2012/07/24 - 2012/07/25
12位(同エリア31件中)
ローズベリーさん
- ローズベリーさんTOP
- 旅行記115冊
- クチコミ1371件
- Q&A回答0件
- 270,513アクセス
- フォロワー12人
2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.12)です。
7/21に2カ国目ベルギーに入り、7/23ブリュッセルに到着しました。無計画でいつもばたばたしており、失敗と後悔が続く旅ですが、なんとか続けられています。
Vol.12は、世界遺産トゥルネーのノートルダム寺院と、ブリュッセル市内観光の記録です。
ノートルダム寺院は、世界遺産というだけで行くことを決めましたが、行ってみたら修復中でした。こんなことさえ知らずに旅をしている、愚か者の旅の記録です。。
(1ユーロ=100〜104円)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
PR
-
◆7月24日(火)第20日目。
朝食後、1日のスケジュールを確認。
今日は市内観光のつもりで気を抜いていたら、トゥルネーに行く予定になっていました。
ひぇーーっ!!
直前になって気づくなんて、毎日がいっぱいいっぱいなんだと思います(-"-)
とはいえ、トゥルネーの綴りも場所もわからないというありさま。
運悪く、今回の宿は携帯のwifiがつながらず、レセプションのパソコンも混み合っていてネットも使えません。
ブリュッセルから電車で1時間という情報しかなく、唯一残された手段は分厚いトーマスクックのみ。 -
でもなんとか、トゥルネーまでの行き方がわかったところで、10:35宿を出発。
予定では11:12北駅出発ですが、どこでどう勘違いしたのか中央駅に来てしまいました!
この電車、中央駅の発車は11:02。
きゃーーっ!
・・・またやりました(-_-)
切符を買っていたらぎりぎりで電車が行ってしまったので、1時間後の電車に乗ります。 -
11:02ブリュッセル中央駅→13:04トゥルネー
あぁ、とても暑かった・・・
ヨーロッパの電車は冷房が入っているのがわからないくらいの極微弱ですが、今日の電車は蒸し風呂のような暑さでした(=_=) -
勇気を出して、灼熱の外へ。
ここではノートルダム寺院に行ければいいと思っていましたが、地図がないので、どう行ったらいいのかわかりません。 -
と、いいところに地図が♪
方向はわかりましたが、おおまかすぎていまいち。 -
通りすがりの女性2人に尋ねると、
“道をまっすぐよ!ほら!”
指さす方向に、寺院の立派な塔がありました。 -
塔の見える方へしばらく歩き、ノートルダム寺院に到着しました。 -
入口は、ぐるりとまわった反対側です。 -
彫刻が施された正面の入口。 -
・・・あれっ??
よく見ると中央祭壇はじめ後陣のあたりが修復中でした。
観光客も、立派なカメラを持った男の人が一人だけ。 -
翼廊部分の祭壇が、代わりに使われているようでした。
ノートルダム寺院は、12〜13世紀に建てられた教会です。
中にはルーベンスの傑作や12世紀のフレスコ画など、貴重なものが数多く納められています。 -
きれいなバラ窓のステンドグラス。
宝物殿にはベルギー7秘宝といわれる聖母マリアの聖遺物箱もあるそうですが、その宝物館もやっているのかいないのか、存在に気がつきませんでした。 -
グラン・プラスにやってきました。
遠くにそびえているのは、ベルギー最古の鐘楼です。 -
先ほど訪れた、ノートルダム寺院の5つの塔も見えます。 -
世界遺産のある街なのに、こんなに閑散としているのは違和感さえあります。
中央にあった像の階段にちょっと腰掛けて、ここでのんびりとお昼を取りました。 -
食べながらふと目についた、お城のような形の教会。
中はふつうの教会でした。 -
古い建物が立ち並ぶグランプラス。
このあたりでトゥルネーを後にし、ブリュッセルへ戻ります。
ブリュッセルに着いたらすぐ、オルタ美術館に行く予定です。
閉館時間は17:15なので、ぎりぎりかもしれません。急げー!
