2013/03/26 - 2013/03/26
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kurakuraさん
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クルーズ三日目はギリシャのカタコロンに寄港。
ここはオリンピア遺跡への玄関口にあたるが、
カタコロン自体は特に見どころがあるわけでない。
オリンピア遺跡にあまり関心のないわれわれは、小さな漁村のようなカタコロンでのんびり散歩と買い物を楽しみ、まったりとした「ギリシャ的一日」を過ごすことにした。
入港は11時半、出港は17時半。
①ヴェネチア~乗船 ☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10763076/
②バーリ&船内設備 ☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10763549/
③カタコロン&船内施設 ☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10763729/
④アテネ ☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10764048/
⑤サントリーニ島 ☆☆☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10764348/
⑥コルフ島 ☆☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10765628/
⑦ドブロヴニク ☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10766012/
⑧下船~ヴェネチア ☆☆☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10766395/
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
クルーズ3日目の朝、船はアドリア海からイオニア海に出て南下を続けている。
寒かったヴェネチアからすでに1000km近く南下している。
天候も回復傾向で、日差しが温かくなってきた。 -
船の煙突。
イタリア船らしく太陽をかたどったMSCのファンネルマーク。
夜のあいだに降った雨でデッキはまだ濡れている。 -
カタコロンへの入港予定は11時半。
午前中からプールで泳ぐ子供達も。 -
われわれは自室でのんびり過ごす。
コーヒーを飲んだり読書をしたり。
ふだん読みたいと思いながらなかなか読めないでいた本を旅先でまとめて読むのも旅の楽しみのひとつだ。 -
カタコロンの港に近づく。
-
下船してから見上げると、
10数階のビルに相当する船の高さが実感される。
MSCファンタジアの全高は66.8mに達する。 -
3700人を超える乗客が乗っているとは思えないくらい、
乗下船はスムーズだった。 -
MSCクルーズは、本船(ファンタジア)と同型クラス(=ファンタジアクラス)の船を、今年就航のプレチオーサを含め4隻(ファンタジア、スプレンディダ、ディビーナ、プレチオーサ)送り出している。
そして、このファンタジアクラスの船を「世界一美しい客船」と称している。
その言い方の当否については議論の分かれるところだろうが、クルーズ会社の資本統合が進んで客船が没個性化する中、独立系を維持するMSCの船は他の会社のクルーズ船とは異なる個性があるし、個人的には好きな船型だ。 -
桟橋からほんの5分ほど歩くと町に入る。
-
町といっても、メインストリートと、海岸沿いの2本の通りに沿って、土産物店、カフェ、ホテル、雑貨屋などが並ぶだけの本当に小さな町。
-
もともとは漁村だったらしく、オリンピアの遺跡がなければ、その名を知られることもなく、わざわざ外国から訪れる人もなかったであろう、そんな町だ。
-
町外れに小さな博物館があった。
古代ギリシャのテクノロジーについての博物館。 -
古代ギリシャの日時計。
-
テコの原理を応用したクレーンのような機材。
こういうもので重い石を持ち上げて神殿などの建造物を作ったらしい。 -
帆船やガレー船の模型。
小さい博物館だが、展示は結構見ごたえがあり楽しめた。 -
金柑(クム・クアット)と思われる柑橘類。
クルーズ6日目に寄港したコルフ島ではクム・クアットを使った酒が特産品であるが、その原料がこの実ではないか。 -
本格的な観光シーズンに入るのはまだ先らしく、
町はまだ半分眠ったような状態。
土産物店の看板犬ものんびり。 -
店頭にならぶ服も清々しいギリシアンブルーだ。
この店で妻はスカーフとTシャツを購入。 -
スーパーに入ってみる。
-
さすがに品揃え充実のオリーブオイル。
-
ギリシャ特産のリキュール酒ウーゾ(Ouzo)。
これも相当な品揃え。
ブランデーをベースとした度数の高いリキュール酒で、
ギリシャ人達は、魚介のフリットなどの前菜類をウーゾを飲みながら楽しむ。
われわれはここでビールとワイン、水などを購入。
あとから知ったのだが、船ではアルコール類の外からの持ち込みは基本的にNGで、乗船口で見つかると下船するまで保管されることになる。
しかし、幸か不幸かわれわれは特に何も言われなかったので、そのままキャビンにに持ち帰り。
