2012/04/24 - 2012/05/03
112位(同エリア160件中)
ちゃおさん
嵩山の麓、登封市郊外のレストランで昼食を終えた一行は、同じ道を引き返し、少林寺の大きな駐車場の前を素通りし、洛陽に向かって引き返す。次の訪問先龍門石窟は洛陽郊外にあるからだ。峠を越えたバスは、先刻、来る時に気になっていた「偃師」の街を通り過ぎる。
「偃師」、英語流では「やんし」と呼ぶが、日本語流には「えんし」と言うらしい。堤防などの「堰堤」(えんてい)の「堰」(えん)と共通する音読みなのだろう。「やんし」であれ「えんし」であれ、殆ど馴染みにない日本人にはどうでもよいことであるが、ここは三蔵法師、玄奘三蔵が生まれた場所で、洛陽から玄宗皇帝に見送られ、印度の祇園精舎に行った故事の生まれ故郷である。
洛陽の直ぐ隣、三蔵法師の生まれ故郷でも分かるように、ここは古い町で、商、夏、殷の頃から既に街が出来ていて、栄枯盛衰を繰り返してきた。バスの窓から眺める街並みは、そうした歴史的な古さを感ずるというよりか、街自体の古さ、古き貧しき時代の中国、公害などお構いなしにモクモク煙を吐き出し、生産に励む工場群、と言った、2世代、3世代前の前近代的な街並みであった。
中国では各地で石炭とか亜炭を産出しているが、バスで見る限りこの町もそうした亜炭の生産地の一つのようで、大きな工場の敷地の中には、そうした亜炭の山が野積みされていた。中国のやや近代化の遅れている地方都市を見る思いで、窓外の光景の写真撮影に熱中した。
- 旅行の満足度
- 4.5
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