2012/06/02 - 2012/06/03
385位(同エリア926件中)
さすらいのカピバラさん
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1才4ヶ月の娘と二人で、大好きなトスカーナに滞在しました。
イタリアには何度か足を運んでいたのですが、オルチャ渓谷には滞在する機会がなく、ずっと憧れていた場所でした。
この日は、友人のパートナー(仮名マリオ)の運転で、トスカーナの小さな町を巡りへ。モンテプルチャーノ近郊の友人宅を出発し、モンティキエッロ、サンクイリコドオルチャを巡り、ピエンツァに1泊しました。
今回の目的は、モンティキエッロで‘THEオルチャ渓谷’という景色を眺めること、ピエンツァでオルチャ渓谷の日暮れと夜明けの景色を見ることです。
旅の背景:学生時代の友人がほぼオルチャ渓谷のとある街に住んでいるため、その友人宅にホームステイしつつ、トスカーナの小さな町をめぐりました。公共交通機関をあまり利用していないので、バスの情報は詳しくありませんが、ドライブ旅行の方には多少参考になるかもしれません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
<モンティキエッロ近くの景色>
ホームステイさせてもらっている友人が「週末どこか行きたいとこないの?」と聞いてくれたので、お言葉に甘えて車で観光に連れて行ってもらえる事になりました。
モンティキエッロの名前を知ったのは、1枚の絵葉書。青々とした緑の丘に、糸杉のくねくね道が走っている絵葉書。絵葉書の裏面に、小さくMontichielloという文字を見つけて以来、いつかこの景色を見てみたいと思っていました。
この写真は、モンティキエッロの町から車で3分くらい離れた場所で撮った写真です。写真が上手くないので、この景色の感動をうまく伝えられないのですが、、何というか、オルチャ渓谷に包まれている感じがして幸せな気分になりました。 -
<モンティキエッロ>駐車場付近
モンティキエッロはとても小さな街ですが、城壁のすぐそばに駐車場があるので、車で訪れるのは問題ないです。むしろ、バスだとどうやって行くのだろう・・
この写真の右端に、駐車場のPの看板が見えます。やや茂みに隠れ気味ですが、標識に沿って進むと、駐車場にたどり着けました。 -
<モンティキエッロ>駐車場
こんな感じです。舗装してないので、靴が砂で真っ白になりました。駐車場の管理人のような人はいなかったので、たぶん無料? -
<モンティキエッロ>地図
駐車場に置いてあった地図です。とても小さな町です。
駐車場は「14番」の近くで、「1番」が町の入口サンアガタ門です。地図の中心にある「6番」が教会と広場です。駐車場から、町に向かって歩くと、途中に小奇麗な公共のお手洗いがありました。 -
<モンティキエッロ>
駐車場から歩いて3分で、町の入口サンアガタ門が見えてきました。 -
<モンティキエッロ>
サンアガタ門の広場には、こんな感じで景色を眺めながら座れるイスがあります。この広場にも車が何台か駐車してありました。景色を見て写真を撮るくらいの短い時間なら停めても大丈夫なのかも。
この遊歩道から見える景色が、お次 -
<モンティキエッロ>
くねくね道 -
<モンティキエッロ>
糸杉のくねくね道しかまともな写真がないのですが、この写真の右側にはピエンツァの町が見えました。 -
<モンティキエッロ>
こんなところで毎日子供を散歩させられたら幸せだろうな〜。普段、北京でビルと大気汚染にまみれて生活しているので、つくづくそう思いました。
さて、景色を楽しんだあとはランチです。 -
<モンティキエッロ>
お昼ご飯はサンアガタ門をくぐってすぐの場所にあるオステリアへ。
下調べの段階では、このお店くらいしか食べるところがない感じでしたが、実際に行ってみると他にも2、3軒レストランがありました。
でも、このお店は景色が良いというのが最大のポイント。 -
<モンティキエッロ>
オステリアの入口の横に階段があって、階段を上まで上れます。 -
<モンティキエッロ>
階段を上るとこんな景色が広がっています -
<モンティキエッロ>
オステリアにはテラス席があって、季節が良ければテラスに座ってこんな景色を見ながらお食事できます。私たちは予約をせずにお店に行ったので、すでにテラスは満席。店内の席も満席で、ちょっと待たされてお店に入れました。
1才児を二人連れてのランチだったので、食事の写真は撮れませんでした。 -
<モンティキエッロ>
向こうの丘の上にピエンツァの町が見えます -
<モンティキエッロ>
広場に置いてあった銅像。何これ?友達の輪?
