2012/11/25 - 2012/11/25
414位(同エリア982件中)
かずおさん
今年の紅葉もいよいよ終盤。金土と人で溢れかえる京都を訪れていたので連休最終日は自然の中に飛び込もう、ということで瀬戸内海にぽつんと浮かぶ小豆島行きのフェリーに乗り込んだのでした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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神戸港から乗り込んだのは高松に向かうジャンボフェリーの深夜便、この便が高松到着後そのまま小豆島経由の神戸行きになるので小豆島に行く人はそのまま乗っていられるという方法をとっています。出発は深夜1時で小豆島到着が翌朝7時10分なので2等の雑魚寝ですぐ横になればそれなりに睡眠時間も取れそうです。というわけで、それではおやすみなさい・・・
小豆島ジャンボフェリー 乗り物
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「♪風が恋をはこぶ 海を遠く渡り〜 二人を結ぶ ジャンボフェリー・・・」
小豆島に着くギリギリまで寝ていようと思っていたのに、結局高松到着前の例の洗脳ソングで起こされてしまいました(笑)相変わらずの大音量っぷりです。時刻はまだ4時30分過ぎ、もちろん外は真っ暗・・・まだ寝足りないような気もしますが周りも騒々しいのでとりあえず起きることにします。そうこうしているうちに程なくして高松港に入港。「阪神ゆき」の看板の文字が高松にいることを教えてくれます。高松港 乗り物
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一度起きてしまうとなかなか二度寝したくても目が冴えてしまい眠れないもの。それでもとりあえず横になってボーっとしていて、ふと外を見ると少しずつ明るくなっているのに気づきました。
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夜明けが近そうです。
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だんだんと明るさを増してきて。。。
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ついに太陽が顔を出しました。今日一日いい写真が撮れるよう照らし続けてくださいな。
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実はこの日の出の写真はこんな場所で撮っていました。ジャンボフェリー名物(?)うどんコーナーで朝食のうどんをすすりながら見ていたのでした・・・
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日の出を見るのなんていつ以来だろうか・・・
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右の方には大鳴門橋が見えています。
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7時前頃から小豆島到着のアナウンスが流れ始め(初めて知ったけど、例の歌じゃない!)そろそろ降りる準備を始めます。
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今まで徒歩でしか乗ったことのなかったジャンボフェリーですが、今回は原付を積み込んでいます。今日はこれで小豆島のあちこちを駆け巡りたいと思います。
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ということで車両甲板に下りてビックリ!神戸から乗ったときは乗用車やトラックがほとんどだったところ、積荷が見渡す限りタダノのクレーン車が・・・そういえば四国の会社でしたからね、新車の輸送にフェリーを使っているのかな。
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朝の日差しを浴びる小豆島坂手港に降り立ちました。停泊時間はわずかに10分なのでせっかくだからと出港を見送ることにします。巨大な船が行き交う神戸港の中ではそれほど大きく見えないジャンボフェリーもここで見ると名前の通りジャンボです。
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まるで羽田から1日1本しかないような田舎の地方空港に降り立った時のような感覚だなと思いながらシャッターを切っていたらすぐに出港していきました。
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朝日を浴びて神戸に向かっていきます・・・
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まず向かう先は、情報によると紅葉が見頃を迎えているらしい寒霞渓。小さな離島にある渓谷なんて・・・と思うなかれ、「日本三大渓谷美」とのことなので期待も高まります。
それにしても寒い・・・ -
まだ寒霞渓までの距離はあるものの山の紅葉はちょうど見頃であることがわかります。
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海沿いの道から寒霞渓への山道に入って・・・
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だんだん「それっぽい」景色になってきます。
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風もほとんどなく一日穏やかな天気になりそうです。
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ロープウェイ乗り場のある紅雲亭に向かって高度を上げていきます。
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坂手港から寄り道をしつつ40分で紅雲亭に到着。ちょうど8時のロープウェイ営業開始時間に着きましたがまだ混雑は大したことなさそう。11月連休中の昼間になるとここに長蛇の列が出来るとのことですが・・・
寒霞渓ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイのチケットを手に乗り場に向かいます。ちょうど下りてきたこのロープウェイに乗ることになりそうです。それにしてもレトロな外観です。
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窓側の景色が見えるポジションをゲット、窓も開いているので撮影にはもってこいです。
今日は時刻表通りではなく乗車完了次第出発するようで、乗り込んだらすぐ出発となります。 -
巨大な岩が独特の景観を創り出しています。
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あっという間に高度を上げて・・・
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中腹に差し掛かると葉っぱが落ちている木もあったり・・・こればかりは仕方ないですね。
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山頂が近づいて来ました。
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ロープウェイの影が・・・
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山頂につきました。5分間というあっという間の乗車時間でしたが見える景色は一気に変わります。ただここから見るとほぼ終日逆光というのが残念・・・まして紅葉の時期ともなればかなり条件は厳しいです。
寒霞渓 自然・景勝地
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寒霞渓の石碑。
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山全体が紅葉しています。
