2012/08/13 - 2012/08/14
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tuviajeroさん
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今日からはチャコ・キャニオン国定公園です。ただ、カメラのISO感度が上がりっ放しに未だ気付かず、折角の写真がザラザラ・ボツボツでとても残念な様子です。御容赦
m(_ _)m
チャコは遺跡の写真を時々見掛けるぐらいで良く解っておらずあまり期待もしておりませんでしたが良い意味で完全に期待外れでした。もう素晴らしかったです。行ってみたら情報が少ないのもよく理解できました。地理的に現在の社会生活からかけ離れた、元々アメリカでもトップクラスの過疎の州ニュー・メキシコの中でそのまた“イースター島状態”と云うか、何処から行っても20マイル以上無人の未舗装道路を行かなければならない文字通り陸の孤島です。
ただ、その内容は素晴らしいもので、何故にこの遺跡群が世界遺産に指定されないのか不思議なくらいです。キャンプ生活を含めて十分な準備が必要な訪問になりますがその見返りは大きいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 1.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日はチャコ・キャニオンを目指しますが、地図を見ても空白地帯の真ん中と云う事だけは解るぐらいで、公園へのアクセスが良く解りません。どうも北側と南側から1本ずつ道路が走っている様子ですが良く解らんので、兎に角サンタ・フェから一旦アルバカーキへ戻り、南側からアプローチすることにしました。
この写真のアーチが並んでいるスペイン(元はアラブ?)様式の構造がスペイン語でポルタレスと呼ばれます。アーチ一つならポルタルです。 -
アルバカーキを経てI−40を西走し、途中グランツで北に折れました。ガソリンは途中の集落でと思ったのですが、チリカワの時と同じで地図上は集落でも殆ど何も無くあせりました。ただ、計算するともう一度インター・ステート・フリーウェイに戻るまでぐらいはどうにかなりそうです。
公園へはそんな田舎道から未舗装道路に入るのですがその入り口がまた判りません。何度も何度も「この辺の筈だ」と行ったり来たりしてから先住民の住居と思しき建物に向かい、そこに居る人に訊くと矢張り大体見当を付けておいた道でしたが牧場の道、所謂農道と全く同じなのでこれじゃ判りません。
ただ、インディアンのお姉ちゃんの言う事もアヤフヤ(彼らの多くの場合そんな感じ)でその先が心配です。とにかく本道と“思しき”道を行くことにしました。 -
凄い砂嵐・・・と云うわけではなく、画像が荒れているだけです。でも、本当にこの時は風が強く砂が飛んで気持ち的には丁度こんな感じでした。ウム、その時の空気を生々しく伝える芸術的一枚かもしれません。
道路は全部こんなに良い状態ではなく、大きな岩が剥き出しの部分も多く、気を付けないといけません。 -
車が一台も通らないし、本当にこの道で良いのかも判らないので結構不安感があります。
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天気もなんだか怪しくなってきました。田舎道の場合は一寸した雨で洪水状態になるので気を付けなければなりません。
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出ました!“突然”と云う感じに標識が出現しました。
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もう時間も遅いし、先ずはキャンプを設営して明日への準備をして休むことにします。後の崖の下に既に遺跡が見えます。
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これです。
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テントを張るためのパッドも用意されています。
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こちらは隣の爺様なのですが、本当の高齢者ですが元気で、体は大きくないですが引き締まった精悍な感じ(でも耳は遠い)の爺さんでした。
サスペンダーが格好良く、遊びに行ったら何気に置いてあった本が電話帳みたいに分厚いピストルのカタログでした。
所謂レッドネック(偏狭・保守的な田舎者、しばしば都会者や同性愛者、人種的偏見を持つ者を指す)の典型のような爺様でしたが何か気が合って仲良くなりました。多くのレッドネック(本来の意味は農民や牧童など屋外で働く労働者を意味する)の多くは善良な人達が多いです。レッドネックと云う考え方自体がある種の偏見だと思います。 -
チャコのお友達2号(1号は爺様)です。
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冷蔵庫です。車で移動中はシガレット・ライターから直流12Vですが今はプロパンで動かしています。このキャニスター一つで丸3日は動きますので結構経済的です。
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こうして、周りに物をビッシリ置いていますが、風除けです。これがないとそよ風一発でプロパンの火が消えて冷蔵庫が止まってしまいます。ただ、この程度の風除けで嵐のような強風でも耐えられます。
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チャコの朝です。
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キャンプの前にはビュートも立っています。
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今日1日はメサの上を1周するハイキングへ出ますが、この遺跡はメサへ上がる上り口近くにあるキン・クレツォ(先住民の言語?)です。
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プエブロ(スペイン語で村)系の遺跡はみな集合住宅ですが、これなどヨーロッパの近代の住宅の廃墟と殆ど同じみたいです。
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メサの下から岩の裂け目をよじ登ります。
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メサの上からキャニオンを眺めた風景です。
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住民です。
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岩には多くの化石があります。これは貝でしょうか・・・海老の巣穴の化石が輪切りになったものかもしれません
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こちらはストーン・サークル・・・普通に考えれば儀式用でしょうが良く調べていません。スンマセン
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こちらは海老の巣穴の化石です。メス型ですね。
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こちらはそのオス型と・・・
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メサの下には遺跡が沢山在ります。
