2013/01/10 - 2013/01/14
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tanupamさん
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ぷろろーぐ
昨年2012年6月コミュのオフ会に誘われ青島へ行った際、ANAアワードを次回の旅行にあわせて発券しました(ホントは距離制を最大限使いたかっただけなんですけど・・)。
(1)TYO/TAO//SGN/TYO NHのみ17,000マイル
(2)TAO/TYO/PEK/NNG スタアラ22,000マイル
それぞれの第一区間、東京-青島間は使用済みなので、残りの東京-北京-南寧(陸路移動)ホーチミン-東京の行程でGWに旅行するつもりで考えていました。日程変更はいつでもできるので気軽に考えていたものの、とりあえず予約だけはしておこうとNHに電話したところ、(1)は搭乗日から1年有効だけれども、(2)は発券日から1年間有効なので、2012年4月に発券したので2013年5月には変更できません、と。
もう一度規則をよく読んだところ、ホントだった(泣泣泣)。まぁ、うろ覚えの自分が悪いのだから・・・。
※規則改訂で、2013年4月からはNHアワードも発券日から1年有効になりました。
目的は、
南寧-ハノイ 中越国際列車
ハノイ-ホーチミン ベトナム統一鉄道
に乗車したいこと。
でも、3連休に有給を絡ませても、現地での寝台券確保やら、列車の遅延があったりすると微妙にリスキー。それにもまして、NHのSGN/NRTに空席がほとんどない。1~3月にはほんの数日だけ、そんな中で3連休中日に空席があったので、すぐに確保。
1/10(木)羽田-北京-南寧(泊)
1/11(金)南寧市内 南寧-(T8701車中泊)
1/12(土)-ハノイ-ハイフォン往復-ハノイ(泊)
1/13(日)ハノイ市内 ハノイ-ホーチミン-(NH932機中泊)
1/14(月)-成田
1/12早朝にハノイ到着して、その日にホーチミンへ向かえば時刻表上では旅行可能であるけれども、自信ない。なので、不本意ながらこの区間をエアーにし、つまらないスケジュールになってしまいました。
旅行には消化不良があった方がいい、また次回の楽しみが残るから・・と、自分に言い聞かせながら出発の日を迎えました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- 中国国際航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
出発の朝、羽田で南寧までの搭乗券を発券してもらう。係のおねえさんに「混雑していますか・・?」と確認すると、予想していたとおり空席多数の回答。
PEKまでだけWEBチェックインして、バルクの窓側を確保しておきました。そうしたら隣を指定した人いるとのこと。B787は2-4-2のアブレストだし、空席多数あるのだから、よりによって隣が指定しているのに自ら並んで座りたいのかな〜〜と。
空いているならば、隣のいない席にしてください、と変更してもらいました。 -
イミグレはガラガラ、免税店でショッピングするわけでもなし、結局はANAラウンジへ。
おにぎり、唐揚げ、サンドイッチとスープ、コーヒーをいただく。 -
やや気分重い旅立ちではあるものの、Beijingの表示を見ると旅心がわき出てきます。
-
これから搭乗するB787がスタンバイ。
これから数日後、B787がいろいろとトラブって運行停止になってしまいました。ひょっとしたら乗り継ぎスケジュールに支障が出てしまったかもしれないので、とりあえずはラッキー、おまけに何事もなく北京まで行けたことは感謝。 -
20分前に搭乗口へ行ったところ、もうすでに搭乗開始。搭乗客少ないのか、閑散としていました。
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機内食は蟹玉ごはんorチキンカツ。もちろんチキンを選択。
北京まで4時間程度、食事しながら映画を1本見て、うつらうつらすると到着なのでちょうど良い飛行時間。 -
北京到着、隣のスポットにはANAのB737が。たぶん関西からの便だと思う。
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北京空港T3を歩き続けて入国審査、さくっと通過して、国内線乗り継ぎカウンターへ。
ボーディングパスはもらってあったので、搭乗口と出発時刻の確認。窓側があるか確認したところ満席とのこと。 -
2時間半の乗り継ぎ時間がとってあった(ANAに確認したところ、NH1255からの最低乗り継ぎ時間は2.5時間だそう、今回の乗り継ぎはギリギリらしい)が余裕すぎるほど。
