2012/09/28 - 2012/09/28
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ローズベリーさん
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.65)です。
現在、13カ国目スペインに滞在しています。
旅も残り1週間を切り、最後はいよいよ慌ただしくなってきました。
9/27〜9/30はマドリッドを拠点とし、マドリッド市内、セゴビア、コルトバ、トレドを1日ずつ訪れました。
≪旅程≫
・9/27 マドリッド市内半日観光
・9/28 セゴビア観光★
・9/29 コルトバ観光
・9/30 トレド観光→長距離バスでボルドーへ移動
セゴビアへはローマ時代の水道橋を見に行ったのですが、他にもディズニー映画『白雪姫』のモデルとなったアルカサルや美しいカテドラル、独特な模様の壁をもつ家々やすてきな景色に、すっかり魅了されました。
写真はローマ時代の水道橋です。
※1ユーロ=100〜104円
(スペイン語の綴り記号が文字化けするので、なしで表記します。)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
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◆9月28日(金)第86日目
朝から雨です。
気は重いですが、今日はマドリッドから日帰りでセゴビアへ出かけます。
マドリッドのプリンシペ・ピオ・バスターミナル(地下)からLa Sepulvedana社の長距離バスに乗ります。
自信がなかったので、前日チケットを購入し、乗り場と時間を確認しておきました。 -
こちらからバスに乗ります。
8:45マドリッド→10:15セゴビア(終点) -
セゴビアも雨でした。
バスターミナルに到着したものの、地図がないのでどちらに行ったらいいかわかりませんでした。
看板が示す方へ向かい、Av.Fernandezをしばらく歩いていくと・・・
水道橋の一部が姿を現しました! -
水道橋の手前には、ツーリストインフォメーションがあります。
さっそく立ち寄って地図をもらい、見どころを教えてもらいます。 -
大きな水道橋。
ポン・デュ・ガールと比べるとアーチの間が狭く、石の積み方も遺跡っぽい雰囲気があります。 -
橋がきれいに見えるところを探して、ツーリストインフォメーションの脇の階段を上がってみました。 -
そこから見下ろした街の風景です。
スペインの田舎の景色を見るのはこれが初めてでしたが、独特の風情があります。 -
橋の反対側にまわってみました。
天気もよくないので、やはりぼやっとして見えます。 -
旧市街を歩いてアルカサルへ向かいます。 -
“Casa de los Picos”
くちばしの家、あるいは棘の家ともよばれているようです。
ファサードの一面が尖っています。 -
“サン・マルティン教会”
まわりには14〜15世紀の貴族の邸宅が並んでいます。 -
旧市街を歩いていてよく目についたのが、このように壁一面に施された独特の模様です。 -
その模様は、家によってさまざまなものがあります。
これは、中世にイスラム文化圏から伝わった伝統技術によるものだそうです。
壁に2種類の漆喰を塗り重ね、上の漆喰を削り取って模様を作り出しているようです。 -
この模様を眺めて歩くのもおもしろいです♪ -
カテドラルに到着です。
尖塔がたくさん建った独特の形をしていますが、この優美なシルエットから“大聖堂の貴婦人”ともよばれているそうです。 -
ちょうど中では、小学生くらいの子供たちの式が行われていて、フリーで入ることができました。(通常3ユーロ)
ただ中央祭壇の前までは行くことができないので、後陣側の写真だけ撮りました。 -
まだしばらく歩きます。
アルカサルは、旧市街の西の端です。 -
街の中の案内板。
驚くことに、スペイン語、英語の次は・・・日本語です。
日本人がたくさん来ているんですね。 -
ようやくアルカサルの門に到着しました。 -
こちらが映画『白雪姫』のモデルとなったアルカサルなのですが、正面からでは塔が邪魔して、あまり雰囲気が感じられません。
エレスマ川とクラモレス川の合流する岩山の地形を生かして建てられ、ローマ時代には要塞、12〜16世紀には王城として使われたそうです。 -
チケットセンターは、アルカサルの建物の脇にありました。
さっそく入ります。
建物の壁には、丸い輪がいくつも連なったシンプルな模様が施されています。 -
静かな中庭。 -
“鎧の間”からスタートします。
兵士は頭から足の先まですっかり武装し、馬も鎧をつけています。 -
“王座の間”
1570年にフェリペ ?世がアナ・デ・アウストリアと結婚式を挙げたところです。
-
“旧王宮の間”の奥にあるステンドグラスです。
こちらは、カスティーリャ女王のイザベル1世。 -
“諸王の間”
多くの宮廷行事が行われた部屋です。
壁の上にはずらりと歴代王の像が並んでいます。
天井も金でぴかぴか。 -
こちらのテラスからは、絵画のような景色が望めました。 -
どこか哀愁漂う、カスターリャの景色。
しばらく見とれました(=_=) -
手前の教会は、13世紀にテンプル騎士団によって建てられた12角形の教会で、“ラ・ベラ・クルス教会”です。
礼拝堂には、キリストが磔にされた十字架の聖遺物があるそうです。
あとから知りましたが、この教会のあたりがアルカサルの絶景ポイントで、とくに旧市街が巨大な船の船首のように見えるのだそうです。 -
礼拝堂です。 -
最後は博物館になっています。
質素な外観のわりに、豪華で見ごたえのあるお城でした。 -
アルカサルの前の公園では、早くも紅葉が始まっていました。
気がつくともう9月も終わり。
旅が始まったころは涼しい夏の初めだったのに、あっという間に秋の気配です。
なんだか急に、寂しい気分に(:_;) -
これは・・・?
栗かと思いましたが、マロニエというセイヨウトチノキのようです。
実だけずいぶん青いようですが・・・ -
アルカサルの広場から見た旧市街。 -
看板では、ユダヤ人街や造幣局など他にも気になるところが出ていましたが、寒すぎてこれ以上がんばれませんでした。
新しく傘を買い替えて、バスターミナルへ戻ります。
15:30セゴビア→17:00マドリッド
往復のチケットは、帰りにそのまま使えないので売場で本チケットと交換します。 -
最後に、旧市街の街並み。
日本と似たような瓦屋根も使われているようです。
≪出費≫
・地下鉄 3.4ユーロ;1.7ユーロ×2回分
・バス代 13.79ユーロ;マドリッド⇔セゴビア往復
・アルカサル入場料 4.5ユーロ
・傘 5ユーロ
・食費 7.25ユーロ;ヨーグルト、パン、飲料他
・宿代 17ユーロ
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