ピーチで行く親子食物記

2013/01/11 - 2013/01/13

昨年８月に夫婦で韓国に行きました。妻も韓国が気に入り今年の１月を予約していましたが、家庭の事情で妻が行けなくなり、急遽家族で唯一パスポートを持っている堺市に住む二男に代わりました。
二男は大学４回生現在卒論の真っ最中、無理言って親父のために付き合ってもらいました。
二男も小学５年生の時、サッカーの国際交流で東豆川市とソウルを１度訪れてはいますが、本人によるとほとんど覚えてないそうです。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

関空の第２ターミナルからピーチは発着します。

駐車場はターミナルビルに隣接しており、車で行くには近くて便利かも！

特にPM11時以降に到着する便には、車で来るのが無難です。

生まれて初めてのタラップからの搭乗です。物珍しさから回り道して写真を撮ろうとすると警備の人から「通路からはみ出さないで下さい。」と怒られました。

快晴です。眼下に見えるのは、ポートアイランドと神戸空港かな？

飛行機は瀬戸内海の島々の上を飛んで北上して行きました。

窓の外に明石海峡大橋も見えました。

あとはいつもの風景です。あっという間に仁川へ！

仁川国際空港到着後ＫＴでポケットwifiを借り、Ａ’ＲＥＸでソウル駅まで(53分3,800ウォン)

旧ソウル駅舎、中では建築関係の展示会が行われていました。

この後、明洞のセブンへ両替に行き、近くの「河東館」で昼食を取りました。

「河東館」はコムタンで有名な店で青瓦台にも出前するそうです。平日だったせいかサラリーマンでいっぱいで相席での食事となりました。ここではお腹が空き過ぎて写真を取り忘れました。

今回もまたまたハイソウルＹＨ(http://www.hiseoulyh.com/)に泊まりました。

２人部屋を予約するために、ＹＨとメールでやり取りしてやっとのこと予約できました。

部屋はツインでバスタブ付、部屋は超一流ホテル並みの広さがあり、料金は２泊で１３２，０００ウォン(２人分)

夕方、ソウルタワーに登るにはちょっと時間が早かったので明洞のカフェベネでお茶しました。
ネットでは「カフェベネ」が今年日本に進出するとの記事が出ていました。
韓国の食べ物はすべて量が多く、私にはレギュラーサイズかスモールサイズで十分でした。

ソウルタワーに登るケーブルカーからの写真です。

数日前に降った雪で、南山の斜面は真っ白でした。ソウル市内はガスに霞んでよく見えません。

ソウルタワーへ登った時は６時過ぎていましたが、まだ明るくライトアップしていませんでした。

写真は７時ごろの写真で、今日はピンク色でかわいい感じでした。

ソウルは緯度の関係か、岡山より日が暮れるのが１時間遅いようです。

暗くなってきてからソウルタワーにはカップルがいっぱい、男二人(親子)連れには出会いませんでした。

ソウルタワーから下り、一路クチコミで評判の「元祖ウォンハルメ・ソムンナンタッカンマリ」を目指し東大門に向かいました。なんとかタッカンマリ通りを見つけ、座るとすぐ鍋には鳥１羽とトック、エリンギ、ジャガイモが入れられ、ぐつぐつと煮込まれました。
アジュマがトック(お餅)やエリンギが浮いてきたら食べてもいいが、鳥はあと１０分待ってねと片言の日本語で言いました。
付けだれはキャベツの千切りとねぎの入った皿にタテギとからしと醤油で作ります。食べ始めは辛かったが、肉を浸けて食べているとだんだん鳥のエキスがたれに入り、とっても美味しいたれになりました。

２日目、今朝はソウルから８：４３のセマウル号で水原に行くため、８時前にソウル駅へ

今回もネットでKorailを予約しましたがタブレットでプリントアウトができなかったため、プリントスクリーンでその画面を保存し、ソウル駅で見せ、なんとかチケットを購入できました。

