2012/08/25 - 2012/08/25
5位(同エリア19件中)
コクリコさん
リモージュ発13時32分パリ行きの列車に乗るまでの数時間リモージュの町を歩いてみます。
朝はゆっくり過ごしたため、あまり時間がなかったけれど陶磁器博物館だけでもさらっと見られれば良いと思い国立陶磁器博物館に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
-
夕べは黒尻豚を食べた後はホテルに戻り買ってきたサンテ・ミリオンをぐだぐだ飲んでいたため朝はゆっくり起床。
ホテルと駅の間にあめ公園が気持ち良さそうだったので朝食前に散歩でもしようか。
公園のビーナス(?)の独り言
「うーん、そろそろ起きようかな。
寝すぎて腰が痛い。
私の周りで寝てた若者たち、早く起きて出発しちゃったなぁ。」 -
"Champ de Julliet"という名前の公園。
「7月広場」とでも言うのかなぁ。
明るい色の花がたくさん咲いていて朝のお散歩が、とっても楽しい♪
ここでバックパッカーの若者たちが野宿する気持ちがわかります。 -
公園の噴水の先にリモージュ駅の美しい姿が現れました。
お天気悪いのが残念ですが、暗雲たちこめる駅舎は何か事件が起こりそうなおどろおどろしさでワクワク。 -
おお〜っ!!私以外見物人はいないのにいきなり噴水が上がる。
朝8時になると噴水が仕事始めるのでしょうか。 -
噴水の周囲にめぐらされた花壇もかなり広い。
瀟洒な駅といい、市庁舎といいリモージュ焼き需要でかなり裕福な町なのかしら? -
お腹が空いてきたからそろそろ朝食を。
おや、レセプションには誰もいません。
はい、あの紳士なムッシューが真面目な顔して朝食の準備をしていました。
ますます気に入った〜ムッシュ♪ -
昼食はこちらの部屋で。
私たちにしては今回一番良いホテルの朝食。 -
籠に入ったパン。
フランスのパンはどこでも美味しい♪
砂糖がついてなくて自然の甘味がなんとも好き。
周りを見回すと、、、みなさん静かにプティ・デジュネを召し上がっています。
今までと違うそれなりの中流の客層・・・「おっ場違いのホテルに泊まったか」
とコクリコ夫婦(安いホテルなんですけどね ^^;) -
傾斜しているミルクポット。
リモージュ焼き? -
ゆっくりと朝食をとった後、13時32分発のパリ行きの列車まで少し時間があるのでアドリアン・デュブーシェ国立博物館(Musse National de Adrien Dubouche )に行くことにする。
昨日は道を間違えてリモージュ焼きの店が並ぶ通りに行けなかったので博物館でせめて陶磁器を見たいという私の希望。
ホテルからリベラシオン通りをまっすぐ行った所にあります。
(8 bis, place Winston Churchill)
ウィンストン・チャーチル広場です。 -
建設当時流行ったイタリア風のファサードだそう。
1845年にリムーザン考古学会が設立したリモージュの博物館に陶磁器部門が設立され、1865年に実業家であり美術愛好家であったアドリアン・デュブーシェ(1818−1881)が館長に就任。
まず自身のコレクションを寄贈。
1875年にアルベール・ジャックマールのコレクション他数々の陶磁器を購入して約4000点を博物館に寄贈。
ヨーロッパ中の陶磁器だけでなく東洋の陶磁器も展示されています。
博物館の充実とリモージュの磁器産業に対する彼の功績を讃えて国立博物館ですが個人名が付いています。 -
美術館の入り口は館の右手に回って。
塀に陶磁器のお皿が嵌め込められているのがいかにも陶磁器博物館。 -
いきなりコンテンポラリーアートな壁!
