2012/10/05 - 2012/10/05
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アリヤンさん
イスファハンを夜行バスで出発して、翌朝6時半、シラーズ到着。
シラーズはファルス(ペルシャの語源)地方の首都で、紀元前7世紀にここでペルシャ最初の王朝、アケメネス朝が興ったのです。
ペルセポリスで大規模な儀式用の施設を作り、西はエーゲ海、東はインダス川に至る大帝国を築いた、
シラーズはそうした古代のロマンあふれる古代遺跡へのベース・キャンプなのです。
さあ、ワレワレの初日はどうなのか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
テヘラン、イスファハン、シラーズの地理的関連図です。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/ShirazAround.jpg -
真夜中にイスファハンを出発した夜行バスは、トイレ休憩に1回停まっただけで、6時ころにシラーズ近くまでやって来ました。
*途中のトイレ休憩のトイレは真っ暗で、不潔で、ワタクシたちが出来る状態ではなかった。よって緊急措置として、外で済ませた。真っ暗さが味方でした。 -
カラカラ乾燥気候はここでも同様です。
-
6:30am。
バスは大きなドームのあるターミナルに入った。 -
世界中どこでも同じですが、初めての場所は右も左も分かりません。
いくらグーグル地図で研究していても、実際は分からないものです。
まずはバス・ターミナル周辺探索です。
パートナーと荷物を待合室に残して、ワタクシ一人で周りを歩いてみます。
反対方面に歩いてかなり遠回りしましたが、無事市内バス・ストップを発見しました。 -
シラーズのメインのバスターミナル=カランディッシュBTは巨大で、周りは塀で囲まれています。
塀の外はこの写真のように、道路沿いで街並みはありません。
市内バスストップはこんな道路沿いで見つけた。 -
再度、カランディッシュBTに戻ってきましたが、広大な広さがあるので、やっとその構造が分かりかけてきました。
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このチューブのような入口があるところが、正門です。
一度、周りを見て回ってると、いくら「タクシー?、タクシー?」とたかってくる得体の知れん連中がきても、百戦錬磨の勇士みたいな態度でかわすことが出来ます。 -
イスファハンで再会したスロベニアのカップルに教えてもらったHotel Hafezに行くので、ますはショハダー広場を目指します。
最初に乗った市内バスはショハダーに直行で行くバス乗り場まで乗せてくれました。
(カランディッシュBTはちょっとメインからは外れているので、メイン・ストリートのザンド大通りに出なければいけない。それで、最初の市内バスの運チャンは、言葉も通じない外人なので、まずは乗せて、直行バスストップまで運んでくれたのでした。無料でした。そこで係りの人に話までして、この老いぼれ外人をショハダーまでのバスに乗せてやってくれ、と頼んでくれたのでした。ナント、親切なことでしょう!)
なんやかで、2台目の市内バス(2000リアル=7円)に乗って、ショハダー広場に行こうとしましたが、バスはショハダーの地下を通って通り過ぎて、先のほうで停まった。ショハダー広場はアッチ、と教えてくれた。
仕方なしに歩いてショハダー広場までやって来ました。
そこには、こんな大きな城塞があるので分かり易い。 -
荷物を持ったまま、ハーフェズ・ホテルを探して行きました。
見かけは中々良いのですが、満室で空きナシで今月一杯予約で埋まっている、と言う。
値段を聞くと、ツインルームで65万リアル(約2100円)と高い。
*テヘランから離れるに付け安くなる、と思い込んでいる。それに6日以上は滞在するので、交渉したが突っぱねられた。強気だ。
ロビーにはオーマン人の若者がダラッと座っていたので、分かりました。
このホテルは湾岸産油諸国の金持ちバカ息子たちが遊びに来るところだ。
だから値段だけは高止まりしているのだ。
そのオーマン人とお話をしてソウ確信致しました。
この時点で、ワタクシたちはもう荷物を持って歩く元気がなくなっていました。
ロビーで休ませてもらい、パートナーと荷物をロビーに置いて、ワタクシ1人で宿探しに出かけた。 -
