ロングシートのたび（静岡へ）

2013/01/25 - 2013/01/25

毎年一月の末、東京で集まりがある。
定年退職後は一日休みを取ってゆっくりと東京へ向かうことにした。
2011年は名古屋から東海道線各停で新宿へ出たが、今回は私鉄を使うことにした。

９時５１分金山発豊橋行き名鉄特急に乗り、１７時少し前の小田原発新宿行き快速急行に乗れば会合に間に合う。

一昨年の途中下車も含めて。静岡を目指す。

エリア 弁天島温泉(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

茶屋ヶ坂から地下鉄で金山にでる。
風が強く寒い。写真機を３台持って出たが使う機会があるかどうか。

写真機メンテナンスの一環だから、思ったようなものが撮れなくても、露光が確認できればよい。気楽にやろう。

金山総合駅。金山はもともと中央線の駅で東海道線にはなかった。
名鉄の駅は金山橋と言って、国鉄の金山駅とは離れたところにあった。

名鉄の駅が移転し総合駅になって地下鉄とも連絡。南へ向かうときは金山を利用することが多くなった。

地下鉄駅からエスカレータを上がって左側名鉄の改札を入る。

早朝の事故でダイヤが乱れていたが、少しの遅れ。急行をやり過ごして、後続の快速特急に乗る。

名鉄のこだわりクロスシートである。名古屋らしい鉄道だと思う。
名古屋駅。昔は新名古屋。次から次へと行先の違う列車が発着する。

初めて名古屋に来たとき。どれに乗ればよいのかちんぷんかんぷん。
右往左往した。
乗り場も以前よりわかりやすくなったが、自分が名古屋人になってしまったのだろうかと落ち込む。

知立を出ると東岡崎で運転打ち切るとの放送。
東岡崎で降ろされる。　次に来るのは追い抜いた急行。金山で見送らず乗っていればよかった。

風が強くホームは寒い。

豊橋に着いた。ＪＲに乗り継ぐ。Manacaで乗ってきて、Suicaに切り替えて・・とも思ったが、エリアをまたぐことになるので一旦外へ。
雨が降ってきた。ペデストリアンデッキを一回り。駅の改修とほぼ同時に施工した。
トイレと昇降機の仕事にかかわった。
駅前のココラフロント。ホテルはちゃんと営業しているのだろうか？
豊橋にこれかい？？　と言うようなコンセプトだったが。

新しいトラムが導入されたようだ。
ひと乗り１５０円。ノスタルジーもあるし便利。

豊橋は道路が広いから残れたのかな。
故郷京都のように道路幅が狭いのは自動車が減らないと生き返れないかも知れない。

豊橋鉄道渥美線の駅。
駅ビルに通路を通すのに配管の切り回しが大変な仕事だった。
その奥に、ホール・図書館の計画も実施に移された。PFIの計画だったが・・。
竣工が近いようだ。

浜松行に乗る。ロングシートだ。
すいている。

２０１１年に各停で行ったときは弁天島で下車した。
駅前のホテルを施工したのは１９９０年ころだったか。どうなっているか？
営業している気配がない。近寄ってみると「倒産」した旨の管財人による張り紙が。
上のほうは分譲。共同所有だ、どうなるのだろう。

海岸も変わった。ずっと砂浜だったと思ったのだが。

周りが浜辺で遊んでいる中、汗かいて仕事していた。

浜名大橋も見慣れた風景。
船で花火大会を見たり、タキヤ漁に出かけたり。

仕事の合間に楽しみもあった。

浜松に降り立つ。
独身で一年。新婚で一年住んだ町。駅も変わったし、駅前も変わった。

遠州鉄道の経路も変わった。初めて担当した建物も今は壊されて無い。１００年を造るとか、地図に残るとか言うが、銭儲けしようというやつはいらなくなれば壊すのだ。

無駄使いと言われ、浜松市民の税金が注がれていると・・。
まだ空き室だらけなのだろうか？？
メンテナンスはきちんと行われているのだろうか？？

楽器博物館は面白いのだが、
それにしても風が強く寒い。
遠州名物「かかあ天下とからっかぜ」

昼飯をどこかで・・と思いながら。　駅で立ち食いソバにする。

まだあったお好み焼き屋
休みの日、街へ出て映画を見てお好み焼きを食べた。

新婚のころ。

静岡へ向かう。
天竜を渡る。陽が差して背中が暖かい。シート下のヒータも効いている。

停車してドアが開くと寒風が吹きこむ。半自動にすればいいのに。

もうすぐ静岡。富士山が綺麗に見える。

静岡で乗り継ぐ。

興津行きが出た後の熱海行きを拾う。

静岡始発ではないのだ。どこが始発だったのだろう？
浜松ではなさそうだ。　Webでの検索では乗り継ぐ列車の始発駅までは気づかない。
やはりこういう時は紙の時刻表のほうがありがたいが、本屋にないことも。

２０１１年に富士山を撮ろうと思って吉原で降りてみた。
何もない駅。大叔母さんの故郷らしいが。

海のほうへ出て、富士山を狙ってみるが、２０１０年は雲がかかっていた。

今年は晴れているが、時間がない。車窓から見るにとどめた。

２０１１年１月末の富士山。

小型のタンカーが停泊して荷扱い。

のんびりした風景である。

安倍川あたりから小田原を過ぎて、富士をお供に移動する。