ソウル駅のフードコートで朝からガッツリ豆腐チゲ、専門店とかわらずマシッソヨ！

寒い朝にはチゲは暖まります。

水原まではセマウル号で約３０分、地下鉄の半分の時間です。料金も４，８００ウォンとお得でした。

韓国のKORAILは改札がなく、電車内でも車掌さんは検札しません。

どうやってチェックしているのかな？

この夏にも利用した水原シティツアー、ネット予約した駅前の観光案内所でチケットに交換してもらおうとしたら肝心の案内所が工事中でありません。HPを確認しても工事中とか移転先の電話番号もなく、途方に暮れかけたとき、プリントアウトした予約表の電話に気付き、国際電話をかけたところ目の前のプレハブ小屋で営業しており、なんとかバスに乗ることができました。

昨年の夏は雨で見えなかった武術の演武、試し切りなどもあってなかなかの人だかりでした。

解説も英語・中国語・日本語・もちろんハングルでもあり、わかり易い公演でした。

去年、相方とも来た「華虹門」。前回は大雨の後で勢いよく水が流れていました。

雪の水原

水原シティツアー最後の見学地「水原華城博物館」でツアーから離れ、タクシーでカボジョンカルビ(http://www.kabojong.co.kr/)へ向かいました。

郊外の店で車で１５分くらい(３，７００ウォン）でした。なお写真お腹が空いて撮れなかったので去年の夏のものを載せました。

センカルビ（生カルビ）アメリカ産４５０ｇ　３６,００００ウォン
ヤンニョムカルビ（味付けカルビ）同上　　３２，０００ウォン
前回来た時は定食(２万ウォン)でしたが、食べざかりの私には肉の量が物足らなく(バンチャンは十分)今回リベンジできました。

センカルビは塩を付け、サンチュに生にんにくを入れ巻いて食べます。
サンチュやバンチャンのおかわりは自由みたい、空くとすぐ持ってきてくれます。
ここカボジョンカルビでは日本人はほとんどおらず、地元の人で一杯でした。

担当のアジュマは英語も日本語も通じなかったけどほんとに親切な女性で、ジェスチャーでいろいろ世話をしてくれます。
ビールを頼んだ時、アジュマは二男が高校生だと思ったらしく、コップを出してくれませんでした。なんとかジェスチャーと筆談で２２歳とわかり、コップを渡してくれました。お節介だが暖かい応対でした。
このお店ではＪＣＢカードも使えますので、水原に行ったらぜひ行ってみてください、満足できるお店です。

いつもソウルで買い物に行く中部市場です。

前回と同じ、韓国のりの大判を購入、かさ張らずトランクで持って帰り易い一品です。

３日目の朝、地下鉄１号線　新吉駅(Singil)のプラットホーム付近の様子です。

地下鉄５号線から１号線への乗り換え駅で、この後漢江を渡るため地上へ出てきます。

ソウル駅(地下鉄)で荷物をコインロッカーに預けて観光しましたが、黄色いコインロッカーが白に変わって、T-money利用ができ、日本語表示に対応していました。

今日は帰国の日、朝から古宮巡りをします。

朝食を食べに旧ソウル市庁前？　旧市庁(日本総督府)は取り壊されたのではなかったですか？

市庁前にはスケートリンクが設置されていました。

まだ時間が早かったので滑っている人はオプソヨ

新シティホール、ガラス張りの前衛的な建物です。

スクランブル交差点を横切り、次の交差点を北上約５０ｍ先「武橋洞ブゴクッチ」です。

朝から行列のお店です。干しタラのスープ「ブゴク」は僕も時々レシピを見て作りますが、ほんとの味を知らないので旅行記で人気のお店に来てみました。
スープの味は想像してたものに近かったけど、やはりタラの食感が全然違います、これは家では出せません。
お愛想の時、１，０００ウォンほど足らなかったので硬貨で足らずを出していたら、お店の人はとても親切で僕の持っていた硬貨約３,０００ウォンを全部紙幣に変えてくれました。

