ペルセポリスを見て、公園を見て、おつぎはお寺しかありません。<br /><br />今日はお寺を巡り、それでシラーズとはもうお別れです。<br />最後のシラーズ街歩きとなります。<br />

ユーラシア　東へ３７：　ペルシャのふるさと・シラーズ　「シーア派巡礼モスク」　と　「バザール」

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2012/10/10 - 2012/10/10

122位(同エリア194件中)

エリア

シラーズ(イラン)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 4.5

ショッピング: 5.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

朝９時にはカランディッシュ・バスターミナルに市内バスで出かけました。
もうバス・チケット購入は、お手のもので、明日のハムサファル・バスの夜行バスチケット購入。
イスファハン行き１１：３０ｐｍ　ＶＩＰバスです。
２人で２８万リアル（約９００円）。
帰りはメイン・ストリートのザンド大通りまで歩きます。
バスターミナルから市内バスに乗ると、ザンド大通りを真っ直ぐ北上してくれません。
ザンドに出てから市内バスを拾うのが良いのです。

市内を流れるホショク川にはちょっとしか水が流れていません。
ザンド大通りの雑踏が見えます。
ホショク川。
ザンド大通りで市内バスを拾って、ホテル近くまで来ました。
大通りを渡るのが一苦労ですが、歩道橋があって、しかもエスカレーターが動いていた。
エスカレーターは大都市では時々見るのですが、ちゃんと動いているヤツはこれが初めてでした。
感激しました。

ホテルの部屋に戻って、一服してから、再度出かけました。
ザンド大通りを南下して、
キャリムハーン城塞の見える、ショハダー広場までやって来ました。
広場を右に折れて、途中西バスターミナルあるところを通って、
このようなモスクを横手に見ながら、ドンドン進むと、賑やかな市場が始まります。
イチオシ

この市場はハッジ・バザールと呼ばれる市場です。

恐らく、このすぐ隣にある、シャー・チェラーグ廟に参拝した人はハッジと言われ尊敬されるので、そうした名前が付いているのだ、と考えられます。
＊ハッジ：普通、メッカに参拝した人が呼ばれる尊称で、モハメッドさんなら、ハッジ・モハメッドと呼ばれるのです。
このしゃー・チェラーグ廟に眠るチェラーグさんはシーア派ではかなりエライお坊様なので、このお寺自体がシーア派信者の重要な巡礼先となっているのです。
シャー・チェラーグ廟のドームは見ての通り、少しスマートなシェイプをしています。
中々スゴイお寺です。

残念ながら、周辺は工事中で、ガサガサしています。
近くまで来ると、ドームを覆うタイルが淡い色で、なんとも優雅な姿をしています。
イスファハンのナントカ・ロト・フォッラー・モスクみたいです。
正面から見ても、今まで見てきたモスクとはちょっとどこかが違います。
イチオシ

正面玄関の鍾乳石飾りがなんとも美しい。

このまわりは、大変な人出で、お参りの人が途絶えません。

メッカ巡礼のように、白いタオルだけを体に巻いた信者がたくさんいました。
イチオシ
ハッジ・バザールの中。

ものすごい人出です。
ﾜﾀｸｼたちは信者さんでもなんでもないので、早々に引き上げて、キャリムハーン城塞の辺まで帰ってきました。
城壁の作る日陰で一服してから、「行列のできるアイスクリーム屋さん」に行列を作って、１個１万リアル（約30円）の美味しいアイスクリームを入手しました。

城壁の日陰のベンチでゆっくりアイスクリームを味わい、その後ブラブラとザンド大通りを歩いて、ホテルに帰りました。
帰ってＢＢＣを見ていたらパキスタンのペシャワールでタリバーンが女の子を鉄砲で撃って重症を負わせた、ニュースをやっていました。
宗教もファナティックになると、どうしようもなくなるものです。

ここイランでは、一般市民はみなさん、そんなファナティックなところは無く、みなさん穏やかに生活しておられます。
一部の原理主義者だけが、人の道をはずした行為をやるものと伺われます。

当方は、シラーズのホテルで韓国時代劇「ドンキー」を見て楽しんでいます。
出演者全員が流暢なイラン語をしゃべっています。
今日の晩御飯は近所のコンビニで買ってきた、インスタント食品を試してみます。
味は？
覚えていません。

そうそう、この日の午後１０時ころに地震がありました。
ホテルもどこも建物はレンガづくりだろうから、震度２くらいでしたが、崩れて下敷きになって、死ぬのではないか、と心配しましたが、なんとも無かった。
イランは地震国なので、耐震構造になっているのかな？

まあ、何事も無くて、良かったです。
こんなトコロでは死ぬに死に切れませんカラ。
本日のルート・マップです。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/Shiraz121010.jpg