2012/07/23 - 2012/07/24
39位(同エリア82件中)
アリヤンさん
B&Bジベック・ジョリではワイファイが飛んでいる。
でも、持参のパソコンは壊れているしスマホもないワタクシには関係ない。
宿のパソコンを借りて、ヌクス⇒アクタウ路線の研究に余念が無い。
そして、ついに発見。
ヌクス⇒ベイナウ⇒マンギシュラック(アクタウ)の路線。
見るべきものが無いヌクスに長居は無用です。
7月25日に出発することに決めました。
宿の人に「25日、ヌクス⇒マンギシュラック2等寝台チケット2枚、購入したい」旨の現地語を紙に書いてもらった。
それを持って、私たちはヌクス駅に行った。
ネット上の情報はあくまでも仮想空間の出来事で、「事実はネットより奇なり」であった、、、
*なお満足度5.0はワクワク・ドキドキ感一杯という意味で満点としています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
カラカルパクスタン地方色一杯でシックなB&Bジベック・ジョリの朝食は格別です。
カラりとした太陽の下、涼しげなアシの屋根の下、熱いコーヒー・紅茶で始まります。 -
手作りのジャム。
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ロシア圏で普通に食べられる黒パンも出ます。
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手作りっぽいチーズ。
-
ゆっくりグリーンティーを飲んでくつろいでいると、近くから日本語が漏れ聞こえてきました。
女の子2人が(一人は日本人、もう一人は現地人)時々日本語、時々訳の分からない言葉でしゃべっています。
聞いてみると、日本人はカラカルパクスタン共和国に派遣された海外青年協力隊員で看護士さん。
もう一人はカラカルパクスタン人のOLさん。
つまり、言葉の交換学習をしている、とのこと。
看護士さんは「共通語のロシア語を学習した方が後日役に立つよ」、と人には言われていたが、ここの現地語を学んでいるのです。
つまり「看護士として接するのは現地の貧しい人々ですのでロシア語なんか役に立たない。カラカルパクスタン語でないと人々の生の話が聞けない」からです。
見上げた精神です。
地元民のOLさんは柔道も学んでいて、日本文化にイタク興味があるので日本語を学んでいる、らしい。
こうした日本人の若者に会うたびに「日本の将来は明るい!」と安堵するワタクシたちです。 -
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宿のパソコンを借りてヌクス⇒アクタウへのルートを研究します。
シベリア鉄道はタシケント⇒ヌクス⇒クングラッド⇒ベイニャウ(ここでモスクワ行きとアクタウ行きの線路は別れる)⇒アクタウと続いています。
今まで少数の若者BPがクングラッド⇒ベイニャウ⇒アクタウ・ルートを進んだケースがネット上で散見された。
みんな訳が分からずクングラッドやベイニャウで宿が無く苦労したり、ベイニャウ⇒アクタウの地獄列車に乗ったりして、かなり苦労していました。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9907/AroundKaspianSea.jpg -
そんな苦労をなんとか避けられないか?
と研究しているのです。
ついにD Bahn.comで見つけました。
ヌクス⇒ベイニャウ経由⇒アクタウの寝台列車です。
ロンプラのソーン・ツリーにも「ヌクスからアクタウまで乗り換えなしの寝台列車があるらしい」という情報は読んだことがある。
そう、それです!
ワタクシたち合計140才近いシニアは若者と同じルートは行けません。
「知恵を絞れば、有るんです!楽なルートが!」
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9907/Nukus-MangishlakTT.jpg -
早速、ヌクス⇒アクタウの寝台列車チケットを買いに、ヌクス駅に行きました。
もう街のマルシュルートカ(ここのは軽四)を乗りこなせるようになっていますので、マルシュに乗って駅まで行きました。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9907/NukusMap23-24-1.jpg -
こうした駅です。
チケット売り場に行ってみると、ナント、長蛇の列!デハナク、満杯の人ごみです。
人ごみの中にアノ勇敢なスェーデン娘が居ました。
汗だくでもみくちゃにされながらサマルカンドまでのチケットをゲットしたと言う。
ワタクシ、こんな混乱している窓口は得意です。
人ごみの中をパスポートをかざしてグイグイと前に進みます。
イヤ~ッ!