夫はそんな壁を見向きもせずお腹をお腹を突き出して何を撮っているのだろうか・・・ -
壁に近づくとカラフルな歪んだお小皿のようなものがが貼り付けられています。
小皿というか、ひん曲がった唇というか、イソギンチャクのような。 -
博物館の入り口はここ。
近代的な建物ですが、先ほどの貴族風の館とつながっています、多分。
「1時間あれば見られるだろう」
とたかをくくっていた私たちは博物館の半分も見られたかどうか、、、全容を知らないのです。 -
入ってみましょう〜
入り口に飾られていた大杯。 -
入り口からまっすぐ伸びるフロア。
受付やショップがあります。
今日は土曜日なのですが、なぜだか
「今日は無料です」
とのこと。
夫がいぶかしがってなぜだか聞くと、
「今日は従業員が少ないから」
ですって。
ふーん、そうなんですか。
まあ無料ならいいや〜と見学する。
普通は
見学料 一般4.5ユーロ(割引料3ユーロ)
見学時間 10:00〜12:25,14:00〜17:40
休館日 火曜日、1/1、12/25 -
博物館の解説のビデオが見られるコーナーがあったりかなり贅沢な空間ですが、
まだこれから何か置かれるのではないか、と思えるほど広い。
右は個室に分かれていますが、ひとつひとつ見たりビデオを見ている時間がないのでスルー。
ちょっと覗いただけ。
やはり素敵な陶磁器を見る方を優先したい。 -
そのちょっと覗いた一部屋に。
おや、これは入り口にあった大きな壁?のミニチュア版みたいです。
Haguikoとjean-Piere Viottが2011年に製作した模型らしい。
「芸術の中の1%の枠組みの注文品?」
意味がわからん。
夫に聞いても「わからん」と。
どなたかわかる方がいらしたら教えて〜 -
2階に上がります。
まず陶磁器の技法についてのコーナー。 -
陶磁器ができるまでの歴史的な過程、技術方法などが展示されていましたが、ざっと見ただけで写真も少ないしメモもとっていないので詳しいコメントはできません。
結構面白そうだったので、もっと時間をかけて見られれば良かったなぁと思いました。
これは陶磁器の原料となる鉱物。
左から長石、カオリン、粘土質の砂岩。 -
初期の頃は手ひねりで。
これは全世界共通ですね。 -
写真の順番はバラバラですが、、、
ヘラ。
模様を入れるのにこんなたくさんの種類のヘラがあるんですね。 -
陶磁器を焼く窯の模型。
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粘土を捏ねるのに水はかなり必要。
ひとつ家に持ち帰って、ミネラルウォーター入れたり、お酒入れて置いたらステキ!
と、思ったけれど館内ではそれほど大きく見えなくても我が家に置いたらかなり大きそう。 -
昔の工房の様子を描いた絵。
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リトグラフの機械。
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私が気に入ったのは絵付けの顔料の色!
同じ色でも微妙に違っていて、こんなに種類があるのだと感動。
その色の美しいこと!
フランスの開き窓や木組みの家はかなりカラフルなのですが、下品でないのはこんな色のペンキ使っているからだなぁとあらためて思いました。
そうそう食器やアクセサリー、文房具の色遣いもオシャレだ!
顔料だけでももっと見ていたかったけれど、時間がない! -
七宝焼(エマイユ)に施された色。
リモージュの七宝焼きの歴史は古く12世紀にさかのぼるさうです。
14世紀には彩色七宝もつくられるようになり、さらに16世紀には七宝細工師のレオナール・リモザンによりその技術は飛躍的に向上し、リモージュ焼きの基礎になったそうです。 -
手描きの絵付けから工業化されてゆく過程が何枚ものパネルで説明されていたり、画像やビデオも見られるので本気になって見学すればかなり充実しています。
この写真は現在の機械化された刷り込み型による絵付けの行程だったと思います。
たしか画像もあって見ていて面白かったのですが、私たちは本腰を入れて見る時間はありませんでした。
時間が足りないだけでなく夫は陶磁器ばかりで飽きてきそうだし。 -
こんな具合に、左から順番に皿の絵付けの過程が並べられています。
右が完成したもの。
オートメーション化されたといってもその過程は細かく丁寧な作業でした。 -
刷り込み型(下)を使って絵付けされ完成した陶磁器。
-
"リモージュの白"を代表するような美しい高貴な白。
中国の半透明で白く輝く陶磁器に憧れていた17世紀のヨーロッパ。
18世紀にドイツでカオリンと呼ばれる磁器の原料が発見されたことによりヨーロッパの陶磁器の技術は飛躍的に向上。
リモージュ近郊でもカオリンが発見され、このような雪のように輝く白い陶磁器が作られるようになりました。
このコーナーは白く輝くリモージュの代表的な作品のコーナーだったと思います。 -
骸骨は何を意味しているのだろうか?
