【はと】動物VS海獣日帰りツアー【バス】

2013/05/03 - 2013/05/03

♪ホントにホントにライオンだ〜
　かねてから子供が行きたがっていた「富士サファリパーク」。よりにもよって混雑間違いなしの黄金週間に、敢えて行く事もないだろうに・・。
　と思いつつも、やはり新緑鮮やかな行楽シーズン、どこかにおでかけしたいものです。
　以前、自家用車で行った「富士サファリパーク」ですが、渋滞が予想される中で車の運転も辛かろうと、今回はじめて「はとバス」を利用してみました。
　ちょっと憧れてたんですよね〜。
　はとバスHP（http://www.hatobus.co.jp/)
　「動物VS海獣!? 富士サファリパークと三津(みと)シーパラダイス/浜松町発（日帰り）」というツアー。最小催行人数は２０人。
　大人一人７９８０円、子供は一律１０００円引きです。

　連休直前に思い立ったので、ネット申し込みのクレジット決済です。

エリア 裾野・長泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　我が家の最寄りの駅から、はとバスの乗車場のあるJR浜松町駅までは、電車で約７０分。今回集合時間が早朝６時４０分ということもあり、５時前には出発しました。
　途中コンビニでおにぎりを買って駅で朝食（笑）
　
　浜松町駅のはとバス総合センターへは、駅の南口改札からすぐです。
　案内所のカウンターは６時３０分にオープン。ネット予約の予約番号を定時して、乗車券を受け取ります。

　黄色いはとバスを期待していましたが、今回は協賛バス会社の運行と言う事で「帝産バス」によるツアーになります。
　乗った瞬間、最近膨張気味の旦那にはちょっと狭いかな？と思いましたが・・

　１号車と２号車の２台運行でしたが、２号車なんと乗客１６名！！
　４２人乗りのバスですので、すんごい余裕状態です。
　なんで？　
　バスガイドさんも「お席はご自由にお使い下さい。」とアナウンス。

　さすが連休の初日、東名高速は大渋滞です。
　機転を利かして東名へは横浜から入ってくれたのですが、それでも海老名SAまで約２時間かかりました。
　バスツアー最高です。自分で運転してたら渋滞なんてイライラするだけですが、子供とパズルしたり持参した文庫本読んだり。それからついウトウトしたり。
　しかも出発して間もなく、ガイドさんが熱いお茶を供してくれます。

　窓の外の新緑が眩しいです。

　海老名SAでトイレ休憩。やはり女子トイレには長蛇の列。
①　今回利用のバスはお手洗いがついてません。ので、例え尿意はなくとも機会あるごとにお手洗いに行くように心がけました。
②　私と娘がお手洗いに並んでいる間に、旦那がSAで買って来た屋台の蒲鉾？　すごく美味しかったです。中にチーズと、大葉の刻んだやつが練り込んである。１本３００円
③　同じく、旦那が買って来た、海老名SAと言えばメロンパン。クリームは切れ目に注入されているだけなので、メロンパンの「中」というよりもメロンパンの「間」に入っているだけです。
　けど美味しかったww

　サファリに到着したのが１１時前。
　海老名SAを出て、気が付けば御殿場。すっかり熟睡させて頂きました。
　一度トイレ休憩があったあと、そのままバスでサファリゾーンへ突入します。
　
　バス、予想外に良かった！
　まず視線が高い。サファリ内は基本２車線なんですが、バスの車高が高いので隣に乗用車がいてもその向こう側が見れる。
　しかも今回は座席が自由に移動できる状態だったので（４２名の座席に１６名！）右に左にと動物を探すことができました。

　見て下さい、この渋滞。
　以前自家用車で来た時には運転メインで動物を満喫できなかった旦那も、今回はビデオカメラ片手にご満悦です。
　じっくり見たくても、後続車が気になって発車しなくてはならない時だって、バスなら車高が高いので充分に堪能できます。

　サファリゾーンを終わって丁度１２時。
　１２時４０分まで自由時間ということで、やはり少々時間が足りない感はあります。これはツアーの欠点ですね。でもまあ、今回の内容だったら、これで充分じゃないでしょうか（特に大人は・・）
①　園内は季節柄、色々な花が満開で綺麗だったです。星形のチューリップとか、すごい綺麗だったですよ。
②　猫の館とか犬の館とか、別料金を取られますが子供はおおはしゃぎだったです。以前ここで猫に引っかかれた娘は、今回１５分だけのリベンジ。料金は時間無制限で５００円
③　ゆっくりお昼御飯を食べてる時間はないので、私と娘が猫の館にいる間、またもや旦那が屋台で購入してくれました。肉巻きおにぎり？　肉の巻かれたきりたんぽみたいな御飯・・むっちゃ美味でした！（値段は不明・・）

