2012/01/08 - 2012/01/08
346位(同エリア597件中)
シベックさん
天気予報では、明朝の最低気温は-2度になるらしい。朝、自宅の水盤を確認したが、氷は張っていなかった。躊躇したが、決めてもいたので、とにかく東山に車を走らせた。開園は9時。15分前に到着したら、もう数人の開門待ちの人。皆さん目的はシモバシラ。中には年間パスで毎朝来るという人もいた。
なぜか動物園側の門には、長蛇の列? 係の方に聞くと入試の合格祈願の品(ウン落ちない コアラのふん混ぜ合格しおり)を、頂くためらしい。 ::
写真は、園内の日溜まりで赤い実をつけた冬苺。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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葦と青竹の門松
昭和42年に移築復元された旧尾張藩士兼松家の屋敷門。
兼松又四郎正吉が姉川の合戦の折、陣中で正月を迎え、葦(ヨシ)と真竹で門松を作り武運を祈った。その後朝倉攻めで大勝利を収めたので、以後、同家では正月にこの門松を立てていた。
植物園では、故事にならって毎年この珍しい門松をたてているそうだ。
今日はまだ、松の内・・・ -
合掌造りの家
昭和30年代に、鳩ヶ谷ダム建設で水没することになった白川村の大牧集落から、昭和31年10月に移築された茅葺屋根の家。
白川村でも最大級の合掌造りで、天保13(1842)年7月に建てられた歴史のある建築物。 -
冬苺
常緑匍匐性の小低木。
木苺の一種で赤い実は食べられる。
多くの木苺類は、夏に熟すが、
フユイチゴは
冬に熟すためこの名が付く。
別名はカンイチゴとも・・。
東山植物園内では、
あちこちで見かける。 -
真っ赤なルビー
白い花をつけ、冬に実をつける
カンイチゴ。 -
カンアヤメ
地中海から西アジア原産の常緑多年草。
乾燥した岩礫地の斜面に生え、夏に見られるアヤメより小柄で、
草丈は20〜30cmになる。
寒に咲くので・・寒アヤメ。 -
シモバシラの氷華
カンアヤメの咲く日陰の枯草の中に、
小さいながらもシモバシラが出来ていた。 -
吹き出したシモバシラ
立派に冬の華を咲かせた霜柱・・。
シモバシラは、関東以西に分布する草本。
山林の中や渓流の周辺で多く見かける。
秋に、シソに似た白い小花を沢山咲かせるシモバシラ。 -
シモバシラの霜柱
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茎についたシモバシラ
シモバシラは、シソ科の多年草。
シモバシラの冬姿・・。
この現象は、四角い茎の維管束の中の
水が凍って茎の皮を破って外へと伸びだしたもの。
それがこの植物の名の由来。 -
茎の途中に・・
自然界の不思議を感じる
シモバシラの氷華・・。
この植物には、
ケイスケア・ジャポニカ(Keisukea japonica)と
いう学名が与えられており、
名古屋出身の理学博士である
伊藤圭介(1803−1901)の功績に敬意を
表してつけられた名前。 -
霜柱
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光るシモバシラ
よく冷え込んだ朝、
枯れたこの草の根元には、
茎から鰭状に氷が張り出し、
見事な霜柱となる。
まさに・・氷のオブジェ。 -
藪蘭と霜柱
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茎を刈られたシモバシラ
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大きな霜柱
シモバシラの咲かせる冬の氷の花は、
何とも、幻想的・・。
名古屋市東山植物園・植物会館内にある
伊藤圭介記念室 Webは、こちらで↓
http://www5.ocn.ne.jp/~nhbg/keiske200.htm -
小さなシモバシラ
それでも長さは10cmほどの氷華。
実は、拙庭には花屋さんで手に入れた
シモバシラが2本植えてあるが、
秋の花は咲けど、
冬の華は、申し訳程度にしか発生しない。
高さ2cm・・トホホ。 -
四角い茎と四方にできた氷花
小規模だったが園内で初めての霜柱を観察した。
見学者は時間とともに増え、混みあってきたので、園内を周回し、1時間後に再訪したら、すでにシモバシラは融けてなくなっていた。 -
ヤツデの実
園内を一回り・・。
葉を落とした樹木が多い。
春咲きの花木は、固く蕾を閉じている。 -
スイセン
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フッキソウの白い実
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食べて美味しい冬苺
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東山スカイタワー
バラ園から見るタワー。
バラは、一輪も咲いていなかった。東山スカイタワー 名所・史跡
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サンシュウ
春、黄色の小さい花を咲かせ、赤い実をつける。
この時期に、小鳥にも食べられず、
こんなに残っていると言うことは、不味いのだろうか・・? -
トサミズキの実
春に淡い黄色の花を咲かせる。
奇妙な殻は、自然の織りなす造形。感嘆するばかり。
四国の蛇紋岩地に自生する落葉性の低木〜小高木。
葉がミズキ科の樹木と似ていてミズキと名前が付くが、ミズキ科ではなく、マンサク科の植物。 -
カンギク
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ロウバイ
まだまだ蕾は固い。
一分咲きといったところか・・。 -
コウヤボウキの実
薬草園の山裾に群生していた。
逆光に綿毛が光っていた。 -
高野箒の綿毛
綿毛まだ、しっかり付いている。
いつ頃、
新天地を求めて、旅をするのだろう・・? -
イチゴノキ
常緑性の低木で、南ヨーロッパ、アイルランドが主な原産地。
花茎は下向きに垂れ下がって咲き、同じツツジ科のドウダンツツジに似ている。
花は11月〜12月頃に咲き、同じ頃、昨年の果実が赤く熟し、直径1.5cmほどの球形。果実の外見はヤマモモに似ている。ジャムや果実酒に使われる。
〜end〜
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