国内線ラウンジへ向かう。 -
首都の空港だけあって広いし、席も多い、人も多いけど・・。入口に新年の飾りがあったので写真を撮ろうとしたところ、受付嬢にやんわり止められてしまいました。たぶん、人が写ってしまうのがいけなかったのかもしれません。
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14時までは昼の食事タイム、と言うことで点心やら麺類が供されていました。蒸籠に入った焼売が美味しそうだったのでいただきます。
ついでに、ミネラルとマーブルケーキは夜食用に。 -
国際線からイミグレへ行く際に乗るモノレールが走っていました。いつもモノレールの中から見る搭乗口は国内線のものだった、と初めてわかりました。
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搭乗口への途中にスパ(マッサージ)がありました。
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値段を見ると安い・・30分ほどと思ったものの、よく見ると安いのは機械=マッサージ椅子じゃないか。フツウのマッサージは空港価格でした。
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C60搭乗口はメインのフロアではないのね、階段下らしいので降りてゆくと・・。
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更に下らしい。
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暖房も効いていない、椅子もわずかしかない、売店やトイレもない、バスラウンジ(と言うほどのものではないが)にたどり着きました。
ここでボーディングパスの半券を切り取ってからバスに乗車だけれども、私のパスは羽田のANA発券のもの。他の乗客が持っている中国国際航空のものと違うのでマジマジ見ていた係員、バーコードを機器にかざすと問題なくクリア。ちょっと一安心。 -
バスは外から見ると近代的な新車のよう。
搭乗口にスタアラの優先搭乗口あるものの機能せず。ただ、F搭乗客へはバスではなく別の車両が用意されてありました。 -
沖止めの良いところは、こうやってヒコーキを間近に見られるところ。スマホ等で写真を撮っている方々が結構いました。
それにしても寒い。
まさか、北京で屋外に出るなんて予想だにしていなかったので、ほんの数分とは言え、寒すぎる〜〜〜(服が対応していないため)。
CA国内線では初搭乗のB737、ご多分に漏れず満席。 -
隣にはマカオ航空のジェット機がいました。
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北京−南寧は国内線といえども3時間超の飛行時間。
中国人に見られたのか、中国語でペラペラ説明されても理解できず。もっともEnglishでもネイティブに近くペラペラしゃべられほんの一部しか理解できない。そんな中で、肉+ライスを選択。
酢漬けのキャベツは不味かったけれども、メインはもちろん、あんパンもそこそこ美味しくいただきました。
飲み物は、水・ジュース・スプライト・コーラだけ。それにしても中国人はよく飲みます。 -
南寧空港は出発と到着が分離してなく、お土産店など見ながら到着ロビーへ。
到着ロビーを出ると中国銀行があります。営業時間は確認していませんけれども国際線も発着するだけあって、両替もできるようです。 -
預け荷物もないので外に出ると、目の前がバス乗り場。火車駅行きともう1系統あります。
バス乗降口の係員に20RMB支払って乗車。 -
乗車券というよりも領収書をもって乗車。特に時刻はなく、満員になると発車のようです。ちょうどタイミング良く5分ほどで発車しました。
北京や上海ほど都会ではないけれども、どことなく中国っぽい雰囲気の高速道路から、市内中心部へ入り、運転もそれほど荒っぽくなく、約30分ほどの乗車。 -
南寧駅前通りに到着。火車駅行きと言っても、駅そのものではありません。バスの到着する場所には客待ちのタクシー、バイタクなど多数。
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ホテルは南寧民航飯店。
駅へキップを買いに行かなくてはならないので、駅近で探したところヒット。バス到着場所から徒歩15秒。
Ctripで予約。標準ツイン168RMB。クレジットカードは使用できないらしい。押金として300RMB取られました(翌日、132RMB返却)。 -
