2012/08/18 - 2012/08/19
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tuviajeroさん
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本日は午前中にキャニオン・デ・シェイの底に降りて遺跡見学をします。午後には4コーナーズを経て、コロラド州境に近い遺跡の町アズテクに移動します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝未だ涼しいうちに出るのがハイキングの鉄則です。今からこの谷底に下ってホワイト・ハウスを見学して又戻ってきます。
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谷に下りて近くまで行ける遺跡はこのホワイト・ハウスだけです。その意味でメサ・ベルデやホブンウィープ、チャコ・キャニオンと比べて“残念”です。遠くから風景の一部として見るだけです。と云う事で、キャニオン・デ・シェイはハイキングもホワイト・ハウスだけで車でリム沿いをドライブで見物するしかありません。ハッキリ言って詰まらないです。
ま、ヒョットすると谷底の住民にお金を払えば見せてもらえるかもしれませんが・・・調べてみませんでした。遺跡の場合はツアーに乗って眺めて歩いても面白くないです。自分のペースで歩かなきゃ。 -
谷底に着きました。ホワイト・ハウスは直ぐ近くの筈です。トレイルだけを残して柵で立ち入り出来ないようになっています。
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谷底は緑も多く、流石に農地に向いています。
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こちらはチョウセンアサガオです。毒を持っています。
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目の前に遺跡が見えてきました。前に木が並んで生えている所にクリークが走っていて橋を渡って遺跡側にたどり着きます。
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遺跡コンプレックスに着きました。柵が在ってこれ以上近寄れませんが、キャノン・パワーショットISシリーズ共通の光学長望遠の威力でどうにかなります。この望遠と、S3ISまで有った市販の単三電池電源がこのシリーズを愛用した理由でしたが現在のモデルから充電式になってしまったので長期のキャンプ生活をする身には魅力半減になってしまいました。
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上部コンプレックスです。
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下部コンプレックスです。中規模と言えますが流石にチャコやこの次に観に行くアズテクのような平地の遺跡に比較すると粒が小さくなります。
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上部コンプレックスの中央部分、所謂ホワイト・ハウスです。折角色が残っている白い部分に悪戯書きが見えます。近年のものなら残念なことです。
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上部コンプレックス向かって左側です。
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下部コンプレックス向かって右側です。
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下部コンプレックス向かって左側です。
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遺跡の住民です。
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この他にもこの唯一観光客が歩いてこれるこの遺跡には谷の上から降りて来たお土産売りも並んでいました。
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遺跡周りにはピクトグラフが沢山有ります。
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上部コンプレックスの下の崖にも幾つか有ります。白い点線のようなものもピクトグラフです。
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下部コンプレックスの向かって左上、画面の左上隅にもゲジゲジと十文字のような模様も見えます。
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ホワイト・ハウスの直ぐ下の崖に描いてあるピクトグラフで、上のが人らしく、下のが鳥です。残念ながら射撃の的にされたらしく両方とも弾痕で傷付けられています。そう云えばスフィンクスの鼻が潰れているのもナポレオンの兵士達が射撃の的にして壊してしまったらしいですね。野蛮この上ない行為です。
フランスの人気芸人ローラン・リュキエの福島原発事故と津波をネタにした無神経・野蛮極まりないジョークを国営放送を通してフランス人が喜んだり、日本側の抗議の声に更に野蛮な言葉でやり返すフランス人が少なからず居たりで、フランス人はフランス人自身が認識するほど洗練されてもおらず、結構野蛮な文化を持っています。