電車を待っていると、フランス語のアナウンスが流れた後、同じホームの人がぞろぞろと移動しています。
ホームが変わったのだろうと勝手に予想し、みんなについていきました。
15:23トゥルネー→16:25ブリュッセル中央駅
無事にブリュッセル到着。 -
このあとは歩き方のガイド通りに。
メトロでLouise駅まで行き、ルイーズ広場からトラムに乗ります。
始発駅ではないので、進行方向にご注意。
こちらがトラム乗り場です。 -
トラム91番か92番に乗って、3つ目の停留所“Janson”で下車。
チケットはトラムの中で運転手から買いました。 -
進行方向にさらに100mほど歩くと、右手に日曜大工のスーパーBRICOがあります。
そこを左折して100mほど。(Rue Americaineという通りです) -
一見、美術館とはわかりませんが25番地はこちらです。 -
近づいてみると、看板が出ていました♪ -
すでに17:00をすぎていましたが、あきらめずドアを開けます。
入口で荷物を預けて、部屋を見学。
“あと10分くらいですよ”とは言われましたが、係の人は快く入れてくれました。 -
中は写真撮影できなかったので、ポストカードを1枚買いました。
こちらはこの家の最上部です。
天窓から日光がふんだんに入るようになっていて、家の中に明るい日差しが差し込みます。
あちこちにアールヌーヴォーの美しい装飾が施され、おしゃれな家でした。 -
この後、迷いながらもグラン・サブロン広場まで行ったのですが、時間が遅くどこも閉まってしまいました。ベルギーに入ってもう4日目なのに、まだチョコレートらしいチョコレートを食べられていません(-_-)
今晩はPAULのほうれん草のキッシュ。チョコレートは明日に持ち越しです。
≪出費≫
・切符 15ユーロ;ブリュッセル⇔トゥルネー往復
・昼食 4.02ユーロ;サンドイッチ、飲料
・オルタ美術館 7ユーロ
・ポストカード 1ユーロ
・メトロ 計4ユーロ
・トラム 2ユーロ
・インターネット 3.5ユーロ
・その他食費 10.35ユーロ
・シャンプー 4.99ユーロ
・宿代 21.5ユーロ -
◆7月25日(水)第21日目。
朝から、宿探しに没頭。
旅行中、ずっとこんなふうに時間を取られています。
10:30すぎ、宿を出発してグラン・プラスに向かいました。
宿から歩いて30分ほどで到着。
市庁舎と王の家、ブラバン侯爵の館に囲まれ、にぎやかな広場です。
写真は市庁舎で、ツーリストインフォメーションも入っています。 -
グラン・プラスの東側にあるのは、ブラバン公の館。
正面には、歴代のブラバン公の胸像が飾られています。
上はホテル、下はレストランとして使われています。 -
グラン・プラスの“星の家”の壁にあるセルクラースの像。
みんながやたら触っているので、何かは知りませんでしたが私も触ってきました。
昔から、この像に触れると幸せになれるといわれているそうです。 -
ここから少し歩いたところに、有名な小便小僧がいます。
想像していたよりも、ずいぶん小さい!!
今は裸ん坊ですが、そのときによって衣装を着ることもあるそうです。
衣装コレクションは、グラン・プラスの王の家にあります。 -
そばのレオニダスのショーウィンドーには、チョコレートの小便小僧がいました。 -
お待ちかね♪
ここで本場のベルギーワッフルを食べます!!
ガイドブックにも載っている“DANDOY(ダンドワ)”
1階がショップで、2階がカフェです。
スペキュロスで有名だそうで、試食させてもらいましたがこれもおいしかったです。 -
2階へ行くと、半分くらいが日本人でした。
店員さんは、英語とフランス語、日本語で書いたメニューを持ってきてくれます。
そこで、アイスクリームとチョコレートソースがトッピングされたリエージュ風ワッフル(5.6ユーロ)を注文しました。
リエージュ風はブリュッセルワッフルに比べて固めの歯ごたえで、ざらめのような砂糖が入っています。
初めて食べましたが、おいしかったです。 -
あたりには、チョコレートのお店がたくさん。
Gallerに・・・ -
JEAN-PHILLIPE DARCIS。
ノイハウスやゴディヴァはあちこちにあります。
あとでどこに入ろうかなー・・・と物色しつつ、まずは観光にいそしみます。 -
Galerie St. Hubert(ギャルリー・サン・チュベール)にやってきました。
アールヌーヴォー様式の美しいアーケードは、1847年に完成したヨーロッパ最古のアーケードといわれています。
中にはブティックやカフェなどが並んでいます。 -
こちらのパティスリーは、お店の中までアールヌーヴォー調!
