
2012/09/22 - 2012/09/22
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ローズベリーさん
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2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.61)です。
現在12カ国目、フランスを駆け足で移動中です。
この日は午前中アヴィニョンの街を観光し、午後は現地ツアーを使ってポン・デュ・ガールと“フランスの最も美しい村”(レ・ボー・ド・プロヴァンス、ゴルド、ルシヨン)をまわりました。
最も美しい村は、フランスで一番訪れたかった場所です。100以上の村が登録されていますが、どの写真も本当にすてきで、いつも写真集を眺めてはイメージをふくらませていました。アクセスが悪いのでツアーを利用しましたが、ポン・デュ・ガールと村3つを半日でまわるという欲張りプランで、かなり充実した内容でした。今回は“Provance Reservation”というところの英語ツアー(半日)を利用しています。
写真はポン・デュ・ガールです。
※1ユーロ=100〜104円
(フランス語の綴り記号が出せないのでなしで表記しています。)
- 同行者
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- 交通手段
- 観光バス
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◆9月22日(土)第80日目
午前中アヴィニョンの観光を駆け足で終えて、ネットカフェへ急ぎました!
午後から参加するツアーのバウチャーが、まだプリントアウトできていなかったのです(@_@;)
(ホテルのプリントアウトサービスもなく、旅行中のネットカフェ探しは至難の業でした・・・)
しかしあいにく、お店は満席。
どうしよう!困ったのでツアー会社に電話しました。
事情を説明すると、あっさり“ドライバーに言ってくれれば大丈夫ですよ”と一言。
助かりました・・・
10分で昼食を済ませ、ホテルの前でピックアップを待ちます。 -
13:00、時間ぴったりにツアーのワゴンが迎えにやってきました。
今回利用するのは“Provance Reservation”という会社の英語ツアーです。
ガイドの女性が降りてきて、会社から事情は聞いています、と車へ案内してくれました。
9人乗りのワゴンは満席。
アメリカ人夫婦、オーストラリアの男性、日本人夫婦、欧州系の老夫婦が一緒です。
ガイドさんだと思った女性は、案内をしながらなんと運転もこなします!
車はしばらく田舎を走り、最初にポン・デュ・ガールへやってきました。 -
ここで40分の自由時間があります。
駐車場のそばにはミュージアムがあり、カフェやレストランなどが入っています。 -
とても暑かったので思わずアイスクリームを購入。
ここから、橋までの道を歩いていきます。
まだまだ橋は見えてきません。 -
しばらく歩くと、ポン・デュ・ガールがその姿を現しました。
初めて目にする水道橋に、思わず感動です(@_@) -
ポン・デュ・ガールは1世紀のローマ時代につくられたと考えられています。
ユールの水源からニームに飲料水を送るための導水路で、かつてその全長は50?にも及んでいたそうです。
最大6トンもある石灰岩の巨石を積み上げてつくられています。 -
逆行だったので反対側から♪
ガルドン川に映る姿もきれいです。 -
橋の1段目を歩いて渡ることができます。 -
橋から見たガルドン川の眺め。
水遊びをする人もいます。 -
対岸へ渡ったところから、さらに上へ上がる道があります。 -
階段を上りきると、ポン・デュ・ガールの最上部を見ることができました。 -
さらに400m行くと展望台があるようです。
時間がせまっていたので、こちらは行かれませんでした。 -
ゆっくり見ていたい・・・
名残惜しいですが、走って駐車場まで戻りました。 -
車はしばらく、田舎の道を走っていきます。
壮大な景色がしばらく続きます。 -
“フランスの最も美しい村”の一つ、レ・ボー・ド・プロヴァンスに到着しました。 -
村のまわりには、白い岩肌の地獄谷が広がっています。 -
村の入口です。
ここでも自由時間は40分。
中世の時代にはたくさんの人が住んでいたこの村も、現在の住人は100人いないそうです。 -
