豆富で満腹！（宇豆基野）

2013/01/20 - 2013/01/20

まだ雪の残るなか、湯葉をいただきに北千住にある「宇豆基野」さんへお邪魔しました。

こちらのお店は和惣菜のお店ですが、ここ本店では土日祝日にはコース料理がいただけます。

予約は２ヶ月以上先までいっぱい。

今日は【湯葉三昧フルコース】をいただきます。

※タイトルの豆富は献立にある豆富の文字を使いました。

エリア 北千住・南千住(東京)

北千住の駅から歩いて少々、宇豆基野さんへやってまいりました。

先週に降った雪がまだ残っています。
もう一週間経つのに東京で雪が消えないって、気温がずいぶん低いのね。

お店の入り口にはレトロ感溢れるストーブ。

豆魂の文字が。。。
「とうこん」って読むんでしょうか？

箸置きは山茶花（さざんか）だと思われます。

それではコース料理のスタートです。

【食前　苺の豆乳ジュース】

ほんのり苺の香りで甘味があります。

【先附　湯葉三昧】

左から塩、レモン、醤油、オリーブです。
醤油はどっちかっていうと「みたらし」のようにトロっと甘い。

湯葉も左から引揚げ、刺身、掬いの３種。

だんだんと柔らかく、甘味も強くなります。
糖度も２０パーセント近くなるそう。
甘いフルーツだって１５パーセントくらいなので
湯葉だと侮るなかれ。全然味が違うんです。

【椀　よもぎ麩と鮭のお吸い物】

上品な出汁に柚子のアクセント。よもぎ麩も口に含むと
よもぎが鼻に抜けます。

実際に湯葉をすくってみます。

お店の方の説明を聞いているあいだは待ちぼうけ。
みんなお箸をもってウズウズ･･･（笑）

奥は最初にできあがった湯葉。
手前は２〜３番目に引揚げたもの。
硬さも甘味も全然違うんですよ。
モンゴル岩塩を振りかけていただきます。

【サラダ　季節のサラダ】
白菜・蕪・にんじんほか。数の子も入ってました。

【焼き物　海老芋唐揚げ 生麩田楽】

お芋に海老が練りこんであって、口に含むと香りが鼻に抜けます。
生麩はもっちりとした食感です。

【豆富　すくい豆富】

できあがったばかりでほんのり暖かいです。
豆の味がしっかりしてます。口の中ではほんのり溶けるよう。

【煮物　茶わん蒸し】

できたての熱々をいただきます。
中には鮟鱇の肝が入っていました。

【食事　季節の釜飯】

今日は菜めしでした。
もう春は近いんです。いや、まださみーよな（涙）

赤だしと一緒にいただきます。

いやー、美味しかったのでおかわりをリクエスト。
そしたらおこげが入ってて２度おいしい！

【水菓子　甘味二種】

豆乳のブラマンジュと草もちでしょうか。

よもぎの香りがします。

そしてわらびもち。

まだ暖かいんですよ。

食後にコーヒーです。

実はすくい豆富もおかわりして、湯葉は３枚もいただきました。
湯葉料理と侮るなかれ、満腹になりました。

こちらのお店、残念なことにお酒の提供はありません。
今度行くときは、こっそり日本酒でも水筒にいれてっちゃおうかな、なんて。
ごちそうさまでした。