2011/10/08 - 2011/10/10
48位(同エリア785件中)
ドラゴンさん
今はもう運航していないが、神戸からフェリー燕京号で天津、新幹線で北京へと行き、その後北京からベトナム行きの国際列車(といっても普通の寝台特急)で桂林まで。
北京から丸一日かかったが、車窓の景色が見たかったのと沿線の街の雰囲気も味わいたく、あえて列車にした。
実は、私は障害者で、短い距離は松葉杖、普段は車椅子の生活。
中国はバリアフリーには無関心で、駅・ホテル・歩道のほとんどが段差だらけ。というのはわかっていたが、あえて行き当たりばったりの一人旅に挑戦。
日本で手配したのはフェリーのチケットと桂林の旅館だけ。列車の切符や北京などでの宿は現地に行ってからという大冒険。(なにしろ中国語が話せない)
列車の車掌に車椅子を積んでもらい、通路は狭いので松葉杖での移動。
車内販売でおつまみを買ったら、日本語の包装紙だったが会社が販売前の見本をその旨を表示してある文章もそのまま印刷したものだった。さすがパクリの中国。
桂林駅に着いたはいいが、ホームから出口までは階段だけ。ホームの一番端にある荷物積み込み用のスロープを降り、線路を渡り、貨物集積場を抜け、やっとの思いで駅前に出た。
もうすでに日が暮れていて宿近くの陽朔までのバスは明日の朝しかない。
車椅子を積んでくれるタクシーもなかなかなく、三十分くらい交渉して、ようやく乗車。(値切って二百元)
白タクではなく、普通のタクシーだったが、なぜか走行途中で車のナンバーを付け替えていた。
トランクには違うナンバーのプレートが四五枚あった。(???)
桂林駅から約一時間で陽朔へ、さらに反対の川岸を戻る感じで三十分、ようやく宿のある興坪という村に到着。
すでに深夜になっていたが料理を用意して待っていてくれた。
小さな旅館で、一階は食堂、奥が夫婦と子供部屋、二階が客室というつくり。
食堂の壁には「大地」に出ていた女優の写真に混じって間寛平さんの写真もあったよ。
ご主人は日本人で、奥さんにはイカダの舟下り、帰りの白タクの手配など大変お世話になった。
陽朔近郊の観光や桂林空港までの送り、航空券の購入までしてくれて、感謝、感謝。
表紙の写真は宿から十五分程歩いた道路際から撮ったもの。
途中、自生のキンモクセイからの香りが最高。
空路北京に戻り、また列車で瀋陽、本渓、大連の旅へと向かう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
10