2007/06/21 - 2007/06/26
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uselesslandscapeさん
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2007年6月23.24日
フランスパリ近郊の街Provins(プロヴァン)で中世時代を再現したお祭り「中世祭り」があるとNHKの特集で見て、
1年がかりで旅を計画し、お祭りに行ってきました。
どうせなら中世時代のコスチュームで参加したかったですが・・。(笑)
プロヴァンは南仏の方の“プロヴァンス地方”ではなく、パリ近郊にあるイル・ド・フランス地方の小さな小さな街で、その昔11世紀から13世紀にかけて交通の要所として発展し、「シャンパーニュの大市」が開かれていたそうです。けれど、14世紀以降は衰退してしまって、そのおかげで、中世時代の街並みがそのままに現在まで残されて世界遺産になったそうです。
城壁がところどころに残っている古い中世市場都市の姿を堪能しつつ、「中世祭り」も大いに楽しんできました。
その他、「モネの家」のあるジヴェルニーとパリ観光もしつつのんびりした旅の覚書です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
2007年6月21日
今回はカタール航空を利用。夜出発が初めてで、しかも夜勤明けの寝ぼけた状態だったので、なんだかぼんやりしたままいつのまにか離陸。
いつもは、機内でもテンションが上がって映画を見たり、ガイドブックを読んだり、人間観察?で大忙しなんですが、ワインを飲んだらあっという間に睡魔に襲われていたみたいで、当時の日記を読み返しても「いつのまにかドーハに到着」と書いてあり(笑)爆睡でした。 -
とにかく安さを追求したので・・・ドーハでの待ち時間が6〜7時間ほど。
朝方に到着して、だんだんと日が出ていく様子が、妙にリアルでした。
空港で窓際に座ってると、朝なのに太陽が暑くて暑くて「中東なんだなぁ」と妙な実感。 -
6時間以上も乗り継ぎの待ち時間があれば「入国すればよかったのに」とほうぼうで言われましたが、乗り継ぎに間に合わなかったら・・と思うと、危ない橋を渡れないタイプです。
-
6月23日
前日の夜に、無事にパリに到着して、すっきりと早朝に起床。
曇り空でしたが、ウキウキしてパリ東駅へ。
SNCF窓口で、プロヴァンまでの切符を購入。
本数が少ないので、乗りそこなったら大変!です。
プロヴァンまで片道9.9ユーロでした。
チラホラとリュックから中世の剣がはみだしてる人や、ドレス姿の人も増えてきてテンションも上がります。
9時46分定刻、
無事に出発しました〜。 -
車窓からの景色にみとれます。
イル・ド・フランス地方のかわいいおうち。
「世界の車窓から」いつも頭に流れてきます(笑) -
パリ東駅から1時間20分くらい。
到着したプロヴァン駅には「中世祭り」のポスターが。
本当にあるんだなぁ〜。と実感してきます。 -
駅を降り立ち、ゾロゾロと歩きます。
景色に見とれてると、いっつも最後尾になってしまいます。 -
新市街から旧市街へ。
都会と違って、遠くからでも城壁や教会が見えているので、地図なんか見なくても目指す方向が分かります。 -
もうちょっとで到着。
こんな街並み、見飽きることがありません。 -
チケットを購入するまで30分程並びました。
売ってるおっちゃんとおばちゃんも中世のコスチュームでとってものんびりと売ってらっしゃいました。
そりゃ行列になってしまうな〜という感じのゆったりした応対(笑) -
城壁の外は緑が広がっていておうちもかわいくて、行列の間も豊かな気持ちになれます。
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少年達は、中世の剣を振り回して遊んでました。
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入場券を購入。
コスチューム姿の人は無料だそうですが、帽子をかぶってないといけない、とか細かな規定がいろいろあって、それを査定してたりする分、行列も長くなっていたみたいです。
私達は普通の洋服だったので、有料でした。
10ユーロくらいだったか・・・記憶が曖昧です。
入場ゲート(石造りの門ですが)を進むと、中世の交易都市として栄えた当時がしのばれるにぎわいっぷりでした。 -
普段はきっと素朴な静かな街なんだろうな・・とういう古い街並みと、活気にあふれた中世の交易都市時代のお店が並ぶ風景とが混在した不思議な空間に、ワクワクします。
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この気合いの入りよう!!
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当時の雰囲気ありすぎ!です。
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中世時代のコスプレの人と、普通の格好の人がごっちゃになっています。
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当時にあったような素朴なパンもあれば、プロヴァンの名産のはちみつなんかも売っていて目移りします。
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モンゴルのゲルのようなちょっとアジアンな感じのテント。
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おいしそうなものがいっぱい!です。
現代の物が見えないように、ちゃんと麻袋に入っていたり、木や藁を使ったりしていてこまかい気遣いに感動です。 -
藁到着。(笑)
街をぐるりと囲む城壁には、何か所かに門があって、
その1つのジューイ門からの眺めは最高でした。 -
ちなみにこのすぐそばに簡易のトイレがありました。
ロックフェスの時によくお世話になるタイプのトイレがたくさんあって安心。 -
城壁の外はこんなのどかな緑と小麦畑です。
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朝から降っていた小雨もすっかりやんでいい天気です。
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城壁の真下。
詳しい方にぜひ解説して頂きたいですが、中世の何かの(笑)道具などがあったり。 -
城壁の内側です。
中世の時代そのもののプロヴァンの街並み。 -
動物もたくさんいました〜。
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このあたりは人通りも少ない街の端の方で、とっても静かでした。
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かわいいワン子。
店の前にちょこんと。 -
ここにも発見。
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ヤギかな?
飼い主っぽい人もちゃんとそれっぽい格好をしています。 -
ワン子達。
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もしかしたら犬のショー的なものもあったのかも?
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小さな街なので隅々まで歩きたくなります。
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サンジャン門。
この後、昼食を食べて、鷹匠のショーを見たり、プロヴァンのシンボルセザールの塔に登ったりしました。
「中世祭り(2)」に続きます。
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