2012/09/30 - 2012/09/30
25位(同エリア150件中)
ottoさん
昨日訪れたウグリチから東南へV字に折れてリビンスク水門を過ぎると
現れる”ヤロスラブリの町”は人口約60万人、面積は200k?。
ボルガ流域で最大の都市。
約1000年前ヤロスラフ賢公がネイテイブの信仰する聖なる熊
を殺して制圧し、1010年に創立。
モスクワから474km、(バスや電車で行くと約300km)
(いわゆる黄金の輪の西端に位置する町である。
ヴォルガ河とコトロスリ川の合流地点に建国記念公園がある。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
ヴォルガ河は前兆3530km、流域面積136k?
カスピ海に注ぐヨーロッパ最長の河。
水源はモスクワ北西のバルダイ丘陵、5つの海・アゾフ海
バルト海、白海、黒海、カスピ海に注ぐ。
9世紀以来北欧と中央アジアを結ぶ交易港として栄えてきた。
高低差が少なく川幅が広いので航行しやすいのが利点。
ウグリチの他水力発電所あり、観光船にも役立っている。 -
7:08 暁の空 ”ドゥブリッジン!”(おはよう)
この河に魚は75種類いて半数が漁獲されているが
最たるものはチョウザメの”キャビア”である。 -
町はようやく目覚める頃、産業が盛んで工場も100箇所ある。
-
ボルガ川と合流するコトロスリ川が見える。
-
町の中心に近ずくと立派な戦士の墓が整備されている。
-
昔、聖なる門を通り男子修道院であった敷地に入る。
-
ヴィザンチンから伝わったロシア正教の古い修道院
付属の教会が幾つかあるが後年建物は改修された
ので800年の昔のままと言うわけではないらしい... -
ロシアは土が軟らかく石造りの建築をするには不得手で
イタリアから建築家を呼んでこなければならなかった。 -
12世紀に創建された要塞型の
スパソ・プレオブラジェーンスキー修道院。
おや 中庭に何か?.....。 -
若者が演奏するカリヨンの澄んだ音色が青空に昇ってゆく。
-
大聖堂は16世紀のままでドームは玉葱型ではなく
ヘルメットのような形 -
商人が勢いをもっていた時代で来世の功徳に
聖堂を立派にしようと -
金の装飾を施した最初の地でもある。
-
右手2階建ての建物は16世紀に建てられた修道士の寮。
-
入り口は外付けで2階へも外から上がる。
窓枠の装飾が面白い。
右下に並ぶのは蜂蜜小屋 -
食堂は大勢が一緒にシンプルな食事を摂る場所として
設けられている。
”修道院の飯”と揶揄される中身は野菜中心のもので
祈りの前と後には必ずお祈りを捧げる。 -
鎖帷子を着けトルコ風の出で立ちをした大公の肖像。
この地はポーランド軍を撃退した軍隊が居た場所。
そういえば赤の広場に二人の銅像があったっけ。 -
ここの回廊の窓は吹き抜けで内部のフレスコ画は
ほとんど崩れている。 -
宗教を排したスターリン時代が終わり
エリツイン政権の下、教会が復活。 -
果樹が植えられた庭に大きなリンゴの形をしたオブジェ。
-
広大な中庭を散策する
-
平和な今だからこそ青空が美しい
-
赤ちゃんの頃からここにいる熊の”マーシャ”に会いに行く
-
今20歳、4〜5ヶ月は穴の中で眠る。
彼女が落とした”大”と.... -
”小”......森に帰る日はもう無いのだろう。
市の紋章、旗は熊である -
修道院を出る
-
戦いに耐えて頑張った人たち(兵士や労働者たち)を
顕彰する”永遠の炎”その向うに立つのは.... -
玉葱型のドームのウスペンスキー大聖堂、
-
正面前庭の三位一体像
-
建国記念公園には建国1002年とこの町のシンボル”熊”
が花壇に描かれている。
右がコトロスリ川、左がヴォルガ河。
此処が天然の要塞として選ばれたことが納得できる。 -
ロシアの近代画家イリヤ・レーピンが描いた名作
”ヴォルガの船曳き”達が実際に物資輸送に汗を流した
場所はこの辺りの流域ではなかったのかと思えてきた。
昨夜聴いたロシア民謡コンサートでも”エイコーラ”の
掛け声が遠くから近づき最高潮に達したあと次第に
遠のいて行く勇ましくも哀しいメロデイーが思い出される。 -
ヴォルガ河は全長3530km 流域面積136k?