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下を見下ろせばゴツゴツとした岩が
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険しい山と瀬戸内海の海が楽しめるなかなかいい場所です。逆光というのが本当に惜しまれますが・・・
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ロープウェイがひっきりなしにやってきては次々に山頂へと人を送り込んできます。
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ロープウェイの中間地点。
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帰りはロープウェイに乗った紅雲亭まで歩いて下山します。山頂付近でもまだまだ紅葉している木もあります。下りが約50分、登りでも1時間程度あれば行ける距離なので結構歩いている人も多いです。
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このあたりは飛行機の通り道なのか、次々と飛行機が頭上を通り過ぎていきます。
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木漏れ日
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どのロープウェイもぎっしり人が乗っているのがわかります。
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なんか動物の鳴き声がするな〜と思っていたらすぐに正体を現しました。
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一時は10匹以上視界にいたもののなかなかすばしっこくあっというまにどこかへと散ってしまいました・・・
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ロープウェイから見えていた巨岩の数々を下から見上げることもできますが、木々が多くすっきりと見ることはなかなか難しいです。
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こちらは一心不乱に何かを食べています。近くにいたガイドさんの話によると、このあたりに毎日餌となる小麦を撒いていてそれを食べているとのこと。
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紅雲亭駅の出発放送が聞こえてくるほどに下りてきました。さて今は何分待ちになってるのかな・・・?
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紅雲亭付近にて
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木によって黄色かったり燃えるような真っ赤だったり
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ロープウェイ乗り場にも近いので多くの人が紅葉と岩が創りだす独特な景色をカメラに収めています。
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写真を撮りながら山上から歩くこと約1時間、原付を止めてあるロープウェイの駅まで戻ってきました。この時点でロープウェイ待ちの行列は駅の外まで伸びており近くで警備員に尋ねていた人から聞こえてきたのによると今から並べば約1時間待ちとのこと。その間歩けば山上まで行けてしまいますね・・・もっとも、ロープウェイからしか見られない景色もあるので少なくとも片道は乗りたいものですが。
寒霞渓ロープウェイ 乗り物
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名残惜しいですが紅雲亭を後にします。ロープウェイ乗り場が終点の一本道で通過する車もないので、このあたりは車が止め放題のようです。
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寒霞渓を離れても見事に紅葉した山々が続きます。
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山の中腹にある峰俐富(オリーブ)神社、ここも紅葉がちょうど見頃。
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それにしても今日は天気がいいです。
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東の方向を見ると淡路島が見えるかな・・・と思ったものの今日の霞み具合では無理そうです。
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さっきロープウェイで上ってきた寒霞渓の山上の近くをかすめる小豆島スカイラインを走りやってきたのは四方指展望台。時間が進むにつれだんだん視界が悪くなってきます。。。
美しの原四方指展望台 名所・史跡
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家島諸島とその奥に見える姫路の市街地。
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朝小豆島に降り立った坂手港の方向も見えています。
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そのままスカイラインを西へと走り、お猿の国のある銚子渓へ。とは言ってもおサルさんはさっき寒霞渓で十分見たのでここは昼食だけさっと食べてすぐ出発することにします。
銚子茶屋 グルメ・レストラン
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山の上に展望台があって、ぜひ行ってみたいものですが地図を見ても行き方がわからないので断念・・・(後で調べたら「お猿の国」に入らないと行けないそうで)
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みかん畑があったり
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海が近づいて来ました
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穏やかな瀬戸内の海、いつ見ても落ち着きます。
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小豆島の北側を通る道を走っていたら事前に何も知らなかったのですが、道路端にコスモス畑が。
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海とコスモスってなかなか見ない組み合わせかも。
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11月も後半になると昼間でも正直寒いですがそれでもがんばって咲いています。
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先ほど通り過ぎた漁港のあたりを絡めて。
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少し引いた場所から。少々影が入ってしまったのが残念。。。
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さらに西へと原付を進めていくとちょうど行き交うフェリーが。ここまで来ると土庄港も近そう。
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フェリーがちょうど逆光になったところで一枚。
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ここから出ていく船は岡山行きだったかな?