隣に立って、同じポーズで写真を撮りたくなる。 -
<モンティキエッロ>
ランチの後、マリオ(友人のご主人)がタバコ休憩してる間に、さらっと城壁の中を散策。 -
<モンティキエッロ>
モンティキエッロには他に食事できるところはないと思っていたのですが、何軒かありました。 -
<モンティキエッロ>
こんなレストランもありました。城壁のなかをふらっと歩けば、食べることは2〜3軒ありました。 -
<モンティキエッロ>
上の写真、カンティナというレストランのメニュー。入口にメニューが出ているので、確認してから入るか決めれば良いかなと。 -
<モンティキエッロ>広場
観光案内所を探していたのですが、どうやら係りの人がお昼休みでいないそう。町の絵葉書が買いたかったのですが、買えず。
どうやら、この日は町のお祭りで、みんな教会近くの広場に集まって、焼肉パーティーをしてました。 -
<モンティキエッロ>
町の教会 -
<モンティキエッロ>
広場に小さなバルもありました。メニューはこんな感じ。 -
<モンティキエッロ>
景色の良い広場にあるバル。
では、次の町に移動します。 -
<ドライブ>
真っ赤なケシ、アマポーラの花が咲いています。春のスペインやイタリアでよく見られる花。可愛いお花♪
4月〜5月頃に満開になるそうで、6月のこの時期はお花も終盤でした。まばらですが、見れて嬉しかったです。
のどかな景色だな〜と思いつつ、ドライブを楽しんだかというと・・いやいや
マリオの運転するBMWで、F1のごとくオルチャ渓谷を走り抜けてる最中です。
友人が「マリオ、写真撮ったりするからもっとゆっくり走らせて!」と言ってくれるので、時々穏やかなドライブになるのですが、気がつくとF1走りに戻ってます。どうも、アクセルを踏まずにはいられないみたいです。後部座席に乗った友人は、やや車酔い気味でした(笑) -
<観光地の位置関係>
今日はオルチャ渓谷の3都市を巡りました。位置関係はこんな感じ。
バスの路線は詳しく分かりませんが、車があれば十分に1日で3都市巡れます。 -
<サンクイリコドルチャ>
モンティキエッロからそんなに遠くない、サンクイリコドルチャの町へ。
少ない下調べによると、この町は、どうやら素敵なお庭があるらしいで、とりあえずバラ園へ。
ガイドブックには載っていない小さな町なので、下調べはほとんどできずに行きました。 -
<サンクイリコドルチャ>
バラを見ていると、どこからともなく賑やかな人の声がします。 -
<サンクイリコドルチャ>
賑やかな声に誘われて、坂を上ると、森の中に不思議な建物が出て来ました -
<サンクイリコドルチャ>
何だこれ??円形競技場?
でも、こっちから賑やかな声がします -
<サンクイリコドルチャ>
この不思議な闘技場風の広場で、グラディエーターに遭遇!