宗廟です。日本語ツアーは９時からありますが、ちょっと遅れて１０：４０に参加しました。
竹島問題以降、韓国への渡航客は２０%以上減少しているとのことですが、こちらはいつ行っても盛況で大勢の日本人が参加していました。

ガイドさんが「今日は最低気温が−２℃で比較的暖かい日です。」とのことでしたが、雪の積もった宗廟を１時間余り見て回ると、体はシンシンと冷えてきました。

次の訪問先も定番の北村です。
北村韓屋地区は多くの観光客が訪れていましたが、今日は中国の団体客がほとんどいなかったので静かに見て回れました。

高いところから取った北村の風景。
何日か前に降った雪が連日の寒さで溶けておらず、風情ある風景でした。

去年の夏は平日でちょっと入ったら守衛さんに怒られましたが、今日は日曜日なので中央高校の校庭まで入ってみました。

石造りの校舎は歴史の重みを感じさせる重厚な建物でした。

校庭で見つけた面白い石碑です。

六十萬歳と書かれています。どうゆう意味なのでしょう？
知っている方は教えてください。

他にも３．１運動の碑もありました。

鉄板の景福宮です。二男も約１０年前来ていますが小学生だったのでほとんど記憶がないそうです。

雪の慶会楼、池に張った氷の上に雪が積もって、いつもと違く厳粛な雰囲気でした。

遅い昼食を広蔵市場で取りました。

キンパ、トッポギ、おでん・

スンデとチョッパル

素麺、チャプチェなど盛り合わせを頼みました。

寒かったので温かいおでんや素麺はチンチャマシッソヨでした。

時間が余ったので引大付近をぶらぶらと散策しました。

ソウル駅の構造図を見る二男。方向感覚の優れた二男はどの駅に着いてもまず駅の周辺図を確認し、適正な方向へ進んでいきます。初めてでもソウルの地下鉄はほとんど解ったようでした。

帰りは仁川国際空港21：20発関空23：00で帰国しました。
子供といった２泊３日の充実した旅行でした。

この旅行記へのコメント （2）

• masamimさん 2013/04/09 23:07:25

  投票ありがとうございました！

  クマサンさん 、はじめまして！masamimと申します。
  
  実は、先日私のソウルの旅行記に投票いただいてたんですが、
  お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。
  
  息子さんとご一緒の韓国の旅行記を拝見しました！
  
  格安航空を利用して、いろいろ足を延ばしてすごいです！
  
  水原ってソウルから近いんですね。
  美味しそうで格安なカルビ、美味しそうです。
  うらやましいですね・・
  
  私のソウル旅行は、自称韓国通の友人が仕切ってくれてるんです＾＾
  楽しいんですが、パターンが限られてきてるんですよね。
  
  次回は、そろそろソウル以外に足を延ばしてみたいですね。
  

  クマさん からの返信 2013/04/10 23:08:44

  RE: 投票ありがとうございました！

  初めましてクマサンと言います。
  
  さて、私が韓国にのめり込んだ最初の旅行は子供のサッカーの国際交流試合
  
  です。毎年お互いに相手の町へ訪問し、ホームステイして試合をして
  
  いますが、最初に訪れた時の歓迎振り、親切さに感動してほぼ毎年韓国に
  
  行くようになりました。
  
  あと、韓流時代劇にもはまってしまって、特に百済関連は大好きで扶余や
  
  公州にも一人で行ってきました。
  
  水原にはＮＨＫの「イ　サン」が好きで最初は妻と行きました。
  
  今年も妻と行こうと思っていましたが、妻が急に用事ができたため、急遽
  
  卒論作成中の二男と食べ物第一で行ってきました。
  
  韓国にはたくさんのうまいものが地方にもありますので、ぜひmasamimさんも
  
  行ってみてください。また楽しい旅行記をお待ちしております。