ビザ要らずでベトナムへ

2013/02/23 - 2013/02/26

以前、ベトナムへ行ったのは10数年前。まだ渡航にビザが必要な、ベトナム雑貨が話題になり始めた頃のこと。ホーチミンだけの観光だったので今回の旅では北部、ベトナムの首都であるハノイへと出掛けました。
ベトナム語などわかるはずもないので、今回はパックツアーにて。
2泊4日の急ぎ足の旅となりました。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

行きの飛行機は18：00出発のJALにて。機内食は普段、ソウル線の味気なさを痛感しているので少しはまとも（笑）な感じ。食後のハーゲンダッツのアイスが乾燥した喉に調度良かった。

ハノイ、ノイバイ空港へ到着。同時にソウルからとか欧米からの便が到着するのに土曜日だから出勤社員が少ないらしく、バゲッジのターンテーブルが1つしか稼働していない有様。荷物待ちで30分以上は待たされてました。

ホテルは旧市街区域の「RAILWAY HOTEL」というホテル。古いホテルでしたが、室内はクラシックな雰囲気もある感じでなかなかの広さだったのでスーツケースを広げるのもらくらく。

窓際はこんな感じで。

デスクの上にはベトナムらしい民芸品のオブジェもあってなかなかオシャレ。

木製の椅子はどっしり。

朝ごはんはロビー横のレストランで。ベトナムのフランスパンって美味しいっていうイメージでしたが、ここのパンはイマイチ。。。焼きたてじゃなかったからかな。

左はベトナムのプリン。美味しかった〜♪

ホテル前の朝の風景。

ホテルは5階建て？くらいの小じんまりしたホテルです。★は3つらしい。

フランスの香りも建物には残っています。曇り空のどんよりした中でも映える白い建物が素敵でした。

ハロン湾へ向かう途中の道路沿いの一般の家。

とにかく間口は狭くても3階建てくらいの家が多く、色もパステルだったりしてかわいらしい感じ。

門構えもしっかりしています。

東南アジア特有の道路に面したお店。お風呂椅子みたいなのも特徴ありますね〜。

ハロン湾に到着！観光の為のクルーズ船がぎっしりと停留されていました。世界遺産ということもあり、観光客も世界各国揃ってるような感じでした。

乗船チケットです。このチケット、現地ガイドさんに没収されてしまったので（これが無いと会社に請求できないとか...）写真だけ思い出に。

船は定員40名程度でしょうか。私たちのツアーは人数が多かったため1つの船をツアー客だけで埋めました。
船には木がふんだんに使われていて天井も素敵。

ランチはシーフード料理。
ボイルした海老を金柑の絞り汁と塩を合わせたものでいただきました。金柑ってところが意外！でもとっても美味しかったです。

向こう側のお皿は蟹の身の詰まった揚げ物。手前はとろみのある野菜のスープ。

北部ならではの揚げ春巻きはアツアツで超美味！ニョクマムベースのたれも絶妙でほんっとに美味しかった。

ランチを堪能している最中に見え始めたハロン湾の絶景。

クルーズ船に乗っている観光客目当てで水上生活者たちの船が色々なものを売りに船を横付けさせてきます。
こちらはフルーツ売りの船。窓をバシバシ叩きながら売り込みますが、みな無視。
5分ほど粘っていましたが、買う人が居ないのを察して去って行きました。

地元民の船

クルーズ船の2階から

去年の上海の旅でも同じような構図で撮ったのでハノイでも一枚。

こんな感じで岩の間をクルーズしていきます。

私たちが乗った船。

水上生活をしている集落。

ここには学校とかもあるそうです。

間近で見る岩は結構な迫力〜。

地上では20℃以上あった暖かな日でしたが、海上は風が強くて寒かった。

岩が乱立。

鍾乳洞の入り口で見つけたペンギン形のゴミ箱。どのゴミ箱も表情が一つ一つ違って楽しめました。

鍾乳洞までは階段でのぼります。日頃の運動不足を痛感。でも中学生の子も「もう、だめだ〜、は〜疲れたー」とか言ってたけど。

鍾乳洞って水が上からポタポタのイメージがあるけれど、ここは乾いた鍾乳洞でした。ライティングされているので、見た目もとても幻想的。

ブレてしまってこんな写真しか撮れませんでした....