金額的には2,500JPY程度で広々したツインだし申し分なし。でも、駅前にはもっと安い看板も多数あるので、飛び込みで泊まるのにはやや高めなのかもしれません。
冷蔵庫、金庫、無料のミネラル等いずれもありません。 -
バスタブはないけれども、シャワーにドアがあって、汚いバスタブよりはよほどマシ。熱いお湯もじゃんじゃん出るし、この点は申し分ありません。
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アメニティは必要最低限のものだけ。でも、水回りも綺麗に清掃してあるし◎。
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さて、それでは列車のチケットを購入に行きましょう。買えるかどうか、これが第一の難関。
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とりあえず時刻表で確認。
あるある、毎日運転 T8701 河内(ハノイ)行き。
その他に、北京からのT8705も走っています。こちらはベトナム入国後の同登で、中国車両からベトナム車両に乗りかえなくてはなりません。 -
夜の9時を過ぎているので、窓口もそれほどの混雑ではなく5〜6人ほどの列。各窓口に、電光表示でいろいろと示されています。
16番窓口に国際・・と出てきたので、どうやらここで購入できそう。退票=払戻窓口と同じ。 -
中国語は話せないので筆談。
「1月11日 T8701 南寧→河内 硬臥下 或 軟臥下」
のメモを渡すと、どうやら硬臥は売り切れなのか、売りたくないのか、軟臥だけのようだ。交渉できる語学力もないので、素直に215元とメモに書いてくれたので、パスポートと共に支払。 -
乗車券と寝台券の2枚を上の表紙にホチキス止め。
女性の係員は、台紙に何やら書き込みながら(日本とも書いていたので国籍も書くようだ)、キップには印字をして、スムーズに発券。 -
券面表示を見ると
乗車券 190RMB
寝台券 25RMB
合計 215RMB
もっとも、スイスフランも表示してあり、時価換算しているのかどうかは不明。いずれにせよ、すんなり購入できたので一安心。
この寝台券は実際に乗車した際に渡して返却されなくて上の2枚は返却されました。 -
窓口の上には列車毎の残席数が表示されていて、見ているとおもしろい。でも河内ゆきは表示されず、T8701は憑祥までの座席車を連結しているのでその分だけが表示されていました。
-
キップもめでたく購入できたので、CDで中国元を引き出し、駅前をブラブラしてからホテルに戻りました。
この日のレート
Masterキャッシング
1RMB=13.954JPY(利息込みで13.988JPY) 10,000JPY→715RMB。昨年9月には10,000JPYで800RMB超だったので、円安進行中。
中国元が米ドルに対して元高ドル安、一方円はドルに対し円安ドル高の状況下なので、ダブルパンチで円対元のレートが円安元高になってしまっている。これが、元安ドル高(例えば1USD=8RMBとか)であればまた違うのだろうけれども・・。こればかりはしょうがない。 -
一仕事かたづけたのであとはマッサージでもしてから、と安易に宿泊しているホテルの2Fへ行ったのが大きな間違いだった。
マッサージルームは立派だったのに、腕と代金が大きく反比例。まぁ、これも旅の楽しみの一つか、と割り切るしかかしら。 -
部屋に置いてあった飲食物。カップラーメンや缶は5RMB、ミネラル3RMBなのでそんなにぼったくりではありません。
左側の2本は北京空港ラウンジでいただいてきたミネラル。結局、飲まずにここまで持ってきてしまいました。 -
一夜明けました。
ホテルの部屋からの眺めは、シティビューと言うのかなぁ・・・。大通りに面していない裏側なので静かでよいかもしれないけど。
ところで、18時の発車までどこへ行こうか、と特に考えもしていなかった。ホテルにおいてあったパンフレットを見て、鍾乳洞へ行こうと思っていたけれども、あいにくと小雨模様。
急に行く気も失せ、ホテルのチェックアウトが14時ということもあり、部屋でゴロゴロ。 -
せっかく来た南寧、いつまでも部屋にいてもしょうがないので、観光地図で見た青秀山風景区でも行ってみようか、と部屋に荷物を置いたまま外出。
近くのバス停から、青秀山大門行きのバスが出ていたので乗車。約30分乗車して、1RMBなので安い。 -
さて、到着はしたものの、小雨は降っている。地図を見ると、ありゃま何たる広さ。天気が良ければ散歩がてら散策もよいけれども、小雨の上に寒いので、入場するのやめ(入場料あるので)。
