2012秋☆野尻湖ホテル☆エルボスコ☆紅葉

2012/11/02 - 2012/11/03

2012年11月に野尻湖ホテル・エルボスコに紅葉を見に両親と妻と4人で行ってきました。
もともと両親と兄夫婦との旅行だったのですが、仕事の都合で兄夫婦が行けなくなり、代わりに行くかとの連絡が。
調べてみるとそのホテルの設計（もと野尻湖プリンス）は清家清さんとのこと。大学の授業でも一級建築士の試験でも名前が出てくる有名な建築家ですので、断る理由はありません。ってことで紅葉＋建築を見に野尻湖へ。

今回は愛用のGR-digital?を不覚にも忘れてしまい父のデジカメを借り撮影。

エリア 黒姫・野尻湖(長野)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 新幹線

長野新幹線にて長野駅に到着し、両親に車で迎えに来てもらい、約1時間で野尻湖へ到着。この日の気温は５度くらいしかなくめちゃくちゃ寒い。
平日のせいか人の姿もほとんどない静かな野尻湖。

野尻湖の周囲の道路はこんな感じで対向車が来るとすれ違うのもぎりぎり。

そして到着！
トラス構造の車寄せが素敵。

紅葉もいい感じです。

そしてエントランスから入るとこの景色。
中央のソファーとクッションがいいアクセントになっています。

モダンなロビーとその奥に見える木々がすごくいいです。

下はラウンジとなっており吹き抜けの大空間です。

黒い鉄骨の柱とレンガの壁、木の勾配天井がとてもモダンな雰囲気を作り出しています。

脇には暖炉とフリッツハンセンの椅子が。

壁のレンガはフランス積み。一段に煉瓦の長手と小口を交互に積む組み方です。この斜めの部分の納まりもいいですね。

エレベーター脇も。このような小口の納まりは勉強になります。

ロビーから客室棟へつながる通路。

途中で自販機のあるこんなスペースも。
ここではダイヤモンドチェアが。

まずは両親の宿泊するお部屋へ。
扉を開けると下へ続く螺旋階段が・・・。

リニューアルしたばかりのスーペリアルツイン。
螺旋階段を降り、進むと大開口の窓と紫のカーペットにロッキングチェア。
なかなか素敵な感じです。

大開口の窓からはすぐ野尻湖が。
しかも木々の紅葉もすぐ前に。

部屋からこの景色が独り占めだなんて、贅沢すぎます。

続いては私たちの部屋に。
向かう途中にこのようなフリースペースがあります。
ちょっとしたテラスと箱庭のような空間が。
床も家具も白なのでちょっと色気が足りないかなと・・・。

箱庭の上部にはこんなトップライトのある吹き抜け空間が。
もとの設計の良さを感じます。

廊下も緩やかにカーブしているので、柔らかい印象になり、行き止まりの壁が見えないのでワクワク感もあります。
片側からは開口がところどころあるため、光が入り、リズミカルな印象。

そして到着。私たちのお部屋はメゾネットツイン。（アップグレードしてくれたみたいです）
扉を開けると上る階段が。

階段を上るとリビングへ。こちらも大きな開口で野尻湖が目の前です。
こちらはプリンスホテル時代の内装のままだそうで、いわゆる落ち着いた感じ。こちらがリビング。

そしてリビングからさらに反対側にはまた階段が。
階段の途中に洗面とクローゼットとお風呂場が。

上りきるとベッドルーム。
こちらにも窓があります。
メゾネットは片側廊下と違って両面に開口部が取れるので、窓を開けると空気が通り、夏は気持ちよさそう。

落ち着いた感じですね。

ひと休みして、４人でホテルのまわりの散策路をお散歩することに。
こちらがちょうどホテルのエントランスの正面の窓です。

こんな道を歩いて行きます。
がちょっと雨がぽつぽつ。

湖と紅葉がきれい。

湖の水も結構澄んでるようにみえます。

真っ赤なもみじ。

ちょうどいちばんきれいな時期かもしれません。

正面でみんなで記念撮影。

ロビーのよこにはライブラリーが。
ここの本はお部屋に持って行って読んでもいいそうです。

そして清家清先生のこのホテルの設計図が飾ってありました。貴重ですね。

この土地の起伏を生かし、なるべく木を伐採しないように自然に逆らわないようにうまく設計しているのがわかります。

廊下から部屋に入った瞬間普通に部屋が見えるのではなく、下がった空間の部屋、上がった空間の部屋とすることでドキドキ感が増しますね。
この景色を見せるための部屋だという建築家の意図が感じられました。

