2013/05/04 - 2013/05/04
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morino296さん
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安房鴨川の磯村弁天島厳島神社の御本尊弁財天の御開帳が30年ぶりに行われました。今回は、60年目の大祭「巳年大祭本開帳」にあたります。
安房鴨川までは自宅から電車を乗り継いで片道約3時間半、やっとたどり着いた厳島神社には参拝される人が長蛇の列。何とここで並んで待つこと3時間半、ようやく弁天さまを拝むことができました。
写真は、鴨川漁港の突端にある弁天島まで、大漁旗で飾られた大小様々な船で架けられた船橋です。
弁天島は、昔は船でしか行けない所であったため、御開帳の際には、漁船を並べて橋とし、神社への参拝と御神体の渡御ができるようにしていた伝統が引き継がれています。
厳島神社の御本尊弁財天は、60年目の本開帳と30年目の中開帳に拝ませてもらえます。
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この60年に一度の本開帳を知ったのは、今年3月24日に波の伊八を訪ねて安房鴨川まで来た時に、鴨川市郷土資料館で見かけたポスターでした。
60年に一度と言われると、是非来てみたいと思いながらも、我が家からは遠〜いので、どうしようか迷っていたのですが、お天気もよさそうなので思い切って出掛けることにしました。 -
JR外房線 安房鴨川駅 11:20頃
横浜駅を8時前の電車に乗り、東京、上総一ノ宮で電車に乗換、ようやく到着です。
駅前の観光案内所で情報を仕入れて出発です。
様子がよくわからないので、先ずは、駅前通りにあるレストランで早目の昼食としましたが、これが大正解でした。(この時点では、参拝にどれだけ時間が掛かるか知る由もなく)。 -
鴨川の前原横渚海岸と弁天島
駅前の通りを真っ直ぐ進み海岸を右手に進みます。
この海岸は、日本の渚百選に選ばれているそうです。 -
鴨川の海岸にはマンションが並びます。
ここは、サーフィンのメッカでもあるようで、ここに並ぶマンションもサーフィンが好きな人が住んでいるのでしょうか。 -
鴨川の海岸にて
浜朝顔でしょうか、たくさん咲いていました。 -
鴨川の海岸にて
こちらは、紫菜花のようでうす。 -
鴨川の海岸にて
BBQを楽しむ若者たちもいました。 -
大勢の人が弁天島へ向かいます。
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漁港が近づいてきました。
駅前から歩いて20分ほど掛かります。 -
鴨川漁協に到着
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漁協卸売市場
鴨川みなとまつりが同時開催されています。
ステージイベントや物産展、海上遊覧、花火などが行われています。 -
漁協卸売場のステージ
木更津総合高校の和太鼓部の皆さんの演奏が行われていました。 -
漁協卸売市場にて
近隣の神輿や屋台、山車も参加しています。 -
漁協卸売市場にて
こちらは大浦八雲神社の猿田彦さま -
漁協卸売市場にて
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漁協卸売市場にて
大浦八雲神社の担ぎ屋台 -
漁協卸売市場にて
大浦八雲神社の祇園講の屋台 -
漁協卸売市場にて
諏訪神社の諏訪講の山車 -
大浦八雲神社の担ぎ屋台
若い衆がお囃子を演奏しています。
大太鼓一人、小太鼓二人に、笛吹き一人。 -
大浦八雲神社の担ぎ屋台
お囃子の若者も気合が入っています。
何故これほど気合を入れる必要があるのは、後からわかりました。 -
弁天島に架かる船橋
船尾側から -
弁天島に架かる船橋
60年前の本開帳では、このような船橋を使い弁天島へ渡ったようです。 -
鴨川漁港の岸壁
岸壁沿いにも大漁旗が並んでいます。
よく見ると、大漁旗だけでなく人もいっぱい並んでいます。
まさか!?
これから我慢比べの苦行が始まるとは・・・。 -
大漁旗で飾られた漁船の晴れ姿
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船橋の全体を納めるのは大変です。
船橋に並んでいた船は44隻でした。 -
漁港の岸壁に到着 12:30頃
弁天島まで長蛇の列です。
60年に一度の本開帳に、皆さんが参拝されるのですね。
折角、ここまで来たのですから、並ばざるを得ません。
が、しかし!