他にも実体験としてフランス人の結構残酷な面をフランス放浪の旅を通して知っています。オーストラリア人や米国南西部の連中の方がずっと優しく、親切で、しかも正直です。要するにフランス人よりも人間としてずっと上品です。少数ですがとても良いフラン人も知っているだけに実に残念です。 -
こちらは両側の十文字と真ん中に赤いナルト巻きのような図、その下には射的の的のような二重丸があります。
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遺跡背後の眺めです。木が並んでいるところがクリークですが現在は水がありません。
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帰りは未だ午前中の早い時間ですが既に暑くなりつつあります。
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これなんか自然の造形のようですが眺めが良さそうですネェ。半日ぐらいこの日陰でゴロゴロしていたいぐらいです。
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リムに戻ってきました。未だ時間は早いです。先ず北上してユタ、アリゾナ、ニュー・メキシコ、コロラドの州境が1点に集中する4コーナーズを経てもう一度ニュー・メキシコ側に戻って今晩は大きなプエブロ系遺跡があるアズテクの近くにキャンプ場を探す予定です。
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一寸東側の12号線沿いは緑豊かな、美しい湖まである風景でしたが、直ぐにこの光景です。アリゾナの殆どはこんな感じの光景です。
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4コーナーズ目指してまっしぐらです。
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風景は既にモニュメント・バレー状態です。実際の所、モニュメント・バレーからそれほど遠くも無く、地理的にも同一地域と考えて差し支えないでしょう。
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砂漠の中にはポツンポツンと牧場らしき物がありますが、こんな所で牛が育つのでしょうか・・・山羊なら分りますが。
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こんな感じで・・・
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こちらは牧場の入り口ですがお洒落ですネェ・・・愛犬まで居ます。
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4コーナーズです。中央の円の中心に小さな十文字入りの円盤があるのですがその十文字の中心が4つの州の州境です。
此処はナバホ・ネーションに属し、ナバホのレンジャーが管理しているのですが私が入る時に「ナバホ(ディネェとは言わなかったと思います)か?」と訊ねられましたが正直に「日本人である」と応えました。ナバホだと入場無料なのですが嘘を言って良い類のものではありません。 -
今度はアズテク目掛けてまっしぐらです。
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一旦、アズテクの町中にあるアズテクの遺跡のビジター・センターを尋ねて「適当なキャンプ場」を訊ねると「30分ぐらい離れた所にナバホ・レイク州立公園が有る」と教えられました。
このくらいになるともう日常になりすぎて写真を撮らなくなりました。今思えば残念です。これは公園の住民です。
このキャンプで面白いことがありました。自分でキャンプ料金10ドルをポストに入れなければ成らないのですが20ドルしかありません。周囲の人たちに崩して貰おうとしましたが生憎で・・・仕方ないから自分のサイトに帰ると正面に隣人が・・・見ると男女5人ほどのナバホらしきグループです。
彼らも細かいのを持たず、諦めて帰りかけると大男(ナバホには時々巨人がいます)が「5ドル持ってるか?俺は5ドル有るから足せば足りるぜ」と言ってくれました。親切すぎです。その後も彼らは顔を見るたびに「どうなった?」と心配してくれます。
その後に私のサイトに遊びに来て話し込むと「XXXXから来た」と・・ナバホ語らしい耳慣れない響きの地名なので聞き返すと当然知っているだろうと言わんばかりの呆れたような顔をしてもう一度繰り返しました。そこで過度の親切と遊びに来る親密さの謎が氷解しました。私は「俺のことディネェだと思ってたの?日本から来たんだよ」と言うと今度は彼らが吃驚です。ナバホに同胞だと思われたのは本日二度目です。
他にも白人にナバホ或いはメキシコ人と間違われて少々不愉快な扱いを受けた経験もあります。ま、それほど沢山ではありませんし、自分は国に帰れば良いだけですが、此処で生まれ育ち生活する人間だったら本当に不快でしょうね。 -
朝1番のアズテク国定公園です。アズテクと云う町にあるからアズテクなのか、アズテクと云う遺跡の近くにアズテクと云う町ができたのか・・・調べませんでした。迂闊でした。何れにせよメキシコのアステカ(英語でアズテク)とは無関係で何となくアズテクの名を借りたのでしょう。
