【４】ミュンヘンはもっと駆け足！　～　お昼の鐘は鳴ったけど　～

2013/01/27 - 2013/01/27

下調べを兼ねてのミュンヘンは超～駆け足、駆け足！！

昨年末、弟から「3月の上旬、ミュンヘン行かない？」との珍しいお誘い！行けるかどうか分からないけれど、取り敢えず下見しときます。ってことで、ねーちゃんひっと走り行って参りました。

【ミュンヘン】
今回が3回目。初回は卒業旅行でドイツを一周した最後の町だったため、力尽きたのと、ノイシュバンシュタイン城へ行くための宿泊地といった感じで、観光した記憶なし…
2度目は両親とロマンチック街道ツアーで訪れましたが、記憶が薄い…市庁舎前の果物の屋台からチェリーを買って食べたことしか覚えていません（汗）
リベンジには時間が無さ過ぎましたが、ドイツっていいわ～と思った数時間でした。

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

早めにアムステルダムCSに来て、スキポールに移動です。
タリスの遅延で、乗る予定だった列車が「スキポールには止まりません」とのアナウンスで、別のホームへ移動です。
スキポールと相性悪い？
私、アムステルダムのビギナーですが「この列車、スキポールに行く？」って５、６人に聞かれました。こっちが聞きたいよ〜（笑）

帰りは間違わずにちゃんと目的地に着きました。
チェックインしてスーツケースをスケールに乗せたら17.3Kg！！
なぜこんなに重くなったかというと、コンサート用オサレ服（コート・スーツ）にロングブーツとお土産のチーズがあったから。

KLM機は雨でぼやけてしまいました。

アムステルダム最終日は雨。さよならの雨ね〜。

スキポール空港は広い印象で、なんか沢山歩いた気がします。

アムステルダムからミュンヘン、ミュンヘンから成田〜新潟の復路です。
カウンターで搭乗口はB23って言われて、5分も経たないうちにB15に変更って案内表示に出てました。

搭乗口B15目の前にはハイネケンのスポーツバーがあります。
まだ朝の10時前ですが、既にビール飲んでる人でいっぱいです！
アルコール飲めないので、飲める人がちと羨ましい瞬間です。

そんな私は「フレッシュミントティー」で休憩。
すきっり爽やか、胃もイキイキ（笑）

搭乗予定時刻を過ぎても、アナウンスもないまま時間が過ぎて「もしかして搭乗口間違えた！？」と思ってスキポールのHP確認しましたが、間違ってもいないし、ディレイでもないし、なんだろ〜？
ただでさえ短いミュンヘン滞在時間が更に短くなるじゃん！

どうもこのルフトさんが遅れた模様。
結局40分もタイムロス！

1時間ちょっとのフライトですが、ランチタイムにサンドウィッチがサーブされました。シンプルな具だけど、美味しかったです。朝もチョコチップクッキーじゃなくて、こっちの方が良いと思うんですが。
お隣さん、かなり体格のよいお兄ちゃんは、このサンドウィッチを3口で食べちゃった！（驚）

ミュンヘンに近づくと雪の白、森の黒のコントラストが広がります。
天気が良かったので、山並みも物凄く綺麗でした。

ミュンヘン到着！

飛行機を降りると、なぜかボーディングブリッジで渋滞。「なんでこんな所で詰まるの？」と思ったら、な〜るほど。麻薬探知犬による検査でした。
ジャーマンシェパードに一人ひとりニオイを嗅がれます。
なので、オランダで煙たい場所に行ったり、イケない物を持って来たりすると猛犬の餌食になりますのでご注意を！

ジャーマンシェパードを間近で見たのが初めてだっので、あまりの大きさにビックリしました。我が家の弟の愛犬、愛称チーポン（フレンチブルｘダックスのミックス犬）が、ぬいぐるみみたいに可愛いと思えた瞬間でした。

ミュンヘン空港は新しくて斬新でした。
今回のミュンヘンの滞在時間は13時〜17時半の4時間半！
なにせトランジット時間を使うため帰りの便に乗り遅れては元も子もありません。無理はしないということで。