あまり酒を飲まない私はともかく、酒好きの妻はこれ以降、安上がりな食前酒や食後酒を部屋で楽しむことに。 -
それにしてもこのカタコロン、本当にのんびりしていて今回のクルーズの寄港地中、ある意味最も「ギリシャ的な時間」が流れていたように思う。
束の間ながら、そんなギリシャ的な数時間を楽しんで、ゆっくりと船に戻る。 -
ここからはMSCファンタジアの船内施設をまとめて紹介。
ここはデッキ5のフロントデスク。
反対側にはアカウンティングデスクがあって通貨の両替なども行っている。
円⇔ユーロももちろん可能で、交換レートも寄港地の銀行などよりもいいくらいだった。 -
デッキ7のトランスアトランティコ・ピアノバー。
-
同じくデッキ7のマンハッタンバー。
-
アトリウムに面したレ・ヴェレというバー(デッキ6)。
-
こちらもアトリウムに面した?カプチーノ・コーヒーバー(デッキ7)。
バーとかラウンジという名前のついたスペースが10数か所ある。
バーやラウンジでは、座るとスタッフが注文を取りに来ることもあるが、飲み物を飲まないで座るだけでも別に構わない。 -
デッキ6にあるサンジョルジョ広場。
広場中央はカフェになっている。
ここのコーヒーは有料だが美味しい。ケーキも。
周りは様々なショップが取り囲んでいて
確かに街の広場のようだ。 -
広場には、イタリアの街の広場にあるような噴水も。
-
広場に面した免税品店
-
洋服店。
フォーマルの日などのための(?)スーツやネクタイ、ドレスなども売られていた。 -
広場では、毎晩のようにこのような露店も。
でも、元が高いブランドものの時計や装飾品なので、露店のセールでも高い。結局眺めるだけで終わった。 -
デッキ6の巨大なカジノ
-
幾つかのオブジェや絵画を展示しているギャラリープラザ(デッキ7)。
-
カタコロンを出港したこの夜のドレスコードはフォーマル。
フォーマルの日は、1週間の航海のあいだに2回ある。
(あとの日はすべてカジュアル) -
フォーマルの夜には、
普段にも増してアトリウムのテンションが高くなる。 -
アトリウムではジャズのトリオとクラシックのトリオが
30〜40分交代で演奏。
ジャズのほうが演奏レベルが高くて楽しめる。 -
ただし、フォーマルといっても、よく見るとわかるように、カジュアル船である本船では、男性のタキシード率は限りなくゼロに近いし、女性も本当の「フォーマル」は少ない。
-
ジャケットだけでノータイの人もたくさんいて、なかにはもっとカジュアルな人も。
通常のイメージでいえば「インフォーマル」という程度の雰囲気。
個人的にはこれくらいが気楽でいいが、
オシャレのしがいがなくてあまり楽しめない、という人もいるだろう。 -
明日はサントリーニ島に寄港…の予定だったが、夕方船側からのアナウンスで、天候不良につきサントリーニ島とピレウスの寄港順を入れ替えるとのこと。
したがって明日はピレウス寄港だ。
①ヴェネチア~乗船 ☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10763076/
②バーリ&船内設備 ☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10763549/
③カタコロン&船内施設 ☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10763729/
④アテネ ☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10764048/
⑤サントリーニ島 ☆☆☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10764348/
⑥コルフ島 ☆☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10765628/
⑦ドブロヴニク ☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10766012/
⑧下船~ヴェネチア ☆☆☆☆☆
http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10766395/
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この旅行記へのコメント (2)
-
- TraveLEDさん 2013/09/02 22:07:01
- とても参考になります
- 再来週から同じファンタジアで同じコースをクルーズして来ます。
毎日寄港するのでどうするのがいいか考えているところです。
- kurakuraさん からの返信 2013/09/05 06:28:34
- RE: とても参考になります
- > 再来週から同じファンタジアで同じコースをクルーズして来ます。
> 毎日寄港するのでどうするのがいいか考えているところです。
ファンタジアでのクルーズ、楽しみですね。
コースが本当にいいと思います。
確かに毎日寄港するんで、少々忙しい感じになります。
寄港地での観光などの過ごし方にメリハリをつけるといいかもしれません。
よいクルーズになるといいですね。
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