欧州真冬旅2013/01.みたびのプラハ

2013/01/19 - 2013/01/19

2013年1月。オフシーズン真っ只中の真冬のヨーロッパへ旅立ってきました。今回の目的地は「チェコ・ドイツ」。ビールを求めて…。

初日は成田から第一目的地のプラハへ移動。

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港までは、今回は成田エクスプレス。

ご存じでしょうか、「N’EXクーポン」。
http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=1744

海外へ旅立つ航空券の確認証があれば、成田空港までの成田エクスプレスが2,400円となるお得なきっぷです。

[成田空港発着となる「予約確認書」「航空券」等を係員にご提示いただくことが必要です。]

と注意書きがありますが、航空券予約の時に送られてきたPDFなどを印刷して持って行けばOKのようです。

前もって「びゅう」で買っておいたこのクーポンを利用して、新宿駅から成田空港へ。

今回利用するのはルフトハンザの成田-ミュンヘン便。成田発が13時と遅めな事もあって余裕を持って成田着。

海外旅行前のお約束、搭乗前の日本製ビールをいただきます。

ルフトハンザミュンヘン行きは、A340-600という機体です。余り詳しくありませんが、どうやら「長い」機体らしい…。

ルフトハンザと言えば「ドイツビール」。「Warsteiner」というビールが缶でサーブされます。

(機内で配られるメニューにもしっかりと「ドイツビール」と書かれています)

すっきりとした麦の甘みに、後味にホップの爽やかな苦みが感じられるピルスナータイプのビールです。

これを飲むためにルフトハンザにしました、と言ってもいいレベルの美味しさなのであります。

日本時間の15時前に最初の機内食。こちらはビーフメニューの「牛肉の有馬煮」。

こちらはチキン。胸鶏肉の細切りとアジア風チリソース。

この機体、トイレが地下にあります。階段を下りると個室が5つ。

階段昇降が狭い機内でのいい運動になる…かもしれません。

日本時間22時頃の、地上の様子。

日本時間23時頃…既に時計を欧州時間である15時に修正していたこの頃、夕飯です。鶏肉の旨煮と…

ほうれん草とチーズ入りのラヴィオリ。

こちらの時刻で17時ちょうどくらい。定刻よりもやや早く、ルフトハンザのマークがずらりと並ぶミュンヘンに到着いたしました。

雪、積もっております。機内アナウンスによると外気温はマイナス４度。

ミュンヘン空港内、飛行機を降りてからしばらくは、このようなシンプルで無駄のない通路を歩いていきます。

次のプラハ便までは3時間以上時間がありますので余裕の乗り換えです。

…が、「乗り換え」の看板に沿って歩いていくと…荷物受け取りのターンテーブルがあり…そして外への出口に来てしまいました…。乗り継ぎなのに、外に出てしまっていいのか？！

…どうやらいいようでした。

再度手荷物のセキュリティチェックを受けて、目的のターミナルへ。

プラハ行きの飛行機まではまだ2時間ほどありまして、ミュンヘンから直行便で成田まで戻る帰路の偵察を兼ねてしばし空港内を散策。

さすがドイツ、いくつかの食事処では当然のように生ビールが用意されているようです。土曜日の夕刻となるこの時間帯は結構混み合う時間らしく、ようやく空席のあった、ターミナルのちょっと端っこの方のお店にて、「ビアー・ビッテ！」（ビール下さい）。

オーガニックを標榜するお店だったのですが、このビールもどうやらそういった筋のもの…だったのかもしれません。余り苦みがなくてすっきりとした飲みやすい味わい。
http://www.steiner-bier.de/index.php?PageID=5&pa=1

そうそう、「フランクフルトがビジネス街で東京っぽいなら、ミュンヘンは大阪的な雰囲気」という話をちらりと聞いておりましたが、ここのお店のおばちゃんが「あらービアービッテ！ドイツ語いいわね！アリガトー！」みたいな感じで、大変ノリが良かったです。

ビールを飲んでしばしだらりとした後、搭乗。

ミュンヘン発プラハ行きの飛行機は定刻よりもやや遅れて、19時40分頃の搭乗開始でございました。

前回と同じように、欧州内路線のビールはボトルにて配られます。

が、ミュンヘンからプラハは距離にしてわずか300キロほど。出発してからあっという間に着陸の準備となり、このビールもまだ半分くらい残っている状態で回収されてしまったのでした…。

20時35分頃、プラハ空港に到着いたしました。

3度目のプラハ。またまた来ちゃいました。

*1度目
http://4travel.jp/traveler/flatsun/album/10475655/

*2度目
http://4travel.jp/traveler/flatsun/album/10577679/

まだ空港の両替屋もやっておりまして、3000円ほどをチェコの通貨、コルナに替えておきます。

「これじゃタクシーで市内に行くには足りないけど大丈夫？」と親切に教えてくれた両替屋のお兄ちゃん、ありがとう。プラハでタクシーは使わないのです（評判悪いらしいので…）。

ということで今回は「エアポートエクスプレス」という、特急的なバスを使って市内へと向かってみることに。

この看板が目印。119番のバスが停まるバス停の一つ奥になります。2013年1月現在、概ね30分に1本の運行で、我々の乗ったこの21時17分発のバスが最終便。

[Airport Express]
http://www.dpp.cz/en/bus-ae-airport-express/

車内は誰も乗っておりませんでした。運転手さんに1人当たり60コルナ(ちょっと古いガイドブックだと50コルナになっていますが値上げしたようです)を支払って乗車します。

119番のバスはデイヴィツカーが終点で、ここから地下鉄に乗って市内各所へ向かう事が出来ます。こちらのエアポートエクスプレスは、デイヴィツカーを経由してもっと市内中心部寄り（共和国広場やプラハ中央駅）まで行ってくれますので、泊まるホテルによってどちらを選ぶか吟味するといいのではないでしょうか。

今回のホテルは、火薬塔近くの「K+K Hotel Central」。
http://www.kkhotels.com/jp/

エアポートエクスプレスを、写真の「マサリコヴォ･ナードラジー」（マサリク駅）で降りまして…。

火薬塔方面に歩いて数分。雪の積もった道をスーツケースを転がして行っても苦にならない距離です。

K+K Hotel Centralの外観(違う日に撮ったもの)は写真の通り。重厚な建物が普通にホテルに使われているところがまたプラハっぽくていい感じです。

フロントをはじめ従業員の方はとても感じが良く、気持ちよくチェックインできました。内装もとても綺麗です。

こちらは朝食の会場。

長旅を終えて部屋に着いたところで…ビールを飲みに行く気力は残っておらずとりあえず今日はここまで、といたします。