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土庄に着きました。この島に着いてから初めて町らしい町です。それにしても本当に平地の少ない島ですね・・・最初レンタサイクルでの移動も考えていたものの自転車はきつそうだな・・・
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潮が引いている時だけ現れるというエンジェルロード。ちょうどその引いている時間のようで島へと続く道が。これは近くの展望台からの景色。
エンジェルロード 自然・景勝地
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展望台から別の方向を見るとこんな感じ。
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展望台から下りました。今しか渡れない道を渡ってみます。
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海が綺麗
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この先もずっと続いていて先端にはキャンプ場があるようです。
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ここらで折り返しましょう。
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このあたりも満潮になると沈んでしまうのかな。
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すぐ近くにはリゾートホテルがあります。上の方の階から見るのもまた良い感じかも。
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次にやってきたのは高見山展望台。前の写真のリゾートホテルの後ろに見えている山にあり、エンジェルロードを見下ろす・・・はずが展望台らしき場所に着いたものの木が繁っていて見える部分はわずか・・・
高見山公園 公園・植物園
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少し下りたところから見える土庄港。
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それでもエンジェルロード全体が見えている写真が最近撮られていることから、どこかなと探してみたらありました。麓からも見えますが携帯の基地局があるあたりです。行ってみたい人がいれば参考までに。
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先ほど見えた土庄港の方に下りて次に向かったのはこちら。一見町中を流れる川のように見えますがこれでも立派な「海峡」です。土渕海峡という名前がついており幅は9.93mとギネスブックに載っているそうです。
土渕海峡 自然・景勝地
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まもなく迎える日の入を見るためにエンジェルロードに戻ってきました。
エンジェルロード 自然・景勝地
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展望台から。もう少し左の方に沈んでくれれば・・・と言う前に広角レンズを用意すればいいだけの話ですね。
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少し肌寒いもののじっとしていても問題ない程度の気温。風がなく穏やかなのが過ごしやすいですね。
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船の中で見た日の出から10時間弱、今日一日照らし続けてくれた太陽が沈んでいきます・・・
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エンジェルロードの人気者も夕日に見入っている様子。
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いよいよです。
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最後は雲の中に消えて行きました。
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もう一度展望台に登ります。
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遠くに見える台形の山は屋島ですね。こうして見ると高松からそれほど遠くなさそうに見えてきます。
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日が沈んでからしばらくの空が赤く染まっている景色が好きです。
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体も冷えてきたのでそろそろこの場所を後にします。
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再び土渕海峡に来ました。単に夜の風景を見ようと来たのですが、ちょうどライトアップをしているようです。
土渕海峡 自然・景勝地
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シンプルでなかなか良い感じ。
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ここからまた神戸へと帰るべく坂手港まで戻らなければなりません。その距離約17km。。。ということで三度エンジェルロードまで戻りリゾートホテルの小豆島国際ホテルで日帰り入浴することにします。温泉で温まっている状態で走れば頑張れそうな気がするので・・・?
小豆島国際ホテル <小豆島> 宿・ホテル
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結局行程の半分くらいまでは寒さも気にせず走れましたが、残りはガタガタ震えながら走りました・・・暗くなってからの冷え込みが厳しいです・・・坂手港に着いたのはフェリー出港時刻の30分前。待合室でお土産を購入したりして時間を過ごします。
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朝も見たジャンボフェリーの巨体が坂手港に到着しました。
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まだ夕食も食べていないので船内でなにか食べよう・・・と思っていたものの和室でごろっと横になった次の瞬間に寝てしまいました。次に気がついたのはまた「例のテーマソング」(笑)ということで帰りはあっという間の航海になってしまいました。
小豆島ジャンボフェリー 乗り物
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この旅行記へのコメント (1)
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- かずちゃんママさん 2012/12/02 11:33:11
- ようこそでした,紅葉の讃岐へ・・
- かずおさん こんにちは〜
初めまして,高松在住かずちゃんママ(かずママと・・)です。
ジャンボフェリーで,神戸から来られいたのですね。
坂手に高松を経由してから,行くなんて知らなかったです。
タダノの製品?も輸送していたなんて・・
(タダノは,わが家の近所・・)
1日を有効に使われて,たっぷり小豆島を楽しまれて,見ている私もうれしかったです。
地元でありながら,紅葉の時期には,まだ寒霞渓に行ったことがありません。すごく混むという噂?を聞くと,まあいつでも行けるか,なんて感じでつい行きそびれています。
ずいぶん昔,行きはロープウエー,帰りに歩いて下山した記憶があるのですが・・
夏でしたが,まあ涼しくていい感じだったように思います。
いつか行ったら,やっぱり帰りは歩きにしようと思います。いや,最近,トレッキングにも目覚めてきた?ので,行きも歩きがいいかも・・(^_-)
この日,昼前に,私も用事で高松港に行ったのですが,小豆島行きのフェリーが混んでて,紅葉を見に行くのかなぁ・・なんて思っていました。
その前が,天気が悪かったので,晴れてよかったですね。
あ,確かマラソンがあったとかって聞きましたが,走っているのを見ましたか?
土庄からの夕陽は,あんなふうに見えるのですね。
屋島が,長ーく見えて,大好きな風景です。
晩秋の小豆島を堪能させていただいて,ありがとうございました。(*^_^*)
では,また〜
もう冬のよそおい〜さぬきのかずママより
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