千種・今池旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 天気予報では、明朝の最低気温は-2度になるらしい。朝、自宅の水盤を確認したが、氷は張っていなかった。躊躇したが、決めてもいたので、とにかく東山に車を走らせた。開園は9時。15分前に到着したら、もう数人の開門待ちの人。皆さん目的はシモバシラ。中には年間パスで毎朝来るという人もいた。<br /> なぜか動物園側の門には、長蛇の列? 係の方に聞くと入試の合格祈願の品(ウン落ちない コアラのふん混ぜ合格しおり)を、頂くためらしい。  ::<br /><br />写真は、園内の日溜まりで赤い実をつけた冬苺。

冬・東山植物園 早春の花探訪・・冬枯れの中にシモバシラの氷華

8いいね!

2012/01/08 - 2012/01/08

346位(同エリア597件中)

0

29

シベック

シベックさん

 天気予報では、明朝の最低気温は-2度になるらしい。朝、自宅の水盤を確認したが、氷は張っていなかった。躊躇したが、決めてもいたので、とにかく東山に車を走らせた。開園は9時。15分前に到着したら、もう数人の開門待ちの人。皆さん目的はシモバシラ。中には年間パスで毎朝来るという人もいた。
 なぜか動物園側の門には、長蛇の列? 係の方に聞くと入試の合格祈願の品(ウン落ちない コアラのふん混ぜ合格しおり)を、頂くためらしい。  ::

写真は、園内の日溜まりで赤い実をつけた冬苺。

同行者
一人旅
交通手段
自家用車

PR

  • 葦と青竹の門松<br /><br />昭和42年に移築復元された旧尾張藩士兼松家の屋敷門。<br />兼松又四郎正吉が姉川の合戦の折、陣中で正月を迎え、葦(ヨシ)と真竹で門松を作り武運を祈った。その後朝倉攻めで大勝利を収めたので、以後、同家では正月にこの門松を立てていた。<br /><br />植物園では、故事にならって毎年この珍しい門松をたてているそうだ。<br />今日はまだ、松の内・・・<br /><br />

    葦と青竹の門松

    昭和42年に移築復元された旧尾張藩士兼松家の屋敷門。
    兼松又四郎正吉が姉川の合戦の折、陣中で正月を迎え、葦(ヨシ)と真竹で門松を作り武運を祈った。その後朝倉攻めで大勝利を収めたので、以後、同家では正月にこの門松を立てていた。

    植物園では、故事にならって毎年この珍しい門松をたてているそうだ。
    今日はまだ、松の内・・・

  • 合掌造りの家<br /><br />昭和30年代に、鳩ヶ谷ダム建設で水没することになった白川村の大牧集落から、昭和31年10月に移築された茅葺屋根の家。<br />白川村でも最大級の合掌造りで、天保13(1842)年7月に建てられた歴史のある建築物。

    合掌造りの家

    昭和30年代に、鳩ヶ谷ダム建設で水没することになった白川村の大牧集落から、昭和31年10月に移築された茅葺屋根の家。
    白川村でも最大級の合掌造りで、天保13(1842)年7月に建てられた歴史のある建築物。

  • 冬苺<br /><br />常緑匍匐性の小低木。<br />木苺の一種で赤い実は食べられる。<br />多くの木苺類は、夏に熟すが、<br />フユイチゴは<br />冬に熟すためこの名が付く。<br />別名はカンイチゴとも・・。<br /><br />東山植物園内では、<br />あちこちで見かける。

    冬苺

    常緑匍匐性の小低木。
    木苺の一種で赤い実は食べられる。
    多くの木苺類は、夏に熟すが、
    フユイチゴは
    冬に熟すためこの名が付く。
    別名はカンイチゴとも・・。

    東山植物園内では、
    あちこちで見かける。

  • 真っ赤なルビー<br /><br />白い花をつけ、冬に実をつける<br />カンイチゴ。

    真っ赤なルビー

    白い花をつけ、冬に実をつける
    カンイチゴ。

  • カンアヤメ<br /><br />地中海から西アジア原産の常緑多年草。<br />乾燥した岩礫地の斜面に生え、夏に見られるアヤメより小柄で、<br />草丈は20〜30cmになる。<br /><br />寒に咲くので・・寒アヤメ。

