2012/11/17 - 2012/11/17
52位(同エリア259件中)
Tomさん
6年半ぶりの帰郷。
ソウル経由で福岡空港に着いたのは2012年11月17日土曜日、午前9時半前後。飛行機から見下ろす福岡の地は雨で洪水状態で。学校の校庭はどこも水に覆われ季節違いの水田のように見える。着陸後の滑走路の大きな排水溝にもすごい勢いで雨水が流れ混んでいく。
地方の国際空港、税関も入国審査もあっという間に通り過ぎ、出迎えに来てくれた高校時代の友人に無事問題なく合う。6年半ぶりの再会、しっかりHUGする。空港に住んでいるその友人は週末に実家に帰るということで、小雨降る中を空港の駐車場へむかう。
空港近くのスターバックスへ。雨は相変わらず降っているが空は明るくなり始めた。6年間余りのブランクは、友人との会話を弾ませてくれる。天気は心配だったが、予定通り、佐賀県神埼市にある「九年庵」という所の紅葉が見たくて足を延ばす。
九年庵は佐賀の実業家、伊丹弥太郎が仁比山護国寺36坊の一つ地蔵院跡地に造った別荘と9年の歳月をかけて築いた庭園からなる。この地にあった地蔵院はその折吉祥院跡に移転する。名前の由来もきっとその期間によるものだろう。
九年庵は1年のうちこの時期は9日間一般公開される(新緑の春にも公開されるらしい)。2012年は11月15日からの9日間。なんという幸運。
九年庵に近づくに連れ雨はやみ、青空が見えてくる。晴れ男のあかしだ。さっきまで雨が降っていたのに・・九年庵の近くは人がいっぱい。それでも、どうにか民家の駐車場(500円)が入口のすぐそばで見つかり、これまたLucky! 入場整理券をもらって坂を上っていく。ひと出は多いが待つ時間はない。あとで友人に聞いたら天気の良い週末は1−2時間待ちというのがざらだという。
ゆっくりと九年庵とその近郊の紅葉を楽しんでください。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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道路進行方向(長崎方面)に向かって右側に脊振山のすそ野を見ながら進む。
吉野ケ里遺跡遺跡のすぐそばらしい。吉野ケ里の臨時駐車場を九年庵の臨時駐車場として使っているらしく、そこからバスのサービスがあるという。
僕たちは、雨だったこともあり、九年庵入口のすぐそばの民家の駐車場に止めさせていただく(無制限で500円)。 -
朝は大雨、ついさっきまで雨が降っていたというのに・・もうこの人出。ひとを見ないで生活をしている私のとって、こんなことでも驚いてしまう。
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ゆるやかな坂を歩き始めて、4−500mで九年庵の入り口に。
この直前の道沿いに簡易テントが張ってあり、そこで料金一人300円を払う。
秋の9日間だけだと思ったが、春の若葉の時期にも開くらしい。詳しくはネットで調べてください。九年庵春の一般公開 紅葉
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かなりの葉が朝までの雨で落ちてしまっている。雨上がりのぬれ方がとてもいい。
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途中は階段もあり、残念ながら車いす等での見学は今は無理なようです。
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石段を登っていくと、左に庵に面した庭が目の高さに入ってくる。
深緑の苔の上の落葉はとても映えてきれいだ。 -
これが九年庵。茅葺の数寄屋作り。
九年庵春の一般公開 紅葉
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九州の古い家屋は夏の暑い時期を考慮して作らていることが多く、風が抜けやすいように作ってあるのかもしれない。
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正面の縁側から部屋を通して母屋の裏のほうを見る。とても落ち着く光景だ。
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表庭のほうは、人が多く・・「立ち留まらずに・・お進みください。」と係員がマイク片手にアナウンスするがそれほどでもない。
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こんな縁側に座り、穏やかな秋陽の中、静かに紅葉肴に酒をたしなむという遊びはとてもいい。いつかはやってみたいものだ…。
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朝までの雨で池は濁っているが、紅葉がぬれているのが一段と新鮮さを増してくれる。
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こんな紅葉を目にするのは何十年ぶりだろう。この時期に帰国した覚えはない。きっと渡米してから初めてではないだろうか。
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1本の木の1本の枝の葉でも、1枚の葉の中でさえ・・紅葉の進み具合は違って・・薄緑から黄色・・そして紅へ。
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デジカメは何枚も撮れるから…万歳して軒上の落葉を撮ってみる。ふむふむ・・とてもいい感じだぁ。
九年庵の中はこの写真で終わりです。九年庵春の一般公開 紅葉
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九年庵を出ても、まだまだ紅葉は続きます。
九年庵春の一般公開 紅葉
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仁比山護国神社
もともとは600年後期から700年初期にかけ建立されたされた仁比山護国寺36坊。1500年後期から1600年初めにかけて戦国時代、大友の兵により焼失。
江戸時代になり鍋島藩藩祖が再建したが、神仏分離で三十六坊は次々と廃寺になり、地蔵院のみが存続した。
地蔵院はもともと、今の九年庵のところにあったものを、九年庵建設にあたり、吉祥院跡(現在の地)に移る。 -
こういう光景も懐かしくとても美しく見える。明日への希をつなぐのだろう。
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こういうもともとは信仰的なことが、日本では伝統となり今でも毎日の生活の中に溶け込んでいる。
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緑葉から紅葉へのグラデーション。もう、何にも云えません!