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帰りのバスは道路の反対側から発車している様子。片側3車線の道路に信号はなくても、特に問題なく渡れます。
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目的地(火車駅)がわかればバスは乗りやすい=停車する停留所がすべて表示してあるから。あとは下車する場所を間違えなければよいだけ。
タクシーでボッタくられないか、なんてストレス全くありません。 -
路線バスなので椅子はプラスチック、お世辞にも座り心地良いとも言えないけれど、暖房も入っているのでよしとしよう。帰りも1RMB。
往路(駅→青秀山)のバスは暖房が入っていなくて寒かった。 -
南寧駅手前の停留所で下車。飲食店を探しながら駅方向へ歩くと、鶏肉をぶら下げている店がありました。
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店に入って、身振り手振りで肉が食べたい、ご飯も・・・。金額も確認して、店員にカットしてもらいました。
カタコトでもいいから中国語ができるといいなぁ、情けないかな、ニイハオ、謝謝、多少銭だけじゃね。 -
これ何の肉だろう、ニワトリではなさそう。山盛り、骨付き、おまけに頭の部分もあるし、噛みごたえある、と言うかふだんやわらかいものしか食べていないからアゴが退化しているのだと思う。
タレも美味しく、結局、食べ尽くしてしまいました。朝食は部屋で北京空港ラウンジでいただいてきたマーブルケーキとみかんだけだったので空腹だったのかも。 -
肉は筆談で39RMB、ご飯とお茶とおしぼりが別料金なのかな、全部で42RMB=590JPYって何だか高いような・・。
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食事をすると身体も温まるので多少は活動的になります。ホテルへ戻り、チェックアウト。大きな(と言っても小さなデイパック)荷物をあずけて、地図で見つけた科技館へ行ってみました。
バスて停留所5つ目、1RMB。 -
建物からして立派、入口で無料のチケットを配っていました。
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その券を入口の小姐に渡して入場。何のためにこんな面倒なことするのだろう。
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予備知識もないまま行ったので、何があるのかわからなかったけれども、意外や意外、体験型の施設で時間潰しにはもってこいだった。
もっとも、子供が学びながら楽しむ、のがコンセプトのよう。子供連れなら楽しめそう、実際子供連れ家族を多く見かけました。 -
これは自動車のシミュレータ。ドライブゲームのようで、ホンモノの自動車に乗って運転するので、おもしろそう。ここが一番の人気で、何人か順番待ちしていました。
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その他、人体に関する展示などもあり。
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こういった展示物はわかりやすい。
中国の南寧まで行って、このような施設に行かなくてもいいのかもしれないけれども、それなりに楽しめました。 -
続いて、近隣の博物館へ向かいます。
何の建物かわかりません、公的な施設なんでしょうか? -
広西自治区博物館へ。ここも免費=無料で入場できます。興味ある人はよいのでしょうが、イマイチでした。石器、出土品、絵、書、とかあまり興味ないので・・・。
博物館裏には、屋外展示エリアもあり、残念ながら雨降りだったので、室内から眺めるだけにしました。 -
両施設とも暖房もなく寒かったので、近隣の商業施設で商品を眺めながら身体を温めてからバスに乗車してホテルに戻り、荷物を受け取り、駅に向かいます。
駅前には、旅行会社やバスチケット販売所などがあります。 -
ここから南寧空港行きのバスが発車します。駅を背に、駅前通左手にあります。
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これが宿泊したホテル。駅前通りから微妙に奥まっています。部屋は裏側でした。
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夕暮れの南寧駅に向かいます。これからハノイへ行く列車に乗車、今回の第一目的です。
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昨日の切符売り場をのぞいてみると、夕方だからでしょうか、外まであふれんばかりの人です。