今年はカメムシが多く発生しているらしく、部屋の中にも結構いまして、何度かホテルの方に駆除していただきましたが、リニューアルした方のお部屋を用意して頂いたので、お言葉に甘えて部屋を変えていただきました。
こちらのお部屋は全然出なくて快適でした。有難うございました。

エントランスホールの吹き抜け部分のラウンジ。
今回は利用する機会がなかったのですが、素敵な空間です。

そして待ちに待った夜ご飯。
素敵な空間です。
外の木もライトアップされていてきれいです。

信濃ファーマーズ. 新鮮旬野菜を醤油豆とアボカドの２種のソースで。
採れたての新鮮野菜を2種類のソースかお塩で食べるのですが、生のカボチャがみずみずしくて美味しかったー。

名前は忘れてしまいましたがお花も食べられます。

真鯛のマリネ アボガドとオレンジのソース 地元産トマトのピクルスと高原野菜のサラダと一緒に。
このオレンジソースが鯛のマリネと絶妙に合います。

かぼちゃとトウモロコシの濃厚スープ。

マンガリッツァポークのグリル サルサヴェルディソース 地元産旬野菜のローストを添えて。
ハンガリーの貴重な豚です。とってもジューシーで美味しかった。

そしてデザート。
シフォンケーキとアイスクリーム。
シンプルながらも絶妙な生クリームでした。

翌日の朝食はビュッフェ。
私は和食中心にセレクトしましたが、とても美味しかったです。

帰りにサンクゼール･ワイナリーに寄りました。
私たち夫婦はほとんどお酒飲めないのですが、両親はワインを買っていました。
ここのジャム有名みたいでお土産に。

近くに素敵なチャペルがあり、ちょっと見学。

お隣にはレストラン?サンクゼール。
とっても素敵な雰囲気のレストランでした。
次回は是非ここで食事もしてみたいです。

今回は宿泊から新幹線のチケットまで全て両親に用意してもらってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。でもとても楽しい家族旅行になりました。ありがとうございました。また次の家族旅行楽しみにしています（笑）

最後まで読んで頂き、有難うございました。

この旅行記へのコメント （2）

• hot chocolateさん 2012/12/12 01:07:01

  懐かしのホテル♪

  masahide76さま、こんばんは〜
  
  野尻湖畔のホテル・エルボスコにお泊りだったのですね。
  このホテル、私の憧れのホテルでした。
  といっても、その当時は野尻湖プリンスだったのですが・・・
  
  次男が高2の時、北海道の北の端から九州の南の端まで、自転車で縦断した時のこと、
  長男と2人で、富山まで車で会いに行きました。
  3人で黒部峡谷に行き、翌日、次男と別れたのですが、その帰りに長男と野尻湖に寄ったのです。
  湖を半周したあたりかな、静かな林の中に素敵なホテルがありました。
  そのホテルが当時のプリンスホテルでした。
  ちょっと寄っただけでしたが、とても素敵だったので、いつか泊まりたいなと思っていました。
  
  エルボスコになり、リニューアルしたのでしょうが、昔とは大分変わったのでしょうね。
  お料理も美味しそうだし、泊まってみたいホテルです。
  ご両親との家族旅行、いいですね。
  やはり家族旅行は、楽しいです♪
  
  hot choco
  
  

  masahide76さん からの返信 2012/12/12 22:17:40

  RE: 懐かしのホテル♪

  hot chocoさま
  
  こんばんは〜。いつもありがとうございます。
  次男さまが高2の時、北海道の北の端から九州の南の端まで、自転車で縦断されたとは、すごいですねー！何日くらいかかったのでしょうか。起伏もあるでしょうし、自転車だと天候にもかなり左右されますし・・・。さぞかし大変だったのではないでしょうか。
  その途中で寄られたのですね。静かな林の中にあり、素敵ですよね。
  たぶん、当時のプリンスホテルの面影はかなり残っているのではないかと思います。お部屋の中は結構印象が変わったと思いますが、リニューアルした方の棟の方がお勧めです。アメニティも違いますし、やっぱりきれいで気持ちいいです。
  
  あの建物は自然と建築の調和がすごくよくできて、とてもよく考えられている建物でした。自然の見せ方とか自然との共存という意味では感動ものでした。ゆっくりと読書したり散歩するにはもってこいです。
  周辺にあまり見る場所がないので観光スポットとしてはちょっと寂しいですが・・・。
  
  家族旅行はいいものですね♪
  それでは。
  
  masahide76