闘いの練習をしていました。聞くところによると、この方々は地元の若者で、イベントに向けてグラディエーターの練習をしているそうです。
日陰で写真を撮ったので分かりにくいのですが、衣装や道具が結構凝ってます。 -
<サンクイリコドルチャ>イタリア式庭園
グラディエーターと記念撮影をした後、隣の公園を見に行ってみると、何やら競技をしている模様。
これが、この町で有名なイタリア式庭園だそうですが、雑草が生えてるし、結構お手入れしてない感じ(笑)
この日は、町のお祭りの日だったみたいです。ここでは弓矢の競技が行われていました。 -
<サンクイリコドルチャ>イタリア式庭園
町の人たちが、自前の中世風の衣装に着替えて、ここに集まっています。
藁の的目掛けて矢を放ちます。そして -
<サンクイリコドルチャ>イタリア式庭園
矢を放ち終わると、いそいそと自分で拾いに行きます。 -
<サンクイリコドルチャ>
この週末は、お祭りなのね。案内版を発見 -
<サンクイリコドルチャ>
地図がなくても迷うような町ではありません。
ここが町の中心の広場。 -
<サンクイリコドルチャ>
街並みは、真新しい感じでした。近代になって整備されたのかな。 -
<サンクイリコドルチャ>
車で町の周辺をドライブしてたら、こんな景色が。古い塔と橋です。
もしかしたら、昔はこんな建物が並ぶ町だったのかも。この塔は近くで見てみたかったな。 -
<ピィエンツァ>
本日の最終目的地のピェンツァに到着です。
世界遺産のマークを発見。 -
<ピィエンツァ>ピッコロホテル
友人ファミリーにホテルまで送ってもらい、今日はここで1泊します。
ピィエンツァの宿は、泊まる数日前に決めたので、あまり色んな宿を比較したりできず、とりあえず、車で宿の前まで行ける事と、オルチャ渓谷を朝晩楽しめる宿という事で選びました。
家族経営の小ぢんまりしたホテルです。ピィエンツァの町自体が小さいので、なんだかほっこりします。
でもこの宿、振り返ってみたら、今回の旅で宿泊費が一番高かったのです!
バスタブなしで1泊105ユーロ。ちなみにバレービューではなくてこの値段。 -
<ピィエンツァ>ピッコロホテル
ホテルの入口。ピェンツァの町は、公共交通機関で来るのが不便な町だからか、この宿は駐車場完備でした。
ホテルのスタッフはとても親切で、チェックインの時に、地図を出してレストランやバルがある場所をチェックして渡してくれました。
ついでに、明日はバスで友人宅まで帰るので、バス停も教えてもらいました。
このホテルからバス停までは、歩いて10分くらいですが、ガタガタ道を歩くので大きなスーツケースがあるとちょっと辛いかも。バス停近くにもホテルがあるようなので、大きな荷物がある方は、バス停近くのホテルにした方が良いと思います。 -
<ピィエンツァ>ピッコロホテル
お部屋はこんな感じです。バレービューは、値段が高くなるので断念しました。
シンプルな感じのお部屋です。 -
<ピィエンツァ>ピッコロホテル
足ふきマットを使ってしまった後でなんすが、、バスルームです。小さいけど清潔感があります。
角部屋だったので、バスルームに窓があります。その窓から見える景色が、次の写真 -
<ピィエンツァ>
バスルームの窓からの景色。渓谷ビューじゃなかったけど、バスルームの窓からちょっとオルチャ渓谷が見えます。 -
<ピィエンツァ>ピッコロホテル
1泊だけだし、バスタブつきじゃなくても良いか、ということで、シャワーオンリーの部屋にしました。この宿に、バスタブ付きの部屋はなかったような気がします。。
こういうタイプのシャワールームって、小さい子を洗いにくいんですよね。そういうわけで、旅行中は必ずバスタブ付きの部屋を予約するようにしています。でも、バスタブつきでも、時々オーバーヘッドシャワーの場合があるので、シャワーのハンドルが自由に使えるタイプかどうかも、しつこく写真を見て確認します。 -
<ピィエンツァ>
部屋数はそんなに多くないです。日本式の2階の見取り図はこんな感じ。
私が泊まったのは、左下の214号室。廊下を挟んで反対側のお部屋は、バレービューのお部屋です。 -
<ピエンツァ>待ち歩きへ出発
娘の案内で待ち歩きへ。娘は地図が持ちたくて仕方がないみたい。
旅先での出会いは不思議なものですね。
ピエンツァの町歩きを始めてすぐに、日本人の女性二人に会いました。年代は、リタイヤしたてぐらいかな。。
ピィエンツァは世界遺産の街ですが、ここまで訪れる日本人はそんなに多くはないようです。小さな子連れでふらふらしている日本人は、さすがに目に付いたらしく(^^;声をかけて頂いたので、「日本のどちらから?」など少し立ち話しました。
後日、別の町のスーパーで娘と二人でいる時に、バッタリお二人に再会!