この現象はモンテズマ(アステカ帝国のモンテスマ王)と云う地名や遺跡名が各地にあるのと同様で、日本で言えば弘法大師の名が日本中に溢れているのと似ているでしょう。 -
チャコほどではありませんが平地に造ったかなり大規模なコンプレックスです。
キバもチャコにあるような所謂グレート・キバ、大規模で重厚なキバです。 -
このキバは修復・再現したものです。何処まで正確か私には分りません。
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この遺跡は良く復元・保存されていて当時のままの屋内を歩いて見学できるようになっています。地下構造への入り口です。
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建物内部です。小さな部屋が沢山繋がっています。
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こちらは窓です。天井には木材を渡してあるのも見えます。
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明り取りと換気用の穴も開いています。かなり住み心地は良かったのではないでしょうか。
北米の遺跡、所謂アナサジ・プエブロ系の遺跡は住居と倉庫、ダムや貯水池など生活に直結した物が中心ですが、メキシコと中米、南米の遺跡群は巨大ではありますが寧ろ宗教施設・役所・宮殿を兼ねた公の設備が中心です。 -
上部構造です。
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T型の出入り口や窓など開口部は多いです。何か宗教的意味が有ると聞きましたが、とても興味深いことにこのT型開口部は北米・メキシコ、中米、南米で共通に見られることです。時代も距離もかけ離れていますが偶然とは思えません。何等かの手段で文化の伝播、拡張、継続が存在したのでしょう。
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こちらは復元されたキバに隣接する手付かずに残されている方のキバです。
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こちらはキバとは構造が違うようです。中央に走る設備は何でしょうか・・・
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その隣にはキバらしき円形の施設が並んでいます。
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石組みが部分部分で異なることが判ります。修理や増設があったのでしょう。
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窪みは物でも収納したのでしょうか。地面にある窪みにも焦げ跡がありませんから囲炉裏や竈でもなかったようです。
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この上部構造の部屋を繋ぐ出入り口は恐ろしく小さいです。四つん這いにならなければ殆ど通過不能かと思いました。所謂アヒル歩きでどうにか通過しました。
地下構造の通路も小さかったですが腰を軽くかがめる程度でした。それにしてもアナサジ系の人々にはナバホにしばしば見られるような巨人は存在しなかったのでしょうか。 -
壁の中央の石組みが大きく違います。修理でもされた痕でしょう。
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こちらも上下が明らかに違います。こちらは増築かもしれません。
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そのままのと修理・復元されたキバです。
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こちらは手を加えられてない方ですが当時の梁の組み方がそのまま残っています。これはナバホの土饅頭住居であるホーガン(所謂女ホーガン)の枠組みの組み方と酷似しています。
考えてみるとホーガンの丸木を組み上げてドームを形成して土で覆うというのはアナサジのキバに似ています。宗教施設と住居と云う違いは有りますが、後から来たナバホが先住民の廃墟を見て真似て住居を作ったと云う事は考えられると思います。 -
復元された方のキバです。憶測の部分もあるらしいので何処まで正確に再現されているか判りません。
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天井を支える構造です。
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内部の全景です。天井に透明プラスチックで覆われた明かり採りがありますがこれがオリジナル通り(もちろんプラスチック蓋はなし)かどうか分りません。
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こちらは床部分です。
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入り口方面です。柱の内部構造が見えるように復元されています。鉄筋代わりに木材を井桁に組んで補強していたようです。