これも白い陶磁器の一つ? -
陶磁器のテクニックの展示と世界の陶磁器の展示の境に置かれていた陳列棚。
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その陳列棚に飾られていた皿のひとつ。
縁模様は愛らしいスズラン。 -
アップして撮りました。
こんな古めかしいロマンチックな柄が大好きです。
フランスのクレイユという所にある工場で1867年作られたにお皿だそうです。
パリからシャンティイに行った時に確かクレイユ行きの電車に乗りました。
そこに陶磁器の工場があったのか〜と思うと親しみが湧きます。 -
スカラベの模様のカップはリモージュのプイヤ(?)という向上で1902年に作られたもの。
こちらはスズランに比べてモダンな感じ。 -
そして、ここからアドリアン・デュブーシュのコレクションで古代〜中世〜ルネサンス期〜近代に至る世界の陶磁器が展示されている部屋。
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紀元前8〜7世紀くらいのギリシャのアッティカ陶器・・・だと思う(夜中に旅行記書きながら息子に聞いたのでどうなんだか)
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土器ですね。
ちょうど日本の弥生時代と同じ頃なので似たような土器ですね。 -
10世紀頃のイランの陶器だったかな。
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ぽってりとしたあたたかみのある陶器。
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1560年頃、イタリアのウルビーノで作られた大皿。
絵柄は「パルナッソス山」
ギリシャ神話で語られているミューズたちが住む理想の山。 -
適当にささっと写真を撮っていたので展示の順番はわかりませんが、中国の陶磁器が展示されていた棚。
中国陶磁器のコレクションは多かったのですが日本や朝鮮、アジアの陶磁器は見当たりませんでした。
そこらへんはギメ美術館やセーブル陶磁器博物館に適わないようです。 -
清王朝時代(1640〜1912)に作られた宋時代()の白磁の花瓶の複製。
ガラスに反射されて光ってしまいましたが、雪のように真っ白い白磁でした。 -
中国の陶磁器。
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こうやって樽に入れて、中国から遥々と運ばれてきたのでしようか。
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オランダ、デルフト焼きの中国風模様のお皿(1730〜1740)
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イタリア、ファエンツァの陶磁器(18世紀)
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17世紀のスペインのお皿。
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子供のワニ?
面白〜い! -
17,8世紀、フランスのサン・クルー焼き。
サン・クルーといえばサン・クルーの庭園の近くにフランス国立のセーブルの製陶所がありました。
セーヴル陶磁器博物館は、ここより高級品が展示されていたと思いますが、建物はこちらの方が広くて近代的です。
リモージュの白、セーブルの青♪でしたっけ。 -
アドリアン・デュブーシェ氏の像。
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キリが無いので私の好みのだけ貼ろう。
こういう素朴なぽってりしたお皿が好きです。
素朴で乙女チック♪
フランスのニーデルヴィレー工房のもの。 -
これとか、、、お皿のふちの繊細なこと!
ピンクの縁取りとピンクのお花が夢見る乙女だった頃を蘇らせるわ〜 -
これも!
こうやっち近づけて写した方がガラスが反射しないので良さそう。 -
旅行記の表紙のポット。
ポットの注ぎ口に髭オヤジの顔がついてるのが楽しい。。。しかもピンク! -
モンペリエの工房の青いバラの模様のある黄色いお皿も好き。
-
イギリス製のお皿もありますよ。
ヨーロッパの製品はほとんどあるのではないかと思います。 -
建築用の陶磁器も展示されています。
ほんの一部ですが、タイル。
スペイン、アルジェリア、イギリス、フランス製のタイル。 -
白地に青く染付けされたタイルが好き!
-
マリー・アントワネットお気に入りの柄だそう。
当時このような小花模様も流行ったのですね。 -
ドイツのティーセットも。
これはベルリンの工房の18世紀の物。
中国製はあったけれど、日本や韓国の陶磁器は時間がなくて見つけられませんでした。 -
1時間もあれば見られると思っていたのは甘かった。
まだまだ見ていたいのだけれど、
後はざっと陳列ケースを写しただけでおしまい。 -
3階への階段。
紫色の壁にはリモージュ焼きの刻印が描かれています。
3階はリモージュ陶磁器が展示されているようですが、残念ながら時間がなく見ることはできませんでした。 -
博物館を出て浮世に出たら、暢気にプチトランが走っていました。
去年すっかり気に入ってしまったプチトランですが、
今年の旅行では一度も乗らなかったなあ。 -
こんな乗り物に乗ってパンフレットか試供品配っていたお姉さん。
歩かず広範囲移動できるから楽そう〜
博物館の外はどこも変わらぬ賑やかな光景でした。 -
ホテルで荷物受け取って、リモージュ駅へ。
リモージュ駅の瀟洒な建物また写しておこ。 -
出発口。
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到着口。
今はどこからでも入れるけれど、彫刻も凄い。 -
ドーム型の天上。
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ステンドグラスも素敵。
駅構内の食堂でお昼を食べて。 -
パリにいったん戻ります。
Limoge Benedictin駅発13時32分の列車に乗り、
Paris Austerliz駅には17時3分に到着。
パリで1泊した後、ヌヴェールのMさんの家に行きます。
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