    カンアヤメ

    地中海から西アジア原産の常緑多年草。
    乾燥した岩礫地の斜面に生え、夏に見られるアヤメより小柄で、
    草丈は20〜30cmになる。

    寒に咲くので・・寒アヤメ。

  • シモバシラの氷華<br /><br />カンアヤメの咲く日陰の枯草の中に、<br />小さいながらもシモバシラが出来ていた。

    シモバシラの氷華

    カンアヤメの咲く日陰の枯草の中に、
    小さいながらもシモバシラが出来ていた。

  • 吹き出したシモバシラ<br /><br />立派に冬の華を咲かせた霜柱・・。<br /><br />シモバシラは、関東以西に分布する草本。<br />山林の中や渓流の周辺で多く見かける。<br />秋に、シソに似た白い小花を沢山咲かせるシモバシラ。

    吹き出したシモバシラ

    立派に冬の華を咲かせた霜柱・・。

    シモバシラは、関東以西に分布する草本。
    山林の中や渓流の周辺で多く見かける。
    秋に、シソに似た白い小花を沢山咲かせるシモバシラ。

  • シモバシラの霜柱

    シモバシラの霜柱

  • 茎についたシモバシラ<br /><br />シモバシラは、シソ科の多年草。<br />シモバシラの冬姿・・。<br /><br />この現象は、四角い茎の維管束の中の<br />水が凍って茎の皮を破って外へと伸びだしたもの。<br />それがこの植物の名の由来。

    茎についたシモバシラ

    シモバシラは、シソ科の多年草。
    シモバシラの冬姿・・。

    この現象は、四角い茎の維管束の中の
    水が凍って茎の皮を破って外へと伸びだしたもの。
    それがこの植物の名の由来。

  • 茎の途中に・・<br /><br />自然界の不思議を感じる<br />シモバシラの氷華・・。<br /><br />この植物には、<br />ケイスケア・ジャポニカ(Keisukea japonica)と<br />いう学名が与えられており、<br />名古屋出身の理学博士である<br />伊藤圭介(1803−1901)の功績に敬意を<br />表してつけられた名前。

    茎の途中に・・

    自然界の不思議を感じる
    シモバシラの氷華・・。

    この植物には、
    ケイスケア・ジャポニカ(Keisukea japonica)と
    いう学名が与えられており、
    名古屋出身の理学博士である
    伊藤圭介(1803−1901)の功績に敬意を
    表してつけられた名前。

  • 霜柱

    霜柱

  • 光るシモバシラ<br /><br />よく冷え込んだ朝、<br />枯れたこの草の根元には、<br />茎から鰭状に氷が張り出し、<br />見事な霜柱となる。<br /><br />まさに・・氷のオブジェ。

    光るシモバシラ

    よく冷え込んだ朝、
    枯れたこの草の根元には、
    茎から鰭状に氷が張り出し、
    見事な霜柱となる。

    まさに・・氷のオブジェ。

  • 藪蘭と霜柱

    藪蘭と霜柱

  • 茎を刈られたシモバシラ

    茎を刈られたシモバシラ

  • 大きな霜柱<br /><br />シモバシラの咲かせる冬の氷の花は、<br />何とも、幻想的・・。<br /><br />名古屋市東山植物園・植物会館内にある <br />伊藤圭介記念室 Webは、こちらで↓<br />http://www5.ocn.ne.jp/~nhbg/keiske200.htm

    大きな霜柱

    シモバシラの咲かせる冬の氷の花は、
    何とも、幻想的・・。

    名古屋市東山植物園・植物会館内にある
    伊藤圭介記念室 Webは、こちらで↓
    http://www5.ocn.ne.jp/~nhbg/keiske200.htm

  • 小さなシモバシラ<br /><br />それでも長さは10cmほどの氷華。<br />実は、拙庭には花屋さんで手に入れた<br />シモバシラが2本植えてあるが、<br />秋の花は咲けど、<br />冬の華は、申し訳程度にしか発生しない。<br />高さ2cm・・トホホ。<br />

    小さなシモバシラ

    それでも長さは10cmほどの氷華。
    実は、拙庭には花屋さんで手に入れた
    シモバシラが2本植えてあるが、
    秋の花は咲けど、
    冬の華は、申し訳程度にしか発生しない。
    高さ2cm・・トホホ。

