絶景を求めてモロッコ周遊　マラケシュ・メルズーガ大砂丘・エッサウィラその01～乗継のアブダビ

2012/12/25 - 2012/12/26

この冬、長らく行きたかったモロッコに満を持して出かけてきました！

と、その前に。
今回初めて利用するエティハド航空。
アブダビでの乗継時間が長いためか、結構お得な料金設定。
検討の結果、その時間を使って、往路はアブダビの市内観光。
復路はアブダビからエティハドの無料バスでドバイまで行って世界一の高層ビル、バージュ・ハリファに上ってみることにしました。

ということで最初はアブダビの街歩きからです。

エリア アブダビ(アラブ首長国連邦)

• 旅行の満足度: 3.5

エティハドに乗ってアブダビに到着。
現地時刻は朝の5時50分です。
写真は到着ゲート近くのエリア。
派手派手〜な亀甲柄。

カサブランカ行きのフライトは13時50分発。
8時間もあるのでゆっくり観光できそう。

6時10分発シティ・エア・ターミナル行きのバスに乗り込みます。4Dh。
真っ暗な中をバスが進む。

いつも地図でどこを走っているかを追うけれど。
目印になる建物もなく。。
途中からどこがどこかわからなくなった。。。

途中乗客が一人減り二人減り、どんどん下りていって残り少なくなってきた。
いくつか目の停留所でふと見ると何と運転手もいなくなっている！
どういうこと？ここどこ？？

しばらくすると紙コップを抱えて運転手が戻ってきた。
ここ終点？と聞いたら「違うよ〜。紅茶買ってきただけ〜。」と笑っていた。
さらに少し走って、やっと終点のシティ・エア・ターミナルに到着。
ここまで来た乗客は自分だけ。

結構遠かった。。。

7時10分ちょうど日の出前の時刻。
東の空がきれいな景色。

さあ街歩きを始めましょう。
これはビーチ・ロタナ・ホテル。
左はアブダビ・モールです。
結構街外れにあるんだー。

北西に向けて歩き始めたところ

SUBWAYのアラビア語の看板。
「SI9」が「WAY」なの？
「SUB」なんて読めたものじゃない。

はたと気づくけどニホンに来てくれたガイジンさんの多くはひらがなや漢字を見て同じように感じるんだろうな。。。
例え発音できなくてもアルファベットで文字を識別できるというのは大きなことなんだー、と今更ながらに実感。

隣の島の近代的なビル。
あちこちにどんどんビルが建っているけど、人口470万人のUAEでそんなにオフィス需要があるとはすごい。

さくら水産みたいな昼ごはんを食べる店は周りにあるのかな？と余計な心配（・∀・）

ル・メリディアンホテルの前で左に曲がりエレクトラ・ストリートに来ました。
通りには番号が振られていてここは7番通り。

右前方にかっこいいビルが見えてきました。
スパッと竹を切ったような形をしている。

あのビルにはねちねちした奴は一人もいないゼ！！（たぶん）

左側にモスクを発見。
これがジェイク・ザイード・セカンド・モスク？と思って写真撮ったけど通り一本違ったようです。

8時15分、7番通りと2番通りの交差点まで歩いて来ました。
お目当てのシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン・モスクは9時オープン。
まだ時間が早いのでビーチまで歩いてみることに。

