は光市ですが今では家も土地も叔父が売ってしまって有りません。今では親戚とのお付き合いも無いので行ってもどうかなぁ〜と思いますが一度しか行った事が無いので興味があります(高校を卒業して一ヶ月近くおばあちゃんから行儀見習いの為行かされました;++;)
久々にブログで楽しませて頂きました。ありがとうございます!
- ぱぶさん からの返信 2013/05/19 15:19:29
- RE: 厳島神社行って見たい!
- みーままさん:
ぱぶさんサイトにご訪問、カキコ有難うございます。
宮島や平和公園は今まで何回か訪問していますが、この旅行記にはまだ
あげてなかったので、今回まとめておきました。
最近のニュースでは円安もあって、結構海外からの旅行者が多いよう
ですね。数年前にもハワイの親戚のご夫妻とその友人夫妻が見えられ、
この時も今回同様、ぱぶさんがご案内しました。
今回のお客さんは山口県の田舎も訪問したいということで、大急ぎながら
岩国、周防大島も1日で回りました。岩国城は本によりますと、慶長13年
(1608)初代岩国藩主、吉川広家により築城されたが7年後に幕府の
一国一城令で取り壊され、現在のものは1962年の再興とあります。
従って、みーままさんが小さい子供の頃は多分無かったのでしょう!
錦帯橋も整備されていますし、ロープウエイもあって山を登る必要も
ありません。ぜひ、ふるさと再訪の旅もプランして見ては?
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
34