  • 四角い茎と四方にできた氷花<br /><br />小規模だったが園内で初めての霜柱を観察した。<br />見学者は時間とともに増え、混みあってきたので、園内を周回し、1時間後に再訪したら、すでにシモバシラは融けてなくなっていた。

    四角い茎と四方にできた氷花

    小規模だったが園内で初めての霜柱を観察した。
    見学者は時間とともに増え、混みあってきたので、園内を周回し、1時間後に再訪したら、すでにシモバシラは融けてなくなっていた。

  • ヤツデの実<br /><br />園内を一回り・・。<br />葉を落とした樹木が多い。<br /><br />春咲きの花木は、固く蕾を閉じている。

    ヤツデの実

    園内を一回り・・。
    葉を落とした樹木が多い。

    春咲きの花木は、固く蕾を閉じている。

  • スイセン

    スイセン

  • フッキソウの白い実

    フッキソウの白い実

  • 食べて美味しい冬苺

    食べて美味しい冬苺

  • 東山スカイタワー<br /><br />バラ園から見るタワー。<br />バラは、一輪も咲いていなかった。

    東山スカイタワー

    バラ園から見るタワー。
    バラは、一輪も咲いていなかった。

    東山スカイタワー 名所・史跡

  • サンシュウ<br /><br />春、黄色の小さい花を咲かせ、赤い実をつける。<br />この時期に、小鳥にも食べられず、<br />こんなに残っていると言うことは、不味いのだろうか・・?

    サンシュウ

    春、黄色の小さい花を咲かせ、赤い実をつける。
    この時期に、小鳥にも食べられず、
    こんなに残っていると言うことは、不味いのだろうか・・?

  • トサミズキの実<br /><br />春に淡い黄色の花を咲かせる。<br />奇妙な殻は、自然の織りなす造形。感嘆するばかり。<br /><br />四国の蛇紋岩地に自生する落葉性の低木〜小高木。<br />葉がミズキ科の樹木と似ていてミズキと名前が付くが、ミズキ科ではなく、マンサク科の植物。<br /><br />

    トサミズキの実

    春に淡い黄色の花を咲かせる。
    奇妙な殻は、自然の織りなす造形。感嘆するばかり。

    四国の蛇紋岩地に自生する落葉性の低木〜小高木。
    葉がミズキ科の樹木と似ていてミズキと名前が付くが、ミズキ科ではなく、マンサク科の植物。

  • カンギク<br />

    カンギク

  • ロウバイ<br /><br />まだまだ蕾は固い。<br />一分咲きといったところか・・。

    ロウバイ

    まだまだ蕾は固い。
    一分咲きといったところか・・。

  • コウヤボウキの実<br /><br />薬草園の山裾に群生していた。<br />逆光に綿毛が光っていた。

    コウヤボウキの実

    薬草園の山裾に群生していた。
    逆光に綿毛が光っていた。

  • 高野箒の綿毛<br /><br />綿毛まだ、しっかり付いている。<br /><br />いつ頃、<br />新天地を求めて、旅をするのだろう・・?

    高野箒の綿毛

    綿毛まだ、しっかり付いている。

    いつ頃、
    新天地を求めて、旅をするのだろう・・?

  • イチゴノキ<br /><br />常緑性の低木で、南ヨーロッパ、アイルランドが主な原産地。<br />花茎は下向きに垂れ下がって咲き、同じツツジ科のドウダンツツジに似ている。<br />花は11月〜12月頃に咲き、同じ頃、昨年の果実が赤く熟し、直径1.5cmほどの球形。果実の外見はヤマモモに似ている。ジャムや果実酒に使われる。<br /><br /><br />〜end〜

    イチゴノキ

    常緑性の低木で、南ヨーロッパ、アイルランドが主な原産地。
    花茎は下向きに垂れ下がって咲き、同じツツジ科のドウダンツツジに似ている。
    花は11月〜12月頃に咲き、同じ頃、昨年の果実が赤く熟し、直径1.5cmほどの球形。果実の外見はヤマモモに似ている。ジャムや果実酒に使われる。


    〜end〜

この旅行記のタグ

8いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP