ユーラシア東へ４９：　ＬＣＣ大移動(東南アジア⇒東アジア）　「クアラルンプール⇒杭州」

2012/10/22 - 2012/10/22

クアラルンプール　ＬＣＣＴにて１泊。

翌朝２２日、杭州行きエア・アジアＸに乗る。
これは１８日にテヘラン⇒ＫＬで１９日にＫＬ着、ＫＬかどこかで２泊して、杭州へ行こうと考えていたフライトだ。

テヘラン⇒ＫＬのエア・アジア便がキャンセルになって、ﾜﾀｸｼたちは中近東、南アジアを彷徨うことになってしまった。
そして、今日、やっとこさ、従来の予定フライトに乗ることとなった。
中東では「一旦物事が逆回りし始めたら、とことん行くところまで行くしかない」というジンクスを見事にクリアしたことになるが、いや～～、疲れました！
今日、杭州についたら、すぐに蘇州行きのバスに乗り継いで、蘇州に行き、ゆっくりしよう。
蘇州の宿はもうネットで予約してあるから、大丈夫だ。

エリア 杭州(中国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

ここはクアラルンプール、ＬＣＣ専用空港＝ＬＣＣＴです。
早朝５時ころ、エア・アジアの杭州行きＤ７　３０２便のチェックインが始まりました。

ﾜﾀｸｼたちはいち早くチェックインして、デパーチャー・ラウンジに入りました。

早く中国の蘇州に行ってゆっくりしたい、という一念です。

Ｄ７　３０２便のゲートが表示されて、

乗客全員ウェイティング・エリアへ移動です。

Ｔ１８ゲート。

ﾜﾚﾜﾚのフライトは８：１０ａｍ発。

Ｔ１８ゲートからアーケードをくぐって、飛行機に直接歩いてアプローチ。

飛行機までの送迎バスなど出さない、徹底した節約スタイルです。
考えてみれば、エコです。

まあ、ひと昔まえはこのスタイルが普通でしたが。

従来どおりのペラペラのボーディング・カード。

これもどうせ皆さん捨ててしまうものですから、このスーパーのレシートみたいな用紙で十分でしょう。
それにエコです。

機種はエア・バス　Ａ３３０ー３００．

ほぼ満席状態です。

予定通り８：１０ａｍ出発。

予定通り１３：１０ｐｍ、杭州粛山国際空港に到着。

入国審査を受けて、すぐに蘇州行きバス乗り場に行きました。

前回はすぐそばにバス・チケット売り場があったように思ったのですが、今回はちょっと探すのに戸惑いました。

毎回様子が変わっているのが、最近の中国ですから、仕方ないでしょう。

それに中国元が必要なので、銀行で１万円両替。
１万円＝６６８元（手数料５８元も差し引かれます）
これでは１元＝約１５円になります。
空港内の銀行はエゲツないですネエ。
手数料、ボッタクリです。
手数料入れても１元＝１３．８円ですからレート自体もボッタクリです。

そうこうしている内に、ﾜﾚﾜﾚのフライトに合わせて出る蘇州行きバスに乗り遅れてしまいました。
次の直行バスは夜の８時だと言われました。

すぐに乗りたい、と言えば、粛山汽車站へ行け、とチケット売り場のオバチャン。

仕方なしに粛山汽車站行きのバスに乗り込みました。
１人１５元。

中国はどこでも「現在工事中」ばかりです。

横に並んだバスは天然ガス車のようです。
最近の石油高騰で、天然ガス車の利用も進んでいるようです。

しばらく杭州郊外の町を走ります。

１４：００ｐｍころ、粛山汽車站到着。

すぐにチケット売り場で蘇州行きバス・チケット購入。

１７：１０ｐｍ発、１人６５元

これで粛山空港から蘇州まで合計８０元と言うことになります。
たしか前回、２０１０年１月にインドのコーチンからこの粛山空港経由で蘇州にバスで直行した時がバス代１人９５元だったから、今回は１５元のお得と言うことになりますが、空港からココまでこなければならなかった苦労を考えぶれば、逆に大損か？

＊前回の空港⇒蘇州行きバス：http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10437910/

バスターミナル待合室。

ﾜﾚﾜﾚの蘇州行きバスは３番プラットホームから出ます。

お腹が空いていたので、とりあえず茹でトウモロコシを食べ、
（意外と美味しかった。１本４元）

おでん風腐豆腐も売っていたので、これも購入。
（豆腐１個２元。これも美味しかった。やっぱり中国はイランと比べて食べられるものがイロイロあるわい）

やっとこさ、蘇州行きバスに搭乗。

車内ＴＶではブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーナの２人が中国語をしゃべっていた。（映画吹き替え）

バスは３時間近くかかって蘇州の北バスターミナルに到着。
すぐにタクシーでドバイから予約しておいた「浮生青年旅舎」に向かった。
ツイン・ルーム１泊１３０元（約１９５０円）、バス・トイレ共同。
まあまあ綺麗で機能的だったが、老街的な通りにあり、雰囲気は良い宿だった。
とりあえず、チェックインして、ベッドに倒れこむ。

夜９時ころだった。

杭州までのルートマップ。

所要約５ヶ月。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/uptoHanchou.jpg