2013/01/24 - 2013/01/24
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captainfutureさん
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2013年1月24日(木)
昨日、一昨日と2日間かけて歩き、残り600mとなったブラッス・バザー通りを、午前中に探訪。
長年の憧れだったラホール城壁内旧市街を貫く表情豊かな東西道を、完走ならぬ完歩できた喜びに浸っていたところ、体調が再び悪くなってしまった。
オート三輪ににて宿紹介の病院へ。
診察料無料のラホールで最も大きな病院の一つとされるところだった。
1パキスタンルピー≒1円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
昨晩からの熱も37.2度、腹痛、頭痛、体のだるさもだいぶ軽くなり、あと西の端600mくらい残っている城壁内旧市街の東西道ブラッス・バザー通りの街歩きに出発。
今日は東のデリー門からではなく、西のタクサリ門から出発し東に向かい、昨日の最終地点まで行くことにする。
ホテル受付によると、駅前大通り沿いからチングチーでタクサリ門まで出ているという。
写真はホテル前通りを駅に向かって走っていた緑への給水車。
In front of Lahore railway station. -
チングチー(乗り合いオート三輪)は直ぐに見つかった。
運転手(左)によると、直ぐに出発するという。
後部座席の空いている真ん中に座る。
I went to Taksali gate from Lahore train staion by this QINGQI(20R). -
後部座席からの眺め
城壁内旧市街を囲む幹線Circular通りを時計回りに南から西へ進む。
明日「預言者ムハンマド生誕祭」を祝う旗やキラキラ光る飾りを並べた道沿いの露店、そこで買って行くたくさんの人々を見かける。 -
10分後の10時にタクサリ門到着
前部座席の人も一緒に下りる。
写真は料金20R(20円)を払っているところ。
タクサリ門といっても地名として残っているだけで、城門自体はもう現存していない。
13ある「門」の内、現存している城門は5つしかないらしい。
タクサリ門(と呼ばれる辺り)は通りの向かい側だが、通りの真ん中には高いフェンスがあり、そこに行くにはこの先を遠回りしないと行けない。
その先まで引き続き乗っていれば良かったが、気付いた時にはもう出発していた。
仕方なくてくてく歩きだす。 -
通りにあったハベリ(屋敷跡)
1階は商店、2、3階はアパートになっているようだ。
そこでペット水1.5L買うが、いつものもの40Rが50R(50円)。
周囲に商店は見当たらないので、仕方なくそこで購入。 -
直ぐ近くにもう一軒ハベリ
ここもアパートになっているようだった。 -
頂いたイスラムのお守り(?)
タクサリ門近くでは、売り物なのか無料で配布しているのか、街頭で見かける生誕祭の飾りと同じデザインの「お守り」のようなものを一つ頂いた。
どちらがいい?とのことなので、左の緑の方を選ぶ。 -
金、銀、赤の粉を張り付け、良く見ると結構手間が掛かった作り。
お礼にバッグに入っていたビスケット一袋貰ってもらう。 -
光が当たるとキラキラ輝くのだが、上手く撮れないなあ。
-
10:30、タクサリ門到着。
この辺りは城門、城壁とも無くなっていて、砂利が敷かれチングチー停留所になっていた。
ここから東に向かって旧市街歩き開始♪
直ぐに靴屋を真ん中にして道が二手に分かれるので、右の東西道ブラッス・バザー通りを進む。
左の道は後ほど行ってみる。
Taksali gate -
古そうな家が並ぶ
まだ午前中なので閉まっているところが多く何屋だか分からないが、この辺りは昨日のMoti Bazzar通りと同じく靴屋密集地帯で数十軒並んでいるらしい。
旧市街は昼過ぎにならないと開かない店が多いようだった。
Inside of the Walled City from here. -
2階以上はもう人が住んでないのかもしれない。
-
生誕祭の飾り付け
-
翌日の生誕祭当日夜(上の写真と同じ場所)
ライトが当てられ輝いていた。 -
古典楽器の製造販売店
打ち鳴らして音を確かめながら、調整している。
タブラーと呼ばれる2対1組の太鼓専門店らしい。
後ろの棚にもびっしり。