【目標】
◆白ソーセージを食べる
◆クラプフェンを食べる

【下調べ】
◆Gasteigの場所を確認する

ミュンヘン空港駅から中央駅へ向かいますが、切符を買うのが一苦労。
ホームの券売機であれこれ試して、やっと買えたっ！！
エアポート・シティ・ディ・チケットをゲット。これで明日の朝6時まで、ミュンヘンの列車乗り放題（笑）

11.2ユーロ

Sバーンで迷わずミュンヘン中央駅へgo！

車窓からはやっぱり雪なのね〜。

ミュンヘン中央駅のコインロッカーで、手荷物を預けます。

2ユーロ、1ユーロ、50セント硬貨のみ使用でき、おつりは出ません。

ミュンヘン中央駅には美味しそうなパン屋さんや、ソーセージ屋さんもあったので、帰りにまた見てみよう。

ドイツは駅の表示や列車の案内が分かりやすくて、アムステルダムもこうだったらなぁ、と思った次第です。

中央駅からマリエン広場駅へ。今回はSバーンのみで移動しました。

マリエン広場で新市庁舎にご対面。
母曰く「仕掛け時計見たじゃな〜い」って。うぅ〜ん、全然覚えてない６年前の記憶。やっぱり、連れて来られるとダメなんだ、私。

で、これが仕掛け時計。
時間が合わず動いているところは見られませんでした。

父が「俺はここでドーナツみたいなパン食った。ジャム入ってて美味かった。」とな。買い食いが好きな父らしいカミングアウト、知らなかった。
そこで調べてみると「クラプフェン」というお菓子だということが判明。ファッシングに食べる物だそうです。
クラプフェンっていったらR・シュトラウス2世の「クラプフェンの森で」ってあるけど、何か関係があるのかな？

【目標】その１　＝白ソーセージ（ヴァイスヴルスト）＝

ミュンヘン名物を食したことがなかったので、これは外せませんでした。
でも、傷みやすいので白ソーセージにはお昼の鐘を聞かしちゃいけないとか。とっくにお昼過ぎちゃったけど、お店の方に聞いたら「あるよ〜！」と用意して頂きました。
腸詰めからして下さったのかな、2本出てくるのに30分以上かかりました。それだけに、とっても美味しいソーセージでした！
お皿もボウルも熱々、食べ終わる頃合をみて残りの１本をサーブしてくれました。給仕のおじさん「ボナペティ〜」と優しかったです。
ドイツ人優しいよぉ（涙）

お店は「Rstskeller」

レジデンツへ向かったはずが、それらしい所に着かない（汗）
あれ？川なんて地図にあったっけ…と思いつつ、人通りはあるのでそのまま進んでみました（笑）

後で調べたら「イザール川」でした。

なんか、見覚えのある文字が…

へ？ガスタイク？

えぇ〜っ「ガスタイク」まで来ちゃったー！

【下調べ】　＝　Gasteig（ガスタイク文化センター）　＝

3月8日のバイエルン放送交響楽団のコンサートを弟が予約済み。一緒にどう？と誘われているのですが、どうかなぁ、行けるかな？といった具合。
指揮者は我ら姉弟のスター、マリス・ヤンソンス。ピアノはランランという組合せ。チケットはあるんだ！どうするねーちゃん！？
ってことで、場所の雰囲気だけでもと下調べしたかったのです。

いいな〜、行きたいな♪
弟は私が行けなかったら、ミュンヘン駐在の先輩を誘うらしいです。
そんな話をしていたら姪が「次郎ちゃん（仮名：弟のこと）とお出掛けしたことないから、行ってもいいよ！」だって（爆）
このコンビも面白そうだけど、厳しいだろうな（笑）
母の体力がもう少し回復したら、一緒に行けるんだろうけど。
私も今回、母を誘ったら「海外旅行はもう今年1年お休み」ということでした。