つぎはイスファハンで再会したオーストラリア人中年夫妻のお勧めだったニヤエーシュ・ホテルだ。
場所はショハダー広場を挟んで反対側なので、そうは遠くは無い。
奇特な人が、旅行人ガイド本にこのホテルの場所を書き込んでいたので、それを頼りに歩いたが、一帯が工事中で、いくら探しても分からない。
いろんな人に聞いても、分からない。
最後に親切な?オッチャンが案内してくれたが、その人も人に聞き聞きしての挙句でした。
写真のこの看板を最初に見つけないと、非常に分かりにくいロケーションです。 -
やっとの思いで見つけたが、満室で部屋もベッドもなし。
客の殆どが若者ばかりでした。
あとで分かったのですが、このホテルはニヤエーシュ・ブティック・ホテルという名前で、古民家を改装したノスタルジックな雰囲気があって、若者に大人気になっているようです。
しかし、全体的に薄暗くて、パートナーは暗いホテルが嫌いなので、ワレワレ向きではないタイプでした。 -
参考までにこのホテルのカードをもらって置いた。
事前の予約は必要なようです。
疲れ果てて、ハーフェズ・ホテルに帰ってきて、パートナーと話をする。
すぐ近くに安いホテルがあった。
今晩はとりあえずソコに泊まって、荷物を置いて、休んで、それから本格的にホテル探しをしようと提案。
すぐ近くの30万リアル(二人で約1,000円)のホテル(Hotel Sheko)にチェックインして、シャワーを浴びて一休みした。
こんなボロホテルでも値段交渉には一切応じない。
ここ、シラーズはみなさん、強気です。 -
イチオシ
とりあえず初日の寝る場所が確保できたので、とにかくホッとした。
休んだ後でも時間はまだ昼の12時前。
大きな城塞に出かけて行って、城塞横に沢山の漬物屋さんが並んでいた。
パン屋さんもある。
パートナーは酸っぱいものは大好きで、漬物屋(ピクルス屋)を何軒も回って吟味して、ある1軒で漬物を購入。
焼きたてパンも買って、城塞が作る日陰でベンチに座って、ゆっくりランチ。 -
ランチをしながら、回りを観察。
この城塞は巨大で、市民の憩いの場になっている様子だ。
イヤにアイスクリームを食べてる人が多い。
アイスクリーム屋はこの辺りには、1軒しかないのだ。
そのお店には長蛇の行列が出来ていて、みなさん同じカップに入ったアイスクリームを持って出てきて、この城塞の日陰でペロペロ舐めているのです。
しかもみなさん、非常に美味しそうに食べているのです。
「このアイスクリームは一度、食べてみたいな」
値段を調べてみると、たったの1万リアル(約32円)なのです。 -
イチオシ
ピクルス付きランチが利いたのか?
元気が出てきました。
明日からのホテル確保に動き出しました。
老舗のホテル狙いにしました。
メイン・ストリートのザンド大通りを北上、アンヴァリ通りにあるアンヴァリ・ホテルを見に行きました。
レセプションのおじさんは中々人当たりのよい人で非常に感じが良い。
部屋も、バスルームも、方角もチェック、チェック。OK。
値段です。
ツインルームで36万リアルと安い。
それでも、ワタクシたち浪花のアキンドは交渉します。
5泊で30万にして欲しい!
おじさん、商売上手!
無下にしません。
じっくり考えて、計算機を何度も叩いて、「35万!!!」(約1,120円)
ただでさえ、安いと思っているのに、1万でも下げてくれたおじさんにサンキュー。
これで明日からの「安くて、きれいで、快適な宿」確保です。 -
ここまでのマップ・
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/ShirazMap1.jpg -
気分を良くして、ザンド通りをブラブラ街歩きをしながら城塞まで帰ってきました。
この城塞はキャリム・ハーン城塞と言って、18世紀の45年間だけ続いたザンド朝の王様がシラーズを首都として、作ったものらしい。 -
とにかく城塞の塀が高い。
-
行列の出来るアイスクリーム屋さんのアイスクリームを買ってきて、城塞の木陰のベンチでじっくり味わいました。
非常に上品な味で、美味しかった。
行列ができるワケがわかるような気がします。 -
イチオシ
この城塞周辺をブラブラして、たいしたことの無いホテルに帰りました。
-
近くに観光バスが一杯集結している通りがあって、やっぱりここは観光客が多いトコロなのだ、と改めて認識させられました。
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