「ここから、参拝するまで、3時間半は掛かるよ」と地元の人が話していました。
(「まさか、3時間半は掛からないでしょう」と思いながら、並ぶことに) -
船橋の写真を撮りながら、並び続けます。
家族連れや、グループで来ている人は、交代で並び、休憩することもできるのですが、一人ではどうしようもなく、我慢が続きます。 -
防波堤の向こうに厳島神社が見えます。
あそこまで行けるのは何時になるのでしょうか? -
並び始めて1時間弱 13:25頃
お天気も良く、首筋が日焼けしそうです。 -
お祭りの関係者、あの法被があれば、直ぐに参拝できるのかも?
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他にすることもなく、ただ並んで、時々写真を撮るだけ。
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後ろを振り返ると、まだまだ行列は続いています。 14:25頃
もう2時間近く並びましたが、まだまだです。
やはり、3時間半コースのようです。 -
テレビ局の取材も 15:10頃
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大浦八雲神社の担ぎ屋台が弁天島に向けてやって来ました。
平成4年に鴨川市無形民俗文化財に指定された大浦・八雲神社の「担ぎ屋台」の巡行は、外房の荒波を表した荒々しく激しい担ぎ方で見物客の喝采を浴びます。 -
担ぎ屋台が傾いています。
文安期(1444〜1448)、鴨川の漁師たちは紀州から漁法「まかせ網」を導入し、次第に繁栄しながら漁業を営んでいましたが、荒れ狂う大洋での操業は過酷なもので、まさに命懸けでした。
そこで、大漁満足、海上安全、さらには自らの無病息災と家族の安泰を祈り、その海のようすを表現しようと祭礼において創作されたのが、この「担ぎ屋台」です。 -
担ぎ屋台、じょじょに近づいてきます。
天保4年(1833)に漁業の守り神、厳島神社の祭礼の際、初めて披露され、現在に至っています。
「担ぎ屋台」は、見事に波間に浮かぶ小舟を表しています。
屋台は舟、担ぎ手は海そのもの、三本の棒は波であり、笛や太鼓は漁師の喜怒哀楽を表します。 -
あれっ、また1基が・・・。
「担ぎ屋台」の巡行は、激しく揺すって担いだりするため、傾いたり、我慢できずに地面に落とされることもあります。 -
屋台を担ぐ人たちは気合が入っています。
屋台には太鼓一人、小太鼓二人、笛吹き一人(現在、笛吹きは下に降りて吹いています)が乗り、お囃子を演奏しますが、たとえ、屋台が傾いたり、落とされても演奏を止めることがないよう指導され、みな太鼓にしがみついたりしながら、演奏し続けます。
このように、大漁を祈り巡行する担ぎ屋台は全国的にも珍しいものだそうです。
(鴨川市のHP参照) -
担ぎ屋台、いつ落とされるか分かりません。
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担ぐ人も大変ですが、見物する方も気を付けないと危ないです。
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目の前まで屋台が来ましたが、あまり近寄ると危ないです。
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流石、海の男たち
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筋肉隆々の若い衆が担ぎます。
この担ぎ手が荒波を表現すると言われれば納得ですね。 -
突然、屋台を放り投げます。
下敷きになれば、大怪我は間違いなし。
すごい迫力です。 -
皆さんの興奮は最高潮。
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こちらは、海の女?