　さて。
　今回のツアーは「はとバス」のものですが、運行は「帝産観光」が実施しており、運転手もバスガイドも「帝産観光」の方。
　はとバスからも添乗員さんが参加していましたが、この春入社したばかりの新入社員かしら？　というほど要領を得てない方でした。
　はとバスの添乗員さんとバスガイドさんが同じこと繰り返して喋ったり、の役割分担もよく分かりませんでした。
　
　写真は帝産観光のバスガイドさんにお願いして、娘とツーショット。

　さて、それから小一時間ほどバスは走り、１４時前には「三津シーパラダイス」に到着。ここで約２時間過ごします。
　ウツボの水槽に首を突っ込めたり（右上段写真）ウニに触ったり（下段）、小振りながらなかなか楽しませてくれる水族館です。

　ところでここには「チャッピー号」という三津湾の遊覧船があるのですが、はとバスの添乗員の説明では「遊覧船の入場券もお渡しします」とのこと。
　しかし降車時、配られたのは水族館の入園券のみ。
　「遊覧船の入場券は？」と問えば、１号車の添乗員が「入園券で乗れるの！」と客に対してタメ口で言われてしまいました。

　で実際、遊覧船の乗り場に行くと「入園券とは別にお買い求め頂くことになります」・・・ということで、結局一人７００円（高ェ！！）払わされました。子供は半額です。

　はとバスの説明書には遊覧船が付いてるなんて書いてなかったから、クレームはしませんでしたけどね。もうちょっと誠実な対応して欲しいもんです。

　２０分のクルージングで７００円とは暴利だな・・と思いもしましたが、富士山を臨んでの遊覧は実に気持ち良かったです。残念ながら頂上付近に雲が掛かってましたが、それでも先っぽも僅かに見えたんですよ・・・。

　遊覧船が終わったら、イルカショーにアシカショー。それからトドショー。
　特にトドはめちゃめちゃデカイ！！　迫力！！
　よくあんな生き物をあんな間近で調教できるもんだと感心しました。ちょっと寝返り打たれたら圧迫死ですよ（震撼）

　かーなーり、楽しめたです。

　１６時１０分、三津シーパラダイスを出発。
　東京に戻る前に、ツアーにありがちな物産館でのお土産購入タイム。駿河湾味工房というお店で３０分。
　ここ・・・結構楽しかったです。蒲鉾等の練り物や干物、佃煮・・・明日からの数日間、白米さえ炊いておけば幸せになれるだけの「ごはんの友」を入手。
　試食をさせてもらえるので、気に入ったものだけを購入。
　娘はソフトクリームでご満悦

　さて親ばかでスミマセン。
　車内の娘・・・シーパラダイスで購入したタコ焼きを食す娘。味工房で購入したソフトクリームを食す娘。そして暇すぎて持参した本を読む娘。

　東名高速で事故が二カ所もあったということで、予定では東京駅１９時着のツアーでしたが、１９時の段階でまだ海老名SA。
　こういうことがあると、やっぱり自分で運転しなくて良かった〜と実感。
　仮に旦那が運転してたら、疲労と焦りで絶対車内が険悪なムードになってると思います。

　東京に入ると渋滞も解消。
　ゴールデンウィークということで、東京タワーが七色にライトアップされていました。

　さて、出発は浜松町駅からでしたが、到着は東京駅丸の内。
　２０時過ぎに到着しました。

　丸の内駅舎が完成してからまだ一度も見物していなかった私達家族。ここぞとばかりにライトアップされた新駅舎を堪能しました。
　すごく綺麗です・・・今の技術力もそうですが、当時にこんな駅舎を作っていたなんてホント感動。

　東京駅からJRに乗って、そして我が家まで約１時間。
　日帰りツアーもこれでおしまい。
　殆どバスに乗ってただけなのに、やっぱりそれなりに疲れました。

　さて、お土産です。
　味工房で購入した佃煮類とねり天麩羅。
　佃煮は４パック１,０００円で、柴漬けが１パックおまけで付いて来ました。
　佃煮がねえ。ホント美味でした。
　白御飯と味噌汁さえあれば、あとはもうこの佃煮類で過ごせちゃいますよ・・

　さて。
　冒頭で書きましたとおり、このツアーは黄金週間価格で大人一人　7,980円です。サファリとシーパラの入場料込みです。
　個人で行くと、サファリの入場料が2,700円。シーパラが1,900円。入場料だけで考えると合計4,600円ですね。

　個人で行くより一人頭、約3,300円分高い訳ですね。もちろん、個人で行くとその他に交通費もかかりますが、一人3,300円も交通費がかかる訳ありません。
　しかし。
　しかしですよ。上げ膳据え膳・・乗ってるだけで目的地に連れて行ってくれる。渋滞だろうが停滞だろうが関係なし。眠けりゃ眠れるこの旅のスタイル。高いと思うか安いと思うかは、その人の疲労度によるかもしれませんね。
　運転手に徹する旦那が不機嫌にならない分、私には有り難い旅のスタイルです。