国際列車の乗車券を販売している16番窓口も長蛇の列、直前に購入なんて難しいのかもしれません。 -
駅の他、市内各所にも切符の発売所があり、チケットレスが導入されていない、券売機を使う人も少ない、という状況下では、便利だと思います。
南寧にはコンビニらしきものは見あたりませんでしたが、いずれは電算化されて、コンビニのマシンから切符購入もできるようになるかもしれません。 -
列車の出発は18:20、食堂車がついているのかどうかわからなかったので、駅構内の食堂で食事。
この店の前にファストフード店があり、そこにもご飯ものがあったので、入ろうとしたものの満席、席でトランプしている人もいるし・・中国は何でもありなんだなぁ。 -
この店は、おかずが20種類くらいあって、指さしで注文できます。
その前にチケットを購入するのだけれども、意味わかりません。おそらく、ご飯と副菜であろう(この副菜の種類で値段が違っていた)ものを購入。副菜は3種類あればよいので、3という数字のあるもの、16RMBをゲットして、おばさんに渡して、おかずを選択。 -
16RMB山盛りのぶっかけ飯、副菜は5種類だったよう。これでもそこそこの大きさの皿なんだけれど、ご飯が半分、そこに副菜をドバドバ乗せていく。
一つ一つの味、なんて概念は全くないのね。汁もあるので、微妙に混じり合って、まぁ、それでも美味しくいただきました。
5種類の副菜=麻婆豆腐、南瓜の煮付け、ジャガイモと肉、卵とトマト、魚 -
1時間前になったので、待合室へ向かいます。その前に、切符を見せて荷物検査を行います。
-
ここ南寧駅には軟席専用の待合室はありません。すべての乗客が同じ待合室です。
30分前に発車する張家界行きの改札がまだだったのでごった返しています。 -
張家界行きの改札中。厳重な狭い改札口に人が殺到、それでもひとりずつ通していて、チェックは意外や厳格です。
列車乗るのにも天秤棒のようなものをかついでいる人もいる。中国らしい風景ですね。 -
ようやくT8701ハノイ行き(正確にはハノイ駅まで行かずに途中のザーラム(嘉琳)駅まで)の改札が始まりました。
憑祥までの座席車の客が多いのだろう、結構人も多くいます。 -
ホームへおりて、指定された3号車へ向かう。予想した通り、ほとんどの客は憑祥行きの座席車の方へ向かっていました。
-
専用列車化しているようでサボはシールが貼り付けられてありました。
この旅の主目的だけあるので当然ながらテンション上がります。写真もバチバチ撮っていたところ、特に乗車口に立っている車掌が凛々しかったのでアップで撮ろうとしたところ、車掌長とおぼしき人にダメ印を出されてしまいました。
ウロウロせずに早く乗り込め、ということで乗車口にやさしく連行・・・。切符に指定された号車は関係なく、2号車から乗車、そこで乗車券と引換に寝台を割り当てていました。 -
編成は前から、1号車硬臥、2〜4号車軟臥、5〜6号車欠、7号車軟臥の5両。憑祥までは、1号車の前に座席車が何両か連結されています。
乗車券と引換に指定されたのが2号車25番。同室は上海から来たというバックパッカー、これからベトナムやカンボジアを回るそうで、英語を少し話す、と言っていたましたがネイティブに近いくらいペラペラでした。 -
18:20定刻出発 憑祥には22:00頃到着。
途中で食堂車の案内がやってきたけれども、駅で食べてきたのでパス。同室の中国人はカップラーメンを買ってきて食べていた、いくらか聞いたところ5RMBだそう。 -
南寧駅売店で購入した、甘栗7.9RMBとコーヒー5RMB。おつりの0.1RMB=1角は用意がないのか、飴1個。日本だったら1円玉でも渡すのに、おおらかなのかなぁ。
憑祥では出国審査、部屋に係員が来て、パスポートと出国カードを回収。その後荷物を持って下車、荷物検査でX線を通して、しばらく待機、全員揃ったところで列車に戻る。その後、パスポートを返却。
個別に審査は行われないので質問もなし。ただ、駅構内はイミグレなんでしょうね、ちょっと重々しい雰囲気で写真を撮影していた人は注意を受けていました。 -
憑祥23:40出発 国境を越え 同登0:20到着
ここでも荷物を持って下車、またX線に通します。ここでは、画像下の窓口にパスポートを差し出します。ここに差し出すということを知らない人もいるため、全員分がなかなか揃わず。それから、窓口の中で数を数えて、チェックしながらスタンプを押し始めていました。
しばらくしてから、ひとりずつ名前を呼ばれてパスポートの返却。賞状をもらうように、前に出て、入国管理官からパスポートをもらいます。
全体で60人くらい、うち半数がベトナム人、残りの過半数が中国人で、日本人は私だけ、他国人10名程度と言ったところかな。 -