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遺跡の先には谷から出て外の世界に繋がる風景が見えます。このチャコ・キャニオンは現在こそ陸の孤島ですが、当時は寧ろ周囲に広大に広がる文化圏のセンターだったらしく四方に繋がる道があります。遺跡の数とその規模からしてもその姿を想像するのは容易です。特に、これから訪れるメサ上の遺跡群の背後に広がる風景からも東西南北に繋がる恵まれた地形は想像できます。
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チャコの階段ですが・・・これが良く解りません。各遺跡を繋ぐ、そして外の世界とも繋がる当時の道路の跡が見られるのですが・・・全体的に不必要なほど真っ直ぐに、回り道をせず、道を通すのですが、そうすれば当然険しい部分もあります。なのにこの部分などは全く緩やかなのにわざわざ階段をつける・・・良く解りません。
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エ〜これもエビ穴でしょう。
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こんなに沢山・・・エビが大好きな日本人が未だ居なかったですからね・・・中国人も
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こちらがチャコの道だそうですが・・・良く判りません。少なくともさっきの場所よりは険しいですが特に階段がある様子もありません。
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このメサの上にも幾つか遺跡が在ります。
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ユタ、コロラド、アリゾナ、ニュー・メキシコからメキシコにかけて散在する同形式一連の遺跡を観て歩くとプエブロ系文化の広範さと歴史上の重要さをヒシヒシと感じます。
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このメサ上のプエブロ・アルト(上の村)は面積的に相当広大です。
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遺跡の後では遠くに別の遺跡を調査している人たちも居ました。そのまま遠くの世界まで繋がっていたのでしょうね。遺物から見ると遥か太平洋やメキシコまで物流があったようです。
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こちらは何か不思議な岩です。風の悪戯でしょう。
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これが凄いのですが崖に掘られた階段です。タダ、途中までのようで良くわかりません。特に向かって右のヤツなんか・・・しかしこの手の階段はチャコでは珍しくなく、皆この様に途中まで状態なので、きっとロープや梯子、岩に木材のサポートを差し込んだり、ホールド用の穴を穿ったりして補ったのではないかと思います。
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こっちがさっきの階段の横に移動して見たところです。階段と呼ぶには一段一段が大きいので踊り場みたいですね。寧ろ一段ずつよじ登ったのではないでしょうか。
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ハイキングは半日以上掛かります。日陰も少なく、暑くて通る人も無いので水などはシッカリ持って行かねば成りません。
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ループ・トレイルも終わりに近くなってきました。下に見えるのはチェトロ・ケトル(先住民の言語?)の遺跡です。石組みの立派な壁に囲まれて、他のアナサジ・プエブロ系遺跡に比べても計画性の高い設計のコンプレックスです。
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キバです。このキバも規模が大きく、作りも精巧で高度な土木建築技術を示しています。
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こちらは居住コンプレックスでしょう。
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本来の建物はどのくらいの高さまであったのでしょうか。
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所々、階段や崖の下にこの様な砂山のようなマウンドがありますが、これは人工のもので、これを利用して昇り降りしていたらしいです。
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こちらはチャコ・キャニオン最大でシンボルともなっている遺跡コンプレックス、プエブロ・ボーニト(西語で美しい村)です。
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こちらも立派なキバと更に立派な壁があります。
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こうして上から見ると如何に精緻に出来ているか良く判ります。キバの数が矢鱈と多いですが、多分キバは宗教的目的以外にもグループ(血縁?)毎の寄り合いの場とか巨大な居間の機能も持っていたのではないでしょうか。
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メサを降りて、プエブロ・デル・アロヨ(小川の村)遺跡です。
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キバです。
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これも前者2遺跡に比べると多少見劣りしますが、チャコ以外の規模と比べればとても立派です。
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建物も大規模で壁も立派です。
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この近くでこんな真っ直ぐな大木を手に入れるのは大変だったのではないでしょうか。
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何か往時がしのばれる、人の生活があったが夢破れたという寂寥感があります。
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木の梁の上にこんな風に壁を築いていたのですね。今でも崩れずに残っているのは感動的です。
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これが裏側の壁です。面が綺麗に整っていますが高度な測量技術があったのでしょう。
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キャンプに帰ってきて・・・。これは何かと云うと、このキャンプ場はとても居心地が良いのですが短所として日陰がないのです。ですので、少しでも冷蔵庫の熱を下げようと自前で日陰を作りました。見事に効果がありました。
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そのお陰で今日も氷をタップリ入れた冷たいジュレップが飲めます。美味いのなんのって・・・
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で、1日が終わります。
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