この立派なビルはマークス＆スペンサー。

海まだ見えないかなー。

高層マンションの谷間にモスクがありました。
メッカの方角に向けて建てられているため、マンションとは向きが違っています。

こんな近くで朝早くから大音量でアザーンを流されたら。。。とちょっと思ってしまう。

さっきの高層ビルを横から。なんだかみなとみらいみたい。

突き当り手前の車道は渡れそうにないのでキョロキョロ探すと地下道発見！

地下道をくぐって先に進むと。。。

そこはビーチ！！

わーっ！
一瞬でプチ・リゾート気分です。

中央の国旗はブレイク・ウォーター・パーク。
その左にエミレーツ・パレス・ホテル。
ちょっと寄りたかったけど遠そうなのでいいや。

左端にヒルトン・アブダビ等。
右寄りの塔はマリーナ・モール。

対岸のルル島。砂丘が見えます。

しばらくここでゆっくり休憩。
周りは地元の方ばかり。

海の水もきれいな色でした。

石のドームのモスク。隣接して黄金のドームのものもあります。

でかい水差し

でかい大砲

そして、でかいゴルフボール！


ではなくあれはおそらくアンテナ。
この建物は電話局です。

再び7番通りと2番通りとの交差点まで戻ってきました。

そしてこれがジェイク・ザイード・セカンド・モスク。
この交差点でタクシーを捕まえてアブダビ観光のハイライト、巨大モスクに向かいます。
通りで流しのタクシーを拾いましたが、早く乗れ乗れとジェスチャーで言われました。
タクシーと言えども停車禁止なの？

アブダビのタクシーはきちんとしたメーター制なので安心です。
パキスタン人のいい運転手さんでした。

10時35分ジェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン・モスクに到着。
名前が長いっ！！
だれか早くイスタンブールの「ブルーモスク」みたいな老若男女が覚えやすい通称を決めてください。。。

タクシー代は30Ｄｈ（約600円）。

はぁ〜こりゃ凄い。。。タクシーを下りた場所からしばらく動けません。

白亜のモスクに目が釘付けになります。

2007年完成の世界で3番目の大きさ。

巨大で参拝者4万人を収容することができ、80個のドーム、約1000本の円柱で構成されているそうだ。

と、ここでそんなに長い尺取る訳にもいかないので。
そろそろ中に入りましょう。

外観を鑑賞しつつ正面に近づきます。

正面にやってきました。
ちょうどこの奥がメッカ（西）の方向。

ということで光線状態は午前がベストとなります。

ドレスコードのイラスト看板がありました。
女性は必ず髪を覆う必要があるようです。

さあいよいよ入場しましょう！

ゲートをくぐると中庭に出ます。
周りぐるりを回廊に囲まれて、きらびやかな宮殿かなにかのよう。

床もピッカピッカ。

奥の建物の手前でくつを脱ぎます。
取られては困るお気に入りのトレッキングシューズなので、できるだけ目立たないところにそっと置きました。
入口手前の両側にある茶色いのがくつ箱。

なかに入ると高ーい天井と綺麗なシャンデリア。
壁のタイルの模様がとても素敵。

そして正面にはミフラーブが見えます。

今年のＧＷにイスタンブールのモスクをいくつか見たけど同じモスクとは思えない斬新なデザイン。
色使いも明るくてなんだか披露宴会場みたい。

柱は足元が４本足になっています。
それも花柄が散りばめられていてとても素敵です。

あとで分かったけどやっぱり世界最大級のシャンデリアなんだって。

足元の絨毯は世界最大と言われる手織りのペルシャ絨毯。
イランの女性1200人以上が2年がかりで織ったものらしい。

くつを脱いでいるしちょっと座り込んでこの空間をじっくり味わいたい。。。と思いましたが、周りを見るとロープを張られた見学コースを皆さん歩いている人ばかり。
座り込んでいる人がいないので、あえなく断念。

ここの草花の模様きれいー。
しばらく眺めていたい。。。

ここは中庭。
尖塔のデザインもイスタンブールのものとはずいぶん違う。

こんなに白一色の建物って他にあったかなー。

プロデューサーズでウーラちゃんが真っ白にペイントした事務所くらいしか思い浮かばない。。。

回廊越しの一枚。

回廊も美しい。

よく見るとこのゲートの草模様も見応えがあります。
むかしむかしこの草模様がシルクロードを通って日本に来て唐草模様になったらしい。

この凄い建物、入場料は無料です。
あー来て良かった。

歩き方には「帰りのタクシーはなかなか捕まえにくいので待機してもらったほうがいい」と書かれていますが、ご覧のとおり数台客待ちのがいました。
反対側の駐車場には更に10台以上います。

空港まで40Dhで到着。
今度は寡黙なシブいドライバーさんでした。

いよいよカサブランカに向けて出発します！