この後クルーズは北上するが、東南方向への流れは遠く
カスピ海へと下って行く。 -
冬は凍結し、スポーツや交通の利用が広がる。
-
虫除けのため下部が白く防腐剤を塗った樫の並木
-
17世紀、紀要塞の必要が無くなり境界の
城壁は取り払われ、その跡に広い道路が出来た。 -
マーケットに入る。赤かぶらが山積み。
-
ざくろ.....なんだか懐かしい
-
満艦飾の調味料を識別するのは至難の業
-
衣料品セクションはまだ準備中、のんびりした感じ。
-
”カーンカーン”と大きな音に近寄ると
おばさんが冷凍魚をハンマーで叩き切っている。 -
マーケット前の広場....市の主だった建物が広がる。
地域の政府、議事堂、府主教会(現在は美術館)
展覧会場 etc -
-
-
ロシア文化草創の古都にあって民衆の心の拠り所
となってきた教会の一つ。 -
預言者イリヤ教会....1650年に豪商スクリーピンの
寄付で建てられた。内部のフレスコ画は当時のまま
見事に保存されている。
暖房の関係で夏用と冬用に使い分けられているという。 -
-
内部はイコンでびっしりと埋め尽くされキリスト誕生を
予言したというイコンが出口左側に掲げられている。
撮影は100ルーブルでOK。 -
イコン画をびっしりと並べたイコノスタシスが見事
菩提樹で区画されている絵には旧約聖書の話が
描かれている -
受胎告知をはじめイエスキリストの生涯を
描いたイコンもあり、明るい彩色が特徴。
人物は当時のロシア人をモデルにしている。 -
優美な姿は他の古都にあるものと同様モスクワ・
クレムリンの建築群に引き継がれているという。 -
ロシアで最も美しい聖都の一つと称えられる町に
別れを告げ、船に戻る。
船には70名 3つのグループが乗船していて
A...”黄金の輪”を訪ねた後、モスクワで合流した人達
B...日本からモスクワに直行し合流した人達
C...フィンランドを観光した後合流した我々
少しづつ親しみも増し、話が弾むようになってきた。 -
ランチはサーモンサラダに始まり
-
ラソルニク(ピクルス入りサワースープ)
タップリのスープは身体が温まって美味しい。」 -
蜂蜜ソースのグリルポーク
-
デザートは焼きリンゴとアイスクリーム
コーヒー又は紅茶 -
午後は屋上イベントホールで「ロシア正教会」講座、
「ロマノフの至宝」VTR観賞後お昼寝。
特別会場での「ロシア伝統」紹介等を楽しんだり
河岸に移り行く景色を楽しんだ。 -
お楽しみのデイナー
前菜は 1 ナスの野菜炒め
-
2 ギリシャ風サラダ -
ウハー(魚のスープ)
-
メインは
1 ポーランド風ススキのポテト添え -
2 リンゴ風味のチキンフィレ又は
-
デザートはヨーグルトのムース
仕上げは やはりコーヒーにした
屋上のイベントホールでは遅くまで音楽が演奏されていた。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- norisaさん 2012/11/21 21:04:27
- これがヴォルガ!
- ottoさん
こんばんわ!
今回の北欧、ロシアの旅、いいですねー!
お写真のヴォルガ、これが有名な悠久の大河ですか。
川面に映る木々も大変キレイです。
もちろん世界遺産も!
うらやましい限りです(笑)
norisa
- ottoさん からの返信 2012/11/22 00:56:50
- RE: これがヴォルガ!
- norisa さん
寒さが身にしむ季節になりました。
ご無沙汰していますが norisaさんの学術的な解説付き "日本の自然と
美の探究”ブログをいつも楽しく学ばせて頂いています。
”ヴォルガクルーズ”をご覧頂き有難うございました。
自然は素晴らしいのですが、ロシアの歴史は複雑で覚えにくく中々
ブログが捗りません。
終着のサンクトペテルグルに到着するのは何日になることやら....
これからも宜しくお願いいたします。
otto
> ottoさん
>
> こんばんわ!
>
> 今回の北欧、ロシアの旅、いいですねー!
> お写真のヴォルガ、これが有名な悠久の大河ですか。
>
> 川面に映る木々も大変キレイです。
> もちろん世界遺産も!
>
> うらやましい限りです(笑)
>
> norisa
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
62