石造りの家々が並ぶ町並み。 -
おみやげ屋がたくさんです。 -
明るい色彩のお皿が売られています。 -
-
村の高台にある、レ・ボー城塞が見えます。 -
村の中では車を見かけません。
曲がりくねった石畳の道は、歩行者のみが通れる道です。 -
突き当たりはレ・ボーの城塞で、入口が歴史博物館になっていました。
城塞まで行くと、レ・ボーの村や地獄谷の美しい景色が一望できるそうですが、時間が足りなそうなのでやむなく見送ります。 -
教会広場に建つ“サン・ヴァンサン教会”
クリスマスイヴのの深夜に、パストラージュとよばれる羊飼いのミサが行われることで知られています。
プロヴァンス中の羊飼いたちがここへ集まり、生まれたての子羊を捧げてお祝いするのだそうです。 -
同じ広場に建つ礼拝堂“Chapelle des Penitents Blancs” -
その中には、イヴ・ブレイエによって描かれたイエス誕生のフレスコ画があります。 -
教会広場の少し奥は、岩場と一体化した建物がありました。
見どころもよくわからずまわってしまいましたが、伝統的なプロヴァンスのサントン人形を展示したサントン博物館(Le Musee des Santons)や、美術館などもあるようです。
人々が生活している感じはあまり感じられず、おみやげ屋と観光客が多い村でしたが、きれいな町並みが残されていました。 -
次はルシヨンへ向かいます。
広大なオリーブ畑とアルピーユ山地。 -
ルシヨンは、黄色顔料の原料であるオークルの丘の上にある村です。
村に近づくにつれ、独特の土の色が見えてきました。
こちらは村のはずれにある採取場跡。
遊歩道になっていて、歩いて見学ができるそうです。(有料) -
遠くから見たルシヨンの町。
町全体が赤く、独特の美しさを放っています。
あまりにきれいで、しばらく見とれました(^^♪ -
町の中を散策します。
建物は、その地元の顔料を混ぜてつくられています。 -
どの通りを見ても、同じような色。 -
1353年と書かれた古い水道。 -
ぶどうの絡まる壁。
ポストカードにしたいような風景がたくさんです。 -
町の教会“サン=ミシェル教会”
こちらも、もちろん赤色です。 -
教会内部。 -
町の中心の広場です。
時間が遅いためか、町の中は閑散としていました。 -
日が傾いてきましたが、最後の目的地ゴルドに到着です。 -
城の前の広場で、最後の自由時間になりました。 -
村の古い石壁は、セメントなどの接着剤は一切使わず、薄く割った石を積み上げてできているそうです。 -
村のもっとも高いところに建つ城。
閉館時間をすぎ、入ることはできません。 -
-
唯一入れそうな教会に行ってみることにしました。 -
-
もう少し修復してもよさそうな祭壇・・・
壁がむき出しでかわいそうです。 -
村のはずれの建物は、石造りで雰囲気があります。
青い窓がまたおしゃれ♪ -
石の階段を下ります。 -
つたの絡まった家。 -
村は階段状になっているので、まわりの景色がよく見渡せます。 -
オリーブ畑や牧草地が延々と広がっていました。 -
車で少し離れた展望ポイントへ行きました。
夕方でだいぶ影が出ていますが、美しい村の全景です。 -
19:45ツアーが終了し、アヴィニョンの駅に戻ってきました。
とても充実したツアーでした。
実際に美しい村を訪れて、他の村ももっと見てみたい気持ちになりました。
さて、夕食を食べに行きます。
ホテルのレセプションで、郷土料理をカジュアルに食べられるお店について尋ねたところ、近くのレストランを紹介されました。
“Maison Nani”
29, rue Theodore Aubanel
あとで見たら、歩き方にも載っているお店でした。 -
英語のメニューも置いてあります。
店員さんにおすすめを聞いて、“Land and Sea Plate”(19ユーロ)を注文しました。
予想以上に大きなプレートに、フォアグラと生サーモン、サラダがのったボリュームたっぷりの料理が出てきてびっくり!
明日は、城塞都市カルカッソンヌへ向かいます。
≪出費≫
・昼食 4.67ユーロ;サラダパスタ、飲料
・ツアー代金 80ユーロ
・夕食 21.5ユーロ;ワンプレート、水
・その他食費 6.31ユーロ;パン、ヨーグルト、飲料、惣菜
・ホテル代 65ユーロ
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