2013/02/06 - 2013/02/08
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エミリア☆Rさん
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ベルリンから直行便でたったの一時間。名古屋から京都に行くような感覚で行けるアドリア海の女王、ベネチアへ、カーニバルを見に行ってきました。
ベネチアに行くのはこれで三度目。そしてカーニバルはこれで二度目。でも、夫婦で行くのはこれが初めて!正直、ベネチアがこんなにロマンチックな街だったなんて、夫婦で来て初めて知りました。
以前来た時は、学生旅行で旅費をけちったため、夜行バスの中で二泊しましたが、今回はベネチア本島から水上タクシーで30分ほどのリド島のホテルに連泊。ほんのちょっとだけレベルアップしました(笑)。
次に来る時は本島のもういいホテルに泊まってさらにレベルアップしたいものです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ベネチアへは、ベルリンから直行便で約一時間。
オーストリア上空を通過し、いよいよアルプス山脈を越えますよ!
ヨーロッパって、アルプスの北か南かで気候が全然違います。ドイツは未だに氷点下で雪が降っていますが…ベネチアの気候は一体どうなのでしょうか…。 -
ベネチア湾が見えてきました。
まさに海に浮かぶ水上都市です。 -
ベネチアというのは、もともとゲルマン民族などの敵に追われ、干潟に追い詰められた住民たちが築いた天然の要塞都市が起源だといいますが、こうして見ると、本当に干潟に忽然と現れた天然の城砦だということがよくわかります。
さて、そのかつての敵、ゲルマン民族を満載したエアーベルリン機がマルコ・ポーロ空港に到着しますよ! -
わたしたちが宿泊したのはベネチア本島から水上バスで30分ほどのリド島。島の海岸からはベネチア本島の鐘楼やドゥカーレ宮殿などが見えます。
冬場だからか、観光客はまばらで、地元の人たちの普通の暮らしが垣間見られるとてものどかな雰囲気の島。観光客でごった返す本当よりも、静かでのんびりしていてかえって良いかもしれません。 -
ここが今回のお宿です。
ドイツの旅行会社には、日本のようなツアーがないので、旅行代理店が手配してくれるのは飛行機のチケットとホテルだけ。あとはそれぞれが思い思いに観光します。
このホテル、ダブルで一人一泊30ユーロ程度とかなり格安でしたが、掃除も毎日行き届き、レセプションでも英語が通じ、まずまずだったと思います。
わたしたちが宿泊していた間は、イタリア人、フランス人、のお客さんたちがいました。そして、もちろんドイツ人と日本人も! -
それでは早速、水上バスでベネチア本島へ向かいます。
気温は10度ほど。ただ、湿気で底冷えがするので体感温度はそれよりも低いかもしれません。以前、この時期にベネチアに訪れた時はなんだかやたらと寒かった覚えがあるのですが、極寒のドイツに慣れてしまったせいか、とても温かく感じました。 -
これは地元の猟師さんたちではないでしょうか。
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早速、仮装に遭遇!
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この方はかなりクオリティーが高いです。
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小道具の鏡と衣装・仮面がすべてマッチしています。
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これは童話の「鉛の兵隊」でしょうか。
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こちらの方たちは仮装ではなくホンモノの軍人さんたちだと思われます。
制服カッコいいしイケメンだし…とガン見していたら、目が合ってしまい…!
にっこり笑ってウィンクされてしまいました。 -
軍人さんも、仮装の方たちとちゃっかり並んで記念撮影!