ピェンツァで会って以降、そういえばあの二人は観光客には見えなかったなぁ・・と気になっていたので、トスカーナの田舎町でどんな過ごし方をされているのか質問してしまいました。
すると、お二人は姉妹で、オルチャ渓谷の小さな町に部屋を借りているそう。春〜秋をその部屋で過ごし、冬は日本で過ごす生活をしているそうです。その日は、ご自身で車を運転して、スーパーに買い出しに来ていたところでした。ナント素敵な生活♪
あぁー、できる事なら、いくらくらい資金が必要か?とか、借りている家の家賃とか、そもそも何ビザ?など、根掘り葉掘り聞きたかったです(笑) -
<ピィエンツァ>
-
<ピィエンツァ>
ピッコローミニ宮に入ってみます。 -
<ピィエンツァ>
ピッコローミニ宮の建物の中は写真撮影禁止です。中庭とベランダでは撮影可。
時間があるので中を見学してみました。建物の中は、自由見学はできなくて、決まった時間に係りのお姉さんがやってきて、1部屋ずつ鍵を開けたり閉めたりしながら観光客を誘導するような感じでした。 -
<ピィエンツァ>
宮殿の中庭とお庭は、お金を払わなくても出入り自由でした。ピィエンツァの町は、この建築を見るぞー!という感じの町ではない気がします。
オルチャ渓谷の景色を眺めて、ぶらぶら迷いながら歩いて、そんな感じで過ごすのが良いかも。この宮殿は、お散歩にはちょうど良い感じでした。 -
<ピィエンツァ>
この宮殿の2階のテラスからの景色がきれい、とガイドブックにあったので入ってみたのですが、うーん、愛の小道からの景色とそんなに変わらないので、あまり期待して入らない方が良いかもしれないです。ちょっと高いとこをから渓谷を見渡してる感じはしますが。 -
<ピィエンツァ>
オルチャ渓谷も日がくれてきました -
<ピィエンツァ>
ホテルのお庭でオルチャ渓谷に乾杯。 -
<ピィエンツァ>
日暮れの愛の小道に行ってみると、景色を楽しみながらシャンパンを飲む人が結構いました。 -
<ピィエンツァ>
翌朝、日が昇ってきました。ホテルのバスルームから朝日が見える! -
<ピィエンツァ>
こちらも部屋のバスルームからの景色。 -
<ピィエンツァ>
これは部屋で待っていられない!ということで、慌ててホテルのお庭へ出ました。
今日は、午前中ピエンツァの街を散策して、午後バスで友人宅に戻ります。 -
<ピィエンツァ>
朝日はきれいに見れたのですが、この日はあいにくの雨。でも、ずっと降りっぱなしではなく、降ったり止んだりでした。 -
<ピィエンツァ>
-
<ピィエンツァ>
前日、ホテルの人にバスのチケットが買える場所を聞いていたので、チケットを買いに行きました。バルでバスのチケットを買った後、娘が昼寝したので、ついでにこのバルで軽くランチ。 -
<ピィエンツァ>
ランチをし終わった頃、雨がやんだので、また町歩き。雨に濡れた感じもなかなか良いです。 -
<ピエンツァ>ピッコロホテルのお庭
町歩きを楽しんだあと、ホテルに荷物を取りに行ってからバス停へ。ピエンツァから、モンテプルチャーノまでバスで移動しました。
何だかまとまらない旅日記になってしまいましたが^^;
オルチャ渓谷の小さな町は、どこも景色が良くて、人がのんびりしていて、幸せな時間が過ごせました。今度は、家族揃ってドライブ旅行で行けたらいいな〜と、今でも思い出します。
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