お菓子もいっそう、おしゃれに見えます。 -
サン・ミッシェル大聖堂が見えてきました。 -
明るい内部。
13〜15世紀の建築で、1516年にはカール5世の戴冠式が、また前国王が結婚式を挙げたことなどでも有名です。 -
中央祭壇。
伝説によると、7世紀ごろこの場所には小さな礼拝堂があり、少女ギュデュルはろうそくの火を吹き消す悪魔の意地悪にもめげず、毎晩祈り続けました。
その伝説から、聖ミッシェル・エ・ギュデュル大聖堂ともよばれているようです。 -
“聖ミカエル(ミッシェル)像”
側廊には聖ギュデュル像も置かれているそうですが、気がつきませんでした。 -
ステンドグラスもきれいです。 -
ここで市庁舎の英語ツアーに参加するため、グラン・プラスに戻ります。
途中で見つけた日本語。
“極度乾燥(しなさい)”
・・・??
洋服屋さんの看板ですが、日本人目当てでしょうか? -
市庁舎の英語ツアーは15:15〜のみ。
14:30になるのを待って、ガイドツアーのチケットを買いに行きました。
チケット売場は、市庁舎の建物の中にあります。(写真右手)
場所がわかりづらかったので、市庁舎のツーリストインフォメーションで教えてもらいました。 -
無事にチケット(5ユーロ)が買えました(^^)
15:00〜ツアー開始。
20人くらいのツアーでした。
建物内の部屋の説明、壁にかけられた肖像画の説明・・・英語が難しいのと、歴史の知識がないのとでさっぱりついていけません。
ですが会議場と思われる部屋は、金箔の装飾がすばらしかったです。
1時間ほどで、ガイドツアーは終了。 -
せっかくなので、向かいにある王の家(市立博物館;4ユーロ)にも入ってみました。
実際にこの建物に王が住んだことはなく、かつては侯爵家の館だったようです。
中には陶器、彫刻などのほか、小便小僧の衣装コレクションも多数展示されています。 -
ここからは、ショコラ・タイム♪♪
チョコレートを食べつくしてやろうと、昨日も訪れたサブロン広場にやってきました。
いくつものチョコレートの店が、軒を連ねています。
あぁ、夢のような世界・・・
まず訪れたのは、ピエール・マルコリーニ。
東京ではチョコレートパフェが人気なので、本場でも食べてみたいなぁ。。なんて考えながら店内に入ると、
“ここにはないよ。”との答え。
残念でした・・・。どうも、日本のオリジナルらしいです。 -
そして次にやってきたのはヴィタメール。
ショーケースを物色すると、すごくおいしそう♪
決めました。
ここでケーキ食べます。 -
いろんなケーキがありましたが、やっぱりチョコのお店なのでチョコレートのケーキにしました。
写真はラズベリーみたいな色してますが、チョコです(^o^)
いただきます!
店内で食べると、お持ち帰りより少しお値段が高くなります。 -
あっ、ゴディヴァも寄っていかなくちゃ。 -
でもケーキを食べた直後なので、チョコレートドリンクにしました。
チョコが濃厚!
満足したので、このあたりで宿へ戻ります。 -
帰り道のロワイヤル広場。
中央には、第1次十字軍の指導者、ゴドフロワ・ド・ブイヨンの騎馬像が建っています。
ミュージアムのように見える後ろの建物は、聖ヤコブ教会。 -
王宮です。 -
ブリュッセルにはあと2晩泊まる予定なのですが、安宿が連泊で確保できなかったので、これから市内のホテルに移動しました。
“SUN HOTEL”
Rue du Berger38 -
狭い路地の奥にある小さなホテルで、どうかなと思いましたが、ホテルなのでやはり対応はきちんとしています。
wifiは、部屋でも強力!
というわけでまた、宿さがしにいそしむ長い夜の始まりです・・・。
≪出費≫
・インターネット 3ユーロ
・市庁舎のチケット 5ユーロ
・ダンドワの飲食代 8.4ユーロ
・王の家のチケット 4ユーロ
・ヴィタメール飲食代 11ユーロ
・ゴディヴァのチョコレートドリンク 4.5ユーロ
・メトロ 2ユーロ
・野菜ジュース 2.4ユーロ
・ホテル代 40ユーロ
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
54