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アズテクの旧市街です。アズテクは全体でも中規模の町です。ただ、ここも車の運転がギスギスしていたし、州立公園のキャンプの洗面所で出遭った若者のアンフレンドリーな様子からも何かを感じます。
前述の5人組ナバホも普段の社会生活の中での白人との軋轢を話していました。「理由無く警察に停められるよ」と言っていましたが、もっと北のアイダホで不快な経験をしました。
そう言えばチリカワでも理由無く停められて職務質問されましたが、あの国境の地域でメキシコ人に見える男がボロボロの車を運転していたらある意味仕方なかったかもしれません。その時の扱いは単に事務的なもので特に不快なものでも有りませんでしたから一概に人種問題ともいえません。矢張りメキシコ側から麻薬を密輸する者や密入国者も多いですから。 -
それはともかく、アズテク旧市街の町並みはなかなか美しいです。
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ファサードも凝っています。
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こちらの小さなお店も隣の出窓も町全体に調和が取れています。
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こちらもファサードは色々ですが全体的には良く調和が取れています。日本の場合は「自分のものは好きなようにするんだ」と云う何か間違った自由のせいかハデハデ過ぎて狂気じみた物や逆にあまりの安普請で小汚い物が混じっていたりであまり美しいといえません。赤白ダンダラの“頭おかしいのじゃないか”と思うようなデザインの家を住宅街に作ったマンガ家も居ますし・・・漫画家といえど芸術家だと思うのですがあのセンスはナンだろう・・・
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たぶん出来合いのパネルをプレハブのように組み合わせてファサードを造っている簡易的なものだと思うのですが矢張りそのお洒落心が町並みを保っているのだと思います。
建物を建てたときの共通した様式がそのまま残されているところが美しいのでしょう。 -
違う時代に建てられたと思う違う形式の建物でも絶対に町並みを壊さないように配慮されているのですよね。こう云う意識は“無形の文化財産”といえると思います。
日本の場合は旧い町並みがそのまま残っている際はこの上なく美しいのですが、新しく立て替えたりする時に周囲の景観に全く配慮しないで自分の家のイメージだけを描いて好き放題にやってしまうから正気の沙汰と思えない町並みが出来上がったりするのでしょう。 -
さて、次はコロラド州のグレート・サンド・デューンズ国立公園を目指します。先ずはアズテクから北上してコロラドのデュランゴ(メサ・ベルでの直ぐ近く)を経て東走します。
こちらは買い物に寄った小さな町のホーム・センターで見かけた二人連れです。
一見ウェスタン風の服装ですが普通と違うのは、普通ある種の民族衣装のようにファッションを意識して着ている面が強いのですが彼らの場合はそのファッションの元になった作業着レベルとして着ているところが違うと思います。
男性の方ですが、履物がブーツなのですが所謂お洒落なカウボーイ・ブーツではなく作業用のブーツに“拍車”を付けているところが本物です。本当に普段の生活として馬に乗っていると云う事でしょう。女性の方も作業用ブーツに腰にはロープとナイフを下げています。ナイフも大型ではなく実用一点張りと云う感じです。そんな作業着なのに下手なファッションよりずっとウェスタンで格好良いところが如何にも本物と云う感じです。
因みに男性の脚が西欧人には珍しいO脚なのも彼の人生の多くの時間が馬の上だったことを物語っています。よく挿絵などに描かれるカウボーイも特徴の一つとしてO脚に描かれています。 -
これは又別の町ですがコロラドは何か自然も町並みも小奇麗で絵になります。
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なにか小可愛いのですよね。
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ユタ南部、ニュー・メキシコ南部、アリゾナ、テキサスなどに比べて緑豊かで優しさを感じる自然です。
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峠道の道路際にキャンプ場のサインが出ていたので泊まることにしました。トレジャー・フォールと云う滝の直ぐ近くです。
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一寸早めにキャンプが見付かり余裕でハンモックで昼寝したりノンビリしました。日差しも気温も適当で風もあり気持ち好いことこの上ないです。ただこれだけ緑豊かな自然の中だと熊が出没しますのでそれなりの注意は必要です。
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あまり気持ちが好いのでハンモックの中から意味の無い写真を沢山撮りました。でも気持ち好さと云う感覚を画像に記録できたと思います。
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明日はグレート・サンド・デューン国立公園入りします。
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