2012/06/21 - 2012/06/21
108位(同エリア231件中)
アリヤンさん
中国を出国して悪路をかなり走りました。
とある集落で遅いランチ休憩をとりました。
並んでいる掘立小屋にはまだ漢字が書かれてあります。
ああ、中国の影響がキルギスタン国境地帯にも及んでいるノダ、っと思ったりしました。
周りのお友達の同乗者に聞いて、ビックリ!
まだ中国国内に居るんだって!!
てっきりここ数時間走った悪路はキルギスタンだとばかり思っていました。
どうしてこんなオカシなことをするのか?
出国スタンプの意味はナンなのか?
でも、まわりを見回して理解しました。
こんな土漠、砂漠の真ん中で逃げ出すヤツも居ないだろうし、今逃げ出せばキルギスにも行けないし、中国にも帰れない。
ワレワレ砂漠の海の中の小船の乗員は、現在、なんともマカフシギな存在です。
こんな不思議な存在時間が長いのは初めてです。
なんとも面白い現象を味わいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
中国出国スタンプをもらって再出発。
周りの景色は今まで以上に荒れた荒野がひろがり、 -
道はアスファルト舗装されておらず、、、、
-
遅いランチタイムで停まったところは、掘っ立て小屋が10軒くらしかない、なんともウラビレタ荒野のゴースト・タウン?
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これがワレワレの唯一の「砂漠の海の中を漂う小船」です。
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イチオシ
ランチタイムだからなにか食べ物がなければなりません。
ワタクシたちは持ってきた食料があるので、キチャナイ建物の中に入って食べることはせず、外の日陰で持ってきた食料をかじります。
オオッ! ナンを焼いています。
しかも高いトコロで。
焼きたてのナンは美味しいのです。
一つ買ってきました。
一枚一元(13円)。
まだ中国のお金が通じるのです。 -
この集落を見ていて、コノ建物を見てびっくりしました。
なんと「ナンタラ県農村信用合作連社」と漢字で書いてあるではアリマセンカ!
ここはどこ?
ワタシはダレ?
状態になりそうです。
周りの人に聞いて、初めて、ココはまだ中国国内だと知りました。
出国スタンプをもらったのだからてっきりキルギスタンだろうと思い込んでいました。
キルギス側のイミグレが一向に出てこないので、「なんとマア長い中立地帯だ」と疑問に思ってはいました。
それに思い込んでいた「中立地帯に集落が出てきて、ランチタイム」となったので、???状態でした。
これで納得できました。
道が悪いのもまだ中国内だったのです。
道理で中国元が通じるハズだ。 -
農協の看板。
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イチオシ
でも遠くに見える山々には雪が見えます。
もうキルギスタンが近いという証拠です。 -
水量の多い川もあります。
二つの川が合流しています。 -
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イチオシ
遅いランチを終え、ワレワレの小船は再度砂漠の海の中に漕ぎ出でました。
道の悪さはあいも変わらずでした。
「キルギスタンの道は悪い」と思っていたけど、まだ中国領内でした。
キルギスタンさん、ごめんなさい。 -
出国スタンプをもらった中国側イミグレまでと比べて、山が多くなった。
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いつも進む方向には雪を頂いた高い山々が見え隠れする。
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川の中を造成工事中。
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川が凶暴なのか?
橋が壊れている。
雪解けシーズンになったら、この川はかなり凶暴なのだろう。 -
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みんな川が珍しいのか?
それともキルギスでは見慣れた風景だけど、中国側では見られなかったから懐かしいのか? -
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山肌に水が削った痕がタテにある。
つまり雨がふるのか? -
見える山々がダンダン険しくなってきます。
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雪山が近くに見えるほどになって、なにやら漢字の看板が。
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突如として現れた「イルケシュタム口岸」の建物。
ナルホド、ここが本当の中国とキルギスタンの国境なのだ。
ここでは荷物検査のみ。
出国スタンプはもうもらっているから。 -
中国側国境建物を後にします。
さようなら、中国シルクロードよ。 -
もう夕方の5時すぎです。
カシュガルを出てから9時間すぎています。
やっとキルギス側イミグレです。
ここで約2時間くらい停まりました。
掘っ立て小屋みたいな小屋をアチコチ行かされ、入国スタンプをもらいます。
バスに積み込んだ荷物検査とその荷物の評価に時間が掛かったのです。
あるキルギスのおばさんは大きなテレビを持ち込んだのですが、これが関税対象となるのか?審査に時間が掛かった。
おばさんだけでなく、このバスに乗ったキルギス&ウズベクの人たちは慣れており、税関査察官?に米ドルを握らせて目こぼしをうまく頼んでいた。
ある中国人のおっチャンがお金を握らせずにがんばったので、ややこしくなり時間がかかった。
キルギス人は基本的にモンゴル系なので、税関の人の中には朝ショウリュウそっくりな人もいた。 -
この建物の前でバスは停まったまま、2時間ほどです。
向こうに見える平屋のバラックで入国スタンプをもらった。 -
これが、キルギス入国スタンプです。
スタンプが非常に薄いので心配ではありますが、なにはトモアレ、ついに中国脱出、キルギスタン突入です。 -
もう暗くなりかけです。
たしか時間がおそくなります。
一時間かそこら時計を遅らせます。
これから3000?〜4000?の峠を越えてオシュに向かっていくはずです。
寝ている間に高山病にならないか?心配ですが、、、、
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