鉄道で行く中国周遊の旅②桂林

2012/08/02 - 2012/08/04

前回の旅の続きで、香港から陸路で深センに移動する。
深センから鉄道で桂林に行く予定が、切符が変えず急遽バスでの移動に。
初の中国一人旅という不安の中、無事にたどり着けるのか。
１元＝約１３円

エリア 桂林(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

国境を抜けるとそこは中国の深セン。香港と違っていかにも大陸の感じがする。

国境から１０分ほど歩くと大きな深セン駅と近郊バスターミナルがあって、移動する人民で溢れかえっていた。

深セン駅の２階の切符売り場の列に並んで、今夜の桂林行きの寝台列車を買おうとしたが満席で買えず。深センの駅ではまだ英語が使え、欧米人旅行者も結構並んでいた。

仕方なく向かいのショッピングモール羅湖商業城の２階バス乗り場のチケットカウンターで桂林行きの切符を買おうとしたが、ここでは遠距離バスの切符は扱っておらず向かいの１階にある怪しげなバス会社を紹介される。ここは日本人とわかると運賃をぼったくるので注意。面倒くさいが粘って２５０元で今夜のバスチケットを購入。

時間があったので周辺をぶらぶら歩く。深センは経済特区だけあって高層ビルだらけ。写真は市内で一番高いビル地王大厦384m。

約束の集合時間に行っても、待つように言われて1時間。というかバスさえ来ない。結局１０人ぐらい固まってワゴンに詰め込まれて２０分ほどの郊外の銀湖バスターミナルへ。深センから遠距離バスに乗るときは直接ここに行って乗ったほうが確実かも。

バスの車内は、日本にはない２段ベッド方式でトイレは車内に付いていない。車掌は英語が話せないためか外国人旅行者は後部に移動させられる。バスは広州を経由して夜が明ける頃に陽朔に到着して、大半の旅行者はそこで降りていき、７時頃に桂林のバスターミナルに到着。

今夜の宿は桂林駅の近くのYHAに泊まることに。多少古いが英語が通じるし、ツアーの予約をしてもらえるので便利だった。

近くの屋台で牛肉麺を８元で食べる。結構美味かった。

さっそくローカルバス（２元）に乗って芦笛岩に４０分かけて行く。ここは郊外の外れにあったが観光地化されていた。

90元払って鍾乳洞の中へ

ライトアップされていてなかなか幻想的だった。

中は涼しくて、こんな地下に巨大な自然の空間があるとは

カルスト地形の地下水が長年の歳月を経て、つららのような岩を作り出したらしい。

続いては市内の離江沿いにある象山公園へ。入場料40元

その名の通り、象の形をした象花山。

続いては歩いて、両江四湖にある日月塔へ。こちらは無料。

桂林の中心部はショッピングモールが多く、夕方の通りは電動スクーターで渋滞していた。

翌日バスで離江下りのツアーに参加する。

桂林から１時間半ほどで揚堤船乗り場に到着。

４，５人ずつのグループに別れてパイプでできた筏に乗船。

船外機付きの船を船頭さんが操って名所を説明してくれる。もちろん中国語で。

水墨画のような風景が広がる。

名所の一つ九馬画山で船は引き返す。

流れる水は濁っていて綺麗ではなかったし、所々で流れが急になっていた。

船は1時間あまりで最初の船着場に到着。

バスは離江の下流にある陽朔という街に到着してツアーは解散。

宿で自転車を10元で借りて観光地を一人で巡ることに。

遇龍河遊覧船の船着場。こちらは川の流れが穏やかなので本物の竹製筏と櫂でゆっくり。

このあたりもカルスト地形だらけで田園地帯が続く。

観光名所、月亮山に30分かけて登る。

月亮山の頂上からの眺望。

夜の陽朔の市街地は観光客でいっぱいだった。

辺りの山もライトアップされていて、かなり観光地化されていた。

今夜は陽朔に泊まらずに、チケットが買えたので夜行バスで広州に行くことに。待っている間、中華風ファーストフードレストランで夜飯を食べる。