同登駅は憑祥駅と違って、ゆるやかで写真を撮影しても何も言われないので、みんな撮影していました。ただ、待ち時間が長い・・・こんな深夜なのに。
ここで中国元からベトナムドンへ両替ができます。1RMB→3,150VNDとのことで、1RMB=14JPYで換算すれば、1JPY=225VNDとなります。
同室の中国人によれば、50RMB=158,000VNDだけ両替したそうで、ハノイ市内へ行けばもっとレートは良くなる(ここは悪い)と話していました。 -
パスポートを受領、列車に戻り、電気を消して就寝。こんな夜中に2度も下車させられるのは正直つらいかもしれない。
5:30頃部屋のドアをドンドン叩かれ、キップと寝台車カードと交換、再度横になってウトウトしていたところ、5:45頃(ベトナム時間では4:45)列車は急停止し、ザーラム駅に到着。
眠い目をこすりながら、荷物をまとめて下車。この時間、まだ暗い。 -
中国国鉄は標準軌(1,435mm)を使用しているのに対して、ベトナムはメーターゲージと言われる1,000mmなので、中国車両が乗り入れる区間はレールが3本並べられています。ハノイ中心部までは、レールを敷くことはできなかったのだろうと思います。
列車での国境越えは、夜行列車だけに外の景色は全く見えず、面白みには欠けます。おまけにずっと寝ていられない。この区間を通過するのであれば、昼間のバスの方が変化があってよいのかもしれません。
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この旅行記へのコメント (3)
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- アルデバランさん 2013/02/09 17:48:32
- NH1255便
- tanupamさん こんにちわ
1月11日の羽田ー北京の787利用されたみたいですね。
驚きました。
我輩は23の非常口席でした…
北京のラウンジの受付、去年の2月に我輩も「撮っちゃ、ダメー」とやんわり断られました。
1角のお釣りが飴1個!吹き出しそうです…
- tanupamさん からの返信 2013/02/09 20:20:46
- RE: NH1255便
- アルデバランさん
ニイハオ
書き込みありがとうございます。
> 1月11日の羽田ー北京の787利用されたみたいですね。
> 驚きました。
> 我輩は23の非常口席でした…
アルデバランさんは1/11でしたよね。
私は、その前日1/10で、1日違いの同じ便です。
同じような行動していますので、1日違えばすれ違っていたかもしれません。
私の席は20ですし、トイレとギャレイをはさんだうしろが23ですし。
非常口の23って窓なしではありませんか??
綺麗な車窓風景をお撮りになられていますけれども・・・。
> 北京のラウンジの受付、去年の2月に我輩も「撮っちゃ、ダメー」とやんわり断られました。
> 1角のお釣りが飴1個!吹き出しそうです…
そうですか・・。
今回はラウンジに限らず、結構、カメラで文句言われました。
被写体になると嫌がる国民性もあるんでしょうか。
ところで、アルデバランさんのように行動力があると、とても羨ましく思います。私は、どうしてもぼけっとしてしまうのが、いつまでたっても直りません。
今後もよろしくお願い申し上げます。
tanupam
- アルデバランさん からの返信 2013/02/09 21:42:51
- RE: RE: NH1255便
- 大変失礼しました。
10日だったんですね。
11日は45分ほど遅延したけど、乗り継ぎ時に触れてなかったので、「あれ?」と思ったんですが…
勘違いしました。
エマージェンシー・シートは秋に予約した時、あいていたので確保しました。
ガラガラだったし、天気がよかったので、離陸してすぐ左右の窓のある席を
行き来しました。
私も取れればバルクシートか非常口シートにします。
3月末に「バルクが取れる」ことを理由に嫌がる妻を説得して、マイルをANAコインに変えてシンガポールまでのチケットを購入済みです。
「左右の席を行ったり来たり」
こんなことできるのも北京便だけでしょうね。
先々週シンガポール行ってきましたが、結構混んでました。
その先、初めてエア・アジアでクアラルンプール、その日はマラッカ泊まりでバスで帰ってきました。
tanupamさんの鉄道での国境越えとても参考になります。我輩も鉄道で国境越えしてみたいと思います(でもおっしゃるとおり、昼間のほうがいいですよね)
アルデバラン
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