前後にもそういう店が並んでいるようだが、ここしか開いていなかった。
左のお爺さんの横で少し休ませてもらう。 -
大鍋で作っているのはラッシー(飲むヨーグルト)
-
あ〜〜! 右の棚には何やらずっと探し求めていたものが。
-
やっと見つけたクルクレ(Kur Kure)
中毒的な美味しさで、パキスタン、インドに来た際は是非試してみようと日本でも紹介されていたスナック菓子。
『インド人から圧倒的支持を集める国民的人気激辛スナック菓子「クルクレ(Kurkure)」は中毒的にウマい!』http://rocketnews24.com/2011/07/07/110436/ -
早速一つ購入
ミニサイズ15R(15円)。
どうやらアメリカのペプシ社(現地社を買収)がバングラデシュ、インド、パキスタン限定で作っているものらしい。
味はいくつかあって、チリ味。
確かに「かっぱえびせん」のように手が止まらなくなった。 -
生誕祭の飾り付けや垂れ幕
通りを振り返ったところ。 -
Tarrnum Cinemaという映画館
建て替え中だろうか。
ややセクシーな映画を上映していたらしい。 -
幼い子と一緒に新聞売り
結構買って行く人が多い。 -
ふっと上を見上げたところ
カメラを向けると、穏やかな笑みを浮かべてくれた。 -
ラッシー売り
-
チャイも売る雑貨店前にて
猫もくつろいでいた。 -
だんだん左右に食堂が多くなってくる。
-
2階窓には○○ファミリー経営レストランとあり、この国では良く見るオーナー一家の顔写真入り看板。
でもここまで派手なのも珍しい。
その上には緑色の同じ一家の顔写真の入ったライオンマークのパキスタン・ムスリム連盟の政党ポスター。
党員経営のレストランのようだ。 -
噛みタバコ屋
右隣はビリヤード店 -
女性が詰め掛けていた店
何屋だったか見るのを忘れてしまった。
食料品店ではないようだ。
拡大して奥のカレンダーを見てみると、明日25日は日曜日と同じ赤文字。
「預言者ムハンマド生誕祭」は国民の祝日扱いのようだ。 -
男の子が祝いの日に着るチョッキ売り
中国ウイグル自治区でも見たなあ。 -
挨拶を交わしたおじさん
うん?奥には変わったポスターが。
お邪魔してみる。 -
パキスタンの伝統的格闘技クシュティの番付け
日本の相撲と同じように、東西に分かれて取り組みが行われるようだ。 -
おじさんの選手時代だった頃の写真らしい
右上の写真は6個もメダルを首から掛けている。
レスリング選手も兼ねて、海外遠征もしたようだ。
おととい22日にこの同じブラッス・バザー通り東側で会った男性を思い出す。
http://4travel.jp/traveler/captainfuture/pict/28422308/ -
明日の生誕祭の飾り付け
”三日月に星”の飾りを見ると、改めてムスリムの国に来ているんだなあと実感する。
三日月は進歩、星は光と知識を表しているらしい。 -
この辺りも古典楽器店が何軒か並んでいる。
上に並べてあるのはタンバリンのような太鼓の面のようだ。 -
ここも太鼓専門店
タブラーと呼ばれる古典楽器で2対1組の太鼓。 -
太鼓に張る革に、切り抜く部分を輪っかで印しを付けていた。
-
ちょうどお買い上げのようだ。
自分で演奏するのだろうか。 -
ハルモニウムと呼ばれるオルガンのようなふいご付きの鍵盤楽器
持ち込まれたものを調整中。
太鼓のタブラーと同じく、パキスタンのスーフィー音楽と呼ばれる伝統音楽には欠かせないものらしい。 -
ここでも明日生誕祭の飾り付け
-
ちょうどこの店に靴底を納めに来たようだ。
この店の奥にも工場があるのだろうか。 -
路地に入ると、細かい分業制で作っている工場がたくさんあるという。
行き損ねてしまった。 -
ゴムのシート
場所柄、これも靴型にくりぬくものなのだろうか。 -
年季の入った自転車修理店(左)
いい感じの店。
その前には素焼きを並べたワゴンがあり、近づいてみると、 -
貯金箱だった。
手作り感たっぷりだ。 -
人参やバナナを店頭のミキサーにかけてジュースを出す店
もう12時。そろそろ腹が減ってきた。
まだ体調も本調子でないし、くせのないものが食べたいと思いそういう食堂を探す。 -
ラッシー(飲むヨーグルト)屋
ここなら良さそうだ。
主人がお椀に右端のラッシーを入れ、その上に隣の茶色のボールに入ったやや固形状のチーズっぽくなったものをひとかき載せて出してくれる。
50R(50円)。 -
それとドライフルーツが入ったパン2個(20R x2)で計90R(90円)
濃厚な牛乳の味がして美味しい。