鍾乳洞目当てでクルーズするので観光船がこんなにたくさん。

ハロン湾からハノイ市内へ戻り夕食。連れて行かれたのは日本人向けのベトナム料理屋さん。1階がDAISOで食器はすべてDAISO製（笑）
今回初めて飲んだハノイビール。結構美味しい。

ここでも揚げ春巻き〜。昼に食べたのよりも小ぶりでサクサクな感じ。

ベトナム風の味付けのしてあったサラダは上にトッピングされたピーナッツの食感が良くて箸が進む味でした。

手前のイカの唐揚げ風も美味。

これは大きなスープの器に入って1つのテーブルに一個あったのですが、スープのお椀が無くて、お店の人に聞いたらご飯の上に乗せてスープをかけて食べて！と言われてやってみました。厚揚げをトマトスープで煮込んだ感じ。日本でも出来るね、と同じテーブルのお姉さまたちと言いながら完食（笑）

これもご飯にかけて食べてね。と言われてやってみたもの。
緑の物がウリみたいな感じだけど、キュウリでもなく、冬瓜でもなく、ズッキーニとかでもない、、、あとでガイドさんに聞いたらヘチマだそうな。こちらではメジャーな食べ物らしい。

デザートにはスイカとドラゴンフルーツ。以前、ホーチミンで食べたドラゴンフルーツは甘くて衝撃の食べ物だったんだけど、これはまだ酸っぱさが残る感じでした。

今日のハロン湾までのドライブ中に寄った（寄らされた）土産物屋で買ったもの。
観光客値段で全然安くなかった。

朝、出発時間までに余裕があったのでホテル周りを散策。

ホテルの裏手にはレストラン。雰囲気最高。

バイクは相変わらず多いけれど、以前よりも車の数が増えたな、という感想。日本車も多く見られました。日本車の次に多いのはやっぱり韓国の車かな。

通勤の時間帯でバイクはひっきりなし。

本当に信号とか横断歩道とかなくて道路を渡るのには躊躇した滞在期間でした。

散策中に出会ったハノイのニャンコ。ご主人の足もとに寄り添ってる姿が可愛い！

カメラを向けたら飼い主さんの方がニコニコしちゃって（笑）この後はこのニャンコ、お腹を出して寝転んでじゃれついてくれるくらい慣れました。
道路沿いの店で、道路にはバイクがびゅんびゅんで、なのにリードもついていなくて、住む所が変わればそれに適応した動物になっていくのね〜と感心した朝。

道路沿いのお花屋さん。

ここは大通りの交差点らしく信号が。で、マラソンのスタート地点のようなバイクのスタートラインに並ぶ姿。

とにかく町並みが古いんだけど、西洋の香りがすっごく漂っていて不思議な感覚でした。

ホーチミン廟の広場にあったジャックフルーツの木。カメラには収められなかったけれど、野生のリスがチョロチョロ動きまわっていて癒されました。

今日は月曜日の為、ホーチミンおじさんの姿は見られないとのことで、外観だけ。

各国の観光客がうじゃうじゃ。

やっぱり建物の雰囲気よいな〜。

ホーチミン廟の見学を終え、徒歩にて近くの「一柱寺」へ。

一本の柱の上に建つお寺で「一柱寺」

色々とカラフルです

軒先には蓮をかたどった飾り物。

観光客は多かったですが、静かな場所でした。

屋根の上にはアジアらしいデコレーション。

鮮やかなオレンジの花が満開中。

一柱寺を裏側から見たところ。

お寺脇の売店では果物メインで売られていました。

ホーチミン廟の広場の庭を手入れする女性たち。ノン笠が似合ってる〜。帽子よりは陽射しを遮って、そして風通しも良いので野外の作業にはとても理にかなってるものだとか。

洋風な建物の雰囲気が好き。

生活がかいま見える感じ。洗濯物とか窓際でくつろぐ人とか。

文廟へ。

ここでも屋根上を撮ってみた。

屋根の瓦はこんな感じ。湿度の高い感じが朱色の瓦の色の変化で見えます。

龍と龍の間にあるのは太陽だそう。

金柑はハノイではメジャーなのかな？いい色で実っていました。

漢字で中国を感じます

願いを込めてお線香を奉納。ここにも龍。

可愛らしい花もみつけました

憩うお年寄りのオブジェがほのぼのしていたので撮影ww

お昼ごはんは文廟から歩いてすぐのフォーのチェーン店。
フォーはベトナムでは屋台とか道路沿いの店で食べるものらしく、こういうチェーン店で現地の人はあまり食べないそう。
テーブルにはお決まりの薬味たち。ガイドさんが日本人には合わないような香草を教えてくれて「やめたほうがいいかも」と（笑）