ではなく、美女もお祭りに参加されていました。 -
弁天島まで担がれてきた屋台を下ろし、皆さん一休みです。
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ようやく弁天島に架かる橋に近づきました。 15:35頃
ここで係員が入場制限をしています。
「ここから厳島神社まで、まだ30分は掛かる」とか。 -
ようやく、弁天島に架かる橋に上ることができました。
まだまだ、参拝する人の行列が伸びています。 -
大漁旗で飾られた船橋
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磯村弁天島 厳島神社
弁天島へ渡る橋は狭いので、ここでも人数制限をしています。
御本尊弁財天の本開帳は60年目、中開帳は30年目に行われます。 -
磯村弁天島厳島神社の由来
平安朝時代、仁明天皇の承和年間(西暦840年頃)、唐より帰朝した慈覚大師が当地巡錫の折、弁財天女を自作されて此処に安置したと伝えられ、往時は浮島弁財天と云われ、房総屈指の漁村として繁栄の名を歌われた磯村漁民の先祖が、大漁万作、海上安全、開運繁栄のお守りとして崇敬して、今日に残した古来からの伝統的な祭祀の行事が伝承されていることは広く知られていました。
以来千有余年の長い歳月の間、台風や大津波や大地震などの天災地変に遭遇し、現在の弁財天像は、江戸時代、徳川吉宗の享保15年(1730)、仏師杢之進が謹作した鎌倉時代の様式で、福徳円満な姿で、一面八臂の珍しい坐像です。(解説より) -
厳島神社 16:05頃
ようやく社殿に到着です。 -
ここで靴を脱いでお社に上がらせてもらいます。
建物内は撮影禁止のため、この中の写真はありません。
順番に参拝させてもらえます。
時間が掛かるのは、ここで靴を脱いで上がるためだったようです。 -
厳島神社
並び始めて3時間半以上、ようやく弁財天をお参りすることができました。
この左手で御朱印を頂きます。 -
厳島神社 弁財天の御朱印
一面八臂の弁財天像は、頭に宝冠を頂き、その中に白蛇がいてお守りする、気品の高い彫像とされます。
御朱印を押される係りの方も、枚数が多くて大変です。
皆さん、お疲れ様です! -
弁天さまの参拝を終え 16:15頃
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熊野神社の神輿
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大浦八雲神社 祇園講の屋台
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大漁旗に飾られた船橋の右側
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船橋の左側
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山王講(日枝神社)の山車
江戸時代に神田祭の山車として江戸天下祭に参加し、江戸城内に入り徳川将軍の上覧を受けた山車です。
江戸神田・新石町が嘉永年間に製作した山車本体、明治42年に渡ったことが近年分かったそうです。 -
山王講(日枝神社)の山車人形:恵比寿さん
恵比寿さんの人形は、文政13年(1830)の作で、白壁町(現神田鍛冶町など)の山車に載せられていたものだそうです。 -
諏訪神社 諏訪講の山車
こちらも、江戸時代に神田祭で江戸城に巡行した五番山車「神功皇后」です。
明治43年に諏訪講が購入したものだそうです。 -
岸壁に沿った道では、まだまだお祭りが続くようです。
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船橋の全景 16:30頃
良いお天気に恵まれた本開帳で良かったですね。 -
漁協卸売市場からもう一度、船橋と弁天島
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帰りは、安房鴨川17:47発の特急わかしお26号に乗車
3時間近く掛けて、ようやく帰宅しました。
60年に比べれば、3時間半並ぶのも大したことはないのでしょうが、でも、やはり疲れました。
参拝された皆さんに御利益があると良いですね。
(おしまい)
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この旅行記へのコメント (8)
-
- ころっつさん 2013/05/13 00:13:15
- 本当にお疲れ様でした。
- morino296さん、こんばんは。
いや〜ホントに大変でしたね。いくら30年ぶりの御開帳とはいえ3時間以上も並ばれて参拝されたなんて…。途中で倒れる人もいるんじゃないかと心配してしまいます。飛行機に乗ってたら、ちょっとした外国にいけていまいますね(笑)。
そりゃ絶対に大きな御利益があると思います。間違いなしですよ。
関東近辺はやはり住んでいる人の絶対数が多いからなのか、こうした行列に並ぶ人が多いように感じます。私なら行列見た瞬間に避けてしまう方なので…(関西人の特徴かな?)。
しかし、漁港から島までの大漁旗が掲げられた船橋の光景も圧巻です!
ころっつ
- morino296さん からの返信 2013/05/13 07:12:02
- RE: 本当にお疲れ様でした。
- ころっつさん
おはようございます。
いつも有難うございます。
いやはや、大変でした。
30年ぶりとか、60年ぶりとか言われると、
今回を逃してはならぬと思う人が多いのでしょうね。
鴨川まで行くのに約3時間半ですから、
岡山くらいまで行けちゃいますよね。
その上、これだけ並びましたので、今、思えば凄いですよね。
大漁旗に飾られた船橋も、なかなか良かったです。
並んだだけで、余り楽しめなかったのが残念でした。
morino296
-
- momotaさん 2013/05/08 20:36:03
- ご利益ありますね。
- morino296さん、こんばんは
千葉でも遠い鴨川までお出かけされてただじゃ帰れないのはわかりますが
参拝まで3時間半とは!本当にお疲れ様でした。
交代で動ける人はいいですけどお手洗いとか大丈夫でしたか?