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こちらの三人組、いろいろ面白いポーズを取ってくれて、見ていてとってもほっこりしました。
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そしてこれはどうでもいい写真なんですが、教会脇でぐしゃぐしゃに水浴びしている鳩たちがちょっと面白かったので…
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夫も猫の仮面でプチ仮装。
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ちなみに、この仮面を作ってくれたのが、この職人さん。
ここのお店です。
http://artistadellabarbaria.jimdo.com/
「他の店では18ユーロのものを、なんでここでは60ユーロで売ってるんだ?」と、ドイツ人らしい変な質問を直球でぶつけた夫に対し、「いい質問をしてくれた!」と、特別に材料や製作過程を見せてくれ、産地・製法・材質によって値段がどのように決まるのか、ベネチア伝統の仮面職人の世界を垣間見せてくれました。
実は、今では銀行マンの夫もかつてはドイツの家具職人。職人同士、お互いドイツ語訛りとイタリア語訛りの変な英語にもかかわらず、すっかり意気投合。「男同士で盛り上がってごめん!」と、お互いの無口な奥さんも紹介し合い(こういうところがヨーロピアンだなぁと思ったり。。)すっかり仲良くなりました。 -
「日本のインターネットに載せていいですか?」と聞くと、「もちろん!」とこの写真を撮らせてくれました。
ちなみに、ヨーロッパ人は、日本人と違い、インターネットに自分の写真を載せることにあまり抵抗がない人が多いようです。(もちろん人によるでしょうが)
「ベネチアのブログを書いたら是非見たいから、アドレスを送ってね!」と言われたので、「日本語ですよ?」と言うと、「いいよいいよ、写真が見られるだけで。うちのホームページもイタリア語だから!」
「夏に今度はわたしの両親も一緒にベネチアに来るので、その時にもう一度会いましょう!」約束。
別れ際に「神のご加護を!」と言ってくれたのがとても嬉しかったです。 -
ところで、この仮面職人のお兄さんから「リアルト橋にあるものは、ほとんどがぼったくりだから、あそこでは何も買わず、何も食べないようにね!」と言われましたが、それがこのリアルト橋からの眺望です。
確かに、この橋に近づくと、いかにも怪しげなヴィトンやプラダなどの「ブランド」バッグを一杯持った黒人のお兄さんが話しかけてきたり、なんだか「そういう」雰囲気に。
ちなみにここで売られていたムラノグラス、全く同じものが、ムラノ島で半額ほどで売られていたので、仮面職人のお兄さんの言っていた通りのようです。 -
この方はリアルト橋の欄干の上にずっと座ってらっしゃいましたが、お金をげるとポーズを取ってくれるようです。…あげませんでしたが(笑)。
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水上バス(バポレット)に揺られながら、のんびりリド島に向かいます。
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バポレットには、四人座れる展望席があり、空いていたのでそこを夫婦二人で独占。
二人で波に揺られながら、アドリア海に沈んで行く夕陽を眺める幸せな時間でした。 -
徐々に遠のいていくサンマルコ広場にドゥカーレ宮殿。
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気候も穏やかで、とってもよい一日でした。
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次の日は、のんびりのどかなリド島をゆっくり散策。
この海岸、ヴィスコンティ監督の映画「ベニスに死す」の海岸じゃないでしょうか。ドイツ系のリゾートホテルとプライベートビーチがたくさん並び、夏の賑わいが想像できます。 -
二人のスーツケースがなんだか絵になったので…
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ところで、リド島には結構豪邸がたくさんあります。
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これなんて、マフィアのお宅(笑)?
かと思えば、小さなアパートに洗濯物が並ぶイタリアらしい光景も。
洗濯物だらけのかわいい家を写真に撮ろうとカメラを向けると、「だめだよ!」と横から夫が…。ヨーロッパ人の感覚では、例え目に付く場所に干してあっても他人の洗濯物は見てみぬ振りをするもので、写真に撮るなんて言語道断なんだそうです。そりゃどうも、失礼しました。 -
束の間の休暇でしたが、のんびりできて、日ごろの疲れをゆっくり癒せました。
夏にまた来るね!さよならベネチア。
ちなみに、温かいベネチアから戻ったら、ベルリンは気温マイナス二度で天気は雪。…また雪か。。とげんなりするわたしたちの横で、同じ飛行機に乗ってきたイタリア人たちが雪に感動していて、なんだかかわいかったです。
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この旅行記へのコメント (1)
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- 一歩人さん 2013/11/12 07:01:48
- ふ、ふ、改めて拝見すると、出会いだったんですね
- エミリア☆Rさんへ
ふ、ふ、職人さんと聞くと、わくわくします。そうなんだああ、みなさん、職人さんで。
ふ、ふ、私のお気に入りは、江戸切子と押絵羽子板工房の先生です。
(といっても、先生より、職人がいいと、職人さんとよぶのかなああ)
ふ、ふ、とにかく、頑固一徹、星飛雄馬の親父!
ふ、ふ、とにかく、こだわる〜♪
以前、象牙工房の体験で、1時間以上、磨きにかかりましたあ。
人形は顔が命ならぬ、表面の輝きが命かしらね。
ふ、ふ、この工房、もしかしたら、BSで見たかも?
商品は、品質、品質は、価格って、工房では、思いました。
それ以来、江戸切子、押絵羽子板だけは、こだわってます。
(目利きだけね。財布の中身とは、別です)
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