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九年庵自体は大きくもなく広くもないのですが、その背景(借景)の紅葉は素晴らしいというしか言葉になりません。きっと脊振山自体が何処へ行ってもこの様な光景なのでは・・。
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いつも黄葉の木々しか見ていない私にとってこの燃えるような色合いあは感慨ものでした。
ここではないですが、友人が感動していた銀杏の黄葉はふしぎとそんなに感動しませんでした。銀杏は焼いて食べたほうがおいしいです。
真っ赤の葉に、黄金色の落ち葉が1葉、そして枝に結び付けられた御籤が1枚。 -
神社の本殿の祠の裏には湧水が出て…沢山のお猿さんたちが。
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山王の山のサルは子供をたいせつにするらしい。
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山王さん日吉(日枝)神社っていうのはよく見かけますよね。全国に3000以上あるそうです。
私の育った街にも日吉神社(山王さん)があって、今は分かりませんが・・・サルが飼ってりました。山王さんの縁日にはよく見に行きました。 -
実はこの階段を上っていくと1時間ほどのハイキングコースがあるそうです。とても足を延ばしてみたっかったのですが、何時になるかわかりませんが次回に。脊振の裾野の散策。
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上へ行くのは取りやめ、下へと向かい始めます。雨で落ちた葉もなかなかいいです。
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黄葉の木のした、紅葉の落ち葉の中に見る碑はとても映えて見えます。
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今度は・・紅葉の木々のトンネルの中の石段を下りてゆきます。
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地蔵院は千手観音像お開帳で、人手が多い。
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仁比山護国寺36坊のうち現存する地蔵院。
護国寺の旧本尊千手観音、不動院の不動明王は現在地蔵院に安置されている。 -
地蔵院は九州西国33カ所観音霊場でもあり、今でも宗教的な信仰を集めているらしい。
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隣の地蔵院本堂とはうって違って、とても閑静な中、地蔵菩薩は紅葉を背景に整然と並んでいる。
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朝までの雨のせいか・・こんな湧水が至る所に。
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日本の山里ではよく見る光景ですが・・・米国では見たことがないです。
柿の身の色もそうですが、柿の葉の多彩な色は素晴らしいと思いました。この写真ではわかり辛いかもしれません。 -
やっぱり、柿の葉の様子しっかり見てもらいます。
本当にすごい色の組み合わせだと思いませんか?
小さい頃実家の裏庭に結構大きな柿の木がありましたが、なかなか実も着かずに葉をそんなに詳しく見ることもありませんでした。
はい、近所の大きな兄ちゃんの運転する自転車の荷台に乗って・・柿泥棒、桃泥棒・・したりしていたこともあります。路の上に庭から果実の枝が出たのを見つけると、自転車を止め僕が荷台に立ってもぎます。当然・そのままガブリ。当然、たくさん渋柿も食べました。桃なんかそうやって食べたりすると・・ほっぺがに毛が刺さってしばらくはとんでもないはめに。
不思議と、怒られたりした想い出がないのです。
この柿は、も意でもいいと許可をもらっても綺麗すぎて1個もぐのも苦しそうです。 -
さざんか・・さざんか咲いた路…。
朝の雨に濡れているさざんかがとても眩しく目を引きました。 -
登ってきた道をただただ・・あるいて戻る。
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茶屋のそばに素晴らしい色になっている木々を見つける。
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仁比山護国寺仁王像。もともとは600年後期から700年初期にかけ建立されたされた仁比山護国寺36坊の山門であったらしいです。
現在の山門は江戸時代のものですが、この仁王像自体は九州では最古級のものらしいです。 -
山門には阿吽の形で金剛力士像(仁王像)が番をしています。
あの口をしたのが阿、うんの口をしたのが吽。仏教ではものごとの始めから終り、すべての事象を表すそうです。この仁王像の山門が寺であった事を物語ります。
神社は同じ阿吽でも獅子や狛犬になります。確かに仁比山神社のほうには獅子がいたように覚えています。 -
九年庵を後にして、自宅へ帰る前に・・寄り道を。
これは・・「のだめ」の住んでいた福岡県大川市、筑後川にかかる旧国鉄佐賀線の昇開橋です。残念ながら行ったときは工事中でした2013年の6月頃には終了して、近くまで行けるようになるそうです。
うまい具合に橋の向こう、有明海の西のほうへとその日の太陽は沈んでいきました。
帰国第一日目、このあと老いた元気な母に6年半ぶりに会いに行きました。九年庵春の一般公開 紅葉
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