暑い、熱い、汗だくになります。
人間の体温と気温の暑さが相乗効果で非常に蒸し暑くなるのです。
それでも、宿の人に書いてもらった現地語の紙を窓口にねじ込んで、パスポートも放り込んで、チケット要求をしました。
窓口のニイチャン、紙とパスポートを見て、パソコンの画面を見始めた。
ヤッターッ!チケットが買えるぞ!と内心喜んだ。
言われた金額117,000ソム(2人分・約3、627円)を支払って、チケットをついにゲット!!!! -
どんなモンダイ!!
ヌクス⇒アクタウの寝台チケットがとれたゾー!
と叫ぶ前に、冷静にロシア語一杯のチケットをジーッとながめた。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9907/KongradBeinauTicket.jpg
ナニナニ、???
出発駅がクングラッドになっている!?
行き先は?
エーッ? ベイニャウになってるう~~ウーウー。
紙にはヌクスからアクタウまで、と書いてあったのに、なんでクングラッドからベイニャウなの???
振り返ると、相も変わらず窓口には人だかり。
もう一度、汗だくになって、あの人ごみを蹴散らして窓口まで行って、言葉も通じないのに、「なんでヌクス⇒アクタウのチケットを呉れんのジャー!」と掛け合いに行く気力はもう残っていません。
インフォメーションの窓口があったので、そこで英語で「ナデジャー!」と叫んでいたら、係員がどこかに電話をして電話に出ろと仰る。
???と思いながら出てみると、英語をしゃべる人が電話の向こうに居た。
事情を説明すると、分かってくれて、こう仰った。
「ここではカザフスタン行きチケットは購入できません。まずクングラッドに行ってください。そしてタシケント⇒モスクワ行きorサラトフ行きはフル・ブッキングで席がありません。ですからベイニャウまで行って、そこからアクタウ行きチケットを買ってください」とのことだった。
な~んだ、これじゃあ、若いバックパッカーの皆さんが苦しんだコース、そのものにハマッテシマッタではナイカ!
でも、今更逆戻りはできません。
ウズベキスタンビザはあと14日しかない。
それにカザフ・ビザの指定再入国日がもう始まってて、すでに10日くらい経ってる。
「引くも地獄、進むも地獄」状態にハマッタ。
ワレワレ、窮地に落ちたら、強いのデス。
もう前に進むしかアリマセン! -
こうなったらヤケクソです。
帰りに市場に行って、イラン式ハラボゼ(メロン)を買ってきて二つに割ってスプーンで腹一杯食べました。
モチロン、これから地獄の寝台列車のための食料も調達してきました。
まだ救いはあります。
ベイニャウ⇒アクタウの寝台が地獄列車ですから、それさえ避ければ言いのです。
去年、フィリピン・ルソン島の世界遺産棚田があるバナウエで出会った青年が昨年にこのルートを通って地獄列車の報告をしてくれた。
そのとき彼はこう言ってくれた。
「アリヤンさん年配ご夫婦は、ベイニャウ駅に居てるミニ・バスがアクタウに行くそうだから、それに乗っていかれたほうが、絶対に良い」との助言をしてくれていた。
それで、「ワタクシたちはそのミニ・バスに乗れば、地獄は避けられるのだ」と信じて楽天的になっているのでした。 -
そうした根拠の無い、実体験のない話をたよりに、ワレワレは前に進むことになったのでした。
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駅からの帰りのマップ。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9907/NukusMap23-24-2.jpg -
イチオシ
B&Bジベック・ジョリの中庭にあるお座敷タイプのコーナー。
スウェーデン人の女の子が寝ている場所です。
暑い季節なのでオープン・エアでも十分快適に寝られます。
ユルタの中の方が暑いくらいです。
まあ、暑すぎる場合は、扇風機を回していますが。 -
パートナーがカラカルパクスタンの刺繍をイタク気に入ったので、宿の壁に掛けられた作品を一杯撮りました。
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イチオシ
このデザインはまるでカンディンスキーの絵のようです。
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この柄がカラカルパクスタンの特徴のようです。
女性がスカーフにしているケースが多かった。 -
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これがカラカルパクスタン女性の民族衣装だそうです。
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こうした細かい部分にパートナーの目が観察するのです。
自分の作品製作時の参考にするそうです。 -
ウズベキスタンでは主にロシア料理を食べました。
サリャンカ・スープ。 -
ペリメニ(ロシア風水餃子)。
ラグメンはこのころになると、もうほとんど食べなくなりました。
明日からイヨイヨ、カスピ海へ向けての旅立ちです。
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