2005/09/25 - 2005/10/06
92位(同エリア148件中)
ころたさん
俺には憧れアイドルがいる。彼は現代物理学に革命的な足跡を残し、親しみやすい風貌とキャラクターで人々に愛された一方、自分の創り出した[核]というものの大きさにどこか後悔の念を抱いているという,影の部分を併せ持つ。そう、彼の名はアルベルト・アインシュタイン。
彼に憧れ、彼の後を追うように科学技術の道を選んだのは、実は非常に単純な理由からだった。それは、アメリカの東海岸で彼の死んだその日に、俺が生まれたという事実を知ったから。
単細胞?歳がばれる? そうだよ。何とでも言って。人のモチベーションなんて、そんなもんなんじゃないの?
初めて訪れたドイツの街で、思いがけなくそのアイドルに出会う事ができた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
その街の名はウルム、Ulmと綴る。アインシュタインはここで生を受ける。恥ずかしながらアイドルの没地はプリンストンであることくらいは知っていたが、生誕地は憶えていなかった。ウルムへは、仕事のためシュツットガルトで合流したドイツ人シバー氏と、ミュンヘンに車で移動する途中で立ち寄った。それも「世界一高い教会の尖塔がある」という話に曳かれて行った。
シュツットガルトからミュンヘンに向かうアウトバーンを飛ばす事、1時間。ウルムへちょっとだけ寄り道。 -
それにしてもアウトバーンは快適! 乗っていたのはBMWの3シリーズワゴンで、決して高価な車ではないのだが(少なくともドイツ市場では)、160km/Hrで走っても全く不安感がない。道幅が広いのと、路面がスムーズなためだと思う。
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途中で画ガソリン給油。シェルのスタンドだったが、ガソリンは3通りある。91とか100が昔で言うオクタン価なんだろうね。
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ガソリンの値段はEUR1.36〜1.49。当時は1EUR=\150だったから、204〜224円/L。かなり高い。
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ウルムの街に入ると、どこからでもウルム大聖堂の尖塔が見える。まさに街のランドマークだ。
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こんなありふれた風景の道を大聖堂に向かって歩いて行くと・・・
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何やら街中にアインシュタインにまつわるモニュメントが点在している。
あれっ、ここってひょっとしてアインシュタインの出身地? シバー氏に尋ねると、彼の生誕地だという。いやぁ、知らなかったなぁ。
と言ってもアインシュタインは1879年3月14日にこの地で生まれ、1年後にはミュンヘンに移り住んでいる。いくら天才でも、ウルムの記憶はないだろうね。
どこからどう見てもアインシュタイン。彼の顔はデフォルメしやすいよね。
特に日本のマンガに登場する科学者の多くは、アインシュタインモデルになっている。お茶の水博士(アトムね)、阿笠博士(コナンだよ)、Back to the futureのブラウン博士まで。まごうことなくアインシュタインがモデルでしょ。
そしておなじみの E=MC2
アインシュタインがこの式を発表したのは、彼が28歳の時。その時、彼はまだスイス特許庁の一般職員だったことは有名な話。
俺は20代に、何をなしえたんだろう? -
どこかアンディ・ウォホール風なキャンベルスープの缶も、アインシュタインになっちゃっている。
ちなみに缶に書かれているのは、特殊相対性理論発表100年を示している(らしい)。特殊相対性理論の発表は1905年。この旅は2005年だったから、ドンピシャだね。この論文は当時、あまりの斬新さに受理されなかったという。 -
あっちこっちのアインシュタインに気を取られながらも、大聖堂が近づいててきた。
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間近に来ると、その偉容が感じ取れる。尖塔だけでなく大聖堂全体が堂々たる史跡だ。
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ウルム大聖堂は主にもろい砂岩でできている。このため教会全体が非常に壊れやすく、たえずどこかを改修しているらしい。俺が行った時もご多分に漏れず工事中。大聖堂は14世紀に建造されたが、尖塔が完成したのは1890年とのこと。第二次大戦の戦禍に巻き込まれることなく、それからずっとケアされ続けている。
日本だったら無機質な建物に改造されちゃうんだろうな。歌舞伎座みたいに。と言う以前に、地震で倒れちゃってるか。 -
尖塔の高さは161m。今でも教会としては世界最高の高さを誇る。教会内の階段を登れば、尖塔の頂上までたどり着けるらしいが、30分も登らなくちゃならないと言うので、ヤメ。
ヘタレです、笑ってやって下さい。 -
入場料はEUR4.5だった。
内部も見なきゃ損だよ! -
中もみごとなゴシック建築。高い高い天井が「らしさ」を強調している。
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ステンドグラスは「華やか」と言うより、幾何学的な美しさを感じさせる。やっぱアインシュタインの影響?
(んなはずないだろ!) -
最奥まで行って祭壇を見上げる。最後の晩餐を彷彿とさせる大きな絵画と、それを取り囲む天井まで延びるステンドグラス。
みごとです。 -
パイプオルガンを見上げる。
もちろん現役の教会なので、ミサも催される。パイプオルガンの響きを聞いてみたかったな。 -
さてミュンヘンまで、もう一走り!
たのんだよ、シバーちゃん!
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