2012/08/09 - 2012/08/12
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tuviajeroさん
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未だ、カメラの感度が上がってしまっていることに気付かずに撮り続けているので画像が大荒れです。勘弁願います。
さて、南に来るだけ来てしまったので、これからは北上一途です。先ずはアルバカーキで、それなりに大きな町ですが、ニュー・メキシコに入って直ぐのラス・クルセスで気が付いたのですが、なにか都市部(ラス・クルセスは中規模)では自動車の運転が刺々しいというか争うような容赦の無い意地の悪さを感じました。
この後にも時々顔を見せる非友好的な空気はこの州の歴史と関係あるのかもしれません。ニュー・メキシコの歴史は先ず先住民が居て、そこにスペイン人が侵攻して争い、更にアングロサクソン系移民が乗り込んで来て三つ巴の争いになったそうです。現在はアングロサクソン系が優勢でスペイン(メキシコ)系が次で、先住民は一番弱い感じですが、それがそう簡単ではなく、個体数(人口)では三者拮抗していますので未だに文化的な緊張状態が続いているようです。アリゾナやコロラド、ユタなど周囲の州でも似たような状況はあるのですが力関係がもっとハッキリして“勝負あった感”が明確なのでマイノリティーの問題はあれどニュー・メキシコのような緊張感は感じられません。私の容貌が容貌ですから(そんな容貌なのです)結構メキシコ人や先住民から本音(他民族に対する一種の敵意)を聞かされました。他の州より生々しかったです。メキシコ人と先住民は立場も容貌も似ているからと云って相互に友好的でもなく本当に三つ巴、三竦みと云う感じです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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先ずはアルバカーキ町外れにあるペトログリフ(線刻画)国定公園に行きました。これは蛇とコヨーテでしょうか。
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町外れの砂漠の中に岩がゴロゴロとした丘が在り、その岩に沢山の画が彫られています。
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こんな具合にそれこそ沢山転がっているのですが馬鹿者がそこに書き足すので大分偽物が混ざっているようです。
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この偽物問題はこの公園の画が近寄り易いこともあり程度が激しいですが何処でもある問題で大きな問題として苦慮されています。さらに、何処までが悪戯書きかと云う問題もあります。例えば100年前のカウボーイが書き込んだものなら歴史的遺物になりますが10年前では悪戯書きです。では50年前なら?・・・と云う問題です。
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こんな風景の中を1時間ほど歩くのですが、灼熱で日陰一つ在りませんから舐めちゃいけません。一つ間違うと大変危険な状況に陥る恐れがあります。
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アルバカーキのオールド・タウンの中心にある教会です。
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オールド・タウンの中心は公園と教会で、ラテン・アメリカの町の作りそのものです。観光客向けのお土産屋とレストラン、美術品店などが広がっています。
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エ〜キャンプはアルバカーキから少し離れた町の州定公園付属のキャンプ場です。こんなシェルターもあり、ハンモック用の木も在ってなかなか居心地良好でしたです。
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アルバカーキには何日か逗留しました。特に魅力的と云うのではありませんが、ここ1ヶ月ほどグランド・キャニオンの川下りを皮切りに人里離れていたので何となく居付いてしまいました。放浪者にもこんな面があるのです。
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アルバカーキのオールド・タウンは観光客向けの店ばかりですが広がりは結構あります。
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お店は結構可愛いのが多いですし・・・
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如何にも旧い、アングロサクソン・アメリカとメキシコ的な部分が上手く融合している感じです。軒下から下がっている変な“房”は唐辛子の塊です。
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こちらは中心にあるプラザに面したお土産屋です。なにかカントリー・ミュージックが良く似合う雰囲気です。
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こちらはそのお土産屋の唐辛子です。私はスパイシーな料理が得意なので買おうかと手を出したら結構高くて・・・納得できませんでした。観光客を舐めています。この付近は唐辛子が名産品です。
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このホットロッドとハーレイが並ぶ様子がなかなか絵になって感心していると・・・
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そこに座っている親爺と雑談をしたらナント彼がオーナーであると・・・その後三々五々常連らしき親爺共が集まってきました。
ホットロッドの親爺が向かって右端のTシャツで、後ろに立つサングラスがハーレーの親爺です。
そのまま彼らと仲良くなって私も数日間の常連になりました。流石のアメリカでもこれだけ存在感のある爺がたむろすると人目を引きます。親の代からのアルバカーキの地元住民で会話はスペイン語になったり英語になったりでした。 -
アルバカーキの次は日本でも良く知られるサンタ・フェです。アルバカーキよりも一回り大きく、観光地としても大規模で行き届いています。
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この暖簾の如くぶら下がっている物は唐辛子です。ニュー・メキシコ、サンタ・フェと云う名前からも想像つきますが文化も勿論食事もメキシコ文化の影響がとても強いです。
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旧市街の中心(スペイン語圏ではセントロ)にあるプラザに面したお土産屋が並ぶアーケードです。スペイン語で言う所謂ポルタル(ポルタレス)の形式です。サンタ・フェも元々はスペイン文化の町ですから町の中心には広場・プラザ(スペイン語風にはプラサ)が在ります。
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こちらがプラザの全景です。
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こちらはプラザの裏にある市役所です。ラテン系の町はプラサを中心に徒歩で廻れる構造なのでブラブラと観光をするには都合が良いです。
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先ほどのプラザ周りの建物(旧裁判所と役所、現在は博物館)の裏庭で何やら蚤の市みたいな催しを開いていました。
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売っているものは主に古物と手工芸品が中心ですが・・・
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夫々開拓時代の衣装に身を包んであたかも当時の猟師や農民のように扮装しています。
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旧市街は如何にもラテン風な雰囲気です。
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旧市街はかなりの広がりがあります。
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この後は美術館など廻って明日はもう一度アルバカーキに向かって明後日はチャコ・キャニオン国定公園を訪れます。
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