私たちの団体の横のテーブルには韓国からのお客様たち。
私たちよりも後に着いて、先に出て行きました。
お肉は鶏と牛と選べたので牛をチョイス。

お昼ごはんの後はバッチャン村へ向いました。工場併設のお店でショッピングだそうで、工場では絵付けの様子も見させてもらいました。
フリーハンドでスイスイと描いているのを見てるのが楽しかった〜。

バッチャン村。

通りはほぼ陶器屋さん。

村の大通り？

店の前にはこのように陶器の置物がびっしりとディスプレイされています。

こちらは壺がメインのお店。

バッチャン村から戻り旧市街を散策のフリータイム。こちらもバイクが多くてそれに比例してクラクションの音も洪水のようで道路を渡るという簡単な事もなかなか出来ないくらいでした。

「道路を渡るスピードを変えちゃいけない！」って言われてバイクが少なそうな所を狙いソロソロと歩いて渡るうちに少しコツを覚えたかな？

地元民100%の食べ物屋さん。

自転車の後ろにドラゴンフルーツを乗せて売るお姉さん。

旧市街ではワンコに遭遇。
この子もカメラを構えるとスススっと寄ってきてくれたお利口さん。もちろんリードには繋がれていません。

歩いていて小腹が空いたので揚げパンを買ってみた。きっと観光客値段だったけれど両替したベトナムドンを使ってしまいたかったので、言われた値段で買ってみた。

旧市街散策の後は水上人形劇場で鑑賞。ハノイ発祥のようですね。ホーチミンでは見なかったので初です。

客席はほぼ外国人。でもナレーションはベトナム語ww

最後には人形を操っている劇団員さんが姿を見せてくれます。

幻想的な蓮の花のランタン。

最後は出演者全員お披露目〜。

人形劇のあとはベトナム風フレンチの夕食。

今度は有名な333を飲んでみました。

これは春巻き。フライの春巻きですね。中身はクリームコロッケみたいな感じでしたが、熱々で美味しかったです。

メインはチキン。きのこクリームソース添えでした。
う〜ん、フレンチ？？？？という疑問が残ったまま食べましたが。

ここでもお決まりのデザートはバイン・フラン。カラメルの味つけでかなり変わるな?。

食べたのは「Ha Hoi」というガイドブックにも載っているような店。お店の人が日本語を話せるというのも良かったかな。住宅地の間を入っていくような所にあってちょっとした隠れ家の雰囲気を味わえたのは良かったです。

旧市街の手芸通りで見つけた「ヴィトン」と「シャネル」のボタン（笑）こういうのが韓国とかに流通してるのだろうか？とか思ってしまった。

今回の旅ではまたまたここの質問サイトで気温や服装、両替の事など質問して本当に親切に皆さんにご回答いただき、おかげで安心して出発することができました。出発の間際でも現地の様子を詳しく教えてくださった方もいらっしゃって、感謝感謝です。
おかげで寒さにふるえることも暑すぎて倒れる事もしないで帰ってこれました＾＾
みなさん、ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• エズさん 2013/04/27 22:54:05

  ペンギンに注目♪

  はじめまして
  
  ご訪問ありがとうございました。
  
  ハロン湾ツアーでペンギンのゴミ箱、気になりましたよね♪
  うちの旦那様もゴミ箱ばっかにカメラ向けてました(笑)
  
  現地の大晦日前日〜元旦にかけての滞在だったので
  レストランもお休みだったりして残念
  次回はちゃんとしたレストランとかでも食べてみたいです。

  nazarさん からの返信 2013/04/29 19:00:07

  メッセージ、ありがとうございます＾＾

  エズさん、はじめまして。
  
  ペンギンゴミ箱、やっぱり気になっちゃって、下船してすぐ撮った写真がゴミ箱でした（笑）
  旅行記、拝見させていただきました。
  雑貨のお店とかもかわいくて、少しでもフリーの時間があるツアーにすれば良かったと、今さらながら悔やんでいます。
  次はエズさんが訪問したようなお店、是非行ってみたいと思いました。
  
  メッセージ、ありがとうございました〜♪