お天気も良くて熱中症にもなりかねない中並ばれて忍耐力ありますねぇ〜
60年に一度じゃ次ってわけにいかないですし貴重な体験ですね。
このようなお祭りがあるとは知りませんでしたがお神輿も迫力あって
見応えありそう〜。
きっと良いことありますね♪
- morino296さん からの返信 2013/05/08 23:18:35
- RE: ご利益ありますね。
- momotaさん
こんばんは。
いつも有難うございます。
安房鴨川、遠いですね。
東京湾フェリーとかバスだとか、いろいろ行き方はありますが、遠いです。
でも、60年に一度と言われると、この機会を逃すと次はないと思って、
行ってきました。
一人で並ぶのは、結構大変ですよね。
昼食を摂ってから並んだのは正解でしたし、
お天気が良かったので助かりました。
担ぎ屋台は、初めて見ましたが、迫力がありましたよ。
お蔭様で貴重な経験をさせていただきました。
morino296
-
- 前日光さん 2013/05/07 23:02:19
- 3時間半!(>_<)
- morino296さん、こんばんは。
60年に一度なんて、出雲大社の遷座祭みたい!と思って拝読しましたら、なんと往路に3時間半、待ち時間が3時間半とは。。。
いやはや、よく辛抱されましたねぇ(@_@)
でもこういう状況になった場合、選択肢は2つですよね。
即諦めて帰るか、待ち続けるか、という。
そして、せっかく来たのだから、やっぱり待とう!と私だって思うと思います。
待った甲斐あって、厳島神社の弁財天本開帳というまたとない機会に遭遇でき、これからいいことがあるかもしれませんね。
御神輿がもし落ちてきたら…と思うと、なかなかの緊張感があったのではないでしょうか?
貴重な旅行記、ありがとうございました。
前日光
- morino296さん からの返信 2013/05/07 23:34:49
- RE: 3時間半!(>_<)
- 前日光さん
こんばんは。
いつも有難うございます。
GW、お天気に恵まれましたが、
今日は気温が低く、体がついて行きませんね。
60年に一度とか、30年に一度とか言われてしまうと、
次は間に合わない? なんて思ってしまいます。
前日まで、行くかどうするか迷っていたのですが、
お天気もよさそうでしたので、思い切って出掛けました。
それにしても安房鴨川は遠いです。
我が家からは、大阪より遠い千葉ですよ。
そして、ようやくたどり着いたと思ったら、な、なんと、3時間半待ちだと聞いて、愕然!
でも、ここまで来れば、待つしかありませんよね。
同行者がいれば、まだ良かったのですが、一人では苦行のようなものでした。
弁天さまの御開帳、皆さん諦めずに並んでいらっしゃって凄かったです。
担ぎ屋台、初めて見ましたが、迫力満点でした。
気合を入れてやらないと怪我しますよね。
身の回りの片付けは終わられましたか?
あまり無理なさらずに。
morino296
-
- のーとくんさん 2013/05/07 06:43:58
- 良いごりやくが
- morino296さん
おはようございます。
3.5時間待たないといけないとは、大変でしたね。
近くに見えているのに、列が動かない状態だったんですね。
でも「担ぎ屋台」の巡行は、すごい迫力のよう。
30年ぶりのご開帳、長時間待たれて拝観された、弁天さん、きっと良いごりやくが。
のーとくん
- morino296さん からの返信 2013/05/07 07:12:20
- RE: 良いごりやくが
- のーとくんさん
おはようございます。
いつも有難うございます。
まさか、ここまで並ぶとは予想もしておりませんでした。
折角、遠路はるばる行きましたので、途中で諦めるのもなんですので、
我慢して並びましたが、これまでの最長でした。
担ぎ屋台、迫力がありましたよ。
あれでは、怪我をする人も出るでしょうね。
morino296
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