別の店員がパン1個30Rと言うが、他の店員の指摘で20Rに。
バレたかという顔でニヤリとする。 -
ここにも飾り付け
左の男性が脚立に乗ってくくりつけている。 -
美容院とのことだ。
奥に入ろうとすると、周囲の男性に慌てて、ダメだ、ダメだと手振りされてしまった。 -
その正面にあった店
奥の右の棚には様々な色の小瓶が、女性用ハンドクリームの隣に並べてある。
バングラデシュやインド、この国の女性達がおしゃれで手足に模様を描くボディー・ペインティング 「メヘンディ」に使うものだろうか。 -
共用水飲み場
-
いよいよ目の前にはバードシャーヒ(皇帝の)モスク
この表情豊かな東西道ブラッス・バザー通りを完走ならぬ完歩できた喜びに浸っていると、腹痛が酷くなってきた。
近くの仕立て屋の椅子に座らせてもらい、様子をみる。
やはりダメだ。
いったん宿に帰ろう。
Badshahi Mosque -
タクサリ門へ向かって歩き出す。
最後に今朝、靴屋を真ん中にして右に曲がった分岐点を、まだ見に行っていない左に入ってみる。
ここにはシンデレラの馬車のようなものが道端に並んでいる。
結婚式に貸し出される馬車で、その事務所(左下)や、祝い事で音楽出張サービスをするのだろう事務所(左上)があった。 -
働き者の牛車
片手で腹を押さえながらも近づいてみるが、やはりすごい迫力。
バングラデシュでフラッシュに驚いて暴走しかけた牛車を思い出し、これ以上は近づかないようにする。
タクサリ門に無事到着。
13:30、チングチー(乗り合いオート三輪)で宿へ20R(20円)。 -
宿で熱を測ると平熱になっているものの、腹痛、頭痛、倦怠感は治まらず。
フロントに相談すると、いい病院があるという。
宿前に停まっているオート三輪に場所を告げてもらい、出発。
Accidental&Emergency MAYO Hospital Lahore という病院に着。
オート三輪を路肩に停め、運転手が先導してくれる。
門をくぐって広い敷地を渡り、この建物へ。 -
入口左の受付(写真左)で名前など記入し、1R(1円)払う。
思わず「え、1R?」と聞き返すと、看護婦が笑って「そうよ」とのこと。
受付表もらって、診察室(写真右)へ。
担架に乗せられた人や、誰かに体を支えられながら歩く人達などが行き交う。 -
椅子に座った先生の前に、受付表を手にした患者が列を成す。
自分の番が回ってきて症状を話すと、腹のどの辺が痛いか触診。 -
受付表
5日分の薬の処方箋を書いてもらう(下)。
診察料を聞くと、ここは無料の病院とのこと。
病院HPによると、ここはラホールで最も大きな病院の一つで、ラホールのキング・エドワード医科大学付属病院。
1871年に当時のインド総督(当時はパキスタンも「インド」の一部)の名前MAYOから名づけられたとのことだ。 -
敷地内薬局へ
-
入口では武装した警備員
無事終了し、門を出ると先程の運転手が待っていて宿へ。
宿に戻ると、先程のフロントの人が「良かっただろう? あそこは人気があるんだ。」という。 -
処方された薬
3種類5日分332R(332円)。
時刻は15時。
もう今日は静かに休養することにし、横になる。
起きたら23時。
夕飯どころはもうどこも閉まっている。洗顔歯磨きをしそのまま寝ることに。
明日は「預言者ムハンマド生誕祭」の祝日。
ラホール・フォート(ムガール帝国歴代皇帝の巨大な城跡)と、バードシャーヒー・モスク(10万人収容できるという巨大モスク)を訪れる。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- シノカさん 2013/03/23 16:16:42
- こんにちは。
- 誰でも利用可能な病院なんでしょうか?
診察代1円って、ちょっと驚きです。
- captainfutureさん からの返信 2013/03/23 19:13:39
- 僕も驚きました。
- ぽーるきゃっとさん、こんにちは!
僕のような外国人始め、誰でも利用できるようでしたよ。
HP見ると、入院病棟もあるようですし立派な病院のようです。
先生も親切。ただし、患者が多いのでお疲れ気味でした(これは日本も同じか)。
でも多分、人件費だけが無料で、例えば注射を打ったらその薬剤分は請求されるんじゃないかなあとは思います。
この国に税金払っていないのに有難くも恩恵に与ってしまいました。(笑)
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