ガスタイクの場所OK、さてレジデンツ行ってみよう！と引き返します。

イザール門

マリエン広場まで戻ってきました。
Sバーン一駅分は私の足で約15分くらいだったかな？

お洒落な細工だな〜と思って写真撮ったら、さっき白ソーセージ食べたレストランのものでした。入り口2つあるのかな？

プチ情報として「Ratskeller」は英語のメニュー表がありますが、そこには白ソーセージは載っていません。お店の前のメニュー表にドイツ語表記されていたので、確認したら用意してくれましたよ。

バイエルン州立歌劇場

音楽監督ケント・ナガノさんでしたっけ？代わったんでしたっけ？？
3月に行けたら、ここでも何か観て来たいっ！

コーヒー屋さんのランプが可愛い。

コーヒー飲みたくなってきた。
ダルマイヤーでコーヒー買いたかったのですが、日曜日はきっちりお休みなんですね〜。

レジデンツ

マリエン広場から直ぐでした（笑）
なんで間違ったんだろ？

レジデンツのライオン像の楯に触ると、幸せが訪れるんだそうです。
全部で４体あって、全部触って来ました！
幸せってなんだろ〜？早く来い来い（笑）

入り口を観ただけで「広い」ことが分かってしまうレジデンツ。
観たいのですが、そろそろタイムアップなのです。
レストランで思いのほか時間を使ってしまったのと、空港まで行くのに約40分かかる事を考えると、入場して見学は厳しかったのです。
うむむ、残念。

将軍堂

じっくり観る心の余裕がなくて、慌てて一枚。
カラーパンツ履いてるお兄ちゃんが、行く先々で一緒になって、顔を合わせる度に笑われました。

マリエン広場のカフェ・コンデントライに沢山のクラプフェンがあって、ここで父が買い食いしたのか、と目を付けていたのですが、あちこち見て戻ったら完売してました！ショック！

ミュンヘン中央駅に戻って食べようと、Sバーンに乗りました。

ミュンヘン中央駅のパン屋さんでクラプフェンを無事発見！
その他にも美味しそうな菓子パンやプレッツェルなど沢山ありましたよ。
ブレッチェンにレバーケーゼみたいなのを挟んで貰っている人がいて、そっちも美味しそうでした！

【目標】その２　＝　クラプフェン　＝

クラプフェンはジャム入りドーナツといった感じの食べ物です。中にラズベリージャム（恐らく）が入っていて、フワッと軽くて美味しかったです。ジャムが真ん中じゃなくて、あちこち散らばっていました（笑）
粉砂糖を鼻に付けながら、ガブっと食べるのが面白いと思います！
これ、日本で売ったらヒットすると思うんですよね〜。
クラプフェンとコーヒーで2.7ユーロと大変お手頃価格でお薦めです！！

鼻や口の周りの粉砂糖とぱっぱっと払って空港へ戻ります！
ドイツの電光掲示はとても分かりやすいので、安心して待っていられます。

Sバーンの座席はこんな感じ。
足の長い外人さんが座ると、向かいの席に座れません（笑）

車窓はやっぱり雪なのです。
郊外は雪が沢山ありますが、アムステルダム、パリ、ミュンヘンと周ってきてミュンヘンが一番暖かかったです。
一番寒いと思っていたのですが、マフラーや手袋も動いていると邪魔になるほど暖かでした。

ミュンヘン空港着！

あっという間の4日間！
次はまたドイツをじっくり旅したい。見たい場所、行きたいコンサート沢山♪あと食べたい物も（笑）

ドイツといったらの我が家の定番土産、ニーダー・エッガー。
昔から父が大好きなお菓子。餞別をもらったので、沢山買って帰ろうと思ったのですが、わりと重いので結局1個にしときました（爆）

ミュンヘンから成田への機内ではティレーマン指揮、ウィーンフィルの「田園」を３回目のリピート中に寝てしまいました〜。

成田から新潟に飛ぶ前に、うどん食べちゃいました。やっぱ醤油味はホッとするわ（笑）

コンセルトヘボウにプラスαの旅はこれでおしまい。
やっぱり本拠地で聴くオケの音